サッカーワールドカップロシア大会は今日から決勝トーナメント。
ここからは一敗すれば即脱落という厳しい試合です。
日本は賛否ありましたが何とか決勝トーナメントに残り、2日の夜中(日付的には3日)にベルギーと対戦です。
相手はランキング3位の強豪ですから、普通に考えれば勝つのは至難の業でしょう。
とはいえ、何とか食らいついて点をもぎ取ってほしいところです。
なんだかんだとベスト16に残った日本。
決勝トーナメントで日本旋風を見せてほしいものですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/30(土) 20:55:01|
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昨晩はワールドカップロシア大会グループリーグの第三戦。
日本はポーランドとの対戦でした。
すでに決勝トーナメント進出は消えていたポーランドでしたが、一勝もできないままに終わるわけにはいかず、日本に対して勝ちに来ることは明白でした。
一方日本は引き分けでも決勝トーナメント進出ができるので、攻めつつも引き分け狙いでもいいかという部分があったのかもしれません。
その差があったのかなという気がします。
日本はポーランドに0-1で敗れましたが、セネガルもコロンビアに0-1で敗れたため、勝ち点及び得失点差でも同じでしたが、わずかにイエローカード等の差で日本が上位だったため、日本が決勝トーナメント進出となりました。
この試合、日本は後半勝ちを捨てて0-1の敗戦で終わらせ、セネガルの敗戦に賭けました。
ポーランドは一勝できるので、日本の策を受け入れました。
このことがいろいろと賛否を産んだようです。
ともあれ日本は決勝トーナメント進出となりました。
あらためて「監督」という役は大変なんだなぁと思わせられました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/29(金) 18:44:36|
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昨日の阪神対DeNAの試合は久しぶりに阪神が大量得点した試合でしたねー。
なんと終わってみれば16-6。
こんなに点を取ったのはいつ以来でしょうか?
昨日の阪神先発は藤浪君でした。
幸先よく打線が3点を先取してくれ、そのまま行くかと思いきや、3回には一気に5点を奪われ、あー、やっぱりだめかーと落胆しました。
ですが、直後に福留選手がスリーランを打って再逆転してくれ、その後は藤浪君も5回のノーアウト満塁を無失点で切り抜けたことで流れは阪神に。
7回8回と追加点を奪うと、9回には一挙7点も。
まあ、これは正直とどめという以上でしたけど。
ともあれ、これで藤浪君は今期二勝目。
なんであれ勝ち星が付くのはいいことです。
打線も久しぶりの大爆発でした。
こういう大量得点の次の日は、だいたい打線が打てないと相場が決まっているので、今日の試合もしっかり打ってほしいところです。
がんばれ阪神タイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/28(木) 18:33:41|
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水曜日はGYAOで「銀河英雄伝説Die Neue These」配信の日。
今日は第12話「死線(後編)」
今回で第一期12話が終了です。
帝国領内に攻め入ったものの、補給乏しく物資に欠乏した同盟軍に襲い掛かる帝国軍。
まあ、帝国軍といってもラインハルトの麾下だけなんですけどね。
各星系で同盟艦隊と帝国艦隊の戦闘が発生し、ウランフやビュコックが苦戦する中、第13艦隊も例外ではなくヤンも苦闘を強いられます。
ここでオリビエ・ポプランやイワン・コーネフが初登場。
同じく第10艦隊の分艦隊指揮官として登場したダスティ・アッテンボローともども登場が第一期最終話というのがちょっと残念。
旧アニメ版と違って今回はポプランの射撃軸線のずれに関しては技術士官がミスを認めて和解という流れでしたね。
そしてロボス元帥が戦力をアムリッツァに集結させるというところで話は終了。
続きは来年劇場でということに。
アムリッツァまではやるだろうと思っておりましたので、ちょっと意外でしたが、劇場版の最初に華々しい戦闘を持ってくるためにはこうするしかなかったんでしょうね。
来年とはまた先が長いなぁ。
まあ、楽しみに待つとしましょうか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/27(水) 18:06:57|
- アニメ
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引っ越し後、ウォゲムの箱の山の後ろになっていた本棚から、先日小林源文先生の漫画をはじめとする戦記漫画を引っ張り出し、久しぶりに読んでます。
「カンプグルッペZbv」や「黒騎士物語」、「ハッピータイガー」などなどの源文漫画のほかに、たがみよしひさ先生など複数の漫画家さんが参加された「鋼鉄の野獣」や「ベルリン最終攻防戦」なども出てきて、ほんと久しぶりですわ。
いやぁ、やっぱり源文センセの漫画を読むと東部戦線物のウォゲムがやりたくなりますねぇ。
特にSquad LeaderやASL等の戦車一輌単位のゲームですと燃えますよね。
「情け無用! ファイア!」とか言いながらサイコロを振りたくなってしまいます。(笑)
残念ながら歴史群像誌に連載していた「バルバロッサ作戦」とかは、歴史群像誌があるからいいかと買わなかったんですが、単行本で持っていてもよかったですね。
古本屋で探してみようかなー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/26(火) 18:48:04|
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24時キックオフとのことで、さすがにリアルタイム視聴は無理と早々に布団に入った私でしたが、なぜか朝方3時ちょっと前ぐらいに一度目が覚めまして、枕もとのスマホでどうなったかなとごそごそ。
なんと!
日本はセネガルと2-2の引き分けだったじゃないですかー! ヽ(´▽`)ノ
そのあと朝起きてTVで確認しました。
先にセネガルにリードされ、日本が同点に追いつくという展開。
リードを追いつかれたのではなく、逆にこっちが追いついたというのが次戦にも影響しそうな気がしますね。
次戦はポーランド戦。
すでに二敗して決勝トーナメント進出がなくなっているポーランドですが、逆にそれだけにせめて一勝と猛攻してくる可能性が高い気がします。
日本は引き分け以上で決勝トーナメント進出ですので、何とかポーランドの攻撃をしのぎ、頑張ってほしいですね。
次戦は28日の木曜日23時から。
これも朝結果を見るパターンだなー。
がんばれ日本。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/25(月) 18:34:39|
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「
トライブライター怪人化計画」や「
グレイスワット怪人化計画」などの怪人化悪堕ち作品で知られておりますサークルALLOWS様より、今年初めに発売になりましたこちらを遅ればせながら購入させていただきました。

「
怪人ピエロマスク」です。
ピエロ恐怖症(クラウン恐怖症とも)というものがあるらしいぐらい、ピエロというものはあの奇妙な化粧や衣装などで笑いを振りまく存在であると同時に、異質さで恐怖を感じさせる存在であったりもします。
この作品では、ピエロの衣装やピエロのマスクが対象となった女性を虜にし、ピエロ怪人ともいうべき存在に変えてしまうというお話です。
もうね、自分でもピエロ化させられるSSなんか書いているぐらいですから、こういう話は大好きです。
ずっと気になっていたんですが、気になっていた割には購入するのを忘れていたというか頭から抜け落ちてて、先日思い出してやっと購入した次第です。(・ω<) テヘペロ
やっぱりいいですねー。
衣装で悪堕ち、さらに連鎖堕ち。
読んでいてぞくぞくします。
惜しむらくは、えーっ、ここで終わりなのーってつい言ってしまいそうな終わり方なので、ぜひ続きを製作していただきたいものです。
まだお手にされていない方で、こういうのがお好きな方にはお勧めできると思います。
DLsite様で販売中です。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/24(日) 18:23:15|
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今日、父の施設に顔を出す前にアマゾンビデオで「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を見ました。

