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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

猫少女と性技のヒロイン (前)

今日明日で短編SSを一本投下いたします。
本来は新年用として考えていたのですが、なんだかんだと一ヶ月遅れ。
困ったものです。

タイトルは「猫少女と性技のヒロイン」
お楽しみいただければと思います。

それではどうぞ。


猫少女と性技のヒロイン


「ですから、この場合作者の言いたいのはこの部分になるわけでして・・・」
黒板に書かれた文字を写すだけのノート。
退屈な授業。
タイトスカートのスーツ姿の大端(おおはし)先生だけが張り切っている。
どうせこんなの卒業したら何の役にも立たないんだろうに・・・

大端美鈴(みすず)先生は見た目は悪くない。
すらっとしてスレンダーなくせに、胸は結構大きいし、お尻の形も悪くない。
タイトスカートにストッキングを穿いた脚もきれいで美しい。
でも中身がよくない。
あまりにも固すぎるというか、融通が利かないというか、男女が仲良くするのはセックスのためだと思っている節がある。
もちろんそれは真実みたいなものだけど、だからと言ってことあるごとに男女の仲はとか男は飢えた狼なんだから注意しろとか、カビが生えたようなことを平気で言ってくる。
だから、見た目は悪くないのに、30歳を超えてなお処女だという話もある。
嘘かもしれないけど、本当だとしても驚かない連中がほとんどだろう。
そして、その話は本当だった・・・

なぜそんなことがわかったのかというと、本人に言わせたからだ。
そう。
大端美鈴は処女だった。
いや、今でも自分は処女だと思っているだろう。
実際はとっくにそんなものは失っているのだけど・・・
そのことを思い出し、俺は思わず笑みが浮かんだ。

                   ******

「ねえ、姫美香(ひみか)。最近タイツばかりだけど、寒いの?」
授業が終わった休み時間に、そんな声が聞こえてくる。
「え? ううん? 寒くないよ」
クラスでも美人で通っている深野(ふかの)姫美香が友人に声をかけられているのだ。
「そうなの? なんかそんな黒タイツなんか穿いているから、寒いのかなって。前はそんなの穿かなかったでしょ?」
「えっ? そうかしら・・・そういえば何だかタイツを穿かなくちゃいけないような気がして・・・」
「何それ? お母さんに冷やしちゃだめとか言われた?」
「そうじゃないけど・・・」
俺はまたも笑みが浮かぶ。
姫美香自身なぜタイツを穿いているかなどわかってないだろう。
なぜか穿かなくてはならないと思っているはずだ。
その制服の下はただのタイツじゃないと思い出したら、姫美香はどんな顔をするかな?
ふふふふふ・・・

「深野」
一人になったのを見計らい、俺は姫美香に声をかける。
「あ、都倉(とくら)君」
都倉というのは俺の苗字だ。
フルネームは都倉雅純(まさずみ)という何の変哲もない名前である。
「昼休み。いいな?」
「・・・はい・・・」
一瞬目がうつろになり、俺の言葉に反応が遅れる。
こればかりは仕方ないみたいだ。
俺は彼女の前を過ぎ、自分の席へと戻る。
これでいい。
今日もまた楽しませてもらうとしよう・・・

                   ******

昼休み、授業が終わった俺は姫美香のほうに眼をやる。
姫美香は教科書などをしまうと、無言で立ち上がる。
「姫美香ー、お弁当いっしょに食べよ」
クラスメートが声をかけるも、姫美香は無言のまま教室を出て行く。
「姫美香・・・」
クラスメートはその様子にやや戸惑ったようだが、すぐにほかの友人たちと話し始めた。
いいぞ。
俺も早く行かなくちゃな。
俺はカバンの中から紙袋を取り出すと席を立ち、教室を後にした。

三階にある物置ともいうべき備品庫。
めったに使われることはなく、学校祭とかそういう行事に使うものがしまわれている場所だ。
だから普段誰かが来ることなどまずないといっていい。
もちろんいつもは鍵がかかっているのだけど、俺は以前合鍵を作っていた。
もちろん合鍵を持っていることなど誰も知らないだろう。

備品庫の前には姫美香がうつろな表情で立っていた。
自分がなぜここにいるのかもはっきりわかってはいないだろう。
俺がそう仕向けているからだ。

俺が鍵を開けて中に入ると、姫美香が俺に続いて備品庫に入ってくる。
俺は入り口の鍵を中からかけ、密室になったところで姫美香に向き直った。
一見したところごく普通の制服姿。
ただ、両脚は真っ黒いタイツを穿いているので、そこは少し異質かもしれない。
だが、本当に異質なのは・・・
ふふふふ・・・

「姫美香、制服を脱げ」
「はい」
うつろな表情で返事をし、そのまま制服を脱いでいく姫美香。
上着を脱ぎ、スカートを脱いでいく。
制服の下からは、彼女が着込んでいる黒い全身タイツが現れ、彼女の躰のラインをはっきりと見せていた。
そう、姫美香は制服の下に黒の全身タイツを着ていたのだ。
彼女の躰は首から上と手首から先以外はすべて黒いナイロンで覆われている。
友人たちがただのタイツと思っていたのは、実は上半身まで覆う全身タイツだったというわけだ。

