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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

フンメルだ

あの「スターウォーズ」を作りましたジョージ・ルーカス氏のルーカスフィルムがディズニーに買収されましたねー。
そして2015年には「スターウォーズ」の新作を公開するとか。
どんなストーリーになるのか、今から楽しみですね。

今日は本屋でいくつかの本を買ってきました。
そのうちの一つがこちら。

1200647300.jpg
今月の「グランドパワー」誌です。

今月号の特集はドイツ軍の自走榴弾砲「フンメル」
150ミリ重榴弾砲を三号/四号戦車車台に載せた車両です。

今月号では車両の特徴の他、生産時期の違いによる変化や配備先なども網羅されているようで、写真もたくさん載っており楽しめそうです。

第二特集では日本陸軍の「九五式軽戦車」が扱われてます。
いわゆる「北満型」と呼ばれる足回りも紹介されており、その弱点も書かれているようです。

中身はこれからじっくり読ませていただこうと思いますが、今月号も面白そうですね。

それではまた。
  1. 2012/10/31(水) 21:03:09|
  2. 本&マンガなど
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今日から札幌

今日からプロ野球日本シリーズは札幌ドームで三連戦です。

東京ドームでは残念ながら連敗スタートとなった日本ハム。
しかし、昨年のソフトバンクも連敗スタートから日本一になりました。
今日一勝することができれば、まだまだ日本ハムもチャンスがあります。

そして二戦目で死球を受けた中田選手も、今日は元気にスタメンです。
シリーズ初ヒットを期待したいところです。

がんばれがんばれファイターズ。

今日は短いですがこんなところで。
それではまた。


22:40 追記 今日は7-3で勝ちました。
  1. 2012/10/30(火) 21:04:59|
  2. スポーツ
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薔薇戦争(8)

ランカスター家を抑え、英国王となったエドワード4世でしたが、彼の治世は意外なところからほころびを始めます。
第一幕において彼を支え、彼のよき協力者であったウォリック伯リチャードが、エドワード4世と不仲になってしまったのです。
事の発端は、エドワード4世が秘密裏に結婚をしてしまっていたことでした。

エドワード4世に協力したことで、イングランド最大の土地所有者となったウォリック伯は、国王からも当然信任厚くさまざまな職をまかされておりました。
そのうちの一つが大陸にあるカレーの町の守備隊司令というものでしたが、おそらくこのことが大陸にある唯一残ったイングランド支配地であるカレーを失わせないためにフランスに接近する理由になったのかも知れません。

ウォリック伯は「百年戦争」も終結したことから、英国とフランスの融和を目指しており、親仏派として知られておりました。
彼はフランス国王ルイ11世と交渉し、エドワード4世とフランス王室との婚姻を成立させようと尽力します。
しかし、エドワード4世はすでに1464年に騎士の未亡人エリザベスと秘密裏に結婚しており、彼はこれを「覆せない事項」としたことで、婚姻を進めていたウォリック伯の面子をつぶしてしまいます。

さらにエドワード4世は自身の身内に次々と爵位や地位を与え、高級貴族たちと婚姻を結ぶなど派閥を固めていきます。
そしてフランス王室とは対立関係にあるブルゴーニュ公シャルルに妹を嫁がせて同盟を結んだ上、ウォリック伯の娘と身内の縁談には乗り気ではないなど、どちらかというとウォリック伯を排除するような動きが目立ち始めました。

ウォリック伯は国王に対抗するためにエドワード4世の弟であるクラレンス公ジョージと盟約を結びます。
クラレンス公はエドワード4世の反対にもかかわらず、ウォリック伯の娘を娶ってくれていたのです。

1469年4月、ウォリック伯はついにエドワード4世に対する反乱をそそのかし、イングランド北部で反乱の火の手が上がります。
国王エドワード4世はすぐに鎮圧に向かいますが、その隙にウォリック伯は軍勢を引き連れてカレーからイングランドに上陸。
7月の「エッジコート・ムーアの戦い」で国王軍と直接対決し、国王軍を破りました。

これによってエドワード4世はウォリック伯側に捕らえられ、ミドルハム城に幽閉されてしまいます。
ウォリック伯はさらに王妃の父親や弟を処刑し、エドワード4世の側近連中も粛清して国王の勢力を削りました。

しかし、これによって息を潜めていたランカスター派などがまたしても動き出し、国内は騒然となってしまいます。
ウォリック伯による権力掌握も支持する貴族たちはわずかで、ウォリック伯はやむを得ず幽閉したエドワード4世を釈放し、表面上の和解をするしかありませんでした。

一方、前国王ヘンリー6世の王妃マーガレットと、その子はフランスに亡命しておりました。
この亡命王妃に目をつけたフランス国王ルイ11世は、エドワード4世とブルゴーニュ公との同盟に対抗するため、ウォリック伯とマーガレット王妃との同盟を提案します。
ウォリック伯とマーガレットはその提案を受け入れ、以前は仇敵同士だった二人は同盟者となりました。
ウォリック伯はマーガレットに忠誠を誓い、ウォリック伯の娘とマーガレットの息子が婚姻を交わして両者は親類となったのです。

このことでウォリック伯は再度エドワード4世の排除に動き始めました。
1470年10月、ウォリック伯は再び国王軍の留守にイングランドに上陸。
ロンドンを制圧して前国王ヘンリー6世を救出します。
そして軍勢を率いてエドワード4世の軍と対決するべく北上しました。

エドワード4世にとってこの事態は予想外のものでした。
彼は大軍が接近中との報に弟のグロスター公とともに海路ブルゴーニュへと脱出してしまいます。
ウォリック伯は戦わずに勝利を収めたのでした。

ですが、ウォリック伯の勝利はブルゴーニュ公に危機感を覚えさせました。
フランスと英国の同盟で苦しい立場に追い込まれるであろうことは間違いないからです。
ブルゴーニュ公はエドワード4世に軍備調達のための資金を提供し、再度英国へ戻るように促しました。

これによってエドワード4世はドイツ傭兵などを集めてイングランドへと舞い戻ります。
ヨークの町を制圧して支持者を集めるエドワード4世に対し、ウォリック伯はすぐに軍勢を差し向けましたが、エドワード4世は逆にウォリック伯の軍勢をすり抜けてロンドンへ入城。
ロンドンにいたヘンリー6世を逮捕します。

1471年4月、「バーネットの戦い」でウォリック伯の軍勢とエドワード4世の軍勢が激突しました。
霧の中で行なわれたこの戦いは、視界が閉ざされ敵味方の区別が難しい状況でした。
そのためウォリック伯の軍勢は同士討ちを演じるものも現れ、それを味方による裏切り行為と思ってしまったウォリック伯の軍勢は混乱し、エドワード4世の軍勢の前に総崩れとなってしまいます。
ウォリック伯は戦場を離脱しようとしましたが、かなわずに戦死。
身内のモンターギュ候も戦死してしまいました。

ウォリック伯の同盟者となったマーガレット王妃でしたが、イングランド上陸後軍勢を集めていたものの、この戦いには参加せず、ウェールズのランカスター派と合流しようとしたところを迎撃され、「テュークスベリーの戦い」で壊滅。
息子エドワード王子とサマセット公は処刑され、夫ヘンリー6世ものちに殺害されました。
マーガレット王妃は5年間ほどロンドン塔に幽閉されたのちにフランスに返され、アンジュー家の相続権を没収され1482年に没しました。

こうしてエドワード4世は危機を乗り越え、薔薇戦争の第二幕が終わったのです。

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  1. 2012/10/29(月) 21:15:01|
  2. 薔薇戦争
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加速装置!