いろいろと言われていたのと時間的に長かったのとで、見るのをここまでためらってきたのですが、やっと拝見することができました。
結論から言いますと、個人的には面白く感じた映画でした。(*´ω`)
ただ、この映画が批判される映画であるというのもよくわかる気がしました。
これまでの「スター・ウォーズ」は、特にエピソード4あたりは偶然とご都合がこれでもかと話を進め、いい方向へいい方向へと向かわせてくれたのですが、今作はこの偶然とご都合がこれまで以上に目立つ上にすべて裏目裏目へと出るため、見ていて爽快感が起きずにモヤッとしたままなのです。
特に裏目に出ている展開を強引にBB-8でどうにかしてしまうパターンが目立つのは確かによくないなぁと感じました。
しかも、どうにかしてしまうといったところで、キャラの行為自体が無駄に終わってしまっていることは否めず、削れるエピソードがあったのではと思ってしまうのも確かでした。
ただ、私個人はスター・ウォーズ銀河の新しい側面を見せてくれたのはよかったなぁと思いました。
カジノのような場所が出てきたり、異星生物をいろいろと見せてくれたりと興味深かったです。
思うに私はこういうスター・ウォーズ銀河の世界観を見るのが楽しいんだろうなぁと感じました。
そのために見ていて面白かったのかもしれません。
これが「スター・ウォーズのエピソード8」であるということは、エピソード9が完成して初めて評価が定まるものなのかもしれません。
エピソード9を楽しみに待ちたいと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/23(土) 18:47:12|
- 映画&TVなど
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雨で中止が多く昨日まで交流戦が続いておりました阪神ですが、今日からリーグ戦再開です。
終わってみれば6勝11敗1分けとさんざんな交流戦でしたねー。(x_x)
交流戦前に作った貯金も吐き出してしまい、借金三つからの再スタートです。
投手陣はそれなりにパ・リーグ相手にも頑張ったんですが、やはり打線が点を取れませんでしたね。
今年はホント打てませんねぇ。
まあ、終わってしまったものは仕方がないので、何とか立て直していってもらいたいところです。
金本監督も歯がゆい思いをしているんでしょうけど、なかなかうまくかみ合いませんねぇ。
新外国人のナバーロ選手も入りましたので、ロサリオ選手ともども爆発してくれるといいんですが・・・
がんばれ阪神タイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/22(金) 18:50:15|
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いやぁ、普段は全くサッカーなど見ない私なのですが、やはりワールドカップとなりますと気になってしまいますねぇ。
特に日本以外のチームのサッカーも見られるというのは面白いですねぇ。
惜しむらくは仕事の関係で朝が早いので、リアルタイムで見るのがちょっと難しいというところでしょうか。
今回は直前に代表監督が交代になるという異例のスタートとなった日本代表ですけど、やりましたねー。
初戦のコロンビア戦、運も味方につけて勝利で発進となりましたねー。
夜9時からの放送だったので、何とか見ることができたのもよかったです。
次戦はセネガル代表との試合だそうで、24日の深夜とのこと。
さすがにこっちは朝結果を見るしかないですなぁ。
このセネガル戦にもし勝てば、グループリーグ突破もほぼ手中にできるんでしょうねぇ。
がんばれ日本代表。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/21(木) 17:34:29|
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毎週水曜日はGYAOで「銀河英雄伝説Die Neue These」の配信の日。
今回は第11話「死線(前編)」でした。
帝国領に侵攻したものの、敵の姿はなく、あるのはすべての食糧を持ち去られてしまった飢えた民衆のみ。
同盟は解放軍として彼らを食わしてやらねばならず、補給担当のキャゼルヌは頭を抱える。
彼はこの状態ではわが軍が崩壊するとして撤収を総司令官に訴えるが、フォークの横やりと本国議会で却下。
ヤンは第10艦隊司令官ウランフと撤退について話し合い、ビュコックを通して総司令部に訴えるが、こちらも総司令官とは面談できず。
ただ、フォークが発作を起こして職務に耐えなくなったぐらい。
民衆の要求とそれに応えられなくなった同盟とがぶつかり合いになったころ、ついにラインハルトは反撃のために麾下の提督たちに出撃を命じ、帝都オーディンから艦艇がぞくぞくと出発するのであった。
というところまで。
今回は第一期のラスト前ということのようで、アムリッツァ会戦が締めということのようですね。
続きは来年に劇場にてということのようですけど、来年はキルヒアイスが死ぬところまでかなー。
ところで、今回の「銀河英雄伝説Die Neue These」を見てて、話の進み方は旧アニメとほぼ似たようなものだと思うのに、なぜか「ダイジェスト版」みたいな感じを受けていたんですが、今日Twitterである方から教えていただき、その謎が解けました。
今作は旧アニメのリメイクではなく、あくまで原作の再アニメ化であるため、旧アニメで割とふんだんに取り入れられたオリジナルエピソードや設定がほぼ使えないようで、原作通りにやっているからなんですね。
そう考えますと、旧アニメは原作のエピソードが結構アニメオリジナル部分で膨らませられていたりするんですね。
いい意味で旧アニメは原作を広げていたといえるのかもしれませんね。
次回は「死線(後編)」
次回でラストですかー。
残念。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/20(水) 18:23:43|
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いつもTwitterでお世話になっておりますTAO様が、以前スロットメーカーで「
女怪人を造ロット」というものを作られ、私も楽しむあまりに「
女怪人を造ロット」なるSSまで書いてしまうほどだったのですが、今回TAO様ご本人がまさにその「
女怪人を造ロット」で出た結果をもとに同人作品を描かれましたので、早速購入してみました。

それがこちら。
「女怪人を造ロット-1st-」です。
異次元を渡り歩いて世界を侵食するハナビ様。
彼女が訪れたのはふたなりの世界。
そこでカジノのスロットマシーンを細工し、女怪人を造ロットにしてしまったことから、次々と犠牲者が・・・
ということで、左側にいる四人の女性がすべて異形の女怪人へと変貌していくお話です。
その異形化がまた容赦ない!
これでもかとばかりにグロテスクな怪人にさせられるのですが、私にはそこがまた妙に美しくエロく感じるんですよねー。
もうとても絶妙という感じです。
惜しむらくはちょっと苦手なふたなりなんですけど、まあ、そこはそれ。
異形化の一つとみれば許容範囲かなと。
ともかく徹底した異形化は素晴らしいの一言。
こういうのがお好きな方にはお勧めです。
楽しめると思いますです。
DLsite様
DMM様
上記二か所でダウンロードが可能です。
お好きな方は是非。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/19(火) 18:49:11|
- 同人系
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本日朝8時前に大阪で大きな地震があったようです。
最大震度は6弱で、残念ながらお亡くなりになられた方や、建物の被害などが出てしまったようです。
高槻市では倒れてきたプールの外壁の下敷きになり9歳の女の子がお亡くなりになってしまったとのこと。
ほかにも倒れてきた塀でお一人が亡くなっていらっしゃり、これまでに3人の方の死亡が確認されたといいます。
けが人も多数いらっしゃるようで、現時点では300人を超えているとか。
建物の被害も銭湯の煙突が途中から折れて倒壊したり、駅の電光掲示板が落下するなどいくつか大きな被害もあるようです。
また、一時停電や断水、ガスの供給停止などライフラインも損傷を受けているようで、自衛隊などによる給水も行われるとのこと。
ガスに関しては一軒一軒安全の確認が必要なため、完全復旧には今月いっぱいかかるのではないかとのことです。
地震国日本ですが、震度6弱ともなりますとさすがに被害が大きいですね。
今後一週間程度は同程度の地震が起きる可能性があるとのことで、どうか充分ご注意を。
また、私自身含めて、今一度地震に対する備えを見直すことも大事かもしれませんね。
私何にもしてないもんなぁ。(^_^;)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/18(月) 18:41:51|
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今日も午前中はちょこっとだけソロプレイをやったんじゃ。

今日はいつものSquad Leader。
ポイントで戦力を購入する形でソ連軍550ポイント、ドイツ軍770ポイントで部隊を編成。

こちらが初期配置。
見慣れないマップかと思いますが、それもそのはず。
ASL-SK#1に入っておりますマップZを使用しました。
たまには違う戦場もいいかなと。
配置もSK#1のシナリオS2に準じてみました。

第一ターンの表裏が終了したところ。
この時点では独ソ両軍にそこそこ損害が出ておりましたが・・・

第二ターンの表裏が終了したところ。
なんとこのターン、独軍はズタボロにされてしまいました。
攻め込んだ分隊が次々と混乱し、指揮官も除去されるというありさま。

この時点でもうこれだけのユニットが除去されるという損害の多さ。
これ以降の攻撃は望みなしと見て、独軍指揮官は攻撃を断念。
ここで終了としました。
あっという間に決着がついてしまいました。
やはり市街地攻撃にしてはポイントが少なかったかも。
でもまあ、楽しめました。
昨日今日とウォゲムのソロプレイ三昧でいい休日でした。
今度の週末はそうはいかないなぁ。
あと、そろそろまた創作もしたいですしね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/17(日) 17:43:44|
- ウォーゲーム
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今日は休日でしたので、朝からがっつりとウォーゲームのソロプレイを楽しみました。
なんと手を変え品を変えて三戦も。
我ながらすごいー。(*'▽')

まずは「帆船の戦い」で帆船乗りに。
シナリオ自作システムを使って海賊船の船長になってみました。ヽ(´▽`)ノヒャッハー

カリブ海の真ん中で獲物を探す海賊ジャック・マイカッター。
その目前に新たな獲物が出現。

こちらがキャプテンジャック・マイカッター率いる海賊船ワーウルフ号。
小型ですが足が速く、大砲も一般の商船なんかより多く積んでいるので、商船にとっては脅威。

こちらは物資を満載してのんびり航路を欧州に向かう商船。
中型船ですが、武装はしておりません。
シナリオとしては海賊船で商船にうまく隣接して切込み隊を送って占拠すれば勝利ですが、はたしてそううまくいくものか?

