昨晩は先週に引き続き、センパー様と「Leningrad」対戦でした。
6ターンからでしたが、ドイツ軍はやっと盤の半分を超えたあたり。
残りターン数を考えると、もっと進んでおきたかったというのが正直なところ。
とはいえ、突出して装甲軍団を失ってしまっては元も子もなくなるので、ここはなんとも悩ましい。

7ターンが終わって独軍はここまで進出。
空軍マーカーも二つになり、二箇所で空軍の支援が受けられるように。
しかし、Leningrad前面には陣地がいくつも構築され、ソ連軍が立てこもってます。
地形が湿地帯と言うこともあり、湿地と陣地で攻撃側に2段階不利に。
こうなるとなかなか突破が難しくなってしまいます。
1ヘクスにおけるのは3ユニットまで。
ソ連軍は陣地に3ユニットを立てこもらせ、何とか独軍の足を止めにかかります。
戦闘で3ユニットすべてを撃破できれば、そこに前進できますが、1ユニットでも残ってしまうと前進できず、次のソ連軍ターンで増援が来てまた3ユニットが立てこもってしまうので、前進するのが難しい。

案の定、10ターンが終わってもここまでしか進めてません。
二個装甲軍団の合計六個装甲および自動車化師団+三個歩兵師団、さらに航空支援の猛攻でも、相手を全滅させられずにまた増援で戻ってきてしまう悪循環。
南部からの歩兵師団による攻撃も手詰まりになり、Leningrad到達が厳しくなります。

結局11ターンのドイツ軍の攻撃が終了した時点で投了。
残り1ターンでLeningradに到達することは不可能であり、点数的にドイツ軍の勝利はなくなりました。
いやぁ、正しい初期配置になってさらに独軍が厳しくなった気がします。
以前は中央部はわりとするりと抜けられたんですけど、正しい配置ですと薄くとも防衛ラインが引かれますからね。
とはいえ、Leningradに達することができれば、点数的にはドイツ軍の勝利の可能性が高まりますので、Leningradに到達できるかどうかが鍵でしょうか。
センパー様、今回も対戦ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
きょうはこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/31(木) 21:02:14|
- ウォーゲーム
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このところ過去に読んだ本をいくつか読み直していたりするのですが、先日こちらを読み終えました。

学研M文庫の「満州帝国の誕生」です。
タイトルは「誕生」となっておりますが、中身は満州事変の勃発から満州国の成立、太平洋戦争における日本の敗戦での崩壊までと満州国の一生が書かれてます。
個人的にこの満州国と言う傀儡国家、偽国家とも言うべきものがどういうものであったかはとても興味がありまして、この本もそれゆえに昔購入したんですが、あらためて読み返すと、ほとんどの部分は満州国がどういう国家だったかよりも、皇帝溥儀の動向がメインの本でして、その意味ではやや残念。
それにしても国境紛争どころか国家間の正規戦争に発展しかねないような軍事衝突を、北辺の些事だから関東軍に任せておけなどと参謀本部に堂々と送ってしまうあたり、関東軍はほんとに統制から外れていたんですねぇ。
今思うと考えられないようなことです。
もし彼らの暴走を止めようと天皇が行動したとしても、場合によっては天皇の命に従わぬことこそ天皇に対する忠義であるなんてこと言いかねないですからねぇ。
この轍だけは踏んではならないですね。
きょうはこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/30(水) 20:46:50|
- 本&マンガなど
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先日、ツイッターを見ていたら、「昔、タミヤのプラモデルを買ったときに箱の中に入っていたカタログ。今でも大事に持っています」みたいなツイートがあり、当時の線画カタログの画像が出てました。
それを見たとき、ついつい、あー、私もまだ持ってる持ってるーと思い、机の中から引っ張り出してきたのがこちらです。

写真撮ったときの蛍光灯の反射が邪魔ですけどご容赦を。
私が中学に通っていたころのものですから、おそらく1978年ごろのプラモの箱の中に入っていたカラーカタログだと思います。
今でも4種類保管しておりまして、三種類は表紙は同じですが、中身が微妙に違います。

そのうちの一つを開いたところです。
四つ折りになっていて、中側はミリタリー系の模型ですね。

やはり1/35のミリタリーミニチュアが多く掲載されてますけど、これは私が買ったプラモがミリタリーミニチュアばかりだったからかもしれませんね。

表側はこんな感じ。
右側が表紙と裏表紙になる形です。

左側は車とバイクですね。
やはりミリタリーと比べると鮮やかです。
右は四つ折りにしたときに表紙と裏表紙に当たる部分。
裏表紙はシリーズの商品タイトルが羅列されてます。
当時は何の気なしに取っておいたものですけど、こうして時を経ると、ある意味貴重な資料かもしれませんね。
見ているだけで当時のことが思い出されます。
懐かしい。
きょうはこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/29(火) 21:46:33|
- 日常
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先週、近所のレンタルビデオ店で昨年公開されました「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 青い瞳のキャスバル」と「仮面ライダーX Vol1」を借りてきました。
「青い瞳のキャスバル」のほうは劇場で見たんですけど、あらためて冒頭5分間のルウム戦役のシーンはすごいですねぇ。
マゼランやサラミスが次々とザクに撃破されていきますけど、ホントもう目にも留まらぬという感じで、DVDをコマ送り再生してようやく何がどうなっているのかがわかる感じです。
ブリッジの中で散弾が炸裂するシーンなんて思わず痛みすら感じちゃいそう。
本編そのものは田中真弓さんのキャスバル坊やがいつ「シーター!」と叫びだすのか気が気じゃなくて、やっぱり違和感。(笑)
まあ、この話は若きランバさんと美しく有能なハモンさんを見ていればいいので、キャスバル&アルティシアはある意味どーでもいいのですが。(笑)
「仮面ライダーX」のほうはほんとに何十年ぶりかで見ました。
第一話で涼子さんが黒い全身タイツを着て女戦闘員ぽい姿をしていたのがなんとも言えずたまりませんねぇ。
夜のシーンなのであんまりよく姿が見えないのが残念。
それ以上に残念だったのはディスクが破損していたのか途中で読めなくなってしまい、五話収録されているうちの三話と四話がほとんど見られなかったことでしょうか。
うーん、返却時に一応伝えたほうがよさそうだな。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/28(月) 21:06:43|
- アニメ
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やっと日本ハムが一勝してくれました。
このまま三連敗するのではないかとひやひやしておりましたが、点を取られなければ負けないとばかりにロッテを0点に封じ、1-0での勝利です。
やれやれ。
それにしても打てませんねぇ。
オープン戦でそれなりに調子がよさそうだった中田選手も完全に調子を狂わせられてしまったみたいです。
明後日からまた立て直してほしいですね。
一方阪神はかろうじて5-4で中日に勝利し、2勝1敗で勝ち越し。
今日も高山選手やヘイグ選手が活躍してくれました。
福留選手にも一発が出たようでよかったです。
そして夜8時からは大河ドラマ「真田丸」
室賀さんが先週退場されてしまいましたが、徳川はなんとしても沼田城を北条に渡さなくてはならず、さらに真田に圧力をかけてくるのは必定。
そこで上杉に再び支援を求めることになり、お手紙を書きますが、当然のこと相手にされず、息子を差し出すなら考えてやるということで信繁君が上杉家の人質に。
上杉家に行った信繁君は、持ち前の明るさと賢しさで上杉景勝のハートをわしづかみにして、何とか上杉家の支援を真田が得られることになるという。
なんという直江君が胃が痛くなるような話。(笑)
たぶん主君に振り回される家臣同士、信幸君と直江君はいい飲み友達になれそうです。
次回はいよいよ前半の山場、第一次上田合戦です。
ここで真田の軍勢にいいように翻弄されてしまう徳川家と言うことになり、真田昌幸の名は一気に広まるわけですね。
城は作ってやるは負けるわで、徳川はホント踏んだり蹴ったりなわけですけど。(笑)
次回も楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/27(日) 21:24:46|
- 「真田丸」
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今日は朝から北海道のTV局はどこを見ても「北海道新幹線」の開業特別番組一色でした。
いよいよ今日から新函館北斗駅まで新幹線が開通です。
札幌に住む私にしてみれば、札幌までまだ延伸されていないので、それほど高揚した気分はないのですが、まあ、やっと北海道にも新幹線が走るのかと思うと感慨深いものはありますね。
面白かったのは、今日のプロ野球日本ハム対ロッテのTV中継で、解説の岩本氏が日本ハムが函館で試合したあとに仙台での楽天戦に移動するのに使えますねって言っていたんですけど、そんなピンポイントは一年に一回あるかないかでは。(笑)
そのプロ野球。
昨日開幕し、開幕第一戦は残念ながらハムも阪神も負けちゃいました。
日本ハムは大谷投手が一回に3点取られただけではあったんですが、相手の涌井投手がよかったので打てませんでしたね。
阪神も先制点を挙げたまではよかったものの、その後中日に1点ずつ取られてしまって、結局2-5で敗戦。
しかし、阪神は今日は勝ちましたよー。
ルーキー高山選手に初打点がつき、ゴメス選手にもホームラン。
ヘイグ選手も二試合連続のタイムリーといい感じでした。
このまま明日も勝ってほしいですね。
一方ハムは連敗です。
今日は先制点は取ったものの逆転され、一度はこちらも逆転したものの、再度逆転されてしまうという悪い流れ。
シーソーゲームの末に負けました。
中継ぎ抑えの不安が出てしまいましたね。
明日は何とか一矢報いて1勝してほしいものです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/26(土) 20:46:03|
- スポーツ
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私が高校に行っていたころよく読んでいたマンガに「すくらっぷ・ブック」という作品がありました。