園田健一先生の「ブレット・ザ・ウィザード」の三巻です。

1106195641.jpg
表紙はこちら。

今回は表紙のこのお姉さんが新たな仲間に加わります。
そしてブレットの敵としてジャック・ウェインという魔法銃の使い手が登場。
今回の魔法は、「サイボーグ009」のジョーのように加速する魔法です。
下手に使うとなかなか危険な代物ですが、上手く使えばかなり有効そう。

ということで、ジャックとブレットとの対決となるわけですが、今回からFBIも絡んでくる様子。
「ガンスミスキャッツ」といい、FBIは厄介な相手ですなぁ。

今回も面白かったです。
次巻も楽しみですね。

それではまた。
  1. 2012/10/28(日) 21:03:17|
  2. 本&マンガなど
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はじまりました

今日からプロ野球は日本シリーズが始まりました。
日本一を決める最後の決戦です。

今年は両リーグとも一位のチームが日本シリーズに進んできました。
セ・リーグは読売巨人、パ・リーグは北海道日本ハムです。

今日の先発投手は巨人が内海投手、日本ハムが吉川投手でした。
試合は残念ながら日本ハムに利あらず、1-8で負けてしまいました。

とはいえ、最悪まだ二つ負けることができます。
四つ勝てばいいのです。
切り替えて明日の試合に臨みましょう。

がんばれファイターズ。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/27(土) 21:27:38|
  2. スポーツ
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再びロシアの大地に

先日よりa-gameさんで大感謝祭が行なわれておりますが、その中でわけあり商品が安く売られておりました。

見てみますとその中にほしかった「独ソ戦2(The Russian Campaign2)」があるじゃないですか。
TRC2.jpg

「箱入り5000円はちょっと高いなぁ、コマンドマガジン版も持っているし」と思っていたので購入は控えていたのですが、箱がつぶれたかなんかしたのでしょうか、箱なしバルク品として3780円で売っていたので、この価格ならと思い購入。
先ほど到着いたしました。

TRC2マップ2
いやぁ、マップの紙質がいいですねぇ。
手触りがいい感じです。

この「独ソ戦2」は二度ほどプレイした程度ですが、なんだかまたやりたくなってしまうゲームですね。
さすが名作と言われるゲームでしょうか。
VASSALモジュールも公開されていますので、近いうちに対戦したいと思います。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/26(金) 21:06:21|
  2. ウォーゲーム
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藤浪君キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

今日はプロ野球のドラフト会議の日でした。
個人的にもすごく楽しみにしておりましたので、先ほどまでネット等で確認しておりました。

そんな中、まさしく「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」なのが、大阪桐蔭高校の藤浪投手。
なんとなんと、阪神が交渉権獲得です。

藤浪君はさすがに今ドラフトの目玉と言われるだけあって、阪神、オリックス、ロッテ、ヤクルトと四球団が一位指名。
抽選では阪神は和田監督がくじを引きましたが、これが見事に当たりくじをゲット。
藤浪君の交渉権を見事に勝ち取りました。

藤浪君自身は12球団どこでもOKというお話でしたので、阪神入団にも支障はなさそうです。
ぜひぜひ阪神のエースになってくださいませ。

ほかには亜細亜大学の東浜君をDeNA、ソフトバンク、西武が一位指名。
抽選で王さんが当たりくじを引き、ソフトバンクが交渉権を獲得しました。

また、楽天と広島が東福岡高の森君を一位指名し、抽選で楽天が交渉権を獲得。
巨人は二年越しで菅野君を、中日は慶応大の福谷君を、日本ハムはメジャー志望を表明していた大谷君をそれぞれ一位指名し、交渉権を獲得です。

くじに外れた西武はNTT西日本の増田投手を、ヤクルトはヤマハの石山投手を、広島は龍谷大平安の高橋選手を、ロッテは大阪ガスの松永投手を、DeNAは駒沢大の白崎選手を、オリックスは大阪体育大の松葉投手をそれぞれ指名。
ドラフト一位の十二人が決まりました。

阪神は二位で光星学院の北條選手、四位で西濃運輸の小豆畑捕手を獲得するなどいい補強ができたようです。
一方日本ハムは大谷君を指名しましたが、メジャー挑戦を公言しているだけに難しいところ。
二年連続で一位指名選手に拒否されることもありそうです。

今年もドラフトが終わりました。
来季、この中の何人の方が一軍で活躍できるのか、今からとても楽しみです。

それではまた。
  1. 2012/10/25(木) 21:05:11|
  2. スポーツ
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薔薇戦争(7)

「ノーサンプトンの戦い」に勝利し、再び護国卿となって権力を握ったヨーク公でしたが、ランカスター派は当然このままで済ますつもりはありませんでした。
ヘンリー6世の王妃マーガレットは、息子エドワード王子とともにランカスター派の影響下にある北部ウェールズへと逃れ、そこから船でスコットランドに渡り、スコットランド王に軍勢の派遣を要請します。
スコットランド側は土地の割譲と姫とエドワード王子との結婚を代償にマーガレット王妃の申し出を受け入れ、スコットランド軍が王妃とともに南下してヨークシャーを制圧しました。

マーガレット王妃の下には次々とランカスター派の貴族が集結し、またしてもヨーク公は軍勢を率いて対決することを余儀なくされました。
1460年の暮れ、ヨーク公はソールズベリー伯とともに出立し、ウェークフィールド近郊まで進出します。
しかし、その時点でマーガレット王妃の下に集まったランカスター派の軍勢はなんとヨーク公側の四倍を越えており、とても正面切って戦闘を挑めるような状態ではなくなっておりました。

ヨーク公の軍勢はやむを得ずサンダル城に篭もって援軍を待つことにしましたが、ランカスター派はこれを包囲。
食糧補給の道を閉ざされたヨーク公は一か八かの野戦を戦うべく出撃し、ここに「ウェークフィールドの戦い」が始まります。

この戦いは最初からヨーク公側の圧倒的に不利な状態での戦闘でした。
四倍を誇るランカスター派の軍勢の前にヨーク公側はかなうはずもなく、ヨーク公は戦死。
一緒に来ていた次男エドムンドも戦死し、ソールズベリー伯は捕らえられて斬首されました。

「ウォークフィールドの戦い」はランカスター側の圧勝でした。
ヨーク公が戦死したことで、この内戦にも目処が付いたかとも思われました。
ですが、そうはなりませんでした。

ヨーク公は次男を戦場に連れて行っておりましたが、長男のマーチ伯エドワードは残っておりました。
エドワードはすぐにヨーク公位を継承し、王位継承権をもそのまま受け継ぎました。
新たなるヨーク公の誕生でした。

ヨーク派はすぐさま反撃に打って出ました。
翌1461年、ウェールズに侵攻してきたランカスター派の貴族オウエン・テューダー率いる軍勢を「モーティマーズ・クロスの戦い」で撃破し、オウエン・テューダーを処刑します。
そして、援軍のスコットランド軍に給料を払えなかったことからやむなく略奪を認めたマーガレット王妃を非難し、ヨーク派の支持を集めていきました。

マーガレット王妃とその軍勢は「第二次セント・オールバーンズの戦い」でウォリック伯の軍勢を破り夫のヘンリー6世を救出しますが、南イングランドでの略奪を知った市民らの反応は悪く、ランカスター派の威信は地に落ちました。
国王と王妃の軍勢はロンドン市民に受け入れられず、ロンドンに入城することはできなかったのです。

マーガレット王妃の軍勢に敗北したウォリック伯の残存戦力は、新ヨーク公エドワードの軍と合流します。
エドワードは軍勢をロンドンに向けますが、すでにロンドンをあきらめたランカスター派は遠ざかっており、ヨーク派は難なくロンドンに入城することができました。

ロンドンに入城した新ヨーク公エドワードは、ロンドン市民から新王に推戴されました。
ヘンリー6世は王位継承者たる前ヨーク公リチャードの殺害を許してしまっており、王位にいる権利を喪失したとみなされたのです。
評議会と市民の推戴を受けたエドワードは新王となることを了承し、ここにエドワード4世として即位します。
しかし、ヘンリー6世とマーガレット王妃が処刑、もしくは国外追放されるまでの間は戴冠式は行なわないとしました。

新王エドワード4世はいよいよ決着をつけるべく、軍勢を率いて出発します。
1461年3月、ヨーク西方のタウトンと言うところで、ランカスター派とヨーク派は激突しました。
この「タウトンの戦い」は、季節柄吹雪の中で行なわれ、その風向きによって矢が届いたり届かなかったりと言う状況でした。
やがて両軍は接近戦にもつれ込みましたが、一進一退の膠着状態となり、ただただ熾烈な戦闘が続きました。
やがてヨーク派のノーフォーク公の軍勢が参陣し、ヨーク派の勢いが増すと、ランカスター派は突然崩れ去りました。

こうして「タウトンの戦い」はヨーク派の勝利に終わりましたが、薔薇戦争最大の戦闘となったこの戦いでは双方の死傷者がとても多く、一説によるとヨーク派で12000、ランカスター派で20000の損害を出したと言います。
また、ランカスター派の貴族も次々と討ち死にし、ランカスター派は瓦解しました。

この敗戦でヘンリー6世とマーガレット王妃、エドワード王子はスコットランドに逃亡。
残ったランカスター派の貴族は、多くが新王エドワード4世に従うこととなり、一部が北部で対抗を続けました。
しかし、ほぼヨーク派の勝利は決まり、エドワード4世はロンドンで戴冠式を行い正式に国王として就任しました。
イングランド北部ではまだランカスター派の抵抗はありましたが、それもじょじょに収まり、ヘンリー6世は捕らえられ、マーガレット王妃とエドワード王子はフランスに亡命します。

