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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

今年の締めとお詫び

2013年も今日で終わりとなりました。
今年も一年間当ブログ「舞方雅人の趣味の世界」を応援していただきましてありがとうございました。

今年は創作という面に関しましては昨年以上に低調だった年となってしまいました。
そのため、多くの読者の方々をがっかりとさせてしまったことと思います。
このことにつきましては本当に申し訳なくお詫び申し上げる次第でございます。
昨年の反省が生かされず、たいへんすみませんでした。

来年は心機一転、少しでも創作がはかどりますよう気合を入れていくつもりですので、これまでと変わらぬ応援を当ブログにお寄せいただければと思います。

今年一年間本当にお世話になり、ありがとうございました。
来年もまたなにとぞよろしくお願い申し上げます。

皆様よい堕とし(お年)をお迎えくださいませ。
  1. 2013/12/31(火) 21:01:07|
  2. 日常
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さまざまな揚陸艦

昨日「グランドパワー」誌と一緒に買ってきたのがこちら。
「世界の艦船」誌の2月号です。

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こちらが表紙。

今月号の特集は「世界の揚陸艦」
揚陸艦とは上陸用舟艇やヘリコプターなどさまざまな手段で兵力や物資を上陸させるための軍艦です。
周囲を海に囲まれた国にとっては、ある意味必要不可欠といってもいいでしょうし、そうじゃない国にとってもいろいろな理由で保有している国も多いです。

今現在一番揚陸艦を保有しているのはアメリカ軍であり、兵力を海外に展開するという目的のためには欠かせない艦種です。
表紙はそんなアメリカの強襲揚陸艦「マキン・アイランド」
ヘリコプターや垂直離着陸機を運用するための飛行甲板がまるで空母を思わせます。

モノクロページでは各国の現用揚陸艦がずらり。
日本の「おおすみ」型や韓国の「ドクト」型なども取り上げられており、他にもアメリカの新型強襲揚陸艦「アメリカ」なんかももう取り上げられておりました。

その「アメリカ」は「タラワ」級以降のような搭載艇発進用のウェルドックを持たないとのことで、「タラワ」級より前の「イオージマ」級と同じようにヘリやオスプレイなどによる兵力の揚陸を念頭においているようですが、どうも海兵隊側からは不評だったのか文句が出たようで、三番艦にはウェルドックを設置して建造することになるんだとか。
やはり空からだけじゃまずいってことなんでしょうかね。

巻中カラーページでは海上保安庁の新大型巡視船「あきつしま」が竣工したということで、引渡し式の様子などがカラーで紹介されておりました。
さらにインド海軍の空母「ヴィクラマディチャ」も就役とのことでカラー写真が。
元は旧ソ連の空母「バクー」だったそうで、ロシア-インド間で交渉がまとまり改修が始まったのが2004年とのこと。
それからほぼ10年かかってやっと就役とのことですが、奇しくも中国とインドがそれぞれ旧ソ連製空母を持つ形になったということですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/30(月) 20:44:38|
  2. 本&マンガなど
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その名はパットン

今日は「グランドパワー」誌の2月号を手に入れてきました。

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表紙はこちら。

今月号はアメリカ軍のM48パットン戦車の特集です。

私にとって、アメリカ戦車もドイツ戦車もそうなんですが、基本的に第二次大戦の終結までで知識が止まっておりまして、第二次大戦にかろうじて間に合ったか間に合う寸前だったアメリカのM26パーシングや英国のセンチュリオン、ドイツのマウスなんかはある程度知っていましても、戦後型のアメリカ戦車M46、M47、M48やM41などははっきり言ってほとんど知識がないのです。
ですので、こうして「グランドパワー」誌で今回M48を取り上げてもらえたというのはとてもありがたく、記事にも興味がございます。

今号ではM48の開発経緯や、車体、武装などの特色等いろいろな記事があるようです。
また、後半部はM48戦車の写真集にもなっているようです。
M48はベトナム戦争に投入されたり、イスラエル軍戦車として中東戦争にも投入されたりとなんだかんだ実戦を経験している戦後型戦車なので、戦場での写真もそれなりにあるようですね。

次号は再び第二次大戦に戻ってドイツの三号突撃砲短砲身型の特集とのこと。
こちらも楽しみです。

それではまた。
  1. 2013/12/29(日) 20:53:43|
  2. 本&マンガなど
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流れ的に・・・

夕べは本来は別の方と通信対戦する予定だったのですが、残念ながらその人が都合が悪くなってしまって対戦できませんでした。

ですが、対戦準備をして待機していたところ、いつもお世話になっているyagi様から連絡が入り、今いいかとのこと。
対戦に向けての待機中ですが、対戦相手が来るまでならいいですよと通信をつなぎ、先日プレイしたSquad Leaderのシナリオ5「621高地」の守備のやり方についての手ほどきを受けることに。
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yagi様もこのシナリオでは独軍は反斜面で守るしかないんじゃね? ってことで守り方をああだこうだと話していたところで対戦相手の方から都合が悪くなったとの連絡が。

それで流れで急遽yagi様とSquad Leaderの小型のシナリオをやることに。
私が守備側のソ連軍を担当し、yagi様が独軍を担当して対戦いたしました。

結果は射撃戦に打ち勝ったソ連軍が勝利を得て終わり。
yagi様に土をつけることができました。(*´ω`)

その後はASLの盤外砲撃の流れなどを教えていただきお開きに。
なんだか流れで対戦することになりましたが楽しかったです。
yagi様、対戦&ご教示ありがとうございました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/28(土) 21:01:19|
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てんりゅうだ! ふふ・・・怖いか?

明治期のスループ艦「天龍」、太平洋戦争時の軽巡洋艦「天龍」に続く三代目が海上自衛隊の訓練支援艦「てんりゅう」です。

「てんりゅう」は訓練支援艦「あづま」の代替艦として建造され、2000年の3月に就役しました。
4203_03l.jpg (写真:海上自衛隊)

訓練支援艦とは、海上自衛隊の各艦艇が対空戦闘訓練を行なうときに支援する艦で、無人標的機を射出および運用することを主任務としております。
そのため「てんりゅう」には、無人の高速標的機や標的機を合わせて8機搭載し、複数を同時運用する能力が与えられているようです。
4203_01l.jpg (写真:海上自衛隊)

もともと「てんりゅう」は、はじめは排水量4500トンでの計画だったのですが、予算不足等から船体が縮小され、結局排水量2400トンの訓練支援艦「くろべ」とほぼ同じ大きさとなりました。

外見上の特徴としては艦橋直後のマストに「フェーズドアレイレーダー」が装備され、これによって無人標的機の複数運用を可能にしております。

太平洋戦争時の「天龍」は5500トン軽巡のベースとなった艦でしたが、海上自衛隊の「てんりゅう」は訓練のベースとなる艦なんですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/27(金) 20:57:17|
  2. 趣味
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88が火を噴いただと??