小諸の中学に通う男女たちが織り成す青春群像劇でした。
晴ボン、マッキー、イチノ、理美ちゃん、雅一郎、カナちゃん・・・みんな好きでした。
ストーリーも好きでした。
ちょっとだけ登場人物たちより年上でしたが、ほぼ同年代と言うことで親近感もありました。
その「すくらっぷ・ブック」の作者であります、漫画家の小山田いく先生がお亡くなりになってしまいました。
ご病気だったというお話です。
まだ59歳だったとのこと。
早すぎます。
最近はお名前を聞かないなぁとは思っておりましたが、それにしてもこんなに早く逝ってしまわれるとは思いませんでした。
「すくらっぷ・ブック」は私の青春の日々の一ページでした。
素敵な作品をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
- 2016/03/25(金) 20:46:08|
- ニュース
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先日実は今まで行ってきた初期配置は間違っていたということが判明した「Basic3」に含まれる「Leningrad」ですが、今回センパー様が正しい配置で対戦してみましょうと申し出てくださいましたので、早速昨晩対戦することに。
陣営は私が攻撃側の独軍(グレー)、センパー様が防御側のソ連軍(緑)です。

こちらがセンパー様ソ連軍の初期配置。
中央部分の七つのユニットが、今までとは違うところです。
やっぱりまったく違うなぁ。
このゲームはかなりルールがシンプルな部類で、装甲師団の第二移動などはなく、単純に移動して戦闘と言う流れです。
ただ、移動途中で蹂躙攻撃を行うことができるので、独軍としてはそれを使ってソ連軍を移動中にも攻撃していくのがみそでしょうか。
独軍の攻撃のあと、ソ連軍の移動と戦闘と言うことになるのですが、ソ連軍は第一ターンには陰謀ルールとも言えるものがあり、すべてのソ連軍ユニットは全力で独軍ユニットを攻撃しなくてはなりません。
しかも、独軍は戦力がはっきりしているのに対し、ソ連軍は配置の段階では裏返しになっており、実際に戦闘をしてみるまではそのユニットの戦力がわかりません。
これはスターリンによる赤軍粛清の結果、ソ連軍部隊が混乱していたことを表すもので、ソ連軍司令部も配下の部隊が果たして戦力になるのかどうかわからなかったことをシミュレートしているのです。
センパー様ソ連軍は(ルール上やむを得ず)果敢に独軍に攻めかかりますが、独軍の装甲軍団を包囲したものの、その戦力はそれほど高くなく、逆に内側からの攻撃に攻撃側全滅と言う結果に。
これで本来独軍の足止めに使われるべきソ連軍部隊が大幅に減少してしまいます。

3ターンの終了時にはレニングラードに向かう途中にある都市リガも占領し、前線のソ連軍部隊もほぼ一掃することに成功しますが、ソ連軍には無尽蔵とも思える大量の増援が次々と送り込まれてくるので、すでに独軍の前方には新たな戦線が構築されてます。
独軍としてはここをまた突破していかなくてはなりません。