こうして薔薇戦争の第一幕は終結いたしました。

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  1. 2012/10/24(水) 21:07:39|
  2. 薔薇戦争
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戦闘新体操部員

私がいつもお世話になっておりますg-thanさんのサイト「Kiss in the dark」様に、このほど拙作が掲載いただきました。

タイトルは「戦闘新体操部員」です。

もともとは「Kiss in the dark」様の12年8月18日の記事に触発されて書いたSSでしたが、今回g-than様のご好意でイラスト付きで公開していただくこととなりました。

そしてその上で、当ブログでも公開してよいとのことでしたので、当ブログでもSSを公開させていただこうと思います。
お楽しみいただけましたら幸いです。



戦闘新体操部員

「ふう・・・これで明後日の大会の準備はほぼ終わったわね」
テーブルの上に新品のレオタードを並べ、ホッと一息をつく菜緒子(なおこ)。
明後日の大会では、みんなにこの新品のレオタードを着て演技をしてもらおう。
きっと喜んでくれるに違いない。
学校側にかけあって予算を認めてもらったのだ。
新体操部の部員たちにはナイショにしていたが、まさかいやだとは言わないだろう。

紺地に白で脇と袖の部分が抜かれている模様で、首のところがVネックになっている。
きっとみんなに似合うはず。
明後日の大会が待ち遠しい。
明日みんなに手渡して喜んでもらうのだ。
そう思うとつい心がうきうきしてしまう。

新体操部の顧問になって半年。
まさか顧問になるなんて思ってもいなかったけど、10年前は自分も体操をやっていたもの。
体操と新体操の違いはあるものの、顧問としてできる限りのことをやってきたつもりだった。
そして明後日はいよいよ地区大会。
ここで勝ち抜けば全国大会に出場できる。
そこで勝ち上がるのは難しいかもしれないけど、実力をいつもどおりに発揮できれば全国大会に出るのはそう難しくはないだろう。
それだけ今年の新体操部はレベルが高かった。

「いけない。もうこんな時間だわ。早く帰らなくちゃ・・・」
壁にかかっている時計の針はすでに夜10時に近かった。
顧問として部活動を見て、それから教師としての雑務を行なうと夜もすっかり遅くなる。
急いで帰ってまた明日に備えねば。
菜緒子はそう思って部室を後にした。

                   ******

「うふふふ・・・今日はあなたたちにいいものを用意したわ」
翌日、新体操部の部室に集合した女生徒たちを前に薄笑みを浮かべて立っている菜緒子。
その雰囲気がいつもとちょっと違うことに生徒たちは顔を見合わせる。

「先生、いいものってなんですか?」
新体操部の部長である恵美香(えみか)が代表して菜緒子に尋ねた。
今日ここに呼び出されたのは明日の大会に出場するメンバーだ。
新体操部の中でも技術的に上位の五名である。
恵美香もその中に選ばれていたのだ。

「これよ」
菜緒子が脇に置いてあった紙袋からレオタードを取り出す。
紺地に両脇と両袖が黒く染められたレオタードだ。
一見したところ昨日用意していたレオタードのようだが、両脇両袖が黒くなっている。

「新しいレオタードですか?」
「うわぁ」
菜緒子が取り出したレオタードに目を輝かせる女生徒たち。
「ええ、これからのあなたたちにふさわしい衣装よ。ほかにも入っているから各自で確認しなさい」
菜緒子が指し示す先には五人分の紙袋が置いてある。
それぞれに名前がつけられていて一目瞭然だが、名前の下には01から05までのナンバーも振られていた。

五人の女生徒たちはすぐに自分の名前の付いた紙袋を手にすると、テーブルの上に中身を広げていく。
「えっ?」
「なにこれ?」
「ええっ?」
中身を確認する女生徒たちが口々に驚きの声を上げる。
紙袋の中にはレオタード以外にも、黒のパンティストッキングやら黒の編み上げブーツ、さらには赤いサッシュや黒手袋まで入っていたのだ。
「先生これは?」
「これはいったい?」
女生徒たちは次々と菜緒子のほうに振り返る。
そして菜緒子が腕を組み、不気味な笑みを浮かべていることに気がついてぞっとした。

「うふふふふ・・・それが今日からあなたたちが身につける衣装よ」
「そんな・・・」
「こんなの着て演技なんてできません!」
「そうですよ」
「先生、どうしちゃったんですか?」
口々に状況のおかしさを訴える女生徒たち。
「うふふふふ・・・うるさいわねぇ。あなたたちは選ばれたのよ。わが偉大なるザムーの戦闘新体操部員にね」
腕組みをしながら女生徒たちの文句を一笑に付す菜緒子。
先日まで彼女たちを指導してきた女性教師の面影はまったくない。

「選ばれた?」
「戦闘・・・新体操部員?」
「先生、何を言っているんですか?」
あまりのことに顔を見合わせる女生徒たち。
だが、その彼女たちの目の前で、菜緒子がおぞましい姿へと変貌する。
「ええっ?」
「きゃぁーっ!」
悲鳴を上げる女生徒たち。
彼女たちの目の前で、先ほどまで人間だった菜緒子はみるみるうちに上半身がぶよぶよしたクラゲ、下半身が女性のままのラインをした異形の存在に変わっていったのだ。
「クラクラクラァーー! オホホホホ・・・私はザムーの女怪人クラゲザムー。夕べ学校から帰る途中で偉大なるザムーによって改造されたのよ。もう私は人間なんかじゃないの。そして今日からお前たちは私の忠実な手駒に生まれ変わるのよ。クラクラクラァーー!」
不気味な泣き声をあげて触手状になった両手を振り上げるクラゲザムー。
それはまさに女性とクラゲが融合した不気味な生き物だった。

「きゃぁーっ!」
「いやぁーーっ!」
悲鳴を上げ逃げ出そうとする女生徒たち。
だが、紙袋を取りに来たせいで彼女たちの位置は部屋の奥側になってしまっており、逃げ出すにはクラゲザムーをすり抜けて背後にあるドアに行かなくてはならない。
「いやぁ・・・」
「助けてぇ!!」
自然と五人は固まって部屋の隅に追い込まれるような形になる。
それを見て悠然と構えているクラゲザムー。
「クラクラクラァーー! 恐れることはないわ。お前たちは選ばれたのよ。さあ、私のほうを見なさい。クラクラクラァーー!!」
クラゲザムーがそういうと、彼女の躰がちかちかと明滅し始める。
最初は何をされるのかと恐れていた女生徒たちだったが、やがてその明滅から目が離せなくなっていく。
「クラクラクラァーー! いい娘たちねぇ。さあ、そのままこのクラゲザムーの催眠波に支配されるのよ。クラクラクラァーー!!」
躰を震わせて催眠波を送り出すクラゲザムー。
やがて女生徒たちの目がうつろになり、躰から力が抜けていく。
「クラクラクラァーー! オホホホホ、それでいいのよ。もうお前たちは私の言いなり。さあ、その衣装を身につけなさい」
「「「「「ハイ・・・クラゲザムー様・・・」」」」」
女生徒たちは無表情でこくりとうなずいた。

                    ******

「「「「「ザムー!!」」」」」
一列に整列し、一斉に右手を斜め上に上げて服従の声を上げる女生徒たち。
先ほどまで着ていたセーラー服は脱ぎ捨てられ、全員が与えられた新品のレオタードを身にまとっている。
もちろん脚には黒ストッキングを穿き、編み上げブーツを履いている。
腰には赤いサッシュを巻き、手には黒手袋を嵌めていた。
「クラクラクラァーー! オホホホホ、みんなとてもよく似合っているわ。今日よりお前たちは偉大なるザムーの戦闘新体操部員。新体操の技を駆使してザムーのために働くのよ。いいわね」
クラゲザムーが触手を口元に当てて高笑いをする。
「「「「「はい、クラゲザムー様。私たちは偉大なるザムーの戦闘新体操部員。どうぞ何なりとご命令くださいませ。ザムー!!」」」」」
クラゲザムーに対し一糸乱れぬ姿勢で、忠誠の言葉を口にする少女たち。
その顔には平板でいながら邪悪な薄笑みが浮かんでいる。
衣装を身につけたあとで首と額に付けられた洗脳システムが働き、彼女たちの思考を作り変えてしまったのだ。
もはや彼女たちは普通の女子高生ではなく、身も心もザムーの戦闘新体操部員へと生まれ変わってしまっていた。

