
先日も通信対戦でセンパー様と対戦したばかりなのですが、アントニー・ビーヴァー氏著の「スターリングラード 運命の包囲戦1942-1943」を最近また読み返しているということもあり、スターリングラードの瓦礫の中の戦いの雰囲気を味わおうかと、Squad Leaderのシナリオ1「親衛赤軍の反撃」をソロプレイ。

まずは初期配置。
と言っても、もう何度も繰り返しプレイしているので、初期配置はもう目をつぶってもできるぐらい。(笑)

ソ連軍の攻撃の要、第37親衛師団の一部。
ベルキ大佐が直接指揮を取り、ファシストを追い払おうとしています。

一方ドイツ側の防御の要、第389歩兵師団のH中隊ヴェッツェルベルゲ大尉。
彼の指揮能力はドイツ軍にとって必要不可欠。

まずは全面的攻撃をかけるソ連軍。
しかし、思うような戦果は得られず、逆に左翼の建物では防御射撃を受けて3個分隊もが混乱すると言う痛い結果に。
親衛赤軍分隊も移動で街路を渡るのではなく突撃で街路に匍匐前進を選びます。

右翼の独軍の建物に突入し、白兵戦で建物の一画を占拠した親衛赤軍分隊ですが、中央の建物の独軍が健在なため、街路で混乱させられる分隊が続出。
さらに独軍9-2指揮官スタックの射撃で、ソ連軍の9-1指揮官スタックが丸ごと混乱すると言う事態も。
左翼ではコヘノフ政治委員(8-0指揮官)が分隊を回復させようとするも、なかなか混乱が収まりません。
ソ連軍の攻勢はやや不調。

ソ連軍は親衛赤軍分隊が次々と混乱させられ、なかなかF5の建物に取り付けません。
左翼の部隊は政治委員の活が効いたのか、やっと回復した分隊が再度独軍と対峙し始めます。

ソ連軍の9-1指揮官は自己回復に成功すると、危険を顧みずに街路を渡ってベルキ大佐のいる建物へ。
そこで混乱している親衛赤軍分隊を回復させに向かいます。
この9-1指揮官の行動がのちのちソ連軍には効いてきました。
また、F5の建物ではソ連軍とドイツ軍の分隊が白兵戦を行なっています。(横になっている分隊)

白兵戦は残念ながら独軍の勝利でした。
しかし、ベルキ大佐と9-1指揮官によって親衛赤軍は多くが混乱から回復。
それによって独軍中央の建物にもダメージが行き始めます。
左翼では集団の大火力によって独軍8-1指揮官スタックが混乱し、後方へと下がりました。

独軍の真ん中の建物は、ベルキ大佐らの遠距離射撃で混乱し、機関銃だけが残された状態になりました。
この隙に親衛赤軍分隊はいっせいに街路を渡ってF5の建物に取り付きます。

F5の建物では再度の白兵戦が行なわれ、今度は双方が相打ちになると言う結果に。(機関銃だけが残されている)
左翼では、後退して回復したドイツ軍が前面に復帰し、開始前とほぼ同じ状況に。

ドイツ軍の射撃が思わぬ展開を巻き起こします。
左翼の一個分隊が凶暴化した上、ベルキ大佐までもが独軍の射撃を受けて頭に血が上ったのか、俺に続けと叫んで飛び出して行きます。(凶暴化)
ベルキ大佐の命に親衛赤軍二個分隊も凶暴化し、一緒に飛び出して行ってしまいました。
ですが、その前に右翼の建物と中央の建物はかろうじて確保。
ソ連軍は勝利条件を何とか満たします。

ベルキ大佐の突撃はヴェッツェルベルゲ大尉の指揮するドイツ軍部隊によって除去されてしまいました。
また、9-1指揮官も混乱して後方に下がります。
しかし、ドイツ軍の抵抗もここまで。
5ターンが終了し、ソ連軍が何とか勝利条件を達成して勝利しました。

今回除去された分隊たち。
勝ったソ連軍も損害は大きく、スターリングラードの市街地の一角を取り戻したに過ぎません。
激しい市街戦はまだまだ続くでしょう。
ということで今日はこんなところで。
それではまた。
- 2015/02/07(土) 21:08:52|
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