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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

お金が足りませんでした

なんかふと思いついたままに一本書いてしまいました。
こういうサービスがあったら、自分ならどれだけ払えるだろうかなぁ。
お金ないからダメだなぁ。(><)

お楽しみいただければ幸いです。


お金が足りませんでした

「うーん・・・」
ビルの入り口でボクは悩んでいた。
財布には今のボクの全財産が入っている。
バイトとかで貯めた20万ちょっとあるはずだけど、果たしてこれで足りるだろうか・・・
いや、それよりも、本当にそういう場所がここにあるのだろうか?

ネットで見かけた「人生変えちゃいました」の言葉。
極彩色に彩られ、エロゲ―のバナーに紛れるようにあったその言葉に、ボクは思わず惹かれていた。
クリックしたボクが見たものは、怪しいサイト。
最初は単なる新作エロゲ―の紹介かと思った。
でもどうも違うぽい。
画像がみんな実在の人のようだったからだ。
そこには「彼女を我が物にできました」とか、「妻をエロエロの娼婦にすることができました」、「隣の奥さんをメス奴隷にすることができました」なんていう「成功例」が載っていた。
よく読むと、そこは特殊な装置を使って人間の思考を改変し、相手を思いのままにすることができるというものらしい。
だとすると・・・
ボクは宮浜(みやはま)さんをボクのものにできるかもしれない・・・
あの宮浜さんを・・・

大人のおもちゃとアダルトビデオが置いてあるいかがわしいお店。
どうやらここがあのサイトの場所らしい。
思い切って入ってみると、店内は閑散としていた。
誰もお客さんがいないみたい。
まあ、夜遅い時間のほうがこういう場所にはお客さんが来るのかもしれないけど。

「あ、あのー」
ボクは店員さんに思い切って声をかける。
「はい、いらっしゃいませ」
やる気なさそうな感じの店員さん。
まあ、手に商品を持っているわけでもないしな。
「実は・・・」
ボクはスマホを見せて、例のサイトのことで来たという。
店員は最初は何のことかわからない感じだったが、一応確認するとのことで奥に引っ込んだ。
しばらくすると、物腰の柔らかそうなスーツ姿の男性がやってきて、ボクを店の奥へと連れてった。

奥の応接室のようなところへ連れて行かれると、男性はボクに椅子を勧めてきた。
「初めまして。私は人格上書きサービス業務主任の垣屋(かきや)と申します。人格上書きをご要望とお聞きしましたので」
あ、あれは人格上書きっていうのか・・・
「は、はい。そうです」
「お差支えなければ、どなたの人格をどのように上書きしたいかお聞かせいただけますか?」
「は、はい。実はクラスメートに宮浜舞香(まいか)という女性がいるんですけど、おしとやかで優しくて美人でクラスのあこがれの的なんです。で、ボクなんか相手にもされなくて・・・でも、彼女のことが諦められなくて・・・」
「なるほど」
うんうんという感じでボクの話を聞いてくれる垣屋さん。
「だから、彼女がボクのことを心から大好きになって・・・できればボクだけを愛する女にできたらなぁと・・・」
「ふむふむ。わかります。まさに人格上書きによくあるパターンです」
「そうなんですか?」
「ええ、当人格上書きサービスには実にいろいろな方がいらっしゃいますが、やはり一番多いのがそういったご依頼でして」
「ほかにもあるんですか?」
あのサイトには女性を意のままにするような話しか出てなかったような気もしたけど。
「ええ、ありますよ。生意気な後輩をおとなしくさせたいとか、威張り散らす上司を優しい上司にしたいとか。中には旦那を仕事しか考えられないようにしてくれなんてのもありましたね」
うわぁ・・・
そりゃひどいや。
「お客様の周りにもいらっしゃいませんか? 突然性格が変わったような方。もしかしたら当サービスを受けられた方かもしれませんよ」
垣屋さんがにやりと笑う。
どうだろう・・・
いるかなぁ?

「では、こちらが基本コース。それとオプションになります」
垣屋さんがパンフレットみたいなものを出してくる。
「えーと・・・」
ラブラブコース、従順コース、フレンドコース、伴侶コース、奴隷コース・・・
「ど、奴隷コース?」
「ああ、結構人気のコースですよ。相手を完全に支配し、服従させるコースでして。相手に何をしてもそれを喜びと感じてしまうぐらいにまで人格改変できますよ」
「う、うわぁ・・・」
宮浜さんが・・・彼女がボクの奴隷に・・・
「ご主人様・・・なんて言ってボクのモノをしゃぶってくれたりとかするようになるのかな?」
「ああ、それはオプションでビッチ化とかエロエロ化、娼婦化あたりを選びますと、そういうのが大好きな女性になってくれますよ」
「え? あ・・・」
どうやら口に出してしまっていたらしい。
うわ、恥ずかしい。
「あはは、お気になさらず。お客様の多くはそういった願望を持って当サービスを訪れてくださいますから、恥ずかしがることはございません」
ボクが赤くなったのを見たのか、垣屋さんがそう助け船を出してくれる。
そうかぁ・・・
宮浜さんをボクのエロエロな性奴隷にすることもできるのかぁ・・・
どうしようかなぁ・・・

