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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

連敗

先週末から日曜日にかけ、二つのVASLでのASL対戦が終了しました。

一つはGoma様との恒例の対戦で、シナリオ「ASL77 Le hérisson」の入れ替え戦。
前回は私が防御側のフランス軍でしたが、今回は攻撃側のドイツ軍を担当しました。

もう一つはHiro様との対戦で、シナリオ「AP12 Cream of the Crop」を対戦。
こちらは防御側のソ連軍を担当し、攻め寄せるドイツ軍を待ち構えました。

え~、結果から言いますと、二戦とも負けました。orz
なんともつらいなぁ。

Goma様との対戦ではスタンダードルールに不慣れなことから予想外の攻撃を受けてしまい、それによって指揮官と分隊を失ったのが痛かったです。
また、狙撃で装甲車両を失ったのも痛いことでした。

中盤にかけ頼みの10-2指揮官スタックの射撃とかでフランス軍をかなり除去したんですが、最後白兵戦での損害で敗北条件を満たしてしまい負けてしまいました。

Hiro様との対戦では防御側だったこともあり、じわじわとドイツ軍に損害を与えつつ交代して行こうという考えでした。