5ターン終了時で独軍はここまで進みましたが、やや進撃スピードも鈍化し始めました。
レニングラードはまだ遠く、ソ連軍に守りを固められる前に突入したいところなのですが、なかなか難しそうです。
何とか突破しなくては・・・
昨日の対戦はここまで。
続きはまた来週です。
センパー様、よろしくお願いいたします。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/24(木) 21:11:25|
- ウォーゲーム
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いよいよ明後日25日からプロ野球はシーズンが開幕です。
今日は各チームの開幕一軍登録選手が発表されました。
阪神はルーキー高山選手、3年目の横田選手が開幕一軍に。
日本ハムは5年目にしてソフトボール出身の大嶋選手が開幕一軍登録となりました。
彼らの活躍に期待したいところです。
と言うことで、今年も恒例の順位予想をしてみたいと思います。
あくまでほとんど勘みたいなものです。
セ・リーグ
1位:阪神タイガース
これはもう願望以外の何者でもないですけど、今年は先発投手も何とかなりそうですし、結構やってくれるのではないかと思ってます。
金本監督の手腕に期待です。
2位:東京ヤクルトスワローズ
悩みましたが極端な戦力ダウンもなさそうですし、2位ぐらいに食い込んでくるのではないかと。
3位:横浜DeNAベイスターズ
オープン戦の勝敗はよくなかったですが、ラミレス新監督の下で力を発揮してきたらこのぐらいにはいそうです。
4位:読売ジャイアンツ
昨年からの騒動が尾を引いていそうなのと、阿部捕手がどこまでやれるのかが悩ましそうなので、今年はBクラスと予想しました。
5位:広島東洋カープ
前田投手の抜けた穴は大きいかなと思います。
そこを乗り切れば上位も当然あるでしょうけど。
6位:中日ドラゴンズ
今年は結構厳しそうな気がします。
まだ世代交代の途中のイメージです。
パ・リーグ
1位:福岡ソフトバンクホークス
日本ハムと行きたい所なのですが、やはり戦力は段違いな気がします。
今年もちょっとやそっとでは揺るがなさそう。
2位:埼玉西武ライオンズ
どうも西武あたりが2位に来そうな気がするんですよね。
戦力も脂が載っている選手が多い感じです。
3位:北海道日本ハムファイターズ
中田選手の言うように、若いチームなのでイケイケどんどんになれば実力以上の力が出そうですが、一歩歯車が狂うとなかなか力を出せなくなりそう。
また今年は投手陣がやや不安ですね。
4位:オリックスバファローズ
昨年の手痛い思いはもうしたくないでしょう。
それでも今年はこのあたりかなと言う気が。
5位:東北楽天ゴールデンイーグルス
オコエ選手の開幕一軍など話題はありますが、やはり戦力的にはやや不安かと。
梨田監督がどこまで采配でまかなえるか。
6位:千葉ロッテマリーンズ
消去法での最下位予想ですので、まったく当てはまらない可能性も多いにあります。
正直よくわかってないです。
今年も最後に笑うのはどの球団になるのでしょうか?
いよいよ始まるプロ野球が楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/23(水) 21:11:14|
- スポーツ
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甲子園で行われております春の選抜高校野球。
今日は第三試合で北海道の札幌第一高校が登場しました。
相手は千葉県の木更津総合高校です。
序盤、札幌第一はピンチを切り抜けたあと無死満塁と言う大チャンスを迎えましたが・・・
なんとここから木更津総合の早川投手の前に三者連続三振と言うとんでもないことに。
(><)あららー
それでも4回までは両チーム無得点でしたが、5回についに木更津総合に1点を先制されると、6回7回にもそれぞれ2点ずつを失って0-5に。
9回に最後の反撃で2点を返しましたが、それが精一杯でした。
結局2-5で札幌第一は初戦敗退。
初の選抜では1勝もできませんでした。
残念でしたー。
春の北海道勢は時々ググンと勝ち進むことがあったりするんですけど、今回はそうは行きませんでしたね。
札幌第一の選手の皆様お疲れ様でした。
夏に向けて再出発ですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/22(火) 21:00:24|
- スポーツ
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甲子園では春の選抜高校野球が開幕し、今週末にはいよいよプロ野球も開幕を迎えます。
と言うことで、プロ野球のオープン戦も今日で全日程が終了したようです。
な、な、なんとなんと、終わってみればわが阪神がオープン戦勝率一位で首位ですよー!!
びっくりーー!
先日までソフトバンクが上にいるとばかり思っていたので、今日のヤフーのスポーツ記事を見てびっくりです。
まさかオープン戦を首位で終えるとは。
毎日のように話題になっていたルーキーの高山選手や、3年目の横田選手など若い選手が活躍してくれましたね。
投手陣もオープン戦チーム防御率が1点台と抑えてくれましたし、引き分けが5試合と負けないですんだこともよかったようで。
ゴメス選手やヘイグ選手など外国人打者はまだいまひとつ調子が上がってきてないようですが、シーズンで上がってくれれば問題なし。
オープン戦ではありますが、首位と言うのはうれしいものですし、この調子でシーズンのスタートダッシュを決めてほしいところです。
かつての暗黒時代には「オープン戦は調子いいんだけどねぇ・・・」なんてこともありましたので、今年はそんなことないようにしてほしいですねぇ。
がんばれタイガース。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/21(月) 21:25:19|
- スポーツ
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先ほどまでNHKの大河ドラマ「真田丸」と「新・映像の世紀」を視聴しておりました。
「真田丸」は今回で11回目。
サブタイトルは「祝言」でした。
源次郎こと真田信繁が梅を妻に迎えるめでたい話なのですが、そこはそれ真田を取り巻く状況が状況ですからただめでたいではすみませんね。
真田とともに小県(ちいさがた)を支配してきた室賀家の当主正武が、家康の謀略に載せられる形で昌幸の暗殺をたくらみます。
初回登場時から何かと言うと昌幸に逆らい、信幸に対しては「黙れ小童」と一括してきた室賀ですが、前回あたりから昌幸をきちんと認めていた人物だったというのが描かれてきて、ある意味やばかったのではありますが。(笑)
昌幸は信繁の祝言の席に室賀を招待し、そこで最後の碁を打ちます。
このシーンがなんとも言えず切ない。
昌幸は、お前のたくらみはわかっているから観念して家臣になれという。
これは室賀を生き延びさせたい精一杯の心遣いでしょう。
対して室賀も、お前の家臣にはならぬと。
昌幸を認めてはいても、やはり家臣にはなれないのは仕方ないことなのでしょう。
立ち去ろうとして振り返りざまに昌幸に襲い掛かる室賀は、出浦と信幸に殺されました。
なんとも悲しい・・・
西村雅彦さんのお見事な演技でした。
今回も面白かったです。
次回はいよいよ第一次上田合戦が始まるようですね。
楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/20(日) 22:11:22|
- 「真田丸」
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プロ野球は巨人の選手の賭博問題に端を発した選手間の金銭授受問題で揺れておりますが、開幕日はずらさないとのこと。
オープン戦もたけなわで、わが阪神はルーキーの高山選手や3年目の横田選手がはつらつとしてがんばっているようです。
金本新監督の下、今年は期待したいですね。
そして明日からいよいよ甲子園では春の選抜高校野球が開幕です。
北海道からは札幌の札幌第一高校が春は初出場です。
昨年の春の大会は、札幌の東海大四高校が決勝戦まで進出。
惜しくも準優勝となりましたが、今年の第一高校にもがんばってほしいですね。
今日は短いですがこれにて。
それではまた。
- 2016/03/19(土) 21:23:50|
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私も所属させていただいておりますシミュレーションウォーゲーマーのSNS「MastAttack」と言うのがあるのですが、昨日そちらにSato氏が書き込まれましたウォーゲームのリプレイに大きな衝撃を受けてしまいました。
といいますのも、Sato氏はSPI社のミニサイズゲーム「Leningrad(レニングラード)」をプレイされていらっしゃったのですが、その初期配置が、今まで私がプレイしてきていたときのとはまったく違っていたからなのです。

SPIの「Leningrad」は、日本では初期にSPI版が輸入され、日本語訳ルールを添付して販売されていたのですが、後にホビージャパン社がミニサイズゲーム三つをワンセットにした「Basic3」と言う形でライセンス生産の日本版が発売されました。
私もこちらを持っておりまして、何度かソロプレイもし、また友人と対戦も行ったものです。

(今までやっていた初期配置。中央部分ががら空きです)
その際、ソ連軍の初期配置として、ルールブック(チャートシート)のセットアップの項目には、このような記述がありました。
「また、地図中央下方にある☒のマークの上には歩兵ユニットを一つずつ置いていく。」
これを見た私は、ソ連軍のユニットを、盤の地図外にある☒マークの上に置いていきました。

この状態で、この盤外の7つのソ連軍ユニットは第一ターンのソ連軍の移動時に地図上に進入してくるものだと思っておりました。
ところがぎっちょん!
正しくは、この☒マークが書かれたヘクス列のどこかのヘクスにそれぞれ一ユニットをおきなさいということだったそうなのです。
(゚◇゚)ガーン
Sato氏から教えていただきましたところ、英語版の地図には初期配置のやり方が英文で載っており、それによれば上記のように書かれていて、盤外のマークの上に置いておくものではないとのこと。

つまり、このようにちゃんと中央部分に薄い防御ラインを張れるのです。
なんてこった・・・ \(^o^)/
いやぁ、日本語ライセンス版ですと英文が付いてないのでまったくわかりませんでした。
発売されたのが1984年だったかと思いますので、30年以上も正しくない配置でプレイしてきたことになりますねぇ。
なんとも衝撃でした。
幸いセンパー様が正しい配置で対戦いたしましょうとお誘いいただきましたので、来週にでも正しい配置での対戦ができそうです。
ありがたいことです。
当時の日本語訳にはいろいろと誤訳もあるよとはよく聞きましたが、初期配置がきちんと訳されていないとは思いませんでした。
快くお教えいただきましたSato氏には本当にありがとうございました。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/18(金) 21:23:52|
- ウォーゲーム
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札幌は昨日今日と最高気温が10度を超え、二日連続で暖かい日になりました。
だいたい4月中旬から下旬ぐらいの気温だそうで、おかげで道路の雪もかなり溶け、路面のアスファルトがかなり顔を出しました。
これならそろそろいいかなと、今日、物置から50ccのスクーターを引っ張り出しました。
スノーダンプなど除雪道具は入れ替わりで物置へ。
まだ3月ですから油断はなりませんけど、これから20センチ30センチと積もることはもうないでしょう。
とりあえずスクーターを引っ張り出し、エンジンをかけてみましたが、何度かやると無事にエンジンもかかりました。
3ヶ月ちょっとエンジンかけてないので、最初はかかるか心配なんですよね。
何とかエンジンもかかりましたし、まずは問題なさそうです。
明日も暖かいそうなので、明日の用事にはスクーターで出かけてみますかね。
これで少しだけ行動範囲が広がります。
今年は雪が少なくてよかったなぁ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/17(木) 20:57:02|
- 日常
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タミヤニュースの563号が到着しました。