「クラクラクラァーー! 早速お前たちには働いてもらうとするわ。私についていらっしゃい」
「「「「「はい、クラゲザムー様」」」」」
クラゲザムーが触手を一振りすると、室内に暗闇が広がっていき彼女たちを覆っていく。
やがて闇が晴れていくと、そこには誰もいなくなっていた。

                     ******

「うわぁー!」
警備員の頭部に重量感のあるクラブが振り下ろされる。
また、ある警備員には縁が刃のように鋭いフープが襲い掛かってのどをかき切っていく。
リボンが警備員の躰を拘束し、ロープがそののどを締め上げる。
高速で投げつけられたボールが、警備員を跳ね飛ばす。
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「うふふふふ・・・」
「うふふふふ・・・」
床に倒れた警備員たちを前にして、女たちは冷たい笑みを浮かべていた。
「クラゲザムー様、こちらは戦闘新体操部員01号。警備員どもの始末は終わりました」
『クラクラクラァーー! よくやったわ。あとは金庫の中の物をすべて根こそぎ奪ってくるのよ。いいわね』
首に付けられた首輪からクラゲザムーの声が流れてくる。
「ザムー! かしこまりました、クラゲザムー様」
右手を斜め上に上げて敬礼する戦闘新体操部員たち。
その目にはアイシャドウが引かれ、頬の脇にも赤くメイクがなされていた。

彼女たちは無言で顔を見合わせてうなずきあうと、そのまま奥の金庫室へと向かっていく。
悪の組織ザムーの優秀な女戦闘員たちの誕生だった。

END
  1. 2012/10/23(火) 21:13:42|
  2. 怪人化・機械化系SS
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巨人が来た!

セントラルリーグクライマックスシリーズファイナルステージが今終わりました。

読売巨人が4勝3敗(アドバンテージ含む)で勝ち抜けです。
おめでとうございます。

わが阪神は今年は非常にふがいない戦いぶりで、巨人中日さんにまったく手も足も出ませんでした。
その巨人と中日さんが争ったクライマックスシリーズファイナルステージはまさに激戦でした。

三戦目までに三連勝と勢いに乗っていた中日に対し、巨人は一勝もできずに敗退するかと思われておりましたが、そこからまさかの三連勝と大逆転で日本シリーズ出場です。
これはすごい。

これでいよいよ両リーグの代表がそろいました。
期せずして両リーグとも一位チームが出場と言う日本シリーズにふさわしい対決となりました。

日本ハムは少し間が開いてしまいましたが、これをいい休養として27日からの対決に備えていただきたいです。
強力な上に、さらに勢いをつけてきた巨人さんが相手ですから、厳しい闘いになるでしょう。
最後の最後までもつれるかもしれません。
日本ハムらしい戦いをして、巨人さんにぶつかりましょう。
がんばれ北海道日本ハムファイターズ。

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2012/10/22(月) 21:33:27|
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アリコマさんと女戦闘員

私がいつもお世話になっております「極北興業」様が、新たな作品を発表されました。

タイトルは「きて」。
友達と休日をケビンハウスに過ごしに来た泉美。プールから帰って部屋に帰ると誰も居ない。
しかし、そこには1枚の紙と折りたたんだ黒い布が・・・。

と言うことで、今回はクロアリさんです。
モデルさんが黒い全身タイツを着込んでクロアリさんへと変化していくさまがこれでもかとばかりに見せてもらえます。

モデルさんは先日当ブログでもご紹介いたしましたあ`・ω・´いにゃさん。
とても素敵なモデルさんです。

さらにはオーソドックスなショッカー女戦闘員コスも披露してくれました。
顔にメイクまでしていただいてバッチリです。

今回も「きて」のほうには文章が付き、私が原作を作らせていただきました。
そちらもお楽しみいただけますとうれしいです。

極北興業
詳しくは上記サイトをご確認くださいませ。

今日はこんなところで。
それではまた。

14/3/26追記 残念ながら「極北興業」様はサイトを閉鎖なさいました。画像の削除依頼も頂きましたので、画像は削除させていただきます。ご了承くださいませ。
  1. 2012/10/21(日) 21:04:43|
  2. 同人系
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日本シリーズ出場決定!

いやぁ、決めてくれましたー!!

北海道日本ハムファイターズ、クライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズ出場決定です!!

三連勝という予想以上の結果には驚きました。
ソフトバンクさんにはシーズン負け越していた上、ファーストステージを勝ち上がってきたことで勢いがあると思っていましたので、なかなか厳しい戦いになるだろうと思っていたのですが・・・

とはいえ、ソフトバンクさんは本当に手ごわかった。
いつ打たれるかとドキドキでした。

第三戦は幸先よく中田選手が先制点を取ってくれましたが、その後も小谷野選手、ホフパワー選手とタイムリーが続いて三点先取。
さらには中盤で稲葉選手が相手のミスに乗じて追加点を奪取。

終盤に二点を返されましたが、4-2で勝ってクライマックスシリーズを勝ち抜けました。

ソフトバンクさんとしては、初回の摂津投手のアクシデントが痛かったと思います。
一野球ファンとしても、あのアクシデントは残念でした。
さらには本多選手もフェンス激突で負傷退場しました。
お二人ともどうかお大事になさっていただきたいと思います。

そして試合後には今年で引退なさる小久保選手に対して、両軍選手で胴上げがありました。
小久保選手お疲れ様でした。

これでつぎは日本シリーズです。
日本一目指してがんばれファイターズ。

それではまた。
  1. 2012/10/20(土) 20:50:12|
  2. スポーツ
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薔薇戦争(6)

「セント・オールバーンズの戦い」で勝利を得たヨーク公側でしたが、その後国王と王妃らによる巻き返しにより、その成果はほとんどが失われることになりました。
それに伴い、両派閥にかかわるネヴィル家とバシー家の争いなどが再開され、再びきな臭い空気がイングランドに漂い始めます。

時を同じくして、イングランド沿岸ではフランス人海賊などの被害が増加しており、住民はその対策を国王に期待しましたが、国王ヘンリー6世はフランスとの関係悪化を望まなかったのか、何もしませんでした。

そのため、大陸側の対岸であるカレーを治めるカレー総督となっていたウォリック伯リチャードは、海賊行為から商人を守ろうとする動きを見せたため、商人たちの人気を集めるようになっておりました。

1458年、このままではまたしても戦いになると危惧したカンタベリーの大司教が両派の和解を仲介しようとしましたが、両者とも大司教の前では和解を受け入れたものの、すぐににらみ合いは再開してしまいます。

そして、海賊取締りに加え、自らがハンザ同盟やスペインの商船を攻撃するような行為を行なっていたウォリック伯を国王が査問のために召還しようとしましたが、これを自らを害する行為とみなしたウォリック伯が拒否。
ヨーク公らも大評議会への参加要請を受けましたが、これも赴けば逮捕されかねないとして拒絶。
ついに再び軍勢を集結させ始めました。

1459年、ウェールズ地方のラドローに集結したヨーク公の軍勢に対し、ヘンリー6世も軍勢を差し向けます。
途中ヨーク公と合流するべく行動していたソールズベリー伯の軍勢と遭遇、一戦を交えるものの逆にソールズベリー伯の軍勢に敗退してしまいます。(ブロア・ヒースの戦い)

ヘンリー6世はやむを得ずいったん後退し、軍勢を立て直します。
それに対してソールズベリー伯の軍勢と合流したヨーク公は、ヘンリー6世の軍勢を討つべく進軍しましたが、戦力を立て直したヘンリー6世の軍勢が予想以上に強大なことを知り愕然としました。

今度はヨーク公側が自軍の拠点たるラドローまで後退。
近くのラドフォード橋でヘンリー6世の軍勢と対峙します。

この戦いはのちに「ラドフォード橋(ラドフォードブリッジ)の戦い」と呼ばれますが、戦いとは名ばかりのようなもので、自軍の少なさに勝ち目はないと判断したカレー軍司令官トロラップが部下の軍勢丸ごと率いてヘンリー6世に寝返るという事態が発生。
ますます兵力差が開いたヨーク公側は、司令官たるヨーク公が息子やソールズベリー伯らとともに夜中に脱出してしまうと言うとんでもない状況に陥り、朝になって司令官の脱出を知ったヨーク公の軍勢が自然と瓦解してしまったと言うものだったようです。

戦場を逃れたヨーク公でしたが、この戦いでの敗北は大きな痛手でした。
ヘンリー6世を中核とするランカスター家はこれでますます勢いを増し、ヨーク公側についた貴族は次々と反逆罪で称号や領地を奪われていきました。