海賊船の接近に慌てて脱出を図る商船。
しかし、海賊船ワーウルフも風の向きが良くなく、なかなか接近には時間がかかりそう。

しかし、6ターン目に風が突然変わり、やや強くなったと同時に風向も変わってしまいます。
これによって海賊船ワーウルフには追い風となり、逆に商船には斜め向かいからの風になってしまいました。

必死に逃げる商船と追う海賊船。
しかし、鈍足の商船では足の速い海賊船から逃れるのは難しい。

ついに商船は追いつかれ、隣接されてしまいました。
大砲を持たない非武装の商船はこの時点で降伏。
海賊たちは商船に乗り移って思う存分略奪やら乱暴狼藉を働きましたとさ。ヽ(´▽`)ノ

お昼を挟んで午後からは「ブルーマックス」で複葉機に搭乗。
以前のマーク君&シャーロットお嬢様コンビにまた活躍してもらおうと思ったのですが・・・

今回もお二人にはFB5ガンバスに乗ってもらうことに。
ただし、今回はお嬢様がパイロット。
「私だって操縦できるんだから」と押し切られ、マーク君は偵察員席で機銃担当です。

そこに現れる独軍偵察機二機。
どうやら英軍航空基地の写真偵察に来た模様。

「やばい! ここは退避しましょう!」とマーク君が言うものの、「見過ごすわけにはいかないでしょ! あなたはちゃんと機銃を操作して!」と機首を敵機に向けてしまうお嬢様。

しかし、予想よりも早く旋回をしてしまったがために・・・
「あら?」
「やばいって! お嬢様!」
はい、独軍機の射撃を受けてエンジンに被弾。
そのまま不時着とあいなりました。
まあ、ほぼ自滅でしたね。(・ω<) テヘペロ

最後は「サブマリン」でUボート乗りに。
一人用シナリオを使っての船団攻撃です。

英国へ向かう輸送船団を発見したマイカッター艦長の率いるUボートU-99。
このままいかせるものかと攻撃を仕掛けることに。
一人用シナリオなので、船団はランダムで勝手に動きますが、護衛艦はいません。

こちらがマイカッター艦長のU-99。
ⅦB型の潜水艦です。

潜望鏡で船団を発見したマイカッター艦長は魚雷を発射。
二本の魚雷が船団に向かいます。

魚雷はタイミングよく船団の一隻と重なります。
これで命中するかどうかの判定に移ります。

二本のうち一本が見事命中。
タンカーをへし折って撃沈です。
中身を調べてみたところ、どうやら軽油を積んでいたようでした。
これで28点ゲット。

ランダムに動く船団に向け、U-99は二撃目を発射。

しかしこれは船団の動きに合わず二本とも外れ。

輸送船の一隻とすれ違ってしまいました。

マイカッター艦長は魚雷を再装填して再度発射。

今度も外れかと思ったところ、なんと船団が向きを変えたことで一隻に命中。
こちらも航空燃料を積んだタンカーで、一瞬で沈没しました。
32点ゲット。

ちょうど船団の内側にもぐりこんだ形となったU-99は、前部の二門と後部の一門から全魚雷を発射。
一本は当たるだろうと思われたのですが・・・
なんと直後に船団がまたも回頭。
一発も命中せずに通り過ぎてしまいました。(ノ∀`)アチャー
結局タンカー二隻撃破のみでしたが、点数が高いタンカーでしたので二隻で60点にも。
使った魚雷分9本9点を差し引いても51点と余裕で勝利条件を達成です。
\(^o^)/ヤッター
ということで今日は一日に三ゲームもソロプレイで楽しみました。
充分満喫できて満足です。
ほんとたのしかった。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/16(土) 19:37:46|
- ウォーゲーム
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今月のタミヤニュースが到着しました。
今号はもう590号。
いよいよ600号までカウントダウンが始まりますね。

こちらが表紙。
今号はアメリカ海軍の第101戦闘飛行隊の記章だそうで、よく見ると歴代の使用機のネームが書き込まれておりますね。
コルセア、バンシー、スカイレイ、デモン、ファントム、そしてトムキャットですかー。
今号の「博物館をたずねて」はフランスのル・ブルジェ航空宇宙博物館。
タミヤで模型化もされた第二次大戦の仏軍戦闘機デヴォアティーヌD.520や、戦後のベストセラー戦闘機にもなったデルタ翼のミラージュⅢなどの展示に混じって、超音速旅客機コンコルドも展示されているそう。
不定期連載の「艦船よもやま話」は第8回。
今回は船首の話の第2回で、砕氷船や戦車揚陸艦やカーフェリーなどの特殊な船首についても取り上げられてました。
巻中の情景写真はノルマンディー以後のフランス戦線。
ヒトラーユーゲント師団のⅣ号戦車が力尽き、少年戦車兵たちが米軍の捕虜となっているという情景です。
カラーだともっと表情とかもわかるのかも。
他には第18回中四国AFVの会や鹿児島モデラーズコンベンション2018、第42回日本ホビーショーなどのレポートが。
今号も楽しく拝見させていただきました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/15(金) 18:46:54|
- タミヤニュース
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わずか10日前に30度超えて暑いーという記事を載せたばかりだというのに、昨日今日と札幌はとても寒く、ついに今日はストーブを焚いてしまいました。
この気温差は何事? (>_<)
いやぁ、私も長年札幌に住んでいまして、「リラ冷え」という言葉があるぐらいに6月になって冷えることもある札幌ですけど、さすがにストーブを焚くまではあんまり記憶にないですねぇ。
今日の最高気温が13.7度でしたから、室温も17度ぐらいしかなくて、やはり20度ぐらいは欲しいですもんねぇ。
それはそうと、先日当ブログに投下しました拙作「
奪われる顔」ですが、思いのほか好評でとてもうれしく思います。
ありがとうございます。
今回I.M.K様より、作中で恵美と愛由香の二人がムボーにされるシーンを「カス子」こと「3Dカスタム少女」を使って再現してくださいました。
掲載許可をいただきましたので、こちらでもご紹介させていただきます。

まずは母親の恵美から。
捕らわれた二人がもがくも、カオガエールに顔を舐められた恵美は顔が消えて全身が真っ黒なムボーに・・・

続いて娘の愛由香も。
カオガエールに顔を舐められ、人格も大半の記憶も失った二人は、ただ黒い生き人形のムボーと化し、カオガエールの命令に従うだけの存在となって忠誠を誓うのでした。
もうね、こうして作品にしていただけるなんて本当にうれしいです。
感謝感激です。
I.M.K様、本当にありがとうございました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/14(木) 18:39:36|
- Special Thanks
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毎週水曜日はGYAOで「銀河英雄伝説Die Neue These」の配信の日。
今週は「幕間狂言」でした。
先週の時点ではもしかしてベーネミュンデ侯爵夫人の事件かと思いましたが、あれは「女優退場」でしたね。
今回は単に同盟軍による帝国領出兵のための会議の話でした。
まあ、単にフォーク准将が登場していやな奴と思わせるだけの話です。(笑)
先週のサンフォード議長が旧アニメのミュッケンベルガー元帥の柴田秀勝氏だったのに引き続き、今週は帝国のゲルラッハ財務尚書の声に旧アニメでメックリンガー提督の声をあてられました土師孝也氏が登場。
相変わらずの渋いいい声でゲルラッハがかっこよく見えてしまいます。(*´ω`)
こうして旧アニメに登場した声優さんもまた登場されるというのもいいものですねぇ。
次回は「死戦(前編)」
帝国領での同盟の惨敗の始まりですなぁ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/13(水) 18:32:27|
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一時は開催が危ぶまれたトランプ大統領と金正恩委員長によります「米朝首脳会談」が、本日無事に行なわれました。
まさに歴史的な日となったわけですが、会談後両首脳は合意文書にサインし、四つの事柄に合意したと伝えられております。
その四つの事柄とは、朝鮮半島の完全なる非核化、平和体制の保証、米朝関係の正常化の推進、朝鮮戦争の戦死者の遺骨の送還ということのようだと報道では伝えられているようです。
とにかく、両首脳が直接会談を行い、第一歩を踏み出したという形にはなったようですね。
これからは実務者レベルでの合意実行に向けての対話が行われていくことになるのでしょう。
大事なのはここからでしょうか。
両首脳の会談が実りあるものになるかどうか。
今後の成り行きに注目したいと思います。
後世、歴史的な大転回点だった6月12日と言われるようになるのか、単なるセレモニーで終わってしまったと言われるのか、どうなりますでしょうか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/12(火) 18:46:51|
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先日来ちょっと読書づいております舞方ですが、「神聖ローマ帝国」「三十年戦争」と来まして、先日こちらを読み終えました。