昨晩は久しぶりにセンパー様とVASSALで通信対戦。
対戦したのはエポック/CMJの「東部戦線」のシナリオ1「シニャウィノ高地」です。

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「東部戦線」自体は何度も対戦しておりますし、「シニャウィノ高地」シナリオも何度も対戦しているのですが、センパー様も私も久しぶりのプレイなので感覚が取り戻せずに右往左往。
ルールを何度も読み返しながらのプレイでした。

陣営は私が攻撃側の独軍を、センパー様が防御側のソ連軍を担当。
このシナリオはややソ連軍に有利とされ、独軍は上手くソ連軍を叩かねばなりません。

独軍には牽引式の88ミリ高射砲があり、これが適切に布陣して射撃をすればかなりの威力があるのですが、いつもは牽引している間にT-34やソ連軍歩兵に蹂躙されちゃうことが多く、なかなか威力を発揮できませんでした。
そこで今回は丘の上の荒地をえっちらおっちらと牽引し、丘の上からソ連軍を狙う形に。
近くの荒地にいるソ連軍歩兵と思われるスタックが怖かったのですが、隠蔽がはがれてみるとそれは歩兵ではなく迫撃砲だったので、味方歩兵で逆に蹂躙し排除。
上手く88ミリj高射砲を設置することができました。

この88、その後ソ連軍歩兵やT-34を射撃するなどして活躍し、ソ連軍の戦力を減らすことに大いに貢献。
増援で入ってきたティーガーや三号戦車がT-34の数に苦戦するのをしっかりとカバーしてくれました。

そのおかげか今回の対戦は何とか独軍の勝利で終わり。
ソ連軍は指揮官戦死による無謀な突撃が二度も出たのが痛かったところでしょうか。

お手軽な小隊レベル戦術級ゲームとして楽しめる傑作だと思います。
いまさらながら手に入れてよかったぁと思うゲームですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/26(木) 21:08:20|
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田中投手メジャーへ

東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手のメジャー挑戦が決定したようですね。
楽天球団側が田中投手のポスティングによるメジャー移籍を容認したとのこと。
球団に対する功労者である田中投手の意思を尊重したということのようです。

紆余曲折があった田中投手のメジャー移籍も、これで確定になったようですね。
あとはメジャー各球団が田中投手を獲得するべく入札が行なわれるということになるんでしょうけど、田中投手側から見れば複数球団から移籍先を選べるというメリットは大きいものとなりそうです。
その分楽天球団としては涙をのんでの放出ということになったのでしょう。

来期田中投手が抜けるということで、楽天としては戦力の再編成ということになりそうですね。
エースとして活躍している投手が抜けるのですから、大幅な戦力ダウンは否めないでしょうが、そこはもうやむをえないところでしょう。
田中投手ほどの人はなかなか出てくるものではないでしょうからね。

国内ではFA移籍に伴う人的保証で移籍することになる選手がそろそろ発表になってきました。
広島の大竹投手獲得による人的保証で巨人から移籍することになったのは一岡投手とのこと。
まだ若くのびしろがあるということで選ばれたようですが、層の厚い巨人で揉まれてきただけに、広島での活躍もありそうです。

日本ハムはソフトバンクに移籍した鶴岡捕手の人的保証として藤岡投手を獲得したことをこちらも発表。
中継ぎで活躍できる投手とのことで、今季中継ぎ陣で苦労したことを思うといい補強になったと思います。
ただ、今季終盤は病気療養だったという話もあるので、来季に向けてしっかり直していただきたいところ。
ともあれ日本ハムへようこそ。
よろしくお願いいたします。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/25(水) 20:53:34|
  2. スポーツ
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三巻キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

舞方的に大好きなマンガのひとつ、速水螺旋人先生の「大砲とスタンプ」の三巻が手に入りましたー。
やったー!

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表紙はこちら。
最近やや影が薄い第二中隊中隊長のキリール大尉(左)と、事務処理大好きマルチナ中尉(右)にはさまれ、今三巻では主人公的話もあったアーネチカ兵長の三人組みですね。

この三巻も相変わらず面白い話が目白押し。
そして意外と人死にが出るこの作品。(戦争やっているんですから当然ですけど)
今三巻もしっかり多くの人が死んでます。

とはいえ、登場キャラそれぞれがいい味出しているんですよねー。
ボイコ曹長にはすごくかわいい奥さんがいるのがわかりましたし、アーネチカ兵長の刑務所時代の話なんかもいい話でした。
みんな一癖も二癖もありそうなキャラがあーでもないこーでもないと繰り広げるストーリー。
ホント面白いんですよねぇ。

個人的にはサノバーヴィチ兵長の両脇にかわいいねーちゃん侍らせているのが(*´ω`)b グッ
悪い奴は女侍らせなきゃね。(笑)
でも、彼女たちもユースフ君の襲撃で死んじゃったのかなぁ。
ユースフ君もいいですね。
彼はまた出てくれるかな。

そしてカバーを取った裏表紙では前巻に引き続きラドワンスカ大佐が登場。
なんだかんだといい妻でありいい母でありたい大佐なんですよねー。

次巻も楽しみです。
ああ、早く次が読みたい。(笑)

それではまた。
  1. 2013/12/24(火) 20:58:45|
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高いから数も少ないのか

今日ツイッターを見ていたら、どうも中国製の新型ヘリコプターの画像らしいというものが出ておりまして、それがまたアメリカ製のUH-60「ブラックホーク」にそっくりでした。
メインローターのブレードの数がUH-60が4枚なのに対し、写真のヘリは5枚であることから別物であるのはわかったんですが、本当に形が似ておりました。

それでそのブレードの枚数なんかを確認するためにUH-60のことをウィキペディアで調べたりしたんですが、日本では三菱重工がライセンス生産して救難機タイプをUH-60J、陸上自衛隊向けの汎用輸送タイプをUH-60JA、海上自衛隊の対潜哨戒ヘリとしてSH-60Jおよび発展型のSH-60Kと各種タイプを生産しているようです。
UH-60J.jpg

