今日はニチアサを見た後、エポック「ドイツ戦車軍団」の「ダンケルク」をソロプレイ。
穏やかな天気の日曜午前の大戦(おおいくさ)です。


こちらが初期配置。
盤右側にいる黒帯のユニットがドイツ軍で、その正面にいる薄緑やオレンジ、薄黄色が連合軍です。
(薄緑:仏軍 オレンジ:英軍 薄黄色:ベルギー軍)
初期配置はもう決まっているので、コマを取り出してサクサクと配置。
アルデンヌの森を抜けられるとは思ってなかった仏軍は、手前側にはあんまり部隊がありません。
独軍はそこをちょうど突破してきたところ。

第一ターンの独軍の移動と攻撃が終わったところ。
手前側の仏軍の前線がズタズタにされ、独軍を食い止める部隊が全くいません。
裏返っているコマは、攻撃を受けて後退したため、部隊の再編成などで混乱している状態を表しており、現状では戦力にならない部隊となります。

連合軍の移動と戦闘が終了し、一ターン目が終わったところ。
このゲームは独軍がまず移動と戦闘を行い、次に連合軍が移動と戦闘を行います。
ちょうど野球の表裏の攻撃のようなものですね。
先ほどまで混乱していた部隊も、何とか再編成を終えて部隊として戦力を取り戻しました。
とはいえ、戦線に開いた穴はふさがっていません。

独軍の二ターン目の移動と攻撃が終わったところです。
戦線に開いた穴から、独軍自慢の装甲師団が無人の野を行くがごとく突進しています。

二ターン目の連合軍の移動と戦闘が終了したところ。
連合軍は盤の手前側からやってくる増援や、盤奥側から部隊を引き抜いたりなどして、何とかかろうじて戦線らしきものを張っています。
しかし、独軍の装甲師団の前にはほとんど無力でしょうか・・・

両軍の移動戦闘を終え、第三ターンが終了したところです。
連合軍はかろうじて独軍の装甲師団を食い止めていますが、これ以上は難しい状況です。

第四ターン終了時点です。
このターン、連合軍は増援部隊を用いて独軍に乾坤一擲の反撃をおこない、見事に第8装甲師団を包囲殲滅することに成功しました。
独軍にとっては初めて失った部隊となります。
この戦いは、そばにあった街の名から、後世「ソアソンの反撃」と呼ばれることになるでしょう。
とはいえ、全体的には連合軍は包囲されつつありました。

第五ターンが終わったところです。
連合軍は何とか増援を使って独軍を一ユニットでも除去しようと攻撃を仕掛けましたが、功を奏せず。
逆にアントワープとブリュッセルが陥落し、守備隊が壊滅します。
部隊も残り数えるほどしかなくなってしまいました。

ゲーム終了時の盤面です。
独軍の攻撃で連合軍はついに港から英国へと脱出せざるを得なくなりました。
盤奥側の四つの連合軍ユニットは無事に脱出できますが、真ん中付近のベルギー軍は独軍に包囲されているために脱出できず降伏するしかありません。
ダンケルクの戦いは終わったのです。
ということで、勝利得点の計算です。
このゲームの勝利は独軍が35点以上取ることです。
独軍は除去したり、最後に降伏せざるを得なかった連合軍ユニットの戦力がそのまま得点となり、今回は46点を獲得しておりました。
しかし、ここから今度は独軍が失ったユニットの戦力の二倍の数値を引かなくてはなりません。
今回独軍は第8装甲師団を失いましたので、第8装甲師団の4戦力の倍の8点を引くことに。
すると、独軍の点数は38点となり、なんと勝利にはぎりぎりの点数だったことがわかります。
もし終盤の連合軍の反撃で、あと一ユニットでも独軍が失っていたら、「ゲーム上では」連合軍の勝利ということになっていたでしょう。
連合軍としてはほとんど部隊を失っていますので、「連合軍が勝ったね」などと言われましても、信じられないでしょうけどね。
(*´ω`)
歴史上では独軍が勝った戦いですので、ある意味独軍は勝って当たり前ですから、点数的には勝つのがなかなか厳しいようにしてあるんでしょうね。
面白かったです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2018/03/25(日) 20:04:56|
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