先日の水曜日はVASSALでHiro様と「マーケットガーデン作戦」の続きを行ないました。
残念ながら空挺降下をうまく活用することができず独軍の勝利となってしまいましたが、楽しい対戦でした。
Hiro様、対戦ありがとうございました。
そして、昨晩はいつもお世話になっておりますセンパー様とVASSALで空戦ゲーム「ブルーマックス」(HJ)の対戦を行いました。

こちらが箱絵。
このゲームは航空機が戦場に登場した第一次世界大戦における空戦をゲーム化したもので、一機一ユニット単位で動かしていくものです。
以前より所持はしていたんですが、対戦となるとほぼ初めてと言ってもいい状況でした。
今回はお互い慣れてないということもあり、登場機が一機ずつというシナリオ「写真偵察」をやってみることに。
センパー様が協商軍というかドイツ軍を、私が連合軍というか英軍を担当しました。
シナリオは敵軍の砲兵陣地の上空を飛んで、その写真を撮ってくるというものです。
英軍が写真を撮る偵察機BE2cを、ドイツ軍はそれを阻止するためにフォッカーE3戦闘機を投入です。
このゲームはパイロットや同乗する偵察員の能力をダイスを振って決めますが、我がほうのパイロットはなかなか優秀、ドイツ軍のパイロットはまあまあというレベルでした。
ところが、そんな能力とはまったく関係のない事態がドイツ軍を襲います。
このシナリオは戦闘機の登場がサイコロによってランダムで決められます。
各ターンごとにサイコロを振って、6の目が出ないと盤に登場できません。
なんと、センパー様のフォッカーは、振れども振れども6が出なかったのです。
英軍は邪魔の入らないうちにさっさと写真を撮って引き返しにかかります。
それでもフォッカーは出てきません。
フォッカーの登場はなんとBE2cがあと少しで盤外に脱出するというあたりでした。
こうなってしまうともう能力だの戦闘機と偵察機の差だのは関係がほとんどありませんでした。

かろうじて英軍機と交差したものの、フォッカーにはもう回り込む時間的余裕すらありませんでした。
結局BE2cは盤外に突破してしまい、英軍の勝利となりました。
一戦目がほぼ練習飛行になってしまったので、入れ替えで二戦目を行ないました。
入れ替えといいましても陣営はそのままで、今度はドイツ軍がアビアティックC1という偵察機で砲兵陣地の撮影を行い、私はフランス軍のモラーヌN戦闘機でそれを阻止する形です。
今度もパイロットの能力をダイスで決めましたが、なんと今度は最低グレードの新人パイロットになってしまいました。
なんか、もうこの瞬間、私の脳裏にはモラーヌNを操縦するのは金髪のフランス人美少女としか思えなくなってしまいました。
祖国のために慣れない航空機を駆るフランス少女。
萌え萌えですー。(笑)
二戦目は先ほどとは打って変わっていきなり6が出てモラーヌNが盤上に登場することに。
ドイツ軍機は何とか新人の駆るモラーヌNをかわして砲兵陣地の写真を撮ることに成功します。
しかし、いくら新人といえど偵察機と戦闘機では偵察機が不利なことは変わりません。
何度かの幸運にも恵まれ、敵機の後ろに付くことに成功したモラーヌNは銃弾を浴びせてドイツ軍機を撃墜することに成功しました。

このシナリオは戦闘機の出るタイミングにかなり影響されてしまうシナリオのようでした。
一戦目も五ターン早くフォッカーが出てきていれば、英軍はつらかったと思います。
以前からやりたいと思っていた空戦ゲームを楽しむことができました。
一機ずつでしたがすごく楽しかったです。
センパー様、今回も対戦ありがとうございました。
次回もまた第一次大戦の空でお会いしましょう。
今日はこれにて。
それではまた。
- 2012/06/30(土) 20:59:46|
- ウォーゲーム
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6