海上自衛隊ではSH-60Jがそれ以前の機体であるHSS-2哨戒ヘリを完全に更新し、SH-60JとSH-60Kが主力として運用されているようなので、陸上自衛隊でもてっきりそれまでの汎用ヘリであるUH-1からUH-60JAに完全更新されるものと思っていたんですが、どうもそうではないようですね。
SH-60J.jpg

UH-60JAは調達価格が高く、UH-1Hの二倍以上もするため、UH-60JAだけで部隊編成をするわけにはいかず、UH-1Hと組み合わせて使うとのこと。
そのためUH-1型も当面は使い続けられるみたいですね。
UH-60JA.jpg

UH-1型は映画「地獄の黙示録」等でおなじみで、軍用ヘリというとこの機体というほどポピュラーなヘリですが、UH-60型がそうなるというにはいたらなそう。
それにしても汎用輸送ヘリなんて数が必要と思いますが、陸上自衛隊ではやはり調達価格の高さからUH-60JAは日本全国で30機ほどしかないんだそうで、防衛予算がそれほど多くないわが国としては調達価格が高いのは痛いところでしょうか。

そういえば、こうした汎用輸送ヘリは民間仕様のものが販売されるというのはわかるのですが、同じくウィキで攻撃ヘリのAH-1「コブラ」を調べていたら、純粋な攻撃ヘリなのに民間仕様があってびっくり。
森林警備隊が使っているらしいですが、汎用ヘリの方が使い勝手はいいんじゃないでしょうかねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/23(月) 21:12:39|
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ひびきだよ

今日は冬至でしたね。
うちはかぼちゃと小豆のいとこ煮を作って食べました。
ちょっと甘くしすぎましたでしょうか。

今日は海上自衛隊艦船のご紹介。
音響測定艦「ひびき」型です。

ひびき1 (音響測定艦ひびき 写真:海上自衛隊)

音響測定艦とは、海中に潜む潜水艦の音響情報を収集することを目的とした艦で、「ひびき」型は1980年代の冷戦華やかなりし頃に計画されました。

当時はソ連の潜水艦が静粛性を向上させていた時期で、静粛性が向上するということはこちらから探知するのが難しくなるということであったため、対潜水艦戦を主任務としていた海上自衛隊にとっては悩ましい問題でした。
そのため、アメリカ海軍の音響測定艦をモデルとし、双胴船型の音響測定艦の建造が決まったのです。

一番艦の「ひびき」は1991年に就役し、同型二番艦の「はりま」は翌1992年に続けて就役。
二隻体制で運用されることとなります。

はりま1 (二番艦はりま 写真:海上自衛隊)

写真を見てもわかりますように、「ひびき」型は下部船体が水の中に没する半没水型双胴船形となっており、上部甲板が非常に広く取ることができるため、そこをヘリコプター甲板としております。
また、曳航式の音響測定システムの運用も、双胴船形で船体が安定するために非常に測定しやすいというメリットもあるといいます。

「ひびき」型は、日本近海を航行し曳航する音響測定システムでさまざまな潜水艦の音響情報を収集します。
収集した音響情報は海上自衛隊で分析され、敵性潜水艦探知のための資料となり、探知能力向上に役立てられるのです。

ちなみに表題では「ひびきだよ」と駆逐艦「響」を思わせるセリフを書きましたが、駆逐艦の「響」とは違い、こちらの「ひびき」は関門海峡北西の「響灘(ひびきなだ)」から取られているため、単に音が同じだけだそうですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/22(日) 21:05:02|
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負けた負けたー

ここ数週間ほど、週一回のペースでちゃい様とVSQLによるSquad Leaderのシナリオ5「621高地」を独軍担当で対戦してきましたが、5ターン終了時でほぼどうしようもなくなり投了となりました。
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このシナリオはSquad Leaderの中でもかなりの大型シナリオで、独軍が死守しようとする丘をソ連軍が奪取しようとするものなのですが・・・
うーん・・・このシナリオの独軍はかなり厳しいですよね。
塹壕でも掘れるとかなり違ってくるんでしょうけど・・・
ソ連軍48個分隊+8個分隊に対し、独軍8個分隊+4個分隊+4個操作班では勝負にならない気がします。
ソ連軍の圧倒的な数に飲み込まれるだけ。
盤外砲撃も運次第のところがありますしねぇ。
個人的にはシナリオ1よりもバランスが悪いと感じます。

観戦されてましたパタケウチ8世様も、このシナリオの独軍が勝ったのを見たことがないとのこと。
どうしたものなんでしょうかねぇ。

とはいえ、負けたものの楽しい時間であったのは間違いないことです。
ちゃい様、次回もよろしくお願いいたします。

それではまた。
  1. 2013/12/21(土) 21:02:27|
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Mig-17

第二次世界大戦が終わると、ソ連はドイツからすぐれた航空技術やジェットエンジンの技術などを手に入れました。

ミコヤン・グレビッチ設計局はそれによってジェット戦闘機Mig-15を開発し、戦後の朝鮮戦争に投入。
Mig-15は西側連合国の戦闘機や攻撃機を次々と撃墜し、その威力を見せ付けました。

ですが、ミコヤン・グレビッチ設計局はこのMig-15をさらに発展させるべく改良を加えます。
大きく変更されたのは主翼の後退角で、Mig-15では35度だった後退角を45度に増やし、空気の流れを整える境界板を2枚から3枚に増やしました。
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この改良によりMig-17はMig-15を上回る性能を得ることができるはずでしたが、エンジンがMig-15と同じだったことで重量増などから性能は若干落ちたといわれます。
しかし、エンジンの改良はのちにまわすことにして、Mig-17は生産が開始されました。
武装はMig-15と基本的には同じで、23ミリ機関砲と37ミリ機関砲というものでしたが、のちには空対空ロケット弾や空対空ミサイルを装備するよう改良された機体も登場しました。

その後アフターバーナーを装備した改良型エンジンが完成し、それを搭載することでMig-17Fとなり、本格的な量産が開始されることになりました。
この型はポーランドではLim-5、中国では殲撃5型(J-5・F-5とも)という名称でライセンス生産が行われ、当時の東側各国に供与されるなど多くの国が使用するようになります。
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Mig-17はさらに空気取り入れ口にレーダーを搭載して全天候型戦闘機に改良したMig-17PF型が作られるなど各種の改良型が作られ、大量生産が行われました。
その数は総数で1万機を超えるといわれ、一部の小国では今でも現役で使用されている例もあるそうですが、ほぼ1990年代には退役いたしました。
Mig-17PF.jpg