表紙はこちら。
今号は新製品で登場するドイツ連邦軍で使用されていたM109A3自走榴弾砲についていたマークとのこと。
なんとなく第二次大戦中の突撃砲大隊あたりのマークに雰囲気が似ているような気がしますね。
最初の記事は昨年7月に行われた英国の国際軍用機ショー。
日本からは新型対潜哨戒機P-1が参加したとのことで、静かなエンジン音が関心を呼んだとか。
第二次大戦イタリア軍装備解説はフィアットG55戦闘機の一回目。
ドイツのダイムラーベンツ社製の液冷エンジンを搭載したG55は性能も優秀な戦闘機でしたが、ライセンス生産のエンジンの量産に手間取りイタリア降伏までのわずかな期間でしか生産がかなわなかったようですが、その性能の高さゆえに戦後も生産が続けられ、輸出もされたそう。
新商品では1/35ミリタリーミニチュアにその頭文字からスーカ(雌犬)とも揶揄されたSU-76M自走砲が登場のようです。
オープントップの自走砲はドイツ軍ではわりとメジャーですが、ソ連軍ではあまり見ないため、味方からドイツ軍の自走砲と間違われて攻撃されたなんていう逸話もあるとか。
歩兵支援に活躍した自走砲ですね。
巻中の情景写真はノルマンディー上陸後の米軍の内陸部への進撃シーンを1/48で再現したもの。
撃破された四号戦車と、その脇を進むM10がいい対比になっています。
また、最近TVの「何でも鑑定団」で話題になった石坂さん主催の「ろうがんず」の展示会の様子も出てました。
ほかにもいろいろと面白そうな記事も。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/16(水) 21:25:55|
- タミヤニュース
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やはりと言うかなんと言うか、巨人の野球賭博がらみで他球団でも選手同士の金銭授受があったという発表がなされましたね。
わが阪神も円陣を組んだときに声かけした選手への連勝ご祝儀と、練習中のミスに対する罰金的なものがあったということのようです。
うーむ、やはり阪神でもありましたか。
確かに勝敗を賭けるというものではないようですが、やはり金銭授受は賭博に結びつくからやめようと言うことになったようですね。
まあ、罰金はともかく、仕事でミスしたら(バックアップしてくれた)みんなにジュースぐらいおごれよ的なことは会社ではありがちな気もしますが、やはりこういうことも賭博行為になりかねないんでしょうね。
今日の昼のTVでは、会食を行ってその場の食事代を(賭け的な行為に)負けた人が持つというのは賭博には当たらないそうですが、これで食事でもしてくださいと現金を渡すのは賭博になると言ってましたので、金銭がらみが問題なんでしょうねぇ。
ともあれ、今回の件で球団内での選手同士の現金のやり取りにはかなり厳しくなりそうですね。
早くすっきりした形で開幕を迎えたいものです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/15(火) 21:06:31|
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先日の「日中戦争がよくわかる本」も早々に読み終わりましたので、その流れでこちらを読み始めました。
PHP文庫の「日本陸軍がよくわかる事典」です。

「日中戦争」と違って、こちらはもうすでに以前読んだことのある本なのですが、この際読み返すのもいいなと思い読み始めた次第です。
陸軍の成立から終焉、兵力やその動員方法、兵や下士官の生活、兵器や組織などなど、日本史上最大の組織の大まかな内容が取り上げられております。
個人的にはやはり兵器や内務班での生活などそういう部分が気になりますね。
靴や軍服、下着なんかもなくなると叱られるため、別の部屋に忍び込んで盗んできたりなんか日常茶飯事だったとか。
要領の悪い私なんかはきっと毎日殴られていたのではないでしょうか。(^_^;)
スマートな海軍に対し泥臭い陸軍と言うイメージがありますが、最近はホントこの日本陸軍と言う組織が面白く感じられてきました。
日本人のよい部分も悪い部分もみんなごっちゃ混ぜにしたらこんな組織になるんじゃないですかね。
発売が2002年ともう結構前の本なのですが、それほど内容が変更されるような本でもないと思いますので、日本陸軍と言うものの大雑把な理解には役に立つ本ではないでしょうか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/14(月) 21:25:46|
- 本&マンガなど
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NHK大河ドラマ「真田丸」も今日で10回目。
今日は「妙手」と言うサブタイトルでした。
冒頭北条と徳川が和睦したことで窮地に立った真田を家康が呼びつけます。
ここでやってきたのは昌幸ではなく信幸信繁の兄弟。
信幸は家康に一歩も引かずに交渉を行いますが、終わった後はへたばってました。
まあ、仕方ないよねー。(笑)
沼田の城を北条に渡す、渡さないで一揉めした挙句、北条は沼田に攻め寄せますけど、ここで今度は信繁が上杉に出向いて交渉。
どの顔下げて来たといわれますが、景勝は信繁の提案に乗っかりまたしても手を組むことに。
景勝様おやさしいなぁ。
まさに義の人。(笑)
一戦交えたように見せかけ、上杉にはまだ力が残っているぞと周囲に思わせることに成功し、北条は沼田から兵を引く。
これ、実際こうだったんでしょうかね?
だとするとすごい駆け引きです。
とりあえず一安心ですが、今度は本多正信がなにやら手を打ってくるようですね。
室賀さんが利用されるらしいですが・・・
次週は「祝言」
信繁君のできちゃった結婚です。
楽しみですねぇ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/13(日) 21:15:26|
- 「真田丸」
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先日読み終えた「戦争で読むローマ帝国史」に引き続き、表題の本も今日読み終えました。

この本も購入したあとほったらかしてあった本の中の一冊で、もう10年も前の本なんですよねー。
いわゆる積ん読ってやつで、あとで読もうと思っててそれっきりになっていたという。
私も昔は日本海軍の活躍に幻惑されていた口でして、大和、赤城加賀、零戦などなど海軍側に興味がありましたけど、ここ近年は日本陸軍のほうに興味が出てきまして、これもその一環で手に入れたんだったと思います。
太平洋戦争になってからの陸戦、マレー戦やガダルカナルなどの各地の島嶼戦での陸軍の戦いはなんとなく理解しているのですが、陸軍が本当に主役だったのはやはり大陸での戦争ですから、日中戦争を抜きにしては語れないところでしょうか。
とはいえ、私はほとんど日中戦争のことを理解しておらず、通り一遍のことすらよくわかってないので、この本はありがたかったです。
残念ながら日中戦争は現在の日中関係にも大きく影響しておりますが、この戦争がどういう戦争だったのか大まかのことを知りたいという方には向いている本ではないでしょうか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/12(土) 20:56:40|
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2011年3月11日。
東日本大震災が発生した日です。
あれから今日で五年の月日が経ちました。
一部の地域では目に見える感じでの被害の様子はなくなったところもあるようです。
でも、福島の福島第一原発の近くではいまだに人が住めなくなった地域が広がったままのようです。
もう五年、されどまだ五年。
あの日、札幌の自宅にいた私も揺れを感じました。
非常にのったりとした揺れだったのを覚えています。
ああ、これはかなり遠くなんだな、でも札幌まで揺れるのかぁとぼんやり考えたことを思い出します。
その時点ではこんなに大きな地震だとは思いませんでした。
浦河のあたりでまた揺れたんだろう程度にしか思いませんでした。(浦河付近は北海道の地震の巣なので)
どのぐらいの揺れだったのかTVでも見ようかと思ってTVをつけ、そこで大きな地震だったことを知りました。
それからじょじょに津波の映像が流されていき、これはとんでもないことになったと思ったものでした。
あの日からもう五年ですか。
早いものです。
復興もじょじょに進んできているようではありますが、まだまだ手が付いてない部分も多いようです。
そして地域での差も出てきてしまっているみたいです。
あの災害でお亡くなりになられました方々に、改めましてご冥福をお祈りいたします。
そして被害に遭われました皆様に、心からお見舞い申し上げます。
- 2016/03/11(金) 21:07:31|
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学研の「歴史群像」誌2016年4月号手に入れてきましたー。

