昨晩はセンパー様とVASSALで「装甲擲弾兵」(EP/CMJ)を初対戦いたしました。

「装甲擲弾兵」はエポック社が脂の乗り切った時期に出した一ユニット一個小隊レベルの戦術級ゲームです。
一ターンを30分と長めにすることで、場合によっては一ユニットが五回も十回も射撃できるという面白いシステムを採用しておりますが、ルール自体は戦術級にしてはかなり簡単な部類に入るかもしれません。
センパー様も私も実はこのゲームは初プレイということで、シナリオ1の「SS演習」からやってみることに。
このシナリオは、SSに配備されたパンターD一個小隊がどのくらいの能力があるのか鹵獲したM4小隊と対戦演習してみるという架空の設定です。
最初はM4二個小隊を相手にすることから始まり、それにパンターが勝てば次はM4三個小隊、次は四個小隊を相手にするといったように三ラウンド対戦する可能性があります。
パンターを私が、鹵獲M4をセンパー様が担当しました。
最初の一ラウンド目はM4を分散したセンパー様に対し、パンターが各個撃破してパンターの勝ち。
二ラウンド目はM4三個小隊のスタックと撃ち合いとなり、パンターが混乱したところにM4が突撃してきてパンターが除去されてパンターの負けとなりました。

これでお互いなんとなくルールを把握しましたので、続けてシナリオ2「カーンの逆襲」を対戦。
ノルマンディーのカーン地区を攻撃する英軍に対し、独軍戦車部隊が脱出のための逆襲をかけるというシナリオです。
英軍をセンパー様が、独軍を私が担当しました。
英軍は初期は歩兵と対戦車砲しかおらず、独軍の四号八個小隊三突二個小隊装甲車三個小隊の足を止めるには力不足です。
一方独軍は全部で十三個小隊中七個小隊を逆の盤端から脱出させなくてはなりません。
英軍は増援でM4八個小隊、クロムウェル四個小隊が増援で入り、独軍との間に射撃戦が起こります。
双方次々とユニットを失いますが、独軍の四号スタックの火力がものをいい、M4スタックやクロムウェルのスタックを崩していきました。

英軍には後半チャーチル二個小隊の増援もありましたが、独軍は四号戦車七個小隊が無事に脱出して勝利を手にすることができました。
初めての対戦でお互いつたない感じではありましたが、それを大いにカバーしてくれる面白さでした。
私はいつもASLを対戦しておりますが、こうしたお手軽な戦術級ゲームもいいものだと再認識させていただきました。
センパー様とはまた次回シナリオ3を対戦しようという話になっており、指揮官ルールや盤外砲撃等さらに面白くなりそうで楽しみです。
センパー様、次回もよろしくお願いいたします。
今日はこれぐらいで。
それではまた。
- 2012/02/11(土) 21:05:00|
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