本当はこっちの記事を昨日書けば、「ちょっと残念」三連荘ということになったんでしょうけど、そこはまあご勘弁を。
で、残念なのは何かというとこちら。

プレイステーション(2でも3でもありません)のゲーム、「蒼魔灯」(テクモ)です。
この「蒼魔灯」、過去に記事にもいたしました「
刻命館」「
影牢」に続く「トラップシミュレーションゲーム」の第三弾として発売されたゲームです。
前作「影牢」の流れを引き継ぎ、トラップを複数絡めるコンボで相手を倒すのを楽しむゲームとなっており、「影牢」では一定だった罠の効果が、この「蒼魔灯」ではリングやオーブなどを罠に組み合わせることでまるっきり別物にしたり効果を強化したりすることができるようになってます。
私は個人的にはゲームのシステム面が気になるほうではないので、このゲームで行われた前作からの改善改悪はそれほど気にならなくてすみ、とりあえずのクリアも全エンディングをクリアしてしばらく放置してあったのですが、最近になって前作「影牢」でのトラップコンボの面白さをあらためて感じ、こちらにも久しぶりに手を出してみたというしだいです。
おかげさまで今まではトラップは瞬殺するためのものと思っておりましたが、実はこのトラップコンボを楽しむゲームとはできるだけ相手に与えるダメージを調節していくゲームなんだと知りました。
以前は上からロック系の罠を落として相手をつぶしておりましたが、今ではカビン系で相手をふらふらと歩かせることが次の罠につなげる楽しさなんだと知りました。(いまさらかよ!!)
そのかいあって昨日はワンミッションで67000を越えるArk(いわゆる点数)を稼ぐことができ、かつては10000を超えることすらそうなかったことを考えると雲泥の差といえます。
もちろん、このゲームをやりこんでいる方は67000など一瞬にしてたたき出すことのできるArk数なんですけどね。(苦笑)
それでは何が残念だったのかと言いますと、ゲームのシステム的なこととかではまったくなく、このゲームのストーリー展開が個人的に残念だなぁと思うわけなのです。

このゲームはこちらの彼女、レイナ(名前変更可能)がさらわれてきたことから始まりますが、彼女を助けに来た少年が彼女にトラップの使い方を教え、彼女はトラップを使って逃げ出すことに成功します。
ですが、彼女の持つペンダントには秘密があり・・・
ということで、彼女は彼女を狙ってくる侵入者たちをトラップを使って撃退するというのがゲームの流れになるわけですが、このレイナをさらってきた人攫い組織AUOというものの首領を務める女ボスクリスティーナは、なんと洗脳されて人攫い組織のボスをやっているというじゃありませんか。
つまり、この世界には洗脳で一般人女性を人攫い組織で働くようにすることができる技術があるのです。
おそらくそう簡単にできるものではないのでしょうが、この洗脳をぜひともレイナにも使って欲しかった。(笑)
ゲームのルート分岐によっては、レイナは彼女を付けねらうこの国の王妃にお仕えしなくてはならないというルートがあるのですが、実はクリスティーナを洗脳したのはこの王妃様らしいので、悪堕ち好きとしてはレイナも最終的に王妃に敗北し洗脳されてしまって、王妃の命に嬉々としてトラップで王妃の邪魔になる人を殺していくというENDがあってもよかったなぁと思ってしまうのです。
せっかく洗脳という美味しい手段があるのですから、レイナを洗脳してしまう「王妃完全勝利END」みたいなのがあってもいいじゃんねぇ。
と、まあ、悪堕ち好きのちょっとした残念な思いでした。
今日はこれにて。
それではまた。
- 2011/05/06(金) 21:21:44|
- PCゲームその他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0