飯倉章氏の「第一次世界大戦史」です。
今年はこの第一次世界大戦の休戦からちょうど100年の年。
まだ100年なんですねぇ。
1914年に始まった第一次世界大戦。
この本はその第一次世界大戦を年ごとに追っていく形で何があったのかを解説してくれます。
そしてところどころに挟み込まれる当時の風刺画が非常にいい味を出していると思います。
当時の感覚が少しはわかるような気がします。
第一次大戦は塹壕と機関銃という防御側が圧倒的に有利な状況が作り出されてしまったがために、お互いに相手の前線を突破することがかなわず膠着状態のまま人命だけが失われていく有様だったと言います。
戦車も飛行機も潜水艦も登場しましたが、まだそれらは膠着した戦線を打ち破ったり、敵国を屈服させるには力不足でした。
第一次大戦の特徴の一つは毒ガスの多用だったと思います。
一説では戦争後期では大砲から打ち出される砲弾の約半数が毒ガス弾だったとも言います。
それでも戦線を突破するのは難しかったようです。
結局各国が疲弊し、休戦という形で終わるわけですが、当時もこれは次の戦争の始まりだと感じていた人が多かったのか、風刺画でも休戦協定を結んで平和になったはずなのに、「1940年兵」と示された子供が泣いている絵が描かれていたりしたみたいです。
1918年当時にこの絵が描かれていたのはすごい。
それにしても、第一次大戦はあのNHKの「映像の世紀」でも取り上げられた戦争なので、読んでいると脳裏にあの「パリは燃えているか」のテーマソングが浮かんできちゃいますね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/11(月) 19:04:50|
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また無差別の殺傷事件が起きてしまいました。
昨日東京発新大阪行きの新幹線車内で男が刃物を持って乗客三人を殺傷するという事件が発生。
犯人は現行犯逮捕されましたが、襲われた男性がお亡くなりになられたほか、女性も二名怪我を負われたとのこと。
車内には血しぶきが飛び散ったあとがあり、凄惨な状況だったようです。
なんとも痛ましい。
犯人の男は警察の取り調べに「誰でも良かった」と言っているとのことですが、こう言う犯人の言う「誰でも良かった」は、あくまでも「(自分が殺傷できそうな弱い相手なら)誰でも良かった」という意味であり、決して抵抗されそうな相手には最初からはいかないんですよね。
本当に腹立たしく感じてしまいます。
お亡くなりになられた男性も、報道によれば襲われた女性をかばって犯人に切られたとのこと。
きっと恐怖の中勇気を出しての行動だったのではないかと思います。
毎回思うことではありますが、こんな事件は二度と起きてほしくないですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/10(日) 17:54:58|
- ニュース
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今日はいつものように妹と父の施設に顔出ししてきました。
父は元気そうでしたが、やはり認知症のせいか言葉を話すというのが非常に大変そうな感じで、会話するのに苦労しているような感じでした。
施設ではほかの入居者と話したりするなんてこともないのかもしれないですねぇ。
帰りは今日も妹と二人でお茶タイム。
今日が私の誕生日ということもあり、ケーキセットをおごってもらってしまいました。
ありがたやー。(*´ω`)
ケーキ美味しかったです。
その後、昨日とは違う場所でしたが「ご当地弁当ストラップ」のガチャを発見。
ついついまた回してしまいました。

今回は北海道の「いかごはん弁当」
こちらも中身がちゃんと再現されてます。
実はこれを引く前に、昨日と同じ「ふぐめし弁当」が当たってしまい、悔しくてついもう一度回してしまっての「いかごはん弁当」でしたので、高くついてしまいましたわぁ。(^_^;)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/09(土) 18:58:23|
- 日常
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うちの近くのスーパーにはATMコーナーのそばにいわゆるカプセルガチャのコーナーがありまして、ATM利用する人の列に並びますと、ついついそれらが目に入ってしまうんです。(*´ω`)
今日も列に並んでカプセルガチャの機械を見ておりますと、その中に「全国ご当地弁当ストラップ」なるものがあるではないですか。
きちんとパッケージされたお弁当は、なんと開けると中身もちゃんと再現されているというものだそうで、こういうの好きな舞方君はついつい財布を開いてしまうことに。
お金を降ろしに来てお金を使ってしまうというね。(笑)

今回出てきましたのはこちら。
「ふぐめし弁当」だそう。
どうやら福岡のご当地弁当ということのようですね。
パッケージのフグの絵がかわいい。

開けてみますと、ちゃんと中身が再現されています。
なんとも結構おいしそうですね。
ニンジンがちゃんと形どられているのがまた芸が細かい。
他にも「シュウマイ弁当」やら「ステーキ弁当」なんかもあるようなので、次回行ったときにもあるようならまた回してみようかなという気持ちになりました。
でも、こういうのって次に行ったときにはなかったりするんですよねー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/08(金) 18:54:45|
- 日常
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プロ野球はセ・パ交流戦が真っ最中なわけですけど、今年は阪神がなかなか勝てません。(>_<)ヒー
昨日は雨天中止でしたが、その前までで一勝六敗です。
残り全部勝つぐらいじゃないと五分に持っていくのは厳しいー。
うーん・・・やはり打てないですよね。
ロサリオ選手はついに二軍落ちですし・・・
別の外国人選手を・・・なんて話も出て来てますし・・・
やれやれ・・・
日本ハムも昨日までで一つの中止を挟んで四勝三敗。
こちらも今一つか?
昨日のサヨナラ負けはちょっと痛かったですね。
交流戦はもう少し続きます。
両チームともに頑張ってほしいところです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/07(木) 19:00:25|
- スポーツ
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水曜日はGYAOで「銀河英雄伝説Die Neue These」の配信の日。
今日は第9話「それぞれの星」でした。
婚約者を失い雨に濡れながらヤンの元を訪れるジェシカからスタート。
ところがヤンは出征中だったため会えずじまい。
ヤンはイゼルローンを落としたことで意気揚々と辞表を提出するも、結局は軍に残らざるを得なくなり、やめてきたよーとユリアンに食事をしながら報告するはずが、逆にグリーンヒル大将とフレデリカと一緒に食事をする羽目になり、その場で中将昇進の内示を受けることに。
上司と部下に挟まれての食事となれば、ヤンも食事の味などよくわからなかったのじゃなかろうか。(笑)
一方でホワン・ルイとジョアン・レベロの奮闘もむなしく、同盟政府は帝国領への出兵を賛成多数で決定。
旧アニメでも出てましたが、ウィンザー議員がいやな奴ですなぁ。
原作でも出てましたっけ?
そう言えばサンフォード評議会議長の声が柴田秀勝さんでした。
旧アニメではミュッケンベルガー元帥を演じていらっしゃいましたが、本当に久しぶりにお声を聴いた気がします。
お元気そうで何より。(*´ω`)
食事を終えたヤンとユリアンは交通マヒに巻き込まれて自宅まで歩くことに。
その時空を見上げながらユリアンと星の話を。
自分と同じ星を見上げる必要はないんだというヤン。
確かにユリアンはヤン自身を見上げて進んでいくことになりますな。
次回は「幕間狂言」
ベーネミュンデ侯爵夫人の事件でしょうかね?
帝国領侵攻まで行けるの?
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/06(水) 18:39:16|
- アニメ
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先日ブログで紹介しました「神聖ローマ帝国」に続き、同じ菊池良生先生の著書であるこちらを先日読み終えました。