Mig-17は朝鮮戦争には間に合いませんでしたが、当時の北ベトナムに供与されたことからベトナム戦争に参加し、米軍機と何度も空戦を行ないました。
機体が軽く旋回半径が小さいMig-17は、大型で重いF-105やF-4のような重戦闘機とのドッグファイトには有利で、米軍機を何度も窮地に追い込み撃墜することもしばしばだったといいます。
そのため、米軍がF-16を開発するきっかけになったとも言われます。

旧ソ連を代表する軽戦闘機の一つがMig-17であることは誰もが認めることではないでしょうか。
ベトナムや中東で各国に使われ、西側戦闘機と激しい空中戦を繰り広げたライバルとして印象深い機体だったと思います。
それにしてもソ連も作るとなると桁違いの数を量産いたしますよねぇ。

それではまた。
  1. 2013/12/20(金) 21:14:30|
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都知事辞任

先月来ニュースをにぎわせてきた猪瀬東京都知事の5000万円疑惑事件ですが、今日、ついに猪瀬知事が辞表を出したそうですね。

猪瀬知事は選挙に落選する可能性もあったので生活の不安から5000万円を借りたが、都知事になったことから必要なくなったので返還したというのが最初の主張でしたが、どうにも怪しげな借用書が出てきたり、貸金庫に入れた入れないという話が出てきたり、いろいろと矛盾を突っ込まれていたようですね。

そして、来年二月には東京オリンピックの実行委員会を立ち上げなくてはならなかったり、都政が滞ったりしてきたため、ついに都知事を辞表せざるを得なくなったようです。
議会が百条委員会を設置するという動きに出たことも決め手になったようですね。

これで東京都は来年年明け早々に選挙戦に入ることになるわけですが、早くも立候補者の選定が取りざたされております。
自民党は女性候補者を立てるといわれておりますし、先日議員辞職したタレントの東国原氏あたりももしかしたら立候補してくるかもしれません。

どなたが立候補するにせよ、日本最大の自治体の首長選挙ですから、都民の皆様が納得する候補者が当選するような選挙になることをお祈りします。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/19(木) 21:01:04|
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ウルフ投手もか?

昨日に引き続きプロ野球の話題。

西武よりFA宣言していた涌井投手がロッテに決まったそうですね。
時間がかかっていたのは条件面での差があったからだそうですが、これで涌井投手もすっきりしたのではないでしょうか。

涌井投手といえば数年前は西武の顔のような投手だったと思うのですが、ここ数年はあんまり活躍できなかった感じですね。
もちろん抑えでしっかり投げていたとは思うのですが、西武のことはあんまりよくみておらずイメージで語ってしまっているのは申し訳ないです。

ともあれロッテ移籍が決まったことで、来季はまた心機一転でがんがん活躍するかもしれないと思うと、日ハムファンとしては日ハム戦以外でお願いしますといいたいところです。(笑)

そしてその日ハムから契約更新が行なわれなかったウルフ投手が、ソフトバンク入りが決まったとのこと。
昨日のスタンリッジ投手、サファテ投手に続き、またしてもソフトバンクが獲得ということで、なんと言うかすごいとしか言いようがないですね。
外国人枠などの問題もあるでしょうけど、大丈夫なんでしょうかとよそのチームのことながら心配になってしまいます。
秋山監督も悩ましいところではないでしょうかね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/18(水) 21:04:22|
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挑戦表明

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグとの間で話し合われてきましたポスティングによる選手移籍について、今日楽天の田中投手が正式に球団に対し挑戦させて欲しいと訴えたようですね。

今回の話し合いでは球団に入る移籍交渉で球団側に入る金額が最大で20億円という制限が設けられたことから、楽天球団としては移籍を容認するかどうかこれからの話し合いになるということですが、移籍を容認しないというのもチームイメージを悪くする可能性があるので、難しいところかもしれません。

田中投手としては一年でも早くメジャーに行きたいというのはあるでしょうし、複数球団が名乗りをあげた場合にはその中から選べるというメリットもあるわけですが、球団側としてはどっちにしてもなんともつらい決断になりそうです。

一方阪神との契約更新が行なわれなかったスタンリッジ投手が、今日ソフトバンクホークスがサファテ投手とともに獲得したと報じられました。
獲得するという噂は前からありましたが、本当に今オフのソフトバンクの補強は空恐ろしく感じるほどの補強ですね。

翻ってわが応援する阪神はオリックスの井川投手をトレードで獲得するのではなどという報道もありましたが、今オフの補強は終了と宣言があり、どうやらFAでDeNAに行った久保投手の人的保証選手を獲得するぐらいで終わりそうです。
日本ハムもソフトバンクにFAで行った鶴岡捕手の人的保証を求めるようで、最近のFAは人的保証を獲得することが多くなっておりますね。
せっかく来てもらったのにそれ以上の選手を取られてしまったのではかないませんから、獲得した球団はプロテクトに頭を悩ませているようです。
阪神も日ハムもどなたを獲得するのでしょうか。
ファンとしてはそれも楽しみではありますね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/17(火) 20:56:53|
  2. スポーツ
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脅迫犯逮捕

もう皆様ご存知の方も多いでしょうが、週刊少年ジャンプの人気漫画「黒子のバスケ」に対し脅迫を行なっていたとされる人物が逮捕されたようです。

この事件は黒子のバスケに関連するイベントや作者の母校などに脅迫状が送りつけられ、イベントなどが中止に追い込まれるなどした事件で、最近ではお菓子に毒物を入れるという脅迫まで行なわれ、かなり凶悪な脅迫事件となっていたようです。

関連イベントではコミックマーケットなども黒子のバスケ関連の作品は取り扱わないという判断を下さざるを得なくなるなど影響も大きく、同人誌界隈ではかなり話題になっていた事件でした。

今回容疑者がポストに脅迫状を投函した所を捜査員に取り押さえられたそうで、容疑者の持っていたリュックからは20通もの脅迫状が発見されたといいます。

容疑者は脅迫を認めているそうですが、作者に対する妬みがあったということで、非常に短絡的な犯行と思われます。
なんとも怒りを禁じえません。

今後捜査が進むことでいろいろとわかってくることもあるのでしょうが、こんなことは二度と起きて欲しくないと思います。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/16(月) 21:13:35|
  2. ニュース
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八重の桜が終わった