ふとボクは疑問に思う。
「あ、あの・・・もしボクが宮浜さんの人格を上書きしてもらったとして、そのあとで誰かが彼女にまた上書きをしようとしたらどうなるんでしょう?」
「ああ、それはご心配なく。上書きは一回きりなんですよ。脳細胞に焼き付けて上書きしちゃうので、それが定着すると二度目の上書きは脳を破壊しちゃうんです。だから二度目の上書きがされないよう、上書きをしたら頭皮にそのことを印字しておきます。なので早い者勝ちなんですよ」
は、早い者勝ち?
だったら宮浜さんのような子は・・・
ボクはごくりと唾をのむ。
もしクラスの誰かがこのことを知ったら・・・
宮浜さんがそいつのチンポをしゃぶるようになっちゃう・・・
そんなの耐えられないよ。

「そ、それじゃ、奴隷コースにエロエロ化を付けたらどれぐらいになりますか?」
ボクは声を振り絞るようにして聞いてみる。
あの宮浜さんがボクの奴隷となってエロエロな姿を見せてくれるなら、全財産をはたいたってかまわない!
「あ、失礼いたしました。こちらが料金表になります」
垣屋さんがカバンから書類を出してくる。
ボクをそれを手に取って・・・
絶望した。

「た、高い・・・」
とにかく目が飛び出るような高さなのだ。
一番安いフレンドコース単体オプション無しでも50万円。
ボクの注文した奴隷コースエロエロ化オプション付きなんて300万円もするのだ。
とてもアルバイトで払える金額じゃない。
「あ、ローンも可能ですよ。未成年ですとご両親の承諾が必要となりますが」
無理だよ。
女の子を我が物にするためのローンなんて認めてくれないに決まっている。
「ご、ごめんなさい。料金がちょっと予想外だったもので・・・」
ボクは席を立とうとする。
はあ・・・
宮浜さんはあきらめるしか・・・

「まあまあ、そう結論を急がずに。どうですか、ちょうど施術が始まる頃です。一度人格上書きの現場をご覧になられては?」
「え?」
ど、どうしよう・・・
見てみたい気もする・・・
「いいんですか?」
「もちろん。お客様に当サービスがどういうものかを知っていただいたうえで判断していただくのも重要ですから」
さぁと垣屋さんがボクをうながす。
ボクは好奇心に負け、垣屋さんの後に続いて部屋を出た。

店の奥、さらに地下に降りたところに薄暗い部屋があった。
「こちらから見学することができます。お客様以外にも施術を見学してから決めるという方も多いものですから」
決めるも何もボクはとても手が出ないんだけど・・・
その部屋にはパソコンのモニターのようなものがあって、どうやらそれで施術の様子が見られるらしい。
「お飲み物は何がいいですか? サービスですからご遠慮なく」
「あ、じゃ、じゃあコーラで」
「かしこまりました」
垣屋さんがインターコムに何事か言うと、すぐに扉が開いて、黒の下着とガーターストッキングしか身に着けていない女性がお盆にコーラを乗せて入ってきた。
「あ・・・ど、どうも・・・」
ボクはおそらく目を丸くしていたに違いない。
ようやくそれだけ言ってコーラを受け取った。
「ごゆっくりどうぞ」
女性はそういってにっこり微笑むと、胸をゆすって見せたあと、振り向いてお尻を揺らして出て行った。
「あははは、驚きましたか? 彼女も人格上書きのサンプルでして、元は警察官だったんですよ。風俗担当の部署ではありませんでしたが」
垣屋さんが笑っている。
「け、警察官?」
「そうです。サンプルとしてお見せするにはちょうどいいということで、当サービスが人格上書きを行いました。今では当サービスの忠実な奴隷として、命じれば何でもやる女になっておりますよ」
「そ、そうなんですか」
驚いた。
まさか婦警さんをあんなエロい格好する女性にしちゃうなんて・・・