「戦うハプスブルグ家 近代の序章としての三十年戦争」です。
いやぁ、歴史の一戦争名として三十年戦争というのは存じておりましたが、こうまで混沌としたものとは・・・
「神聖ローマ帝国」でも書かれておりましたが、中世の欧州にとって「ローマ帝国」というものはいわば魂の根本ともいうべきものであり、「ローマ帝国」の末裔たる「帝国」があまねく世界を支配することこそが夢だったらしいです。
それを追い求めたのが歴代の「神聖ローマ帝国皇帝」だそうで、カトリックを国教とする「帝国」が欧州を支配するということを求めていくわけですが、おひざ元であるドイツ地方ですらプロテスタントの領主がいる有様ですから、当然宗教的対立が起こるわけで、あまつさえそこに「選帝侯」なる「神聖ローマ帝国の皇帝を選挙で選ぶことのできる領主」の中にすらプロテスタントの領主がいるわけですから、争いが激しくならないはずがないという。
で、最初はそうやって始まった「三十年戦争」はプロテスタントとカトリックの宗教戦争の側面が大きかったわけですが、じょじょに戦争というものを効率よく行っていくためのシステムが整備され、さらに自領の権力をいかにして広げるか、または相手の権力を妨げるかといういわば国家間の戦争へとなっていくという流れが起き、最後は各「権力の領地」が「国家」になっていくことで終結するという。
それゆえに「近代の序章」ということなんだそうです。
それにしてもすさまじいのが、戦場となったドイツ地方の荒れ方で、誰もが「三十年戦争」後半には戦争をやめなくてはと模索するものの、荒れてしまった地域の住民が生きるためには兵士となって他地域に攻め込み、そこで食料を得るしかないという状況であるため、勝手に戦争が続いていくというありさま。
まさに「戦争で戦争を養う」どころか、「戦争が戦争を生み出していく」という状況。
ドイツ地方の人口が半分になったというのもうなずける話です。
いやぁ、歴史の本って読んでいるとほんと面白いですわぁ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/05(火) 18:54:05|
- 本&マンガなど
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6月に入ったばかりだというのに、今日の札幌はなんと最高気温が30.7度まで上がって真夏日となりました。
暑いーーー! _(:3 」∠)_
いやぁ、札幌でも6月に30度を超えることはときどきありますけど、こんな月初での30度超えは珍しいかも。
5月後半には寒くてストーブ焚いたりもしていたんですけどねー。
ホント気温が乱高下して大変ですわぁ。
この暑さは明日明後日あたりも続きそうですけど、今度は逆に7月8月が気温が低くなるのではないかと心配です。
一年で30度超えたのが6月だけでした。
なんてこともわりとあるのが札幌だったりしますので。(^_^;)
やはり暑くなるなら7月末から8月初旬で暑くなってほしいものです。
とりあえず扇風機に頑張ってもらって暑さをしのぐことにしますー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/04(月) 18:00:01|
- 日常
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今日は短編SSを一本投下いたします。
タイトルは「奪われる顔」です。
いつものようにシチュのみの短編ですけど、お楽しみいただけましたら幸いです。
それではどうぞ。
奪われる顔
「うわぁ、すごいごちそうじゃない?」
驚きに思わず目を見開いている彼女の表情に、私はちょっと戸惑いを覚える。
「いやねぇ、そんなごちそうなんかじゃないわよ。単なる家庭料理じゃない」
私はフフッと笑って肩をすくめた。
「いやいやいや、これがごちそうじゃなかったら何がごちそうなの? おいしそうなハンバーグとオムライス。もう、よだれが出ちゃいそうよ」
大げさに手の甲でよだれを拭うようなしぐさをする彼女。
その様子に娘は大喜びだ。
「雪香(ゆきか)おねえちゃんもハンバーグ好き?」
「もちろんよぉ。愛由香(あゆか)ちゃんも好き?」
「うん。ママのハンバーグ大好きぃ!」
「愛由香ちゃんのママのハンバーグはとっても美味しいもんねぇ」
「うん!」
にこやかに娘に話を合わせてくれる彼女。
普段は世界を守るという重責を背負っている彼女に、少しでも安らげる時間を与えることができていればいいのだけど・・・
「さ、それじゃいただきましょ」
私は娘と彼女をテーブルに着け、みんなで食事を始めるのだった。
******
「雪香おねえちゃん、今日はお泊りしていくんでしょ?」
夕食も後片付けも終え、しばらく雑談やらゲームやらで過ごしたあと、そろそろ眠くなってきた娘に寝る支度をさせる。
「ええ、泊っていくわ。だから愛由香ちゃんは安心しておねむしてね」
「はーい、おやすみなさい」
パジャマ姿で彼女におやすみなさいを言う娘を、私は部屋に連れていく。
そしてそのまま娘を寝かせ、一人で居間に戻ってくる。
途中、冷蔵庫から缶ビールを取り出すのは忘れない。
「お疲れ様、娘のお相手ありがとう」
「恵美(めぐみ)こそお疲れ様。愛由香ちゃんはかわいいし、お行儀がいいから楽なものよ」
こうして二人きりになると、私たちは友人同士に舞い戻る。
それもただの友人というよりは、戦友とでもいうべきか。
「それで? 最近また奴らの動きが活発なの?」
ビールの味が微妙に苦い。
「ええ・・・今のメンバーも頑張ってくれているんだけど、今だ奴らを封じ込めるまでには至ってないわ・・・」
どことなく彼女の返事も浮かない感じだ。
「でも、大きな被害は出ていないんでしょ? 雪香の頑張りのおかげだと思う」
「ありがと。幸い今のところ大きなのはね・・・というより、今回は向こうはまず私たちをつぶしにかかっているんじゃないかって気がするの」
「えっ?」
私は驚いた。
ジャクーガがフォーチュンナイツをつぶしに来ているというの?
そんな・・・
「間違いないの?」
「たぶんね。小さめの事件を起こして私たちを出動させ、そこで私たちに集中攻撃をおこなってくるというのがここ最近の流れなの」
信じられない。
確かにジャクーガを一度は封じ込めた私たちだから、邪魔な私たちから片付けようという考えなのかもしれないけど・・・
そう・・・
私たちはかつてともにジャクーガと戦った。
私はフォーチュンピンク、そして雪香はフォーチュンイエローとして。
私たちはいいコンビとしてチームでも信頼され、ともに手を取り合って戦ったのだ。
ジャクーガを封じ込めたのち、私は縁あって今の主人と結婚し、娘の愛由香を授かった。
雪香はそのままフォーチュンナイツにとどまり、今ではフォーチュンナイツチームの司令官として現場を仕切っている。
ただ、道は分かれてしまったけれど、私たちは今でもこうして普段から友人として付き合っているし、娘の愛由香は雪香のことを雪香おねえちゃんとして慕っている。
主人が月の半分以上を出張で過ごすので、遊びに来てくれる雪香はとてもありがたいのだろう。
もちろん私もいろいろな面で助かっているのは間違いない。
「おそらく誰か頭のいい奴が現れたんだと思う・・・恵美も気を付けて」
「私?」
雪香がこくんとうなずく。
「恵美は元フォーチュンピンク。ターゲットにならないとは言い切れないわ」
「そんな・・・」
私はすでに引退した身。
そりゃ、いろいろな面で雪香を手伝うことぐらいはできるとは思うけど、戦いからは引いた身よ。
そんな私まで狙うというの?
「とにかく充分に気を付けて。私もできる限り気を配るようにするから」
「わかったわ・・・」
私は再度苦いビールを口に運んだ。
******
「ママ、今日も雪香おねえちゃん来てくれるかな?」
学校から帰ってきた愛由香が私に聞いてくる。
「どうかなー? 来てくれるといいねぇ」
我が家に雪香が来るのは週に一回から三回ほどと幅がある。
うちとしてはいつ来てもらっても構わないのだけど、やはり仕事の関係でなかなかそうもいかず、来られる時に来るというスタイルだ。
もちろん来るときにはLINEで知らせてくれるので、それに合わせて夕食の支度をすればいい。
まあ、実のところはいつも一人分多く用意して、来られない時には私の翌日の昼食に回しているだけなんだけどね。
一人暮らしの上に仕事が忙しい雪香は、だいたい食事は外食で済ませることが多くなっているらしいから、せめてうちで家庭料理を味わってもらわなきゃね。
そんな話をしていると、スマホにLINEが着信する。
思った通り雪香だ。
夫はこっちから送らない限り、めったに向こうから送ってくることはないのよね。
今日もお邪魔していい?
雪香のアイコンがそう言っている。
もちろんいいよー。
私はすぐにそう返す。
「雪香おねえちゃん、来てくれるって」
「わぁい、やったー!」
両手を上げて万歳する愛由香。
満面の笑顔で喜んでいる。
「それじゃ、今日はカレーにしようか」
「わぁい、もっとやったー!」
愛由香はカレーが大好き。
喜びのあまりくるくると回っている。
その様子に、私も思わず顔がほころんでいた。
それは突然のことだった。