こちらが表紙。
今号の第一特集は、第一次上田合戦
今NHKの大河ドラマで放送されている「真田丸」ネタですね。
真田家が徳川軍を迎え撃ち、どうにか撃退したこの第一次上田合戦。
私はほとんど内容を知らないので、記事を読むのが楽しみです。
第二特集は西部ニューギニアの攻防
大日本帝国陸海軍が米軍を中心とする連合軍と死闘を繰り広げることになる西部ニューギニアの戦いの記事のようです。
副題が新しい機動戦に敗れた古い機動戦の軍隊と言うことですが、どういうことなのか。
これも読むのが楽しみです。
第三特集はドイツ空軍の誕生
今までドイツ空軍は戦略空軍ではない戦術空軍だったゆえに敗北したみたいなことを聞いた気がするのですが、この記事の副題では戦術空軍でも戦略空軍でもない空軍とあります。
これも気になりますねぇ。
毎回「歴史群像」誌の記事は、読んで面白くなかったと感じたことがないので、いつも楽しく拝見しているのですけど、今回も面白そうな記事満載で楽しみです。
今読んでいるものをさっさと読み終えて、早く取り掛かりたいですねー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/10(木) 20:47:43|
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プロ野球巨人選手の野球賭博問題で、昨日新たに高木京介投手がかかわっていたことが明らかになりました。
今日のスポーツ関連のニュースではこの高木投手の件が大きく取り扱われておりましたが、やはりあの三人だけでは終わらなかったかと言う感じですね。
週刊文春のニュアンスでは、さらに数人がかかわっているのではないかと言う感じですが、どこまで解明されるでしょうか。
やはり気がかりはこれは巨人だけの問題なのかと言うことですね。
私の応援する阪神は大阪の人気球団ですし、選手に対する誘惑も多いのではないかと思います。
そういう誘惑に負けてしまった選手とかがいないといいのですが・・・
巨人は開幕間近のここに来てのごたごたはつらいところですね。
シーズンへの影響はやはりまぬがれないのではと思います。
早く決着がついてほしいものだと思います。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/09(水) 20:55:16|
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昨日に引き続き「全身タイツ仲間のはずが・・・」の後編です。
お楽しみいただけましたら幸いです。
どれぐらい待っただろうか・・・
一時間にも感じたし、数分だったのかもしれない。
もしかして私はここに捨てていかれたのだろうかと思ったころ、ドアが開いて黒い人影が出てきた。
それはとても奇妙な姿。
TVや雑誌などで見たことはあったけど、男の人が全身タイツを着た姿を間近で見るというのはなんともいえない奇妙なもの。
「待たせたね」
その声に私は目の前の全身タイツの人物が夫であることに気が付いた。
頭のてっぺんからつま先までぴったりとした黒い全身タイツに覆われている。
顔は目だけが覗いていて、鼻も口も布の下。
首元と目の周りだけが赤く縁取られている。
広い肩幅と厚い胸板があらわになってて、夫がこんなに引き締まった体をしているとは知らなかった。
腰には先ほど扉についていた奇妙な蟲のマークの付いたベルトを嵌めており、両手と両足は手袋とブーツを履いている。
本当に声を聞かなければ、私は彼が夫だとは思わなかったに違いない。
「さあ、おいで」
ちょっとぽかんと口を開けていた私をいざなうようにまた先に立って歩いていく夫。
真っ黒な背中がいつも見ている夫の背中とは思えない。
全身タイツって本当に躰のラインがあらわになるのね。
私も着るとあんな感じなのかしら。
ちょっと恥ずかしいけど、何だか着てみたくも感じてしまう。
私は何だか不思議な気分で後に付いて歩いていった。
そこは少し明るいホールのような場所だった。
ホールの奥にはやはりあの奇妙な蟲のマークがある。
そこには夫とまったく同じ格好をした男たちが何人かいて、私たちを全身タイツから覗く目で胡散臭そうに見つめていた。
そして何より驚いたのは、全身タイツじゃなくてなんと言うか・・・怪獣映画に出てくる怪獣のような格好をした人がいたことだ。
「ヒャイー! カーマキラ様、戦闘員174号、この女のことで報告いたします」
「キーラー! 言ってみろ!」
右手を挙げて話しかける夫に、両手を振り上げるカマキリの怪獣。
何だか本当に生きているみたいにすごくよくできているのね。
「ヒャイー! 実は、彼女は私の妻なのですが、この衣装を見られてしまいました」
「キーラー! リュゼーのことを知ったものは生かしては置けない。なぜ始末しない。こんなところにまで連れてきて!」
えっ?
始末ってどういうこと?
もしかして私殺される?
「お待ちくださいカーマキラ様。彼女はわれわれの仲間になってもよいと言っております。その言葉に嘘はありません」
「なに? リュゼーの仲間になるというのか?」
「はい。間違いありません。そうだな?」
夫が振り向いて私に確認する。
「は、はい。そうです。主人といっしょに皆様の全身タイツ仲間に入れていただければと・・・」
「キーラー! いいだろう。女戦闘員はいろいろな役目に使える。人数がいるに越したことはないからな」
「ヒャイー! ありがとうございます」
「キーラー! 早速この女を女戦闘員にするのだ。連れて行け!」
「ヒャイー!」
えっ? えっ?
な、何なの?
女戦闘員って何なの?
私をどうするつもりなの?
カマキリの怪獣の命令に、夫と同じ格好をした人たちが私の両手をつかむ。
そして引きずるようにしてどこかへ連れて行こうとする。
「あ、あなた・・・」
「おとなしくするのだ。すぐにお前にもわかるようになる」
私は夫から離され、部屋から連れ出されてしまった。
「いやっ! 何なんですか? いったい私をどうするつもりなんですか?」
両腕をつかまれて引きずるように連れて行かれる私。
「ヒャイー! おとなしくしろ」
「ヒャイー! 黙って来い」
夫と同じ黒い全身タイツの男性たちが私をがっちりつかんでいる。
「離してください。乱暴はしないで。私はただ主人とともに皆さんと全身タイツを楽しむものとばかり・・・」
どうして?
何でこんな乱暴なことされなくちゃいけないの?
でも、彼らは私にそれ以上何も言うことなく、別の部屋のドアをくぐらせられてしまう。
そこには丸いテーブルのようなものがあり、その周囲には何か病院で見かけるような機械類が置かれていた。
「な、何?」
「ヒャイー! 喜べ。お前の望みどおりわれらの仲間にしてやるのだ」
円形の台の周りにはまったく同じデザインで色だけ白い全身タイツを着た男性と女性がいて、なにやら機械を操作している。
女性のほうは形よい二つの胸とくびれた腰、丸いお尻のラインがすべてあらわになっていて、何だか裸よりもなまめかしい。
私も全身タイツを着るとあんなふうに全部ラインが出ちゃうのかしら・・・
それだとすごく恥ずかしい・・・
一瞬そんなことを考えた私だったが、男たちは私をその台のところまで連れて行くと、私を持ち上げるようにして台の上に寝かせ、両手両足を止め具で止めてしまう。
「いやっ! は、離してください! やめて!」
これはさすがに冗談では済まされないわ。
いくらなんでもひどすぎる。
こんなサークルは願い下げよ!
「やめます! こんなことされるならあなた方の仲間になんてなりません! 家へ帰ります! 離してください!」
「わめいても無駄よ。お前はリュゼーの女戦闘員になるの。光栄に思うことね」
白い全身タイツの女性が私のそばにやってきてそう言う。
全身タイツが躰にぴったりして美しい。
でも、こんなのはいやぁ!
「それでは女戦闘員への改造を始める」
白い全身タイツの男性のほうがそう言うと、女性が太い注射器を手にする。
中には黄色い液体が入っていて、毒々しい色を見せていた。
「ま、まさかそれを?」
私は身をよじって逃げようとするが、手足を固定されてて動けない。
そうしているうちに白い全身タイツの女性が私の腕に注射器をつきたてる。
「痛い!」
「おとなしくしなさい。これはあなたの肉体を強化する薬品よ。これでお前の躰はプロレスラーでも簡単に殺せるようになるわ」
「殺す? いやっ! そんな恐ろしいこと!」
私は思わず首を振る。
次の瞬間、私の躰がとても熱くなってきた。
「何これ? 熱い・・・」
「お前の躰が強化されているのよ。心配要らないわ。すぐに適合し、強化された肉体に順応するはず」
「強化って・・・そんな・・・」
な・・・何なのいったい?
私の躰はどうなっていくの?
そうしている間にも躰の火照りは激しくなり、私は思わずうめいてしまう。
「肉体改造は順調。強化度合いは80%」
「洗脳作業に入ります」
白い全身タイツの男女が何か言っている。
洗脳って・・・何?
お願いだから家に帰して・・・
やがて白い全身タイツの男性が、私の額にリング状の金属を取り付ける。
「な、何? きゃぁぁぁぁ!」
女性のほうがスイッチを入れると、いきなり私の頭の中に光の奔流が流れ込んできて、私は思わず悲鳴を上げる。
光はたちまちのうちに私の頭の中をかき混ぜていき、私は何が何だかわからなくなる。
まるで私が細かい紙切れに粉砕されていくかのよう。
ねじれ、ちぎれ、粉々になっていく。
いやぁ・・・
助けて・・・
誰か助けて・・・
私は頭の中で光が駆け巡っているのにもかかわらず、闇の中へと飲み込まれていった・・・
私は光に包まれている。
何だかとても気持ちがいいわ。
まるで胎児になってお母さんのお腹の中にいるみたい。
この光は何なの?
リュゼー