今日の放送でNHKの今年の大河ドラマ「八重の桜」が終了しました。

昨年の「平清盛」に続いてなんだかんだ言って一年見続けた大河ドラマになりましたが、やはり思っていた通り会津戦争(戊辰戦争)終結後はパワーを失ってしまったような感じでしたね。

前半はスタートがアメリカの南北戦争の戦闘シーンから始まるなどなかなか見せてくれまして、会津戦争に向けてどんどん緊迫感が増していったもので、徳川慶喜や松平容保など見てて面白かったんですが、新島襄との夫婦ものになってからはなんとなくだれてしまった気がします。

ともあれ一年間お疲れ様でした。
昨年同様にツイッターしながらのTV観賞は楽しかったです。

来年は「軍師官兵衛」ですね。
「江」に続いて3年ぶりの戦国時代ですか。
黒田官兵衛を中心とした戦国ストーリー、楽しみにしたいと思います。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/15(日) 21:17:17|
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「私、南町の中村と申します」「なんだ町方か」

皆様は「中村主水」というキャラをご存知でしょうか?
「必殺仕事人」等で俳優藤田まことさんが演じられましたキャラですね。

主に北町や南町の町方同心であり、普段は仕事もいいかげんな昼行灯のように見せかけ、裏の世界では凄腕の殺し屋というキャラですが、藤田まことさんの味のある演技で人気のあるキャラだと思います。

先日、ふと「必殺仕事人」のBGMあたり聞きたいなと思ってニコニコ動画で探していたところ、この中村主水の仕事(仕置き)のシーンばかりを集めた動画があって、思わず見入ってしまいました。

いやぁ、いいですねぇ。
私はかなり後期の作品しか知らないのですが、まだ若い頃の中村主水は激しい殺陣も行なっていて、何人もの悪人をバッサバッサと切り殺したりしているんですねぇ。

そして目の演技がいい。
まさに射るような目つきで普段とは違うところを見せてくれますねぇ。
怜悧な目つきに惚れ惚れします。

藤田まことさんがお亡くなりになられてもう3年が過ぎましたが、またあらためて名優だったんだなぁとひしひしと感じます。
中村主水は本当にかっこいい。
素敵なキャラですよねぇ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/14(土) 21:02:06|
  2. 映画&TVなど
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これも終了

今日の札幌は昼ごろから小雪がちらついていましたが、夕方から轟々と音を立てて猛吹雪になりました。

もう顔を上げていられないぐらいで、息もするのが困難です。
へたすると自分のいる位置も見失いそうで、これが街中じゃなく野原とかなら迷うのも当然と言う感じです。

そんな中で本屋に寄ってマンガを手に入れてきたりしたわけなんですけどね。

買ってきたのはこちら。
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湖西晶先生のマンガ「かみさまのいうとおり」の9巻(最終巻)です。

湖西先生のマンガもなんだかんだとちょこちょこ見ておりまして、この作品も好きな作品でしたがついに9巻で最終巻。
何でも9年間続いていたそうで、こちらも息の長い作品だったんだなぁとしみじみ。

シスター、巫女さん、尼さん(僧侶?)、山伏の四人の少女たちが繰り広げるちょっとエッチなドタバタ劇四コマですが、面白かったです。
最終巻になってしまったのはちょっと残念。

湖西先生、長い間お疲れ様でしたー。
楽しませていただきました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/13(金) 21:03:00|
  2. 本&マンガなど
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新年号

タミヤニュースの2014年1月号(536号)が到着いたしました。

tamiyanews536.jpg
こちらが表紙。
今月は第二次大戦時のアメリカ第8空軍の記章だそうです。

恒例の「博物館をたずねて」は、今月はアメリカの「R・レーガン大統領記念博物館」
第40代大統領のレーガン氏は、今でも強いアメリカを取り戻した大統領として崇拝する方も多いそうで、こうしてレーガン大統領が使ったエアフォースワンやヘリコプター、執務室を再現したものなどが展示されているんだそう。

アメリカ大統領は現在のオバマ大統領が第44代目だそうですが、こうして大統領個人の記念博物館がある大統領って何人いらっしゃるんでしょうかね。

「第二次大戦イタリア軍装備解説」はイタリア軍個人装備の5回目。
今回は軍服で、黒シャツ隊の制服やアフリカ向けの熱帯服の解説です。

現在では特集号は発売されなくなってしまいましたが、情景写真や単品写真を募集する「パチッ」は今でも行われていて、今号では今年の入賞者の作品とコメントが載っておりました。
私の中学生のころとはかなり作品の質も違いますねぇ。
また、現用戦車も多くなっているようです。

巻中の情景写真は新製品のアメリカ軍車輌ガマゴートを使った上陸シーン。
まだ海上にいるものや海岸をよじ登っていくものなど四台ものガマゴートが使われている作品でした。

一足早く2014年が始まったタミヤニュース。
また一年間楽しみです。

それではまた。
  1. 2013/12/12(木) 21:05:59|
  2. タミヤニュース
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楽天田中投手はどうなるのだろう・・・

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの間でポスティングによる移籍の問題が話し合われているようですが、どうやら入札金の上限を決めるということで落ち着きそうな感じですね。

問題はその上限が20億円(2000万ドル)ということのようで、楽天側としては田中投手に対しては低い金額だとして難色を示しているような報道がありました。

確かにこれまでのポスティングを考えると田中投手ですと100億に達するのではという話もあったので、その5分の1となるとかなり低い金額と思われます。

田中投手ご自身はメジャーに行きたいという気持ちをほのめかしているようですが、正式にポスティング移籍を求めるかどうかはまだポスティングのルールが未決定ということもあって表明してはいないみたいです。

楽天が優勝し日本一にもなった今年、メジャーに行くとするならば田中投手としては一番いい状況でのポスティングということになるんでしょうけど、楽天球団としては20億でハイそうですかとも言いづらいというのはしかたないかもしれませんね。

どうなるのかまだわかりませんが、田中投手にとってよい方向で話がまとまればいいなと思います。

一方わが阪神には韓国球界最高といわれる呉昇桓(オ・スンファン)投手を獲得しました。
その代わりといってはなんですが、スタンリッジ投手との来季契約を結ばなかったことや、FAでの中田投手の獲得失敗などが響いて、来季は先発投手陣が手薄な状況です。