いきなり寝室のドアが開いたかと思うと、そこからどかどかと数体の黒い影が居間に入り込んできたのだ。
「えっ? 何?」
「きゃあー!」
私が驚き、愛由香が悲鳴を上げていると、そいつらは私を突き飛ばすようにして愛由香を取り押さえてしまう。
「ママー!」
「あ、愛由香!」
「おっと、動くなフォーチュンピンク! いや、元フォーチュンピンクだったな。ゲロロロロ・・・」
私が思わず愛由香のところへ駆け寄ろうとしたとき、不気味な野太い声が私を制止する。
すでに愛由香は左右から全身が真っ黒な見たこともない連中に捕らえられており、一撃で助け出すのは難しい。
私はやむを得ず、状況を確認するために一度周りを見渡した。
「ゲロロロロ・・・それでいい。おとなしくしていれば殺しはしない」
そこには巨大な直立したガマガエルのような怪人がいた。
いうまでもなく、私たちがかつて幾度となく戦ってきたジャクーガの怪人だろう。
雪香の懸念が当たってしまったということなのか・・・
「ジャクーガの怪人! 愛由香を離しなさい! あなたの狙いは私でしょ?」
残念ながらフォーチュンリングのない今の私はフォーチュンピンクになることはできない。
生身ではおそらくこの怪人には立ち向かえないだろう。
せめて愛由香だけでも逃がさなくては・・・
「ゲロロロロ・・・俺様はジャクーガの怪人カオガエールだ。お前たちはフォーチュンナイツの司令官と仲がいいそうじゃないか。ゲロロロロ・・・そこで俺様がお前たちをそいつに対する罠に使用してやろうというのだ。ありがたく思え」
巨大な腹をゆすりながら口からはよだれをたらしているガマ怪人。
なんてこと・・・
私たちを人質にでもするつもりなんだわ・・・
そんなことは・・・
「ゲロロロロ・・・ムボーたちよ、その女を押さえつけろ」
「「キキーッ!」」
ガマガエル怪人の両脇にいた黒い連中が私を左右から取り押さえる。
くっ・・・
なんて力・・・
それにしてもこいつらは見たこともない連中だわ。
過去のジャクーガの戦闘員とは違って、全身頭からつま先まですっぽりと真っ黒。
しかもマスクをかぶったような目のくぼみや耳鼻の盛り上がりもなく、まるで黒いゆで卵のような頭部。
さらにくびれた腰や胸のふくらみなど、明らかにこいつらは女性形をしている。
いったい何者なの?
「ゲロロロロ・・・こいつらはムボーと言って、俺様の忠実なしもべ連中さ。俺様は人間の顔を食うのが大好きでな。気に入った人間、特に女の顔を食べるのさ」
「顔を食べる?」
「ゲロロロロ・・・そうだ。俺様に顔を食われた人間は、顔とともに人格や記憶なども俺様に消化され、顔のない生き人形のムボーとなるのさ。ゲロロロロ・・・」
腹をゆすって舌なめずりをするガマガエルの怪人。
なんと醜悪なのか・・・
人の顔を食べるだなんて・・・
「さらに面白いこともできるぞ。ゲロロロロ・・・」
ガマガエル怪人はそういうと、私の右腕を押さえているムボーとやらの顔に指先でへのへのもへじを書いていく。
すると、白い線で書かれたそのへのへのもへじがぐにゃりとゆがんでいき、むくむくと人間の顔になっていくではないか。
「え・・・嘘・・・そんな・・・」
見る見るうちにそのムボーとやらの顔が私の見知った顔になっていく。
「和美(かずみ)さん・・・」
顔が完成すると同時に頭部には髪が生え、躰には衣装が形作られる。
わずか数秒で、あの真っ黒な全身をしていたムボーは、かつて私たちフォーチュンナイツの本部で働いていたオペレーターの滝原(たきはら)和美へと変わっていた。
「キキーッ! 私は滝原和美の顔を着けていただいたムボー。カオガエール様、顔を作っていただきありがとうございます。キキーッ!」
私を抑えたまま嬉しそうに声を上げる和美さん。
いいえ、その中身はあの真っ黒なムボーなのだわ・・・
そんな・・・
「ゲロロロロ・・・こいつの顔を食ったことでお前の家もわかったわけだ。今ではこの通り俺様の忠実な人形であるムボーとなったのさ。本当はほかにも別人の顔を着けてやることもできるのだが、やはり本人の元の顔が一番しっくり来るらしくてな。顔を着けるときはたいてい元の顔を着けてやっている」
「そんな・・・」
「さて、お前の顔も食べさせてもらうぞ。ゲロロロロ・・・」
「い、いやっ! そんなこと!」
私は必死に逃れようと身をよじる。
しかし、ムボーにつかまれた両腕はびくともしない。
くっ・・・
フォーチュンリングさえあれば・・・
「ゲロロロロ・・・元フォーチュンピンクの味はいかがかな?」
ガマガエル怪人の口から大きな長い舌が伸びてくる。
「いやぁっ!」
私は必死に抵抗したものの、べろりと顔を舐められてしまう。
「んぐ・・・んぐ・・・これが元フォーチュンピンクの味か。なかなかに美味。結構甘みが強いようだな。ゲロロロロ・・・」
えっ?
何?
何がどうなったの?
「きゃぁーーー! ママーー!」
愛由香の叫び声だわ。
いったい何がどうなったの?
目も見えるし呼吸もできるし、音だって聞こえるわ。
「ママの顔がーー!」
私の顔?
私の顔がどうなったというの?
私の腕を押さえていたムボーたちの手が緩む。
私は急いでそいつらの手を振りほどき、自分の顔を触ってみた。
えっ?
何?
何なの?
私の顔・・・
私の顔が・・・
全然手に感じないわ!
ヒィーッ!
私は思わず叫び声をあげる。
いや、あげたつもりだった。
居間の鏡に映った私の顔は、まるでゆで卵のようにつるんとしていたのだ。
目も鼻も口も耳も髪の毛も何もない。
あるのはただ楕円形の卵のようなものが首の上に載っているだけ。
いやぁぁぁぁぁぁ!
「ゲロロロロ・・・うまかったぞ、元フォーチュンピンク。お前の顔は実にうまかった」
べろりと口の周りを舌で舐めまわしているカオガエール様。
えっ?
私は今なんて?
「ゲロロロロ・・・俺様の腹の中でお前の顔が消化されていくのだ。それと同時にお前の人格や意識も消化され、代わりに俺様の人形としての自我が形成されていく。ゲロロロロ・・・お前は俺様の忠実な人形のムボーとなるのだ」
そんな・・・
私は・・・
あれ?
私はいったい?
私の名前は?
どうしてこんなところに私はいるの?
私は?
私はいったい誰?
私の躰が黒く変わっていく。
着ていたものは消え去り、ただその躰のラインだけが覗いている。
足も手も躰もすべてが黒くなり、私のすべてが染まっていく。
私の前にはカオガエール様がいらっしゃり、私を見てくれている。
「キキーッ!」
私は右手を上げてカオガエール様に挨拶をする。
私のすべてをささげるご主人様。
カオガエール様。
「ゲロロロロ・・・どうやら消化が終わったようだな。もはや今までの自分などどうでもよくなっただろう?」
「キキーッ!」
はい、今までの自分などどうでもいいです・・・
「これからは生き人形のムボーとして俺様のために働くのだ。ゲロロロロ・・・」
「キキーッ!」
はい、カオガエール様のためなら何でも致します。
どうぞ何なりとご命令を・・・
「ママー! ママー!」
仲間に捕らえられて泣き叫んでいる少女。
ママがいなくなったのだろうか?
でも私には何の関係もない。
私はカオガエール様の命令に従うだけの存在。
カオガエール様、どうぞ私にご命令を・・・
「ゲロロロロ・・・次はお前だ。子供の顔の味はどんな味かな?」
「いやぁーっ! 助けてぇー!」
どうやらあの娘もカオガエール様に顔を食べていただけるらしい。
良かったわね。
あなたも私たちムボーの仲間になれるのよ。
「いやぁぁぁぁぁぁ!」
悲鳴を上げる少女の顔をカオガエール様がひと舐めする。
舌が引き込まれると、少女の頭からは目も鼻も口も耳も髪の毛もすべてが消え去っていた。
とても素敵な無貌の頭部。
私たちと同じ頭部だわ。
やがてカオガエール様が口の周りを舌で舐めまわしていると、少女の躰が黒く染まり、小さなムボーが完成した。
「キキーッ!」
右手を上げて鳴き声を上げる小さなムボー。
私たちの仲間になった鳴き声だ。
おめでとう。
「ゲロロロロ・・・子供の顔はまだ味が若いな。まあいい、これでお前も俺様のムボーだ」
「キキーッ!」
新たな小さなムボーがカオガエール様に敬礼する。
仲間が増えるのはいい気分。
ともにカオガエール様にお仕えしましょうね。
「さて、これで罠の素材はそろったわけだ。二人とも来るがいい。ゲロロロロ・・・」
カオガエール様が呼んでいらっしゃる。
私はすぐにカオガエール様のそばに行く。
隣には小さなムボーもすぐに来る。
「ゲロロロロ・・・お前たちに顔を着けてやろう」
そうおっしゃって私の頭部に指でへのへのもへじを書いてくださるカオガエール様。
ああ・・・
なんて嬉しい・・・
カオガエール様に顔を着けていただけるなんて・・・
カオガエール様に書いていただいたへのへのもへじは、すぐにウネウネと変形し始めて私の頭部を変えていく。
目ができ、鼻が盛り上がり、耳が広がって口も作られる。
髪の毛も伸び、顔の色も黒から人間の肌の色へと変化する。
それと同時に躰のほうも変化をし始め、全身黒かった私の躰は、人間の女のようになって衣装も作られる。
先ほどまで鏡に映る私の躰は黒一色だったが、今ではよく見かける人間の女と変わりがない。
私は顔を着けていただいたのだ。
それも、ムボーとなる前の河城(かわしろ)恵美という女だった時の顔を。
「ゲロロロロ・・・これでいい。顔を着けたことでお前たちはもうしゃべれるはずだ。さあ、お前たちが何者か言ってみろ」