ふふふふ・・・
俺は思わずにやりとする。
俺は昔からこういう全身タイツのような躰にぴったりした衣装が好きだった。
いつか好きな女に着てもらいたいと思っていたものだった。
だから今、こうして姫美香が全身タイツを着てくれて、俺はとても満足している。
ましてやクラスでも指折りの美人の姫美香が着てくれているのだからなおさらだ。

俺は持ってきた紙袋から尻尾を取り出すと、姫美香の着ている全身タイツのお尻にくっつける。
プランと垂れ下がった尻尾は、丸みを帯びた姫美香のお尻にとてもよく似合う。
あとはネコミミつきマスクをかぶせれば、かわいい黒猫の完成だ。
姫美香はほぼ完全に俺の支配下にある。
ネコミミマスクをかぶせればもう俺のペットとして身も心も俺のものになるだろう。
俺はネコミミマスクを彼女の頭にかぶせることにした。

待てよ。
すでに昨日までの何度となく行った焼付けで、彼女はもうほぼ俺のペットになっている。
こうして黒の全身タイツを着ていること自体がその証だ。
彼女の脳に俺の命令を焼き付け、その通りに行動させる。
そのおかげで、彼女は自ら通信販売でこの全身タイツを買い、身に着けて学校に来た。
おそらく本人は全身タイツを着て学校に行くことが当たり前だと思ったはずだ。
そしてこのネコミミマスクをかぶれば、俺のペットであることが当たり前となる。
それは一度意識を戻しても同じだろうか?
俺はそれを試してみたくなった。
なに、いざとなれば再び意識を支配すればいい。
焼き付けているから、そう簡単には逃れられないはずだ。
うん・・・
やってみよう。

俺は姫美香の前に立って目を合わせる。
これで俺と姫美香がつながり、俺の言葉が焼き付けられるのだ。
どうしてこんなことができるのかはわからない。
たぶん、子供のころに階段から落ちて頭を打ったらしいから、そのときかもしれない。
「いいか、俺が『自我を取り戻せ』と言ったら、お前は自我を取り戻す。だが、大声は出せないし、ここから逃げることもできない」
助けを大声で呼ばれたり、走って逃げられたりしたら厄介だからな。
「お前は自我を取り戻すが、俺が『これをかぶれ』とこのネコミミ付きマスクを渡したら、お前の意思がどうであろうとお前はそれを頭にかぶる。ネコミミマスクを頭に付けたとき、お前は俺がこれまでしつけてきたすべてを思い出し、身も心も俺のかわいいペットのメス猫になる。いいな?」
姫美香が俺の言葉にこくんとうなずく。
いいぞ。
こうしてうつろな表情で立ち尽くしている真っ黒な全身タイツ姿の姫美香もいいが、これまでもたっぷりとメス猫としてしつけてきたからな。
すぐにかわいいペットになるだろう。

「自我を取り戻せ」
俺の言葉に姫美香の目が光を取り戻す。
「えっ? あれ? 私・・・いったい?」
自分に何が起こったのかわかっていないから混乱しているのだろう。
「と、都倉君? えっ? どうして? 私・・・キャッ!」
いまさらながらに自分がどういう格好をしているかに気がついたようだ。
なんとも見ていて面白い。
姫美香は両手で自分の躰を抱きかかえるようにしてしゃがみこむ。
それがかえって躰のラインを見せ付けているようでなまめかしい。
「どうして? どうして私こんな格好しているの? なんでぇ?」
「お前がメスの黒猫だからさ。似合うぞ」
「えっ? そんな・・・もしかして都倉君が私にこんな格好させたの?」
半泣きになりながら顔を上げて俺を見る姫美香。
いいねぇ。
こういう表情は俺の嗜虐心をそそってくれる。
とはいえ、俺は女をいたぶったりするような趣味はない。
女はかわいがってやらなくちゃ。

「ふふふ・・・お前は俺のメス猫じゃないか。忘れたのか?」
俺自身で忘れさせておいたくせによく言う。
「何それ・・・私はメス猫なんかじゃない・・・やめてよ」
姫美香の目に恐怖が映る。
おびえているみたいだ。
自分が知らないうちに何かされていることに気がついたのだろう。
だがもう遅い。
「思い出させてやるよ。さあ、これをかぶるんだ」
俺はそういってネコミミ付きマスクを差し出す。
目と口元のあたりがくり抜かれたようになっているやつで、頭頂部の両側にネコミミのような三角の飾りが付いている。
あのアメコミに出てくる猫女のマスクのようなやつだ。
「い、いや・・・」
ネコミミ付きマスクを見た瞬間にふるふると首を振る姫美香。
よくわからないものの、恐怖が彼女を捕らえているのだろう。
おそらくこれを付けると自分が変わってしまうことをわかっているのかもしれない。