呉投手に活躍して欲しいのはもちろんですが、呉投手が出てくるのは勝っている状況でないとならないので、その状況をどれだけ作れるのかが不安です。

若い先発投手たちに何とかがんばって欲しいものですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/11(水) 21:03:01|
  2. スポーツ
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世界の史上最低気温を更新

何の気なしにニュースを見ておりましたら、こんなニュースが・・・

南極でマイナス93度を観測、最低気温を更新

なんでも人工衛星からのデータを解析していたら、2010年の8月(南半球なので真冬)に南極で世界史上最低となるマイナス93度まで気温が下がっていたことが明らかになったんだそう。
マイナス93度なんて道民の私でも想像もつきません。
いわゆるバナナで釘が打てる寒さでしょうか。

そういえば、私が子供のころは家にお風呂がなく銭湯に通っていたもので、その帰りに父が濡れたタオルを振り回したらカチンコチンに凍って板のようになった記憶がありますが、最近の札幌では都市化の影響もあるのかマイナス10度まで下がることも少なくなりました。
子供のころはマイナス15、16度ぐらいまでは下がった気がするんですけどね。

近年では地球温暖化が話題になり、二酸化炭素等の排出量が規制の対象になったりしておりますが、一部科学者の間では地球は氷河期に向かいつつあるという説も出ているそうで、これから地球がどうなっていくのかはまだまだ未知数ということかもしれません。

人間なんて本当に狭い範囲の温度変化にしか耐えられない生き物ですから、地球が暖かくなっても寒くなっても生きていくのは大変なわけで、今の状況は奇跡のようなものといえばその通りなわけです。
この状況ができるだけ長く続いてもらうしかないですよね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/10(火) 21:02:48|
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Squad Leaderも

先日のASL-SKに続き、昨晩はy.nakano様とVSQLでSquad Leaderの通信対戦を行いました。

sl1cv.jpg

対戦いたしましたのは一番最初のシナリオ1「親衛赤軍の反撃」です。
y.nakano様が防御側の独軍を、私が攻撃側のソ連軍を担当しました。

y.nakano様は実はASLはプレイなさるものの、Squad Leaderのほうは初体験ということで、序盤はASLとの違いに結構戸惑われたようです。
しかし、中盤以後慣れてこられるとSquad Leaderのくせもすぐに掴まれたようでした。

シナリオ1終了時
こちらが終了時。
今回はソ連軍が二つの建物を確保して勝利です。

やや勝利しやすいソ連軍側ということと、お相手が初めてのプレイということもあり勝たせて頂きましたが、正直今回も1ゾロ6ゾロの天国地獄が両軍を襲いました。
y.nakano様にとっては序盤で独軍LMG二挺が早々に故障し、さらに9-2指揮官までもが6ゾロで裏返るという不運があり、これが大きく響いたと思います。
とはいえ、ソ連軍側でも628三個分隊のスタックが独軍の射撃で1ゾロが出てすべて除去されるというあいたたたの展開もあり、状況によってはソ連軍の負けも充分ありえたでしょう。

何十回となく対戦しているシナリオ1ですが、やるたびに面白いと感じるいいシナリオです。
今回も充分に楽しみました。

y.nakano様とは再戦を約束いたしました。
次回もよろしくお願いします。

それではまた。
  1. 2013/12/09(月) 21:14:30|
  2. ウォーゲーム
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何とか勝ちました

先月から週末にGoma様とVASLでASL-SK対戦を行ってまいりました。

Special Ops#4
対戦したのは「Special Ops#4」誌掲載のS55「THE FIRE BRIGADE」
1944年5月のルーマニアでの戦いです。
攻撃側のソ連軍を私が、防御側のドイツ・ルーマニア枢軸軍をGoma様が担当いたしました。

序盤から中盤にかけてソ連軍は順調に進撃し、前衛のルーマニア軍を蹴散らします。
しかし、2ターン目に入ってきたドイツ軍が位置に着きはじめるとソ連軍の進撃はじょじょに鈍くなりました。

S55.jpg
終盤、ソ連軍のだめもとの低火力射撃がピンゾロでヒット。
その士気チェックをドイツ軍分隊が6ゾロで失敗したことで独軍の防御ラインが破綻。
最後はソ連軍の数が押し切り、ドイツ軍を追い払って勝利条件を達成しました。

最後までどちらが勝つかわからないいいゲームだったと思います。
一つのラッキーヒットが大きくソ連軍に作用しました。

今回も楽しい対戦でした。
Goma様、次回もよろしくお願いいたします。

それではまた。
  1. 2013/12/08(日) 20:58:16|
  2. ウォーゲーム
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意外と米軍も装輪装甲車作ってますねぇ

「グランドパワー」誌の2014年1月号です。

1200809518.jpg
表紙はこちら。

今月号の特集は第二次大戦アメリカ装輪装甲車。
ということで、M3A1スカウトカーやM8軽装甲車、M20装甲多目的車などが掲載されてます。

米軍の装輪装甲車というと、M3A1やM8はそれなりに知っておりましたが、M20はウォーゲームの「Squad Leader」シリーズの「GI:Anvil of Victory」あたりで初めて知った車輌でした。
また、米軍ではほとんど使われず、英軍に供与されて使われたT17スタッグハウンドという装甲車も確か「GI:Anvil of Victory」で知ったような気がします。

今号ではこれらの装甲車ばかりか、試作に終わったような装輪装甲車も多く紹介されており、第二次大戦までのアメリカ装輪装甲車史とも言うべき形になっています。
アメリカはモータリゼーションの国であるにもかかわらず、装輪装甲車にあまり積極的ではなかったそうですが、それでも作るとなると持ち前の工業力で多種多数作ってしまうというのがよくわかる感じです。

巻末にはそれら装輪装甲車の写真集もついており、アメリカの装輪装甲車に関する資料としてはかなりのものとなっているのではないでしょうか。
それらの写真を見ているだけでも楽しかったです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/07(土) 21:15:05|
  2. 本&マンガなど
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ドラキュラと呼ばれた男(8)

マーチャーシュ一世によって捕らえられ、ハンガリーで虜囚生活をヴラド三世が送っていた間、故郷のワラキアはヴラド三世を追い出したラドウがワラキア公として統治しておりました。

ラドウの統治は比較的穏やかで、しばらくはワラキアも平和を享受することができましたが、やがてドナウ川の河口にある町キリアの領有をめぐり、モルドヴァと対立。
ついには戦争へと発展してしまいます。