大きな腹を揺らしながらにたっと笑っているカオガエール様。
「キキーッ! 私は河城恵美の顔を着けていただいたムボーです。カオガエール様」
「キキーッ! 私は河城愛由香の顔を着けていただいたムボーです。何なりとご命令を」
私は隣にいる河城愛由香の顔をしたムボーとともにカオガエール様に敬礼する。
この顔を使ってカオガエール様のために働くのだ。
なんと素晴らしいことか・・・
「ゲロロロロ・・・それでいい。これからお前たちはその顔をした人間のふりをして、フォーチュンナイツの司令官を誘い出し、この薬で眠らせるのだ。いいな?」
「キキーッ! かしこまりました。ちょうど今晩この家に来る予定になっておりますのでその時に」
「キキーッ! この姿ならきっとあの女も油断すると思います」
私はカオガエール様から眠り薬を受け取る。
確か私の元となった女は今日はカレーを作ると考えていたはず。
薬を混ぜるにはちょうどいいわ。
くふふふふ・・・
「ゲロロロロ・・・今日来ることになっているのか、ちょうどいい。俺様は隠れているからしっかりやれ。お前も手伝うのだ。ゲロロロロ・・・」
「キキィーッ! かしこまりました。偶然遊びに来たことにして三人でフォーチュンナイツの司令官を出迎えます」
滝原和美の顔をしたムボーがカオガエール様にそう答える。
彼女の顔は元フォーチュンナイツのオペレーターだから、この家にいても不思議ではないわね。
たとえ眠り薬に気付かれたとしても、ムボーが三人いればフォーチュンナイツの司令官と言えども取り押さえることは可能なはず。
「それでは早速支度に入ります。キキーッ!」
「キキーッ!」
「キキーッ!」
私たちはそれぞれカオガエール様に敬礼すると、フォーチュンナイツの司令官を待ち受けるために台所へと向かう。
せいぜい美味しいカレーでもてなしてあげなければね。
くふふふふ・・・
******
玄関の呼び鈴が鳴る。
どうやらターゲットが来たみたいね。
くふふふふ・・・
私たち三人は笑みを浮かべてほくそ笑む。
カオガエール様を悩ませるフォーチュンナイツ。
その司令官を今から罠にかけるのよ。
そう思うと私は笑みが浮かぶのを止められない。
「はぁーい」
私は精一杯の笑顔でターゲットを出迎える。
「こんばんはー。お邪魔します。いつもごめんね。はい、お土産」
ターゲットであるフォーチュンナイツチームの司令官田嶋(たじま)雪香が入ってくる。
その手にはデザート用にアイスクリームの箱を下げていた。
くふふふふ・・・
これから罠にかけられるとも知らずに、バカな女。
「あら、そんなのいいのに。さあ、入って入って」
私は愛想よくターゲットを室内へと迎え入れる。
「うーん、いい香り。今日はカレーね?」
「ええ、雪香の口に合うといいけど」
「恵美の甘いカレーは大好きよ。楽しみだわ」
全く疑いもせずに室内に入ってくるターゲットの田嶋雪香。
「えっ?」
と、その足が止まってしまう。
「和美さん? もしかして和美さんなの?」
驚いた表情の雪香。
無理もない。
私と愛由香の顔をした小さなムボーがいるだけと思っていたのだろう。
室内に三人目がいるとは思わなかったに違いない。
「お久しぶりです、雪香さん。いえ、今は田嶋司令なんでしたね」
滝原和美の顔をしたムボーが笑顔を浮かべている。
「今日、買い物に出かけたら偶然会ったのよ。それで思わず懐かしくて家に呼んだわけ。驚かせようと思って知らせなかったのはごめんね」
「そうだったの。驚いたわ。ほんと十年ぶりぐらいかしら。あのころはよくお茶とかしたものね」
「そうでしたね。懐かしい」
私たちは以前の顔をカオガエール様に着けていただいたおかげで、過去の記憶もいくらか持っている。
そのためこういう会話も問題なくできるのだ。
「さあ、座って座って。愛由香がお腹を空かせているわ。みんなでお食事にしましょう」
あまり昔話をしていては、何かのはずみで疑われないとも限らない。
それにお待たせしているカオガエール様にも申し訳ないわ。
私はターゲットを席に着かせ、薬の入ったカレーをふるまった。
******
「う・・・うーん・・・」
ゆっくりと目を開ける田嶋雪香。
くふふふふ・・・
きっと驚くでしょうね。
「うーん・・・ここは? えっ? 私はいったい?」
目を覚ました彼女は思った通りに戸惑っている。
身動きできないように椅子に縛り付けられているのだから、それも当然か。
くふふふふ・・・
「恵美? これはいったい? 何かの冗談なの?」
縛り付けられた姿で私を見上げる田嶋雪香。
その様子を私とほかの二体のムボーが笑みを浮かべて見下ろしている。
「くふふふふ・・・冗談ではないわ」
「恵美! あなたいったい?」
「ゲロロロロ・・・そいつはもうお前の知っている女ではない。俺様のかわいい人形のムボーとなったのだ。ゲロロロロ・・・」
奥の部屋からのっそりと姿を現すカオガエール様。
ああ・・・
なんて素敵なお姿なのだろう・・・
あの方にお仕えしてると思うだけで、私は幸せを感じるわ。
「えっ? ジャクーガの怪人?」
「ゲロロロロ・・・俺様はジャクーガのカオガエール。お初にお目にかかる。フォーチュンナイツチームの田嶋司令」
巨体をゆすりながら一礼するカオガエール様。
「そんな・・・ジャクーガの怪人が・・・恵美たちに何をしたの?」
「ゲロロロロ・・・俺様がこいつらの顔を食って、俺様のかわいいムボーにしてやったのだ。ゲロロロロ・・・お前たち、正体を現すがいい」
カオガエール様の命令に、私たちは両手を顔の前で広げて上下させ、着けられた顔を消していく。
顔が消えると同時に躰も変化し、私たちは本当のムボーの姿へと戻っていく。
目も鼻も口もない、すべてが真っ黒の人形であるムボー。
これが私の本当の姿なのよ。
くふふふふ・・・
「そんな・・・こんなことって・・・」
私たちの本当の姿を見た田嶋雪香が絶句している。
顔などというものがあるからあんな無様な表情をさらさなくてはならないんだわ。
私たちはムボー。
顔などないから、あんな表情をすることはないの。
素晴らしいことだわ。
「ゲロロロロ・・・こいつらにはこんなこともできるぞ」
そう言ってカオガエール様が私たちに近づいてくる。
そしておもむろに私たち三人にまた顔を書いてくださった。
私の顔はすぐに変化し、目や鼻や口ができて髪も生えてくる。
躰もすぐに変化し、服などの身に着けているものもできていく。
ああ・・・なるほど・・・
カオガエール様ったら。
くふふふふ・・・
「ひっ! わ、私? 私が三人も?」
目を丸くして驚いている田嶋雪香。
目の前には彼女と同じ顔をして、彼女と同じ身体つきをした女が三人立っているのだ。
カオガエール様は私たち三人に田嶋雪香の顔を着けてくださったのだ。
私たちは三人ともが同じ姿に変化していた。
小さなムボーも身長が伸び、同じ姿になっている。
椅子に座らせられている本物と比べても、おそらく違いが分かる人間はいないだろう。
「ゲロロロロ・・・まあ外見だけならこのように完全に擬態することができるが、いかんせん中身が薄いのでな。できれば本人をムボー化するのが一番というわけだ。元フォーチュンイエローよ。ゲロロロロ・・・」
「くっ! 私を思い通りにできるなどと・・・私は絶対に・・・」
「ゲロロロロ・・・元フォーチュンイエローの味、たっぷりと楽しませてもらうぞ。ゲロロロロ・・・」
キッとにらみつける田嶋雪香に、カオガエール様の長い舌が伸びていった。
******
「キキーッ!」
新たに産声を上げる一人のムボー。
ゆで卵のようにつるんとした頭と、女性らしいボディラインを持つ真っ黒な姿。
私たちの新たな仲間ね。
その生まれたばかりの新たなムボーに、カオガエール様がへのへのもへじを書いていく。
すると見る間に顔ができていき、躰も変化し始める。
やがて新たなムボーは、先ほどまでの姿であった田嶋雪香の姿をしたムボーへと変化した。
「キキーッ! 私は田嶋雪香の顔を着けていただいたムボーです。カオガエール様、何なりとご命令を」
「ゲロロロロ・・・お前はこれよりその姿でフォーチュンナイツチームの司令部へ戻り、田嶋雪香のふりをして内部よりかく乱するのだ。いいな? ゲロロロロ・・・」
「キキーッ! お任せくださいませカオガエール様。私は田嶋雪香のふりをして奴らを混乱させてやります」
にたっと笑う田嶋雪香の姿をしたムボー。
くふふふふ・・・
なんてすばらしいのかしら。
私も早く任務をいただきたいわ。
カオガエール様のためなら何でも致します。
どうかこのムボーにご命令を・・・
カオガエール様・・・
END
- 2018/06/03(日) 21:00:00|
- 女幹部・戦闘員化系SS
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今日はデーゲームで阪神が西武に勝ってやっと連敗脱出です。
やれやれ。
この勢いで明日も勝って連勝してほしいですね。
それはそうと、今日はお仕事がお休みの日。
なので、久しぶりにSquad LeaderにCresendo of Doomを加え、独仏戦のソロプレイをおこないました。
シチュエーションとしては、フランスに侵攻した独軍の先遣偵察部隊が仏軍防御陣地と遭遇したという感じです。