「うん、私だ。始めてもらって構わないよ」
再びインターコムに話しかける垣屋さん。
「さあ、始まりますよ」
そう言ってぼくの前のモニターを点けてくれる。
すると、椅子に座った女性の姿が映し出された。
少しおびえた表情で左右を見ているけど、その顔は整っていて、かなり美人の部類に入る人だ。
白いブラウスにスカートという服装だけど、なんというか清楚なのに大人の色気みたいなのを感じさせる気がする。
確かにこういう女の人を意のままにしたいと思う人はいるだろうなとボクは思った。

『こ、ここは? 私をいったいどうするつもりなんですか?』
女の人の声が聞こえてくる。
画面の向こうの彼女の声なんだろう。
『ご心配なく。我々はあなたを傷つけようとしているのではありません』
今度は男の声。
もちろん垣屋さんの声ではない。
モニターに映っていないところに男の人がいるんだろう。
『お願いです。うちに・・・うちに返してください! お金…お金ならなんとかしますから』
『それもご心配なく。すでにいただいておりますので』
『すでに?』
驚いた表情の女の人。
そりゃそうだよね。
『ええ。すでにいただいております。当サービスはあなたに危害を加えるものではありません。ただ、あなたの人格をちょっといじって上書きするだけのことなのです』
『上書きって? な、なにをするの?』
『奥さん、奥さんは村越(むらこし)という男をご存知ですか?』
『村越って・・・夫の部下の?』
あ、この女の人は奥さんだったんだ。
まだ若いから独身の人かと思ってた。
でも、確かに落ち着いた雰囲気があるし、奥さんというのもうなづけるな。
『そう、旦那さんの部下の村越さんです。奥さんは彼をどう思いますか?』
『どうって・・・別に何とも・・・』
『本当に?』
『それは・・・ちょっと陰気で太り気味でオタクっぽいとは・・・』
『女性として、彼に魅力を感じますか?』
『い、いいえ・・・』
ふるふると首を振る彼女。
うーん・・・やっぱりオタクぽいと嫌われるのかぁ・・・
宮浜さんも僕のことはきっと・・・

『そうですか。でもすぐに彼のことを好きになりますよ』
『えっ?』
驚いたように顔を上げる彼女。
『村越様よりご依頼がございましてね、当サービスで奥様に伴侶コース娼婦化オプションでの人格上書きを行わせていただきます』
『伴侶コース? 娼婦化オプション?』
じょじょに顔が青ざめていく彼女。
何をされるかはよくわからないって感じだけど、ろくなことではないというのはわかっているみたいだ。
あの清楚な感じの奥様に伴侶コース娼婦化オプションだとどんな女になってしまうんだろう・・・
「実はですね」
食い入るようにモニターを見ていたボクに垣屋さんが話しかけてくる。
「村越様というお客様も、最初は奴隷コース娼婦化オプション希望だったらしいのですが、やはり高額ということで伴侶コースに変更されましたようです。お客様ですと好きな女性をということですので従順コースなどいかがですか? 従順コースでも充分忠実な彼女になってくれますよ」
ボクは黙って首を振る。
そもそもが最低のフレンドコースでもお金が足りないのだ。
とてもとても・・・
と思いつつも、一応料金は確認する。
従順コースで100万かぁ・・・
やっぱり無理だよぉ・・・

『いやっ! 放して! 家に返して! 助けてぇ! あなたぁ! 美亜(みあ)ぁ!』
必死にもがいて拘束を外そうとする彼女。
でも、革のベルトが手首と足首を固定しているようで、立ち上がることができない。
『大丈夫ですよ。すぐにあなたが助けを求めている家族はどうでもいい存在になりますから』
『いやっ! いやぁっ!』
椅子の上から美容院で見るようなおわん型のドライヤーのようなものが下りてくる。
白衣の男たちが画面に現れ、彼女の頭におわんを固定していく。
『ひいっ! やめてぇ! 助けてぇ!』
『それでは上書きを開始します。新しい人生が始まりますよ』
『いやぁっ!』
男たちが画面から消え、おわん型の装置がピカピカ光を発し始める。
うわぁ、なんか古い特撮でも見ている感じだ。
「上書きが始まりました。彼女の脳に刺激を与え、思考を変化させていきます。これは当サービスだけが行える特殊技術ですので、他ではありませんよ」
垣屋さんが自慢のサービスだというように胸を張る。
確かに好きな人を思いのままにできるとなれば、このサービスに金を払おうって人は多いんじゃないかな。
ボクだってそうだったもの。