ラドウのバックにはオスマン帝国が付いている状態でしたから、ワラキアと対立するモルドヴァはすなわちオスマン帝国とも対立することになってしまいます。
モルドヴァの公位にはヴラド三世の親友シュテファンが就いており、ここで彼は対オスマン戦の英雄である生涯の友人のことを思い出して、マーチャーシュ一世にヴラド三世の解放を依頼します。

マーチャーシュ一世もヴラド三世を捕らえはしたものの、これ以上のオスマン帝国の影響力増大は望ましくなかったのか、モルドヴァ公シュテファンの要請を受け、ヴラド三世をワラキア公に返り咲かせる盟約がモルドヴァとハンガリーの間で結ばれました。

マーチャーシュ一世の妹と結婚し、ハンガリーで平和な暮らしをしていたヴラド三世でしたが、親友シュテファン公の苦境を見捨てることはできなかったのか、彼はマーチャーシュ一世から二万の兵を借り、再びオスマン帝国と戦うために立ち上がります。

1476年、ヴラド三世はオスマン帝国の侵攻を受けているモルドヴァに進軍。
しかし、彼が到着した時点ですでにオスマン帝国軍はシュテファンの取ったかつてのヴラド三世同様の焦土作戦に疲弊し、撤退を開始した後だったといいます。

そこでヴラド三世は、そのまま兵を率いてワラキアに進軍します。
そしてワラキア公ラドウを追い払い、三度目のワラキア公に就任いたしました。

このヴラド三世のワラキア公就任は、公室評議会によって正式に認められたものでしたが、ヴラド三世を迎えたワラキアの人々の目は冷ややかでした。
彼らは東方正教会に属していたため、カトリックに改宗したヴラド三世を受け入れることができなくなっていたのです。

このためワラキア国内ではまたしても反ヴラド三世派の貴族たちが暗躍し始め、政情は乱れていきました。
さらにオスマン帝国との戦いもまだ終わったわけではありませんでした。

三度目のワラキア公就任からわずか数ヵ月後(翌年説もあり)、ヴラド三世はその生涯を終えました。
オスマン帝国との戦いによる戦死とも、反対派貴族による暗殺とも言われます。
わずか45年(翌年説だと46年)の生涯でした。

ワラキアはその後もオスマン帝国の脅威にさらされ続け、西暦1600年にワラキア公ミハイのもとでワラキア、トランシルヴァニア、モルドヴァが統一されるものの結局長くは続かず、やがてオスマン帝国によってルーマニア地域は併呑されてしまいます。
ルーマニアが再び(ワラキア、モルドヴァ、トランシルヴァニアを含んだ形で)国家として独立するのは、1918年の第一次世界大戦の終結まで長い時を待たねばなりませんでした。

ヴラド三世は決して善人ではなかったかもしれません。
しかし、彼の悪行とされるものの多くは、ハンガリー王マーチャーシュ一世が彼を捕らえた理由を説明するために誇張したと思われるものが多く、また、マーチャーシュ一世が当時発明されたばかりの印刷技術を使って広めたこともあって、多くのヨーロッパの人々が信じてしまったことから「悪魔の子ドラキュラ」と呼ばれるようになってしまったのでしょう。

しかし、小国ワラキアで大国オスマン帝国に真っ向から勝負を挑み、その大軍を退けるというのは並大抵のことではできません。
ヴラド三世が今でもルーマニアの民衆に畏敬の念で扱われているというのは、まさにそういう点が大きく作用しているのは間違いないことでしょう。

ドラキュラと呼ばれた男 終


参考文献
「歴史群像2003年6月号 ドラキュラ戦記」 学研

参考サイト
Wikipedia ヴラド・ツェペシュ マーチャーシュ一世 他

今回も各種資料の自分なりのまとめでした。
少しでも「吸血鬼ドラキュラの元となった人物」と言うのがどういう人物だったのかがわかっていただけたら幸いです。
お付き合いありがとうございました。
  1. 2013/12/06(金) 21:04:06|
  2. ドラキュラと呼ばれた男
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GJ49号来たよ

先月中旬にアマゾンに注文してあったゲームジャーナル誌49号がやっと到着いたしました。

ゲームジャーナル49号
こちらが表紙。

金剛の付録ゲームは「激闘!レニングラード電撃戦」
独ソ戦初期のバルバロッサ作戦における北方軍集団のレニングラードへの進撃を題材にしたゲームで、ゲームジャーナル誌お得意のチットによる軍団活性化システムが取り入れられております。
同じシステムでいくつものゲームが出るというのは、ゲームの理解しやすさにはいいのかもしれませんね。

プレイそのものはたぶんVASSALモジュールにでもならないとプレイしないような気がしますけど、持っていてもいいかなぁと思ったのと、ドイツ装甲師団長2のバリアントユニットが付いているということで、手に入れた次第。
次回作の予告を見ると、フリードリッヒ大王の7年戦争モノということなので、購入しちゃうんだろうなぁ。


で、これが到着して喜んでいたら、声優やナレーションでおなじみの来宮良子さんがお亡くなりになられたとのニュースが。
来宮良子さんといえば、私にとっては「銀河鉄道999」のプロメシューム女王です。
劇場版「銀河鉄道999」を最近レンタルDVDで見たばかりですので、お亡くなりになったというのは非常に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
  1. 2013/12/05(木) 21:03:32|
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早くも2014

先日マンガを買ったときに一緒に買ってきたのがこちら。

1200808477.jpg
「世界の艦船」誌の1月号です。
早いものでもう2014年ですよ。

今月号の特集はまさにその「自衛艦2014」
海上自衛隊艦船の現在のラインアップが写真で載ってます。

それにしても「いずも」に始まる自衛艦艇を見ておりますと、まさに隔世の感がありますねぇ。
私が大学生の頃は「しらね」「くらま」あたりが新鋭艦で、自衛隊の戦力も増強されてきたんだなぁと思ったものですが、その頃とはまた雲泥の差ですもんねぇ。

そして米海軍もまた新しい世代が出てきました。
空母「ジェラルド・R・フォード」の命名式が行われたという写真が。
「ニミッツ」級から新型空母に変更なんて何十年ぶりになるのやら。

また新型水上戦闘艦「ズムウォルト」も進水したとのことで、米海軍も着実に世代交代が行なわれている感じです。

一方で昨今の中国海軍の動きに対する記事も多くなってきている印象ですね。
中国海軍侮りがたしと言うところでしょうか。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/04(水) 21:02:11|
  2. 本&マンガなど
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ドラキュラと呼ばれた男(7)