こちらが仏軍の初期配置。
全て隠蔽で一応は隠してあります。
ちなみに独仏戦は1940年の5月ですので、盤上の麦畑(黄色い部分)は存在しない地形となり無視されます。

こちらは盤外から侵入する独軍偵察部隊。
先頭に八輪装甲車を配し、すべての分隊はオートバイかサイドカーに乗車しております。
オートバイ部隊は戦争初期の独軍の花形ですね。

先頭を切って盤に侵入してきた装甲車に対し、仏軍は早くも25ミリ対戦車砲で攻撃を開始。
しかし、初弾は命中せず、次のヘクスで二発目を命中させたものの、ダイス二個で7以下で撃破という状況にもかかわらず出目は9。
装甲車の撃破はなりませんでした。

装甲車に続いて独軍オートバイ部隊が盤上に侵入。
しかし、仏軍の存在を察知して早々にオートバイから降りて展開します。
オートバイは移動するには便利ですが、当然のごとく撃たれると無防備ですから、敵の目前で乗り続けるのは得策ではありません。
この時点で仏軍はいくつかの独軍分隊に射撃をしておりますが、残念ながらいずれもダイス目が悪く効果なしでした。

逆に独軍はオートバイを降りた部隊が手近の林や建物に陣取って仏軍を攻撃。
やはり9-2指揮官の威力は素晴らしく、仏軍は右翼で機関銃を撃っていた分隊と対戦車砲を操作していた操作班がともに除去されてしまうという痛い目に。

ここで一度はサイドカーを降りていたハンス・マイカッター伍長が自ら率いる分隊に再度サイドカーに乗るように指示。
仏軍右翼の機関銃と対戦車砲が無力化したのを見て取り、なんとサイドカーで突撃です。
戦場に響くサイドカーの爆音! ヒャッハー!

仏軍はこれに対して左翼から一個分隊が射撃を行いましたが、いかんせん距離が遠く効果なし。
マイカッター伍長と配下の分隊はサイドカーを降りて林に駆け込みます。
無事でよかったー。(笑)

一方この時、仏軍左翼には独軍8-1指揮官率いる分隊が大胆にも接近して隣接します。
これに対し仏軍は必殺の近接射撃を浴びせますが・・・
ああ、無情にもダイス目は11。
全く効果がありません。
逆にこの仏軍分隊は独軍の射撃を受けて後退する羽目に。

さらに仏軍には悲劇が続き・・・
後退した分隊を援護するべく左翼へ向かった仏軍分隊が、気が付くとマイカッター伍長の分隊の射線上に!
これは私のミスでしたが、マイカッター伍長の分隊の射撃がまたダイス目がよく、この分隊が除去となってしまいます。
マイカッター伍長にとっては思わぬ大戦果!

もはやこうなりますと仏軍にはどうしようもなく、最後は背後に装甲車に回り込まれて包囲が完成。
仏軍の9-1指揮官の部隊も混乱してゲームセット。
予想以上に独軍の圧勝となってしまいました。
Squad Leaderではよくあることではありますが、今回も仏軍のダイス目が悪かったですねぇ。
装甲車に対する砲撃や隣接した敵に対する射撃など、ここでもう少し良い目が出ていれば、結果はもっと違っていた可能性が。
まあ、そこが面白いゲームではあるのですが。
明日は多分SSを一本投下できると思います。
いつものようにシチュのみ短編ですが、楽しみにしていただければと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/02(土) 19:20:56|
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プロ野球セ・パ交流戦も最初のカードが終了しました。
我が阪神はいきなりソフトバンクに三タテを食らうという最悪のスタートに。
せめて一勝してくれていれば・・・orz
やはりなんだかんだ言ってもソフトバンクは強いですねぇ。
メッセンジャー投手、秋山投手と二人のエース級をつぎ込んで勝てないのではどうしようもない。
つらいなぁ・・・
今日からは西武戦。
まずは連敗を脱出してもらいたいところです。
昨年の巨人のような目に遭うのはいやだよぉ。
一方の日本ハムは二勝一敗のスタート。
こちらはまずまず。
西武もソフトバンクも勝っているので、日ハムだけが負けるわけにはいかんですなぁ。
両チームとも頑張れー。ヾ(゚ー゚*)ノ゙
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/06/01(金) 18:29:55|
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