リュゼー
リュゼー?
ああ・・・そうだわ・・・
この光はリュゼー。
偉大なるリュゼー。
世界を支配するリュゼー。
リュゼーこそが世界を支配する組織。
すべての人類はリュゼーにひれ伏すの。
ごく一部の人間だけが選ばれ、リュゼーの一員となって下等な人間たちを支配する。
私はそのリュゼーに選ばれた存在になれたんだわ。
私はリュゼーの一員。
リュゼーのためなら何でもする。
リュゼーの役に立たない人間は始末する。
リュゼーの邪魔をする人間は殺す。
リュゼーに必要ないものは破壊する。
すべて当然のこと。
私はリュゼーの女戦闘員。
「ん・・・」
私はゆっくりと目を開けた。
いつの間にか気を失っていたらしい。
無様だわ。
リュゼーの女戦闘員としてあるまじき事ね。
気をつけなくては・・・
「目が覚めたようね」
女白戦闘員が私に声をかけ、手足の止め具と額のリングをはずしてくれる。
「はい・・・」
私は躰を起こす。
全身に力がみなぎっているわ。
これなら人間を殺すことなどたやすいことね。
「そこの装備を身につけ、ホールに行きなさい。わかっているでしょ?」
「ヒャイー! もちろんです」
私は右手を上げて服従の声をあげると、立ち上がってすべての服や下着を脱ぎ、用意されたものを身に着ける。
黒の全身タイツを手に取り、背中のファスナーを開けて足を通す。
両足から腰へとたくし上げ、胸を収めて両腕を通し、頭部のマスクをかぶってファスナーを上げる。
全身がタイツに包まれて気持ちがいい。
これがリュゼーの戦闘員の姿。
私にふさわしい衣装だわ。
私は両手に手袋を嵌め、両足にブーツを履く。
最後はリュゼーの蟲のマークの付いたベルトをつける。
何だか女戦闘員として完成したようで、とても気持ちがいい。
私はリュゼーの女戦闘員よ。
「ヒャイー!」
私は思わず右手を上げて服従声を発する。
気持ちいいわぁ。
私は全身に走る快感を感じながら、首領様に挨拶するためにホールへと向かった。
******
「ただいま」
玄関で戦闘員174号の声がする。
偽装職から戻ってきたみたいね。
「お帰りなさい。ヒャイー!」
私は玄関まで出迎えて右手を上げる。
「ヒャイー! ただいま女戦闘員31号」
うらやましそうな表情で私を見る戦闘員174号。
うふふふふ・・・
それはそうよね。
彼は偽装職に行っていたので、戦闘員の衣装は着ていないんだもの。
私は戦闘員174号の妻という役割で専業主婦という設定だから、室内ではいつでもこの女戦闘員の格好でいられるわ。
これ以外の衣装なんか着る気になんてならないもの。
女戦闘員でよかったわ。
「ふう・・・やはりこの格好が一番だ。女戦闘員31号が仲間になってくれたおかげで、家ではいつでもこの格好でいられるのがありがたい」
戦闘員の全身タイツに着替えてきた戦闘員174号がホッと一息ついている。
うふふふふ・・・
早くリュゼーが世界を征服し、いつでもどこでもこの格好でいられるようにしたいわね。
それでくつろいでいるところ悪いんだけど・・・
「アジトから指令が来たわ。カーマキラ様が今夜行動を行うって」
「む、それはすぐに行かないと」
「ええ、私はいつでもOKよ」
私は戦闘員174号にうなずく。
「ヒャイー! リュゼーのために!」
「ヒャイー! リュゼーのために!」
私たちは右手を上げて任務の前の服従の声を出す。
世界をリュゼーのものにするためにはさまざまな妨害を排除しなくてはならない。
そのために私たち戦闘員がいるのよ。
リュゼーの邪魔をするものは皆殺しにしてやるわ。
私は戦闘員174号とともに、闇に包まれた町をアジトへと向かうのだった。
エンド
いかがでしたでしょうか?
よろしければ感想などいただけますとうれしいです。
それではまた。
- 2016/03/08(火) 21:02:51|
- 女幹部・戦闘員化系SS
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昨日書きましたとおり、今日明日で短編SS一本投下させていただきます。
本当はいっぺんに投下したほうがいいんでしょうけど、そこは二日ほど楽させてくださいませ。(笑)
タイトルは「全身タイツ仲間のはずが・・・」です。
いつもとちょっと違うようでやっぱりいつもの舞方節だとは思いますが、よろしければ目を通していただけますとうれしいです。
それではどうぞ。
全身タイツ仲間のはずが・・・
このところ夫の様子が何か変・・・
勤めていた会社が倒産し、三ヶ月前に転職したころからなんだけど・・・
何だか携帯を肌身離さず持つようになったし、電話のときも私には極力聞かれないようにしようとしているみたい・・・
それに夜勤も多く、夜になると大きなカバンを持っていそいそと出かけて行っちゃう。
昼間のお仕事だと聞いていたのに、そんなに多く夜勤があるのかしら・・・
まさか・・・
まさか浮気?
夜勤と偽って女性と会っているのかしら・・・
でも、夜勤から帰ってきた時はとても疲れたような感じだし・・・
浮気にしては妙な気もするわ・・・
いったい何がどうなっているのか・・・
「ひゃ、ひゃいー・・・すぐ行きます」
今日も夫がこっそりと電話に出ている。
会社からだというけどホントかしら・・・
だって、会社からさっき帰ってきたばかりじゃない・・・
一日に二度も会社に行くなんて変よ。
それに、電話に出るたびにひゃいひゃいってへんな声出しているし、怪しくない?
私といるときに浮気相手と話すからしどろもどろになっているんじゃないのかしら・・・
「すまんが仕事に行ってくるよ。遅くなると思うから先に寝ていていいから」
夫がいそいそと出かける支度をする。
「あなた・・・本当に仕事なの?」
「えっ? そ、そうだよ」
私に背中を向けたままの夫。
「おかしくない? だってさっき会社から帰ってきたばかりで・・・」
「また急な夜勤が入ったんだ。だから行かなくちゃならないんだ」
「そう・・・気をつけてね」
私は夫の背中にそう言う。
結婚三年目でそろそろ子供でもつくろうって言っていたのに・・・
こうしょっちゅう夜勤があるんじゃ・・・
「それじゃ行ってくる。ホント先に寝ていていいからね」
「はい。行ってらっしゃい」
昼間とは違い、大きなカバンを持って出かける夫。
あのカバンって何が入っているのかしら・・・
私はふとそんなことを思いながら夫を送り出した。
******
「行ってらっしゃい」
朝、夫を送り出すと、私はすぐにあるものを探し始める。
あの大きなカバンだ。
朝の出勤時には持たないカバンなのに、なぜか夜勤の時には持っていく。
あの中を見たら、何かがわかるかもしれない。
私はそう思い、夫の部屋に入る。
普段掃除でいつも入っている部屋なのに、なぜか今日はどきどきするわ。
何だかしてはいけないことをしている感じ。
でも・・・
気になってしまうのよ・・・
「あった」
あのカバンはクロゼットの奥に隠すように置いてあった。
普段持ち歩くカバンなのに、なぜこんな隠すように・・・
やっぱり中は知られたくないものが入っているの?
もしかして浮気の証拠?
私はカバンを開けてみる。
中にはなにか黒いものが・・・
私はそれを取り出してみて驚いた。
えええええ?
何これぇ?
あの人がこんなものを着ているというの?
それは黒い布でできた両手両足のある全身を覆う感じの服だった。
なんていうの、全身タイツ?
黒い全身タイツがカバンの中にはあったのだ。
私がそれを広げてみると、どうやら頭の先から足のつま先までが全部覆われる感じで、背中にファスナーが付いている。
頭の部分は目の位置だけがくりぬかれていて、それ以外は鼻も口もマスクのように覆われるみたい。
目の周りは赤で縁取りされたようになっていて、そこだけが強調されている感じ。
あの人にこんな趣味があったなんて・・・
びっくりだわ・・・
カバンの中にはほかにも黒いブーツや手袋、腰に巻くベルトなどが入っていた。
ベルトには大きなバックルが付いていて、奇妙な蟲の模様が入っている。
なんていうか普段のあの人からはとても信じられない衣装だわ。
でも・・・
私は全身タイツを手に取ってみる。
ナイロンでできているのかすべすべした手触りで気持ちがいい。
何だか着てみたくなるのもわかる気がするわ。
もしかして、これを着るために夜勤と偽って出かけていたのでは?
みんなで全身タイツを着て楽しむために・・・
もし・・・
もしそうなら一言言ってくれればいいのに・・・
そうしたら・・・
そうしたら何?
言ってくれていたら私はどうしたの?
言ってくれていたら・・・
そう・・・言ってくれていたらいっしょに行ってみたいかも。
全身タイツを着てみんなで楽しむ・・・
どんな感じか行ってみたい気がするわ・・・
私はとりあえず取り出したものを元のようにカバンに戻す。
今晩夫が帰ってきたら聞いてみよう。
みんなで全身タイツを着て楽しんでいるのって。
もしそうなら私も一度参加してみたいって。
全身タイツってどんな感じかな・・・
さっきの手触りだと気持ちよさそうだわ。
******
「ねえ、あなた」
夫が帰宅し、晩御飯の席で私は切り出した。
おいしそうに私の作ったおかずを食べてくれるのはうれしいけど、ちゃんと話もしないとね。
「なんだい?」
口をモグモグさせながら夫が顔を上げる。
「その・・・」
いざ話そうと思ったものの、何だか口ごもってしまう私。
「ん?」
「その・・・ごめんね。私見ちゃったの・・・」
「見たって・・・何をだい?」
夫が首をかしげる。
「その・・・あのカバンの中身」
ぴくっと夫の手が止まる。
「あれを・・・見たのか?」
青ざめた表情で私に問いかける夫に、私は無言でうなずいた。
「そ・・・うか・・・」
夫は箸も茶碗も置いてしまう。
どうしよう・・・
まさかそんなにショックを受けるなんて・・・
「あ・・・あの・・・」