【訂正】 ドラキュラと呼ばれた男(5)でヴラド三世はハンガリー王となったフニャディ・ヤーノシュの息子マーチャーシュ一世の妹と婚姻を結びと表記いたしましたが、この時点ではまだ婚約をした段階であり、正式に結婚はしておりませんでした。
よってドラキュラと呼ばれた男(6)で義理の兄であるマーチャーシュ一世と表記いたしましたことも合わせ、お詫びして訂正いたします。
大変失礼いたしました。


ヴラド三世が十数万に及ぶオスマン帝国の大軍を追い払ったことは、キリスト教圏諸国ではまさに偉業でした。
このため、ヴラド三世は英雄として対オスマン帝国の指導者的人物として扱われるようになっていきます。
ヴラド三世自身も再度のオスマン帝国の侵攻に備え、また完全なるオスマン帝国の影響力排除のためにも国内の防備を固め、対オスマン戦を継続する心積もりでした。

しかし、オスマン帝国軍を追い払ったものの焦土作戦で国土が荒廃したことから、ワラキアの住民たちはもうこれ以上の戦争を望んではおりませんでした。
それは領地が荒廃した貴族たちも同じであり、彼らはヴラド三世がまだ戦争を続ける気であることに危機感を覚えます。
そこで貴族たちは、ヴラド三世をワラキア公の位から引き摺り下ろし、別の人物をワラキア公に据えることにいたします。
その人物とはヴラド二世の遺児であり、ヴラド三世の弟であるラドウでした。

ヴラド三世と違い、オスマン帝国に人質として残されたままだったラドウは、すでにすっかりオスマン帝国の人間になってしまっておりました。
美形でもあった彼はスルタンにも気に入られて重用され、今回のワラキア遠征にも従軍していたのです。
対ワラキアのための足がかりを残しておくべく主力後退後もドナウ河畔に駐留していたラドウのもとに、ワラキア貴族たちからの誘いの手が伸びるのはある意味当然のことでした。

ラドウとワラキア貴族が手を結んだことで、ワラキア国内はすぐに内乱となりました。
ヴラド三世は直属軍を率いて戦いますが、オスマン帝国の後ろ盾があるラドウの軍勢には抗しきれず、内乱はわずか三ヶ月ほどでヴラド三世の敗北に終わります。

ヴラド三世はワラキアから脱出し、ハンガリー王マーチャーシュ一世のもとに駆け込みました。
ハンガリー王から軍勢を借り、再度ワラキアに戻るつもりだったのです。
マーチャーシュ一世は一旦はヴラド三世の要請を聞き入れて軍勢を貸し与えますが、すぐに気が変わって今度はヴラド三世を捕らえてしまいます。

前回の対オスマン戦のときといい今回といい、マーチャーシュ一世の行動には当時の人々も疑問に思ったようで、キリスト教圏諸国の各国首脳たちも、英雄であるヴラド三世を捕らえるのはおかしいとマーチャーシュ一世に訴えますが、逆にマーチャーシュ一世はヴラド三世がオスマン帝国と内通していたとか、串刺し刑など残虐なことを行なう悪鬼のような男だというような書状を各地に送りつけ、これが今日に至るまでヴラド三世が残虐な吸血鬼であるというイメージを持たせる元となりました。

結局キリスト教圏諸国の訴えも実らず、この後十二年にわたってヴラド三世はハンガリーに捕らえられたままとなりました。
しかし、マーチャーシュ一世も思うところがあったのか、その待遇はそれほど過酷なものではなく、かなり自由に過ごすことが許されていたようです。
また、妹との正式な結婚も成立し、これを機会にヴラド三世も正教会からカトリックへと改宗いたします。

こうして虜囚とはいえ穏やかな暮らしをしていたヴラド三世は、このまま何もなければハンガリーの地で静かに余生を送ることになったのかもしれません。
しかし、状勢はそれを許しませんでした。

(8)へ
  1. 2013/12/03(火) 21:04:30|
  2. ドラキュラと呼ばれた男
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久保投手はDeNAに

昨日今日にかけ、西武の片岡選手と阪神の久保投手の移籍先が決まりました。

片岡選手は移籍先に巨人を選ばれ、これで巨人は今年は大竹投手と片岡選手を獲得したことになりますね。
片岡選手は内野手ですから、先日獲得した元中日の井端選手とかぶる部分もあるようですけど、まだ若い片岡選手は巨人内野陣の中核になるのかもしれません。
本当に巨人は手に負えなくなりそうな予感です。

一方阪神の久保投手は横浜DeNAへの移籍が決まったようです。
阪神としては先発候補の一人が移籍してしまったということで、来季の先発ローテーションに穴が開きそう。
とはいえ、もともと今年は抑えとして考えていたのですし、これをチャンスと考えて、秋山投手や歳内投手などの若手や、岩田投手榎田投手の復活に期待したいところです。
厳しいですが何とかやりくりするしかないでしょうね。

そして昨日今日の話ではありませんが、日本ハムの鶴岡捕手もソフトバンクへの移籍が決まりました。
鶴岡捕手にはずいぶんとがんばってもらいましたが、これもまた球界の倣い。
来季には大野捕手や近藤捕手にがんばってもらうことにいたしましょう。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/02(月) 21:07:43|
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10年物とそれ以上

昨日本屋さんに行ってマンガを二冊購入してきました。

1106340184.jpg   1106339747.jpg
「ちぃちゃんのおしながき」と「OL進化論」の新刊です。

「ちぃちゃんのおしながき」もこれで10巻目。
ついに10年達成だそうでおめでとうございます。
一口に10年と言っても長いものですし、四コママンガで10年というのはやはり長いほうではないでしょうか。

小学生が小料理屋の調理担当という調理師免状なにそれの世界ではありますが、出てくる料理が結構美味しそうなんですよね。
たまに作ってみようかなーと思ったりすることも。ww

そして、10年よりはるかに長い「OL進化論」
確か私が大学に行っていたころから続いているんじゃなかろうか・・・
息の長い漫画ですよねー。

相変わらずのドジっ子ジュンちゃんや中年のかがみの課長さん。
見ているだけで楽しいですね。
こちらもまだまだ長く続けてほしいものです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2013/12/01(日) 21:02:07|
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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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