もちろんヨーク公やウォリック伯も例外ではなく、彼らの称号も領地も取り上げられることになりましたが、ヨーク公もウォリック伯も領地や任地で抵抗し、力づくで領地を取り上げるまでにはいたりませんでした。

1460年、ヨーク公らは反撃を開始。
ウォリック伯とソールズベリー伯、それにヨーク公の長男マーチ伯が奇襲をかけ、海路から上陸してロンドンを制圧します。

驚いたのはコベントリーの宮廷にいたヘンリー6世たちでした。
ヘンリー6世はすぐさま軍勢を集めて南下し、ウォリック伯の軍勢と対峙します。
折からの雨で国王側の軍勢は大砲が使えず、ウォリック伯の軍勢の接近を許してしまいました。
さらには今度は国王側の軍勢から寝返る者が出てしまいます。
国王側に勝ち目はなくなりました。

この戦いは「ノーサンプトンの戦い」と呼ばれ、このときもまた国王を守るためにバッキンガム公や多くの高級貴族が戦死してしまいました。
国王はまたしても捕らえられ、精神疾患を発症してしまいます。

この勝利でヨーク公は息を吹き返しました。
彼は意気揚々とロンドンに入場し、ヘンリー6世およびランカスター朝を非合法として自らに王位を要求します。
しかし、さすがにこれはウォリック伯らからも拒否され、王位は認められませんでした。

ヨーク公はそれでもあきらめませんでしたが、妥協案を受け入れてヘンリー6世の王位継承権者となり、護国卿として再任されることになりました。
ヨーク公は再び権力を握ったのです。

(7)へ
  1. 2012/10/19(金) 20:57:06|
  2. 薔薇戦争
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連勝で王手

今日はさくっと短めで。

プロ野球クライマックスシリーズのファイナルステージが開催中ですが、私の応援しております北海道日本ハムは昨日今日と福岡ソフトバンクさんに連勝。
糸井選手が昨日今日とツーランを二日連続で打つと言うものすごさ。
これで日本ハムはリーグ優勝によります一勝のアドバンテージをあわせて三勝と、あと一勝で日本シリーズに出場です。

いやぁ、それにしても昨日の勝利が大きかったですね。
昨日負けていたらそのままずるずると行きかねなかったので、ほんとに勝ってよかったです。
このままの勢いで日本シリーズ出場を決めてもらいたいですね。


ところで、野球とはまったく関係ないのですが、あの昔話題になった映画「エマニエル夫人」の主演女優さんのシルビア・クリステルさんがお亡くなりになられたとニュースに出ておりました。
まだ60歳とのことで、非常にお若いのに残念なことです。

映画「エマニエル夫人」は一度もまともに見たことはないのですが、あの音楽は印象深かったのを覚えております。
いまさらですが、機会があったら見てみたいと思いました。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/18(木) 21:39:18|
  2. スポーツ
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最終決戦

今日からプロ野球はセ・パそれぞれのリーグでのクライマックスシリーズファイナルステージがはじまりますね。
私の応援する北海道日本ハムは福岡ソフトバンクさんとの対戦です。
一勝のアドバンテージがあるとはいえ、ソフトバンクさんにはシーズンで負け越しているので油断がなりません。
何とか勝ち抜いて、日本シリーズに出場してほしいです。

と言うことで、今日からはそれぞれのリーグの最終決戦と言うわけですが、ガンダムでの最終決戦と言えば、やはりファーストガンダムの宇宙要塞ア・バオア・クー戦が一番に思い浮かぶ人も多いでしょう。

1102981047.jpg
こちら、もう出てだいぶ経っているのに私はまったく知りませんで、先日本屋に行ったときにたまたま見つけたので買ってきました。
「光芒のア・バオア・クー」です。

いやぁ、このドキュメンタリー風なつくりがいいですねぇ。
登場人物もさまざまで、いろいろな視点のア・バオア・クー戦が楽しめます。
個人的には軍医の視点のストーリーがよかったですね。
いかにもありそうな感じで楽しめました。

こうしてみると、一年戦争は「歴史」を作ってますねぇ。
これからもこういうサイドストーリー的なものが作られていくんでしょうね。
楽しみです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/17(水) 21:01:28|
  2. 本&マンガなど
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薔薇戦争(5)

長かった英仏間の「百年戦争」もようやく終局を迎え、英国は残念ながら大陸における支配地のほとんどを失ってしまいました。
間の悪いことに、その終局と軌を一にするように国王ヘンリー6世もまた、精神疾患に悩まされてしまいます。

ヘンリー6世は王子の誕生さえも理解できず、苦慮した王妃マーガレットが自らを摂政に任じてほしいと訴えましたが、それもかなわず、貴族院の指名でヨーク公リチャードが護国卿(摂政)に任じられることになります。

護国卿に任命されたヨーク公リチャードは、「百年戦争」では主戦派として行動しており、今回の「百年戦争」の敗退を和平派による軍備と資金面での妨害によるものと考えておりました。
そのため、和平派の中心人物であったサマセット公エドモンド・ボーフォートを激しく憎んでおり、権力を握ったことで彼を投獄してしまいます。
サマセット公ボーフォートはランカスター家の傍流であり、これによってヨーク家とランカスター家の間には容易に修復できない溝ができてしまいました。

護国卿として政務をつかさどっていたヨーク公リチャードでしたが、思わぬことから事態が変わります。
国王ヘンリー6世が精神疾患から回復したのです。
ヘンリー6世は1455年に政務に復帰すると、護国卿であったヨーク公を解任し、投獄されていたサマセット公を宮廷に復帰させました。

ヨーク公自身は王位を手にしようとは思っていなかったと言われますが、王のお気に入りであるサマセット公をこのままにしておいてはヨーク家の崩壊であると感じた彼は、いよいよ王に対して反発を強めます。
事実王妃マーガレットをはじめとする反ヨーク公の党派が構築されており、このままではヨーク公自身の命も危うくなってきていたのでした。
こうしてヨーク公はついに武力を持って国王と対峙するしかないと決意したのです。

1455年5月、大評議会開催のためにレスターに向かっていたヘンリー6世、マーガレット王妃、サマセット公以下の一行は、軍勢を率いて公正な審理を求め南下してきたヨーク公の軍勢と対峙します。
このときの兵力はヨーク公側が同盟貴族のウォリック伯の軍勢と合わせて約三千。
それに対する国王側の兵力は約二千でした。

両軍はセント・オールバーンズという町でにらみ合いますが、双方ともまだ話し合いの余地はあると考え、交渉が行なわれます。
しかし交渉は不首尾に終わり、両軍は戦闘状態に。

戦いは序盤は国王側が有利で、狭い路地を進むヨーク公側は手痛い損害を受けました。
しかし、ウォリック伯が手勢を率いて迂回行動をとったことで形勢は逆転。
国王側の軍勢は手薄な箇所を破られて狼狽し、さらにウォリック伯の命で国王の周辺にいる貴族たちに矢の集中射を浴びせたことから国王側の高級貴族に損害が続出。
これによって国王側の総崩れとなりました。

この(第一次)「セント・オールバーンズの戦い」はヨーク公側の勝利に終わり、国王側は国王ヘンリー6世が捕縛された他、サマセット公も戦死すると言う痛手を負いました。
軍勢の損害はそれほどでもなかったのですが、国王が捕らえられサマセット公が戦死すると言うのは政治的には大打撃であり、ヨーク公側にとっては予想以上の大勝利となったのです。

この勝利によってヨーク公は影響力を取り戻しました。
彼は戦傷と精神疾患の再発で執務不能となった国王に代わり再び護国卿に任命され、国王側のノーサンバーランド伯を処刑するなど権力の強化に励みます。

しかし、これもまた長続きしませんでした。
翌1456年、ヘンリー6世はまたまた精神疾患から回復。
政務に復帰すると、ヨーク公を解任します。
これによってヨーク公は宮廷から離れ任地で足場を固めに入り、同盟者のウォリック伯もカレーで力を蓄えることにいたします。

ヘンリー6世は戦死したサマセット公の息子ヘンリー・ボーフォートをサマセット公に取り立て、以前のサマセット公同様に寵臣として重用し、マーガレット王妃もまたランカスター家の力を背景にしたコベントリーに宮廷を移させるなどいたします。

わずか1年で(第一次)「セント・オールバーンズの戦い」で得たものを失ったヨーク公はたまったものではありません。
つぎの戦いが目の前に迫ることになりました。

(6)へ
  1. 2012/10/16(火) 21:08:26|
  2. 薔薇戦争
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対戦相手決定