私は何とか言葉をつなぐ。
「勝手に見ちゃってごめんなさい。最近あなたが夜勤夜勤って出かけるものだから、何だか怪しく思えちゃって・・・」
「そうか・・・」
「まさかあなたがあんなのを着て楽しむなんて思ってもいなくて・・・あ、別に気持ち悪いとかやめてほしいとか言うんじゃないの。隠れてやるんじゃなくて・・・なんていうか・・・」
ああ・・・なんて言えばいいの?
何だか夫も目を丸くしているわ。
「その・・・夜勤って言って、あなたはあれを着て仲間といっしょに楽しんでいるんでしょ?」
きっとみんなで全身タイツを着て楽しんでいるんだと思うの。
「だから・・・だから・・・もしよかったら・・・もしあなたさえよければ・・・私も仲間に入れてほしいの・・・」
最後のほうは声がかすれるように小さくなってしまった・・・
ちゃんと聞こえたかしら・・・
私が顔を上げると、夫はあんぐりと口をあけていた。
「あ・・・あなた?」
「ほ、本当かい?」
「えっ?」
「ほ、本当に仲間になってくれるのかい?」
先ほどまで青ざめていた夫が、ほほを紅潮させている。
「え・・・ええ・・・あなたさえよければ・・・興味もあるし・・・」
そう・・・
さっき手にしてみて、全身タイツって気持ちよさそうだったのよね。
だから一度着てみたいというのはうそじゃないわ。
「よかった・・・君を失うかと思った・・・」
「えっ?」
失う?
私を失うって?
「それなら善は急げだ。早くしないと君が狙われてしまう。すぐに支度して」
「えっ? 支度?」
「そうだ。外出の支度をするんだ。君を連れて行く」
すでに立ち上がり、外出の用意を始めている夫。
「ま、待って? 今からなの? 食事は?」
「そんなの後だ。早くしないとまずいんだ」
私は夫にせかされるように外出の支度をする。
まさか今これから?
どこへ行こうというの?
私は夫に車に乗せられ、どこかへ連れて行かれる。
まだ食事の途中だったというのに、いったいどこへ行くのだろう。
いつになく真剣な夫の表情に、私は少し怖くなる。
後ろの座席にはあの全身タイツの入った夫のカバンがある。
あれを見たことで何が起こっているのだろう・・・
「あなた・・・どこへ行くの?」
「おとなしくしててくれ。すぐに着く」
私のほうを見ようともしない夫。
私もそれ以上は何も言えなかった。
夜の街を10分ほど走ったころ、車は街中のビルの地下駐車場に入っていく。
「ここは?」
「リュゼーのアジトのひとつだ。さあ、来るんだ」
駐車場の奥に車を止めた夫は、後ろからカバンを取り出すと、私に付いて来るように言って車を降りる。
私は仕方なく夫の後に付いていくと、関係者以外立ち入り禁止と書かれたドアを通った。
「あなた・・・大丈夫なの? こんなところに入って・・・」
「ああ、とにかく黙って付いて来るんだ」
「は、はい・・・」
私は夫の背中に黙って付いていくしかなかった。
しばらくすると両開きの重々しい扉が現れた。
扉にはあのベルトについていた奇妙な蟲のようなマークが付いており、何だかとても気味が悪い。
それなのに夫は平気な顔をして、扉に向かって右手を上げた。
「ヒャイー! 戦闘員174号参りました。報告したいことがございます」
私は思わずあっけにとられてしまう。
何なのこれ?
でも、私はすぐに思い至った。
そうだわ・・・
きっと秘密クラブみたいな感じなんだわ。
確かに全身タイツを着て楽しむなんて事は、そうそうおおっぴらにできることじゃないだろうし、夫が夜勤と言って出かけていたのもうなずける。
そう思うと私は何だか納得できて、不安がすっと消えるような気がした。
重々しい扉が開くと、暗い廊下が続いていた。
「来るんだ」
夫が私にそう言うと、先ほどと同じように先に立って歩いていく。
私は暗くて足元が気になったが、夫の後を追いかけた。
そして、少し行ったところでドアがあり、夫がそこで立ち止まる。
「ここで着替えるからちょっと待つんだ。いいね、どこへも行ってはいけないよ」
「え、ええ・・・」
私がそう返事をすると、夫はドアの中へと消えていく。
暗い廊下に一人取り残された私は、とたんに心細くなってしまったけど、いまさらどうしようもない。
それに戻ろうとしても、暗い廊下が一本道だったかどうかもわからず、戻るに戻れない。
私はまた不安を感じながら、夫が出てくるのを待った。
- 2016/03/07(月) 21:19:46|
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今日は大河ドラマ「真田丸」の第九回「駆引」でした。
前回春日信達をだまし討ったことに苦悩する信繁君。
いろいろ悩むも、梅ちゃんに癒されたみたいで立ち直り。
一方昌幸は信濃を国衆で治めようと画策し、室賀氏を取り込むことに成功。
真田のライバルとしていやなやつと言う存在だった室賀氏ですけど、前回あたりからだんだんといい人めいて見えてきて、今回ついに昌幸と組んでしまうなんて、もう死亡フラグにしか見えないという。(笑)
いや、私このあたりの史実疎いので、室賀氏がどうなるのかホント気がかりで楽しみです。
死にそうで怖いよぉ。
そして昌幸は徳川方からの援軍要請に乗っかる形で今度は北条と手を切り徳川を支援。
北条の軍勢の糧道を断つと言う形で徳川方を優勢に導くことに成功しますけど、なんと北条は徳川と和睦すると言う荒業で真田を孤立させちゃいます。
真田家やばすぎじゃん!
と言うところで次回へ。
うまく泳ぎわたってきたつもりが一転窮地に陥るなんてのは怖いですねぇ。
今回も面白かったです。
今日はこんなところで。
それではまた。
PS:明日明後日で短編SSを一本投下する予定です。
お楽しみに。
- 2016/03/06(日) 21:16:44|
- 「真田丸」
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先日から読み始めたこちらの本ですが、ようやく共和制から帝政ローマの時代となりました。
共和制ローマのときも戦争の連続ですが、帝政になっても戦争の連続ですねぇ。
それにしても、ローマ帝国の皇帝ってここまで暗殺されまくっているとは思いませんでした。
ちょっと人気がなくなると、すぐ民衆や兵士によって殺されちゃうんですねぇ。
税金が重くなったとか、兵士の給料が払われないとか、さらには敵である異民族に譲歩しすぎたなんてのでも殺されちゃうとは驚きでした。
このあたりまったく存じませんでしたねぇ。
それにしてもまだ滅亡まで先がありますが、もう何人の皇帝が死んだことか。
寿命、病気、暗殺、戦死・・・
中には、権力闘争で反旗を翻した軍団に対し、軍勢を率いて有利に戦ったものの、あまりの凄惨な戦いに絶望して自ら命を絶ってしまった皇帝まで。
いやぁ、いろいろといるものですねぇ。
帝政期も半ば近く。
西ローマ帝国の滅亡までの本ですので、残りもそう多くはありません。
最後まで読むのが楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/05(土) 21:41:00|
- 本&マンガなど
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今日もオープン戦の話題。
昨日今日と阪神はソフトバンクとオープン戦でした。
初戦は岩田投手、二戦目はメッセンジャー投手が先発。
結果は二試合とも3-3で引き分け。
偶然ですけど二試合連続で同じ点数で引き分けとは珍しいですね。
阪神は金本監督効果なのか、若手が活躍してくれたようです。
今日の北條選手も二塁打二本とがんばってくれたよう。
今年は明らかに雰囲気が違う感じですね。
まあ、シーズン入ってどれぐらいやってくれるかはまだまだ未知数ですが、今年はなんだかやってくれそうな気もします。
うーん、これって暗黒時代も言っていたような気もしますけどね。(笑) >今年はやってくれそう
それでも楽しみなのは違いありません。
がんばってほしいですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/04(金) 21:01:24|
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今日の札幌はそれほどでもありませんでしたが、一昨日の道内は3月としては観測史上最高の暴風が吹くなど大荒れの天気でした。
雪も多く、うちの周りでもこの冬最高と言うぐらいに雪が積もりました。
そんな中、札幌ドームでは日本ハムと巨人のオープン戦が行われました。
びっくりです。
さすがにドームはすごいですねぇ。
外が真っ白の中で野球ができるんですから。
この時期にプロ野球の試合が札幌で行われるなんて、昔なら考えられないですねぇ。
残念ながら連戦は二試合とも日本ハムの負けでしたが、二試合目では大谷投手が順調な仕上がりを見せていたようでよかったですね。
一方個人的には期待しているんですが、斎藤祐樹投手は味方のエラーなどもあり失点を重ねてしまいました。
何とかがんばってほしいのですが・・・
さてさて、今年最後に笑うのはどこになりますでしょうか。
開幕まであと少しです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/03(木) 20:41:20|
- スポーツ
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先日まで読み直していた「赤軍大粛清」が読み終わりましたので、さて、次は何を読もうかと思っていたところ、なんと、10年ほど前に購入したまま読まずにいた本がいくつか出てくるという驚きの事態に。
これは読まずばなるまいということで、早速こちらから手をつけました。