『ああ・・・あああ・・・』
モニターの向こうからはおわんをかぶせられた女性のうめき声が流れてくる。
「結構時間がかかるんですか?」
「そうですね・・・コースにもよりますが、今回の伴侶コースにオプションとなりますと、15分から20分ぐらいでしょうか」
「えっ? そんなもので?」
ボクは驚いた。
もっと時間がかかると思ったからだ。
「ええ、やはり時間がかかりますと、家族に不審感を持たれたりする可能性がありますので、極力短い時間で施術が行えるようになっております」
なるほど。
家族や本人が外出している間にここへ連れ込んでって可能性もあるから、時間がかかるとまずいのか。
「伴侶コースっていうと、あの女の人は村越ってお客さんの奥さんになるってことですか?」
「ああ、いえいえ、あくまで精神的に相手の伴侶になるぐらい心酔するまでということです。もちろん伴侶コースで上書きされれば、人生で最愛の人と相手を認識しますから、今の旦那と離婚して俺と結婚しろと命じれば、すぐにそうするでしょう」
うわぁ・・・
あの女の人はもうその村越ってお客のものになっちゃうわけか。
だとしたら宮浜さんだって、この装置で誰かのものに・・・
いやだ!
そんなのはいやだ!
ボクは首を振ってその思いを振り払う。

ボクがコーラを飲みながら、モニターとコース表や料金表を見ていると、女の人はだんだんともがくのをやめ、じょじょに身動きをしなくなっていった。
うめき声も聞こえなくなったので、ボクはちょっと心配になり垣屋さんに尋ねてみたが、順調に施術が進んでいる証拠だとのこと。
上書きが進み思考が書き換えられているので、動きが鈍くなるのだそうだ。
椅子に固定され、顔の上半分までもすっぽりと覆うおわん型の機械にかけられていると、なんだかその姿を見ているだけでエロティックに見えてくる気がする。
やがてチーンという電子レンジの音みたいなのが聞こえ、先ほどの白衣の男性たちが、女性からおわんを外していく。
「終わったんですか?」
「終わりましたね」
垣屋さんがうなずく。
「まあ、ご覧ください。当サービスの素晴らしさがわかっていただけると思います」
改めてモニターを食い入るにように見るボク。

『どこか痛かったりするところはありませんか?』
『ええ、大丈夫です。どこも・・・』
両手と両足の革ベルトが外され、スッと椅子から立ち上がる女性。
『どうぞ。当サービスからのサービスです』
先ほどボクにコーラを持ってきた女性が、彼女に紙コップのコーヒーを渡している。
ということは、あの部屋はこの建物にあるということなのか。
『ありがとうございます。いただきます』
にこやかに紙コップを受け取る女性。
そこには先ほどまでのおびえた表情はない。
「施術を施した対象には、コース内容と同時に当サービスへの完全なる安心感と信頼感も植え付けます。施術後に警察にでも訴えられたらたまりませんからね。もっとも、施術そのものも思い出せないようにロックされますが」
「なるほど」
ボクはうなずいた。
二重三重にもロックをかけてあるのかぁ。
すごいなぁ。

『ところで奥さん、この男性をご存知ですか?』
女性が一枚の写真を見せられる。
モニターからはその写真が何かはよくわからないけど、女性の目が何かうっとりした感じになったのは見ていて分かった。
『ええ。良く存じてますわ。村越さんです。ああ・・・』
女性はまるで恋人でも見ている感じにぽわーっとしている。
うわー・・・
すごいや。
さっきまでとは全く違う。
『この男性をどう思います?』
『え? ええ・・・とても素敵な方だと思います。ああ・・・抱いてほしいぐらいですわ』
両手で自分の躰を抱く彼女。
おそらく村越という人に抱かれることを想像しているのだろう。
『それではこちらは?』
もう一枚の写真を見せられる女性。
途端にその表情が険しいものになる。
なんだ?
何を見せられたんだ?
『ええ、よく知ってますわ。私の夫と娘です』
『どう思います?』
『どうって・・・つまらない人たちとしか・・・私ったらどうしてこんな人と結婚したのか・・・』
うわー・・・
やっぱりすごいよ。
完全に書き換えられちゃったよ。
さっきは旦那さんに助けを求めていたぐらいなのに。

『そうですか。問題ないようですね』
そう言って白衣の男が一個のスマホを受け取る。
『奥さんに電話が入ってますよ』
そのスマホを差し出す白衣の男。
『私に?』
怪訝そうな顔でスマホを受け取り耳に当てる女性。
『はい・・・えっ? 村越さん? えっ? はい・・・はい・・・はい・・・もちろんです。すぐに参ります。ええ・・・もちろんです・・・あの人たちのことなんか言わないで・・・ええ、すぐに』
うきうきとスマホを男に返す女性。
『どうぞお行きください。愛する男性のもとへ』
『あ、はい。ありがとうございました』
自分の人格を上書きした相手に丁寧に頭を下げ、モニターから消えていく女性。
ボクはそれを見てふうと息を吐いた。
すごいや・・・
人格の上書きってこんなにすごいんだ・・・
あーあ・・・
宮浜さんをボクのモノにできたらなぁ・・・