先ほどパ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージの第三戦目が終了いたしました。

3-2で福岡ソフトバンクホークスが勝ち、これで2勝1敗でファーストシリーズを勝ちぬけてきました。

個人的には埼玉西武さんの方がやりやすいのかなとも思っておりましたが、ソフトバンクさんと言うことになってしまいました。
まあ、どちらがいらしても強敵であることには間違いないのですが。

ともあれ、これで対戦相手が決まりました。
17日からは札幌ドームでファイナルステージがはじまります。

おそらく日本ハムの先発は吉川投手でしょう。
いつものような投球ができれば、ソフトバンクさんといえどもそうは打てないはず。

打線は中田選手が調子よさそうですので期待したいところです。
相手をしゅんとさせる豪快な一打を見たいものですね。

そしてセ・リーグは逆転勝ちで中日が勝ち抜けました。
こちらは巨人と対戦です。
どちらが日本シリーズに出てくることになるのでしょうか。

ともかくがんばれ日本ハム。

それではまた。
  1. 2012/10/15(月) 21:42:11|
  2. スポーツ
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522号

今朝から頭痛がするので、もしかしたら風邪を引いたかもしれませんね。
腰も痛いしひざも痛いしとがたがたです。(笑)

そんな中、昨日届きましたのがこちら。

tamiyanews522.jpg
タミヤニュースの522号です。
500号からもう2年近く経つんですねぇ。

今月号ではフィンランド・ヘルシンキの戦争博物館が紹介されておりました。
模型にもなった三号突撃砲を始め、火砲等の写真が掲載されておりました。

連載の「第二次大戦 イタリア軍装備解説」ではイタリア軍小火器の後編です。
ブレダの軽機関銃や重機関銃が紹介されておりました。

また、今月号はイベントの紹介が多かったですね。
東武モデラーズコンテストを始め、浜松ジオラマグランプリ、エアーパーク自衛隊機プラモデルコンテスト、北海道モデラーズエキシビションなどなど。
模型の世界もいろいろとイベントが行なわれているようです。

ミリタリー系の新商品としては、アメリカ軍のM109自走榴弾砲が1/35で登場するとのこと。
これも現用AFVファンには朗報かもしれません。

今月も楽しませていただきました。
来月はもう12月号。
1年経つのは早いですねぇ。

それではまた。
  1. 2012/10/14(日) 20:56:08|
  2. タミヤニュース
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痛たたたた・・・

今日からプロ野球はクライマックスシリーズのファーストステージがはじまりました。

セ・リーグは中日と東京ヤクルトが、パ・リーグは埼玉西武と福岡ソフトバンクが対戦です。
初戦はセが中日、パがソフトバンクが勝ちましたね。

セカンドステージで迎え撃つ立場の日本ハムとしては、どちらが来ても強敵なのですが、どちらが来ることになりますでしょうか。

そんな中、私はまたしても腰をやってしまいました。
痛たたたた・・・

別に何かしたわけでもなく、ほんのちょっとしたことなんだと思いますが、腰とひざが痛いです。
もう年ですからねぇ。
躰もガタが来ているんでしょうか。
まいったまいった・・・

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/13(土) 20:56:46|
  2. 日常
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美味しく感じるシチュがあんまりないかも

先日中古ショップでPS版の「ドラゴンクエストⅣ」を購入してきました。

dq4.jpg

いや、もうこのリメイク版自体が出てから何年も経ってますので、おおもとのファミコン版しかやっていないとなれば何年ぶりでしょうか?
ともかく本当に久しぶりにプレイするドラクエⅣです。

5章に分かれていたのは記憶ありましたし、それぞれの登場キャラも覚えてはおりましたが、ストーリーはまったく覚えていなかったので新鮮ですね。
今は主人公編も後半に入り、最終ボス目指して一直線という感じです。

とはいえ、各地でめぐり合うミッションストーリーがちょっと寂しい気がしますね。
Ⅴのさらわれる嫁さんや、Ⅵのシスターアンナ、Ⅶの心が邪悪になる泉のような美味しいシチュが見当たらないのが悲しいところです。

主人公をかばって死んでしまうシンシアというキャラがいますが、彼女がさらわれて魔族の一員として再登場なんてのがあってもよかったと思うし、「進化の秘宝」の実験で無理やり魔物にされた女性なんてのが登場してもよかったのになぁとか考えちゃいます。

まあ、悪堕ち好きのたわごとではありますけどね。(笑)

と、言うことで、ちまちまとレベル上げをしているところでした。

それではまた。
  1. 2012/10/12(金) 21:03:24|
  2. PCゲームその他
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薔薇戦争(4)

のちの裁判による証言によれば1412年1月6日に生まれたとされるジャンヌ・ダルクは、1425年に初めて「大天使の声」を聞いたといわれ、その「声」によって包囲下のオルレアンを解放せよと告げられたといいます。

ジャンヌはその声に従い、王太子シャルルの下へ赴き王太子本人と直接に会話をします。
このことが直接の要因となったのかどうかはわかりませんが、それまで百年戦争にあまり乗り気ではなかったといわれる王太子シャルルはオルレアン解放を決意。
フランス軍はオルレアンへと向かいました。

1429年の4月末から5月初旬にかけ、オルレアンの包囲陣に対するフランス軍の攻勢が行なわれたことで、オルレアンの包囲は解かれ、英軍は撤退することになりました。
この戦いでジャンヌ・ダルクは兵士の士気をとても高める役割を果たし、今日においても彼女を救世主や聖女としてあがめる要因となったのです。

王太子シャルルはジャンヌの勧めに応じてランスで戴冠式を挙行。
晴れてフランス王シャルル7世として即位いたします。
しかし、シャルル7世の命でパリ解放に向かったジャンヌ・ダルクはこれに失敗。
1430年にはコンピエーヌの戦いで負傷し、捕虜となってしまい、翌1431年に異端者として火刑に処せられました。

ジャンヌ・ダルクを失ったシャルル七世でしたが、その後もフランスの力の強化に努め、1431年にブルゴーニュ公と休戦、その4年後には英国と同盟を結んでいたブルゴーニュ公はこれを破棄し、新たにフランス-ブルゴーニュ同盟が結ばれました。

これに対し英国王でありフランス王位継承権者であるヘンリー6世は、支配下であったパリでフランス国王の戴冠式を挙行しますが、当然のようにフランス国民がこれを受け入れるはずも無く、事態はじょじょに英国にとって不利になっていきました。

ブルゴーニュとの同盟に成功したシャルル7世は、矢継ぎ早に国内の強化や大陸における英国支配地に対する圧力を強めます。
1445年には常設軍が設置され、訓練・軍役と引き換えに税が免除される徴兵制も施行されました。

英国はここにいたっても足並みがそろわず、宮廷内の権力争いに明け暮れました。
1435年にベッドフォード公が死去し、グロスター公とサフォーク伯やボーフォート枢機卿らが反目。
1445年にサフォーク伯はフランスとの和平を画策してシャルル7世の親類とヘンリー6世の結婚を取り決めますが、この結婚に伴う和平には領地割譲が含まれていたことから英国内では大変に不評な結婚でした。

1447年、サフォーク候へと昇格したサフォーク伯は、和平に反対するグロスター公を反逆罪で逮捕。
五日後にグロスター公は獄中で死亡します。

グロスター公を死に追い込んだことでサフォーク候の立場は悪化の一途をたどりました。
そのためサフォーク候は自らの立場を回復するために、これまでとは一転して百年戦争での勝利を求めます。
そして大陸において攻勢に打って出ますが、すでにフランスは常備軍の設置などで軍備を強化しており、英軍が歯の立つ相手ではなくなっておりました。

英軍は各地でフランス軍に追い立てられ、じょじょに大陸での支配地を失っていきます。
そして1450年、「フォルミニーの戦い」でフランス軍に大敗し、ついにノルマンディー地方を完全に失いました。

このことで公爵にまで登りつめていたサフォーク候はついに失脚。
国外追放を命じられ、その途中で殺害されてしまいます。

このような状態になっても英国内の権力争いは収まりませんでした。
むしろ各地で新興貴族と旧貴族との間の確執が強まり、貴族同士の私闘が繰り広げられるような有り様でした。

英軍にはもはや大陸の支配地を保持する力は無く、アキテーヌ地方の都市ボルドーが1451年に陥落。
翌年に英軍が再度占領するも、1453年の「カスティヨンの戦い」でフランス軍に大敗し、再びボルドーは失われました。
歴史上、このボルドー再陥落で、長きに渡った「英仏百年戦争」は終結したとみなされます。