「えっ? いや・・・ど、どうして・・・」
姫美香の目が恐怖に見開かれている。
彼女の手がゆっくり俺のほうに伸びてきたからだ。
さっき俺が命じたとおり、自分の意思がどうあれ俺がかぶれと言ったからかぶらなきゃならないのだ。
姫美香は必死に手を引っ込めようとしているようだが、彼女の手は着実に俺のほうへと伸びている。
「止めて・・・いやぁ・・・お願い・・・」
首を振りながら泣いている姫美香。
かわいそうだけど、なに、すぐに泣きやむだろう。
“本当”の自分を思い出しさえすれば・・・

「ああ・・・あああ・・・」
すでにネコミミマスクは姫美香の手に渡っていた。
彼女は何とかそれを自分の頭にかぶせないようにとがんばっている。
でも無駄なことだ。
俺の焼付けが行われている以上、彼女がどんなにがんばっても逆らえない。
彼女の意識の奥深くのところで、俺の命令が作用しているのだから。
だから姫美香は表面上は俺に逆らっているように見えても、心の奥深くでは終始俺に服従し、俺の命令に従っている。
ネコミミマスクをかぶらないなどありえないのだ。

やがて姫美香はゆっくりと自分の頭にネコミミ付きマスクをかぶっていく。
全身を黒に包まれた彼女は、ついに黒猫として完成する。
「あああ・・・」
ネコミミマスクをかぶった姫美香は、そのままがっくりとうなだれ、しばらくうつむいていた。
そして、ゆっくりと顔を上げる。

「ウニャーオ!」
姫美香は一声猫の鳴き声を上げると、パアッと明るい笑顔を見せた。
「ニャーオォ・・・私ったら何をおびえていたのかしら。私はご主人様のメス猫。キャットガールヒミカですわぁ」
姫美香はそのまま床に四つんばいになると、俺の足元に擦り寄ってくる。
「ニャーオ・・・ご主人さまぁ、今まで忘れていて申し訳ありません。私はご主人様のペットのメス猫。キャットガールヒミカです。ご主人様のおちんぽが大好きないやらしいメス猫です。どうかかわいがってくださいませ。ニャーオォ」
頭を俺の脚にこすり付け、靴を今にも舐めだしそうな姫美香。
ククククク・・・
面白い。
こうまで変化するとは思わなかった。
もう姫美香は俺に焼き付けられたメス猫という人格に支配されたようだ。
おそらく元に戻れといっても、完全には戻らなくなっているかもしれない。

「姫美香、お前は俺のなんだ?」
「ニャーオ、私はご主人様のメス猫です。ご主人様のおちんぽ舐め舐めしたいいやらしいメス猫です」
両手を胸のところで丸め、猫っぽいしぐさで俺を見上げている姫美香。
これはなんと言うかたまらなくかわいいじゃないか。
黒い全身タイツにつけられた尻尾、それにネコミミマスクがむちゃくちゃ似合っている。
俺はすぐにズボンのファスナーを下げて、勃起したモノを取り出す。
俺のモノを見た姫美香は、すぐにうっとりとした表情で俺のモノをしゃぶり始めた。
いいぞ・・・
お前はもう完全に俺のペットだ。
たっぷりとかわいがってやるぞ。

                   ******

「あれぇ? どこへ行ってたの、姫美香?」
「・・・・・・別に・・・」
友人の質問にそっけない態度で席に着く姫美香。
もちろん制服を着せネコミミマスクははずしてある。
だが、さっき口の中は充分に堪能させてもらった。
これまで数回催眠下で仕込んでおいたが、それがきちんと守られている。
おかげでたっぷりと出すことができたし、姫美香もおいしそうに飲んでいた。
まあ、今の状態ではそんなこと覚えてはいないだろうけど。
それでもさっきから舌で唇を舐めている。
これで彼女はネコミミマスクを見せればいつでもメス猫に変貌する。
かわいい俺のペットになった。
あとはもう一人。
あっちもそろそろ仕上げるか・・・

俺は別に大端美鈴のことが嫌いじゃない。
ただ、うっとうしかっただけだ。
それと、性をあそこまで毛嫌いする先生を、性に貪欲なビッチにしたら面白いだろうと思っただけだった。
だから俺は大端先生に焼付けを行った。
夜な夜な先生のマンションへ行き、オナニーをさせたりセックスしたりしていたのだ。
それまで処女だったと言うこともそのとき知った。
もちろん本人にはそのことを忘れさせているから、今でも自分は処女だと思っているはず。
でも、実際は毎晩俺の上で腰を振っている淫乱熟女だ。
そういう大端先生は嫌いじゃない。

それで彼女をどうするか。
あのお堅い先生を性に奔放な淫乱女にするのも悪くはない。
ふふふふふ・・・
  1. 2016/02/05(金) 20:26:11|
  2. 女幹部・戦闘員化系SS
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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