「いかがでしたか? 必ずやご満足いただけるものと思いますが」
にこやかな垣屋さん。
「ごめんなさい。とても素晴らしいし、ぜひともお願いしたいところなんですけど、しがない高校生のアルバイトじゃ・・・とても費用が」
ボクは首を振る。
そりゃ、ボクだってお金さえあれば・・・
「ローンもありますし、学割ということでいくらかお引きすることも可能ですよ」
ボクは再び首を振る。
「すみません。予算が20万ほどしかなくて。こんなにかかるとは思ってませんでした」
「そうですかぁ。残念です」
垣屋さんも残念そうだ。
そりゃ、ここまで見せて逃げられたくはないよね。
でもなぁ。
お金がなぁ。

ボクはしぶしぶ引き上げようと立ち上がる。
「もしお気持ちが変わりましたらぜひ。ところでこれは私の独り言なんですが・・・あなたのクラスメートや学校の女性教師にかわいい娘や美人はいませんか? もしおられるのでしたら、まずその女性を従順コース娼婦化オプションで人格を上書きし、あなたのためなら喜んで躰を売るようにするんです。そしてその売り上げはあなたに捧げるようにしてしまう。そうすれば、あなたの好きな彼女を奴隷コースで人格上書きするぐらいのお金はすぐに・・・」
垣屋さんの言葉にボクの足は止まった。
そんなことが・・・
いや、それはだめだ・・・
そんなことをすれば・・・
すれば・・・
でも、ボクはもうめぼしい娘を脳内で探すのに夢中だった。

                   ******

「ああん・・・ご主人様ぁ・・・ご主人様ぁ・・・おチンポ・・・ご主人様のおチンポ大好きぃ」
黒い下着とガーターストッキング姿でぼくのチンポにむしゃぶりつく宮浜舞香。
奴隷コースで人格を上書きされたうえ、エロエロ化のオプションを付けたから、ボクのチンポなしではもういられないのだ。
それでも普段はけなげに奴隷としての身をわきまえ、学校ではおとなしくしている。
とはいえ、ボクと二人きりにでもなったりしたら、すぐにもひざまずいておチンポをねだるいやらしいメス奴隷だ。
「ご主人様、どうかどうか舞香のおマンコをお使いくださいませ。舞香はご主人様におマンコを使っていただけるのが最高の喜びなんです」
ショーツを下げておマンコを広げて見せる舞香。
ボクを見上げる目にはハートマークが浮かんでいそうだ。
これがあの宮浜さんとはだれも信じられないだろう。
ボク好みのボクだけのものになった舞香だ。
これからもたっぷりと可愛がってあげるよ。

と思ったところで、玄関のチャイムが鳴る。
「はーい」
母さんが返事をする。
やばい。
今日は先生にお金を持って来させる日だったか。
「あー、母さん、ボクのお客さんのはずだからボクが出るよ」
「そう? じゃ出て頂戴」
ボクは急いでズボンを穿き直すと
玄関へ行ってドアを開ける。
「ああ・・・伸之(のぶゆき)様。今週の分をお持ちいたしました」
そこには丈の長い上着を羽織った今永(いまなが)先生がいた。
きっとその下はエロい下着だけなのだろう。
どぎつい化粧をして、男を誘う妖艶さを漂わせている。
昼間の先生とは大違いだ。
「ご苦労さん。これからデートかい?」
ボクは封筒を受け取りながらそういう。
「はい。伸之様のご命令通りに男を誘ってまいります」
「うん。しっかり稼いできてね」
「はい。伸之様」
今永先生は学校でも一二を争う美人女性教師だ。
ボクは彼女を人格上書きサービスに紹介し、従順コースと娼婦化オプションで人格を書き換えた。
今の彼女は、ボクの命令通りに男と売春する娼婦だ。
人格上書きサービスのつてで男をあてがっているので稼ぎもいい。
実際、わずかの間にボクは先生の分と舞香の分二人分を稼がせることに成功した。
これも垣屋さんのあの言葉のおかげだ。
ボクはいま、従順な娼婦と、エロエロなメス奴隷を手に入れることに成功した。
最高の気分だった。

エンド

いかがでしたでしょうか?
コメントなどいただけますとうれしいです。

それではまた。
  1. 2017/05/01(月) 20:42:46|
  2. 洗脳・戦闘員化系SS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

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プロフィール

舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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