そして、いよいよ英国内の権力争いが内乱にまで発展することになるのでした。

(5)へ
  1. 2012/10/11(木) 21:04:11|
  2. 薔薇戦争
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レギュラーシーズン終了

昨日で2012年のプロ野球セ・パ両リーグのレギュラーシーズンが終了いたしました。

セ・リーグの順位は以下の通り。

1、読売巨人
2、中日
3、東京ヤクルト
4、広島
5、阪神
6、横浜DeNA

パ・リーグは以下の通りでした。

1、北海道日本ハム
2、埼玉西武
3、福岡ソフトバンク
4、東北楽天
5、千葉ロッテ
6、オリックス

セはとにかく巨人が強かったですね。
下位球団が弱かったということもありますが、圧勝でした。
4月時点の不振が嘘のようでしたね。

阪神はまったくいいところなしで終わってしまいました。
統一球の影響といわれましたがそんなものだけではないでしょう。
来季に向けてしっかりと立て直さなくてはなりません。
中村GMと和田監督に期待するしかありません。

パはうれしいことに日本ハムが優勝でした。
一年目でしかも指導者経験なしの栗山監督がここまでやってくれるとは思いませんでした。
ただ、混戦であったことは間違いなく、どこかで一二試合落としていただけで優勝はできなかったでしょう。
それだけ実力的には各球団が伯仲しているパ・リーグだと思います。

個人成績で目立ったのは、巨人の阿部選手でしょうか。
捕手としての史上最高打率で首位打者を取り、打点王も獲得。
ホームランがあと四本上乗せできれば三冠王でした。

阪神からは能見投手が最多奪三振で、巨人の杉内投手と並んで獲得です。
並んだところでスパッと交代するあたりは賛否あるかもしれませんが、私はこれもありだろうなと思いました。

日本ハムからは最優秀防御率を吉川投手が、増井投手がパ・リーグ新記録の50HPを達成。
中田翔選手は球団三人目の全試合四番で先発出場を果たしましたが、ホームラン数では24本と埼玉西武の中村選手に3本差の二位タイで終わってしまいました。

ちなみにシーズン開幕前の私の予想は以下の通り。

セ         パ
1、阪神       1、オリックス
2、中日       2、埼玉西武
3、東京ヤクルト   3、福岡ソフトバンク
4、読売巨人     4、北海道日本ハム
5、広島       5、千葉ロッテ
6、横浜DeNA     6、東北楽天

セでは二位の中日、三位のヤクルト、六位のDeNAが、パでは二位の西武、三位のソフトバンク、五位のロッテが的中となり、十二球団中六球団の順位を当てることができました。
これは結構当たったと見ていいんでしょうかね? (^_^;)

さあ、これからはクライマックスシリーズ、そして日本シリーズです。
どうなるか楽しみですね。

それではまた。
  1. 2012/10/10(水) 21:03:48|
  2. スポーツ
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ありがとうございました

今日は外出先から戻ったところ、どうやら父も外出していたようでした。

それでどうも財布を落としてしまったというので、よく聞くと、お店にある自販機で買い物を行なった際に内ポケットに入れるところが間違ってポケットでない場所に入れてしまったらしいとのこと。

気がついたのがもうそのお店を出てしばらく経ってしまっていたとのことで、さっさとあきらめて帰ってきたらしいのですが、お店の中で落としたというのであれば、もしかしたら届いているかもしれないと思い、そのお店に行ってきました。

お店のレジで聞いてみたところ、やはり届けてくれた方がいらっしゃったようで、中身丸ごと含めて財布が戻ってまいりました。
財布を落とした父が悪いのですが、届けてくださいました方、本当にありがとうございました。

父はもうさっさとあきらめていたので戻ってくるとは思っていなかったらしく、本当に喜んでおりました。
届けてくださった方のことはわからなかったのですが、この場を借りましてお礼を述べさせていただこうと思います。

あらためまして、本当にありがとうございました。

自分ももし財布を拾うようなことがあったとしたらきちんと届けたいと思います。

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2012/10/09(火) 20:59:00|
  2. 日常
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最後は押し返せませんでした

センパー様とここ数日VASSALでGJ29号の「激突! バルジ突破作戦」を対戦いたしました。

gj29cover.jpg
陣営は私が連合軍、センパー様が独軍です。

序盤から独軍の前進の前に連合軍は防戦一方でしたが、早いうちに「モンティの許可」や「VT信管解除」チットが出たことで、独軍にも結構なダメージが。

スパを占領され「集積所」チットが有効になったことで独軍がチットを多く手に入れられるようになったことも影響したのか、中盤ぐらいまで連合軍は厳しい状況に追い込まれました。

バストーニュも占領され、終盤になってようやく独軍の進撃も止まりましたがもはや後の祭り。
連合軍の攻撃も及ばず独軍を追い返すことはできませんでした。

チットの影響等で結構戦局が変わりそうですが、プレイして楽しいゲームだと思いました。
ある意味ヒストリカルとはいいがたいゲームかもしれませんが、対戦して楽しむにはいいゲームだと思います。

センパー様、今回も対戦ありがとうございました。

なお、対戦をドイツ軍側から見た詳しいレポートをセンパー様が公開なさっておられますので、こちらもごらんいただけるとお楽しみいただけると思います。

激突!バルジ突破作戦(ゲームジャーナルNo.29) その1
激突!バルジ突破作戦(ゲームジャーナルNo.29) その2
激突!バルジ突破作戦(ゲームジャーナルNo.29) その3

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/08(月) 20:58:20|
  2. ウォーゲーム
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低い目には勝てませんねぇ

昨晩一昨晩とINB様とVASLでASL-SKの対戦を行いました。

aslsk1-cover.jpg

シナリオはS3「SIMPLE EQUATION」
ドイツ軍が守る町を米軍が攻撃するシナリオです。
防御側の独軍をINBさんが、攻撃側の米軍を私が担当しました。

ASLの米軍は火力は独軍やソ連軍などよりも強力なのですが、士気値が6とほかの国に比べて低いのが特徴で、射撃に対する耐性が弱いのです。
今回もその弱点が如実に現れる対戦となってしまいました。

序盤
米軍はじわじわと独軍に向かって前進して行きます。
煙幕なども張りながらの前進でしたが、独軍はかまわずに射撃してきました。

この時点では独軍側に不運が続出。
6ソロで機関銃が二挺も故障してしまうぐらいでした。

しかし、中盤ぐらいからどんどんドイツ軍の射撃がよくなって行きます。
それに反比例するかのように米軍は射撃があまり振るわなくなりました。

米軍は前進しては跳ね返され、前進しては跳ね返されとなかなか進めません。
そうしているうちに米軍はじょじょに戦力を失っていきました。

終了時
結局米軍は勝利条件を満たすことなく敗北が決定しました。
残念ながら独軍を突破することはできませんでした。

負けましたが楽しい時間でした。
INB様とは次回も対戦をお約束して終了。
次回もよろしくお願いいたします。

それではまた。
  1. 2012/10/07(日) 20:57:14|
  2. ウォーゲーム
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薔薇戦争(3)

英国王エドワード3世の死去により、わずか9歳のリチャード2世が王位につきました。
イングランドではそのためランカスター公ジョン・オブ・ゴーントを筆頭にした評議会を設置し、年少のリチャード2世を補佐する態勢を整えます。

ところが、百年戦争に基づく戦費調達等の問題から「ワット・タイラーの乱」をはじめとした民衆反乱が続発し、リチャード2世を悩ませました。
民衆反乱をどうにか抑えたリチャード2世は、評議会を廃して自らが政治を行なおうとしましたが、今度はそのことが寵臣政治とされ、政策そのものもフランス寄りと批判されることになりました。

さらにリチャード2世には子が無く、王位継承の問題も発生します。
親類のマーチ伯モーティマーを王位継承権者に任命したものの、彼は王より先に死去してしまい、かといってマーチ伯の息子であるエドマンド・モーティマーを次ぎの王位継承権者に任命することもしなかったようでした。

こういった相次いだ民衆反乱や寵臣政治、百年戦争等の諸問題はリチャード2世からじょじょに貴族たちの信頼を奪い去ってしまいます。
これに対しリチャード2世は、議会派諸侯のグロスター公やアランデル伯を対仏政策に反対したとして処刑するなどの強攻策を取ってきたことで諸侯との対立は決定的となりました。

そんな折、ランカスター公ジョン・オブ・ゴーントが死去。
リチャード2世はこの機会にランカスター家の勢力を削ってしまおうとしてランカスター公の息子ヘンリーからランカスター家の領地と爵位を没収してしまいます。