柘植久慶先生の「戦争で読むローマ帝国史」です。
個人的にローマ帝国と言うのは興味がありますので、当時もその流れで購入したんだと思いますが、いやぁ、すっかり読むのを忘れてました。
内容はローマに関する戦争史の大雑把な概略で、表題にはローマ帝国史とありますが、建国から西ローマ帝国の滅亡までを含んでおり、半分は共和制ローマのころの戦争です。
有名どころの「ポエニ戦争」は帝国になる以前の共和制ローマ時代の戦争ですから、これをはずすわけにも行かなかったでしょうしねぇ。
上にも書きましたが、扱う範囲が広いので、個々の戦争に関しては本当に大雑把な概略のみです。
とはいえ、細かな戦争も含まれており、いかにローマが戦争を数多く経験してきたかがわかります。
流れを知るにはいい本ではないでしょうか。
まだ読み始めたばかりですが、さらさら読めますので、さほど時間がかからずに全部読めそうです。
まだ共和制のころの戦争ですが、帝国時代の戦争に入るのが楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/02(水) 21:16:57|
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昨日のメンテナンスおよびアップデートを持って、「艦これ」のイベントが終了しましたね。
参加された皆様お疲れ様でした。
私もE-1までは突破したのですが、E-2で途中で手を引いてしまいました。
そのため今回は、駆逐艦「春雨」が手に入ったのみでした。

ホントはほかにもいろいろとほしかったんですけどね、何と言うか丙でも攻略がめんどいなーって思ってしまって、やめてしまいました。

と言うわけで今うちの秘書艦は「春雨」です。
かわいいですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/03/01(火) 21:00:58|
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