今日ツイッターを見ていたら、どうも中国製の新型ヘリコプターの画像らしいというものが出ておりまして、それがまたアメリカ製のUH-60「ブラックホーク」にそっくりでした。
メインローターのブレードの数がUH-60が4枚なのに対し、写真のヘリは5枚であることから別物であるのはわかったんですが、本当に形が似ておりました。
それでそのブレードの枚数なんかを確認するためにUH-60のことをウィキペディアで調べたりしたんですが、日本では三菱重工がライセンス生産して救難機タイプをUH-60J、陸上自衛隊向けの汎用輸送タイプをUH-60JA、海上自衛隊の対潜哨戒ヘリとしてSH-60Jおよび発展型のSH-60Kと各種タイプを生産しているようです。

海上自衛隊ではSH-60Jがそれ以前の機体であるHSS-2哨戒ヘリを完全に更新し、SH-60JとSH-60Kが主力として運用されているようなので、陸上自衛隊でもてっきりそれまでの汎用ヘリであるUH-1からUH-60JAに完全更新されるものと思っていたんですが、どうもそうではないようですね。

UH-60JAは調達価格が高く、UH-1Hの二倍以上もするため、UH-60JAだけで部隊編成をするわけにはいかず、UH-1Hと組み合わせて使うとのこと。
そのためUH-1型も当面は使い続けられるみたいですね。

UH-1型は映画「地獄の黙示録」等でおなじみで、軍用ヘリというとこの機体というほどポピュラーなヘリですが、UH-60型がそうなるというにはいたらなそう。
それにしても汎用輸送ヘリなんて数が必要と思いますが、陸上自衛隊ではやはり調達価格の高さからUH-60JAは日本全国で30機ほどしかないんだそうで、防衛予算がそれほど多くないわが国としては調達価格が高いのは痛いところでしょうか。
そういえば、こうした汎用輸送ヘリは民間仕様のものが販売されるというのはわかるのですが、同じくウィキで攻撃ヘリのAH-1「コブラ」を調べていたら、純粋な攻撃ヘリなのに民間仕様があってびっくり。
森林警備隊が使っているらしいですが、汎用ヘリの方が使い勝手はいいんじゃないでしょうかねぇ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2013/12/23(月) 21:12:39|
- 趣味
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0