(1)でも触れましたが、これは当然ヘンリーにとって受け入れられるはずも無く、ヘンリーはリチャード2世に領地と爵位の返還を要求。
リチャード2世がそれを突っぱねたことから、ヘンリーはリチャード2世に対して反旗を翻しました。

議会派諸侯の支持を失っていたリチャード2世に対し、ヘンリーは多くの貴族の支持を集めることに成功。
ヘンリーは国王の軍勢を打ち破ると、リチャード2世を退位に追い込みます。
これによって百年戦争前半の英国側の主役であったアンジュー・プランタジネット朝が滅亡。
ヘンリーが新たにヘンリー4世として即位したことで、ランカスター朝が始まりました。
1399年のことでした。

この後、ヘンリー4世は前王朝の血筋であるエドマンド・モーティマーを担いだいくつかの反乱も制圧し、英国を安定させることに尽力します。
そして1413年、息子のヘンリー5世に王位を引き継いで死去。
ヘンリー5世は父が国内を安定させてくれたことから対外に目を向け、休止していた百年戦争を再開させました。

1415年、ヘンリー5世は自ら兵を率いて大陸に乗り込み、「アジャンクールの戦い」でフランス軍を撃破。
その勢いを持って1420年にフランスと「トロワ条約」を結び、ヘンリー5世の子孫によるフランスの王位継承権を認めさせました。

しかし、ヘンリー5世の勢いもここまででした。
1422年、ヘンリー5世は急死。
わずか生後9ヶ月のヘンリー6世が即位します。

同じころフランスでもシャルル5世の後を継いだシャルル6世がこれまた死去し、「トロワ条約」に従えばフランス王位もヘンリー6世が相続するはずでした。
しかし、シャルル6世には王太子シャルルという後継ぎがおり、フランスは王太子シャルルを国王にしようとしてヘンリー6世のフランス王就任に抵抗します。

これに対し英国側は足並みがそろいませんでした。
ヘンリー6世にはベッドフォード公とグロスター公という二人の叔父がいて、年長のベッドフォード公が摂政として政治を行なっておりましたが、その補佐をするグロスター公とサフォーク伯等の有力貴族とが反目しあうようになっていたのです。

それでも英国はフランスのブルゴーニュ公と同盟を結ぶなどして大陸における影響力の拡大を図っていきました。
そしてフランス側の拠点となっている町のひとつオルレアンを制圧するために包囲します。
苦境に陥ったオルレアンの町でしたが、そのとき一人の少女が立ち上がりました。
ジャンヌ・ダルクでした。

(4)へ
  1. 2012/10/06(土) 20:59:13|
  2. 薔薇戦争
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船村刑事さんが・・・

ニュースで俳優の大滝秀治氏がお亡くなりになられたことを知りました。

87歳とのことで、最近はお姿を見かけないなとは思っておりましたが、やはり体調がお悪かったようですね。
お亡くなりになられたのは非常に残念です。

大滝秀治氏を最初に知ったのは、紛れもなくTVドラマ「特捜最前線」でした。
ゴレンジャーの誠直也氏、仮面ライダーの藤岡弘、氏等々特撮系番組に出演なさっていらっしゃった方が多い刑事ドラマで、「特撮最前線」などとも呼ばれる番組でしたが、10年にもわたる人気のある刑事ドラマでした。

大滝氏はそのドラマの中で船村刑事という役をおやりになられており、人情味あふれる年配刑事として一目置かれる存在だったような気がします。

大滝氏は非常に個性的な俳優さんで、ほかにもいろいろな役柄をおやりになっておられましたが、画面に出てくるだけでそのシーンを支配してしまうようないい役者さんだったと思います。

また一人、名優が逝ってしまわれました。
残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
  1. 2012/10/05(金) 21:03:41|
  2. ニュース
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米海軍の数の上での主力

先日床屋へ行ったときに買ってきた今月の「世界の艦船」誌。

1200643053.jpg
表紙はこちら。

今月号の特集は「米イージス艦『アーレイ・バーク』級」です。

「アーレイ・バーク」級は一番艦「アーレイ・バーク」が就役したのが1991年だそうで、20年以上にわたって建造が続けられているきわめて長期建造の軍艦だそうで、現在61番艦が就役し、なお建造が続いているという軍艦です。

もともとは当時の米軍の主流だった「ハイ・ローミックス」の考えに基づき、「タイコンデロガ」級イージス巡洋艦を補完する低コストのイージス艦でしたが、現在はまさしく米海軍水上戦闘艦の主力であり、対空、対地、対艦、対潜すべてにおいて使われる汎用水上戦闘艦となっているようです。

日本の海上自衛隊でもこの「アーレイ・バーク」級を基本としたイージス護衛艦「こんごう」級「あたご」級を使用しており、その能力は一級品といわれます。

今月号ではその「アーレイ・バーク」級についてさまざまな側面からの分析記事が載っているようで、あわせて各国の艦隊防空艦も取り上げられているようです。

今月も面白そうですね。
それではまた。
  1. 2012/10/04(木) 21:04:41|
  2. 本&マンガなど
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北海道が一番になりました

やってくれましたー!!

2012年プロ野球パシフィックリーグ、北海道日本ハムファイターズが優勝です!!

いやぁ、まさか埼玉西武さんが連敗で優勝になるとは思いもしませんでした。
自力で勝たないとだめだろうなと思っていましたので。

それにしてもうれしいですね。
栗山監督はじめ選手、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

今日はスポーツ紙を二紙買ってきちゃいましたよ。(笑)
栗山監督の胴上げシーンはよかったですねぇ。

試合がなかったことが逆にいいほうに作用して、グラウンドレベルでファンが胴上げを見られるというめったにないシーンとなりました。
11回も空中を舞った栗山監督。
本当に本当によくやってくれました。

20年以上現場から離れていたことや指導者経験がないことから不安視されていた監督でしたが、独自のやり方を通してついに一番でゴールテープを切ることになりました。
まさに栗山マジックといえるのではないでしょうか。

これからはクライマックスシリーズ、そして日本シリーズとまた上を目指してがんばっていただきたいと思います。
まだまだ大変でしょうが、栗山監督ならきっとやってくれるのではないでしょうか。

あらためまして、優勝本当におめでとうございました。
  1. 2012/10/03(水) 21:06:09|
  2. スポーツ
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コーヒーも美味しかったです

先日購入しました「世界の艦船」誌でも紹介され、ネットでも話題になっていたので、早速近所のコンビニでUCCのコーヒーを買ってきました。

UCC 最強の艦艇コレクション
(クリックでリンク先が表示されます)

PIC_0431.jpg
コーヒー自体はボトルタイプの缶に入ったもので、270gとそこそこの量。
クリームたっぷりで美味しかったです。

PIC_0438.jpg
今回は中身がわからない開けてのお楽しみではなく、ちゃんと外箱に何が入っているか表示されているんですね。
ということで、空母「ジョージ・ワシントン」駆逐艦「アーレイ・バーク」護衛艦「みょうこう」の三隻を買ってきました。

早速開けて「みょうこう」を組み立て。
PIC_0451.jpg
ちょっと写真がボケ気味ですが、こんな感じです。
船体が前後二ブロックに上部構造物が組み合わさる感じでした。

PIC_0447.jpg
大きさはこんな感じ。
おまけとしてはなかなかなものかもしれません。

おまけもいいしコーヒー自体が個人的には美味しかったので満足です。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2012/10/02(火) 21:04:21|
  2. 日常
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  4. | コメント:4

第二特集の方が気になる

昨日床屋に行った帰りに購入してきたのがこちら。

1200643495.jpg
グランドパワーの最新号です。

今月の特集は「イギリス巡航戦車」
巡航戦車マーク1からクルセーダーまでの英国巡航戦車の発達史というところで、英国ファンとしてはありがたい記事ですが、今月号はそれよりも第二特集の方が気になりました。

第二特集はハンガリー軍の突撃砲ズリーニです。
ズリーニはドイツ軍の三号突撃砲の成功を見たハンガリー軍が自軍も同じような装備をしたいとのことで開発した自走砲で、主力中戦車トゥラーンの車体を使用して開発したものです。
今号ではそのズリーニの記事が載っているのがうれしいですね。
あんまり記事になるような車両ではないものですから。

そして第三特集では英国の重突撃砲トータスが取り上げられました。
こちらもあまりメジャーではない車両ですので、その意味では記事になるのがありがたいです。

今月も楽しめそうな記事が多くてうれしいですね。

それではまた。
  1. 2012/10/01(月) 21:05:25|
  2. 本&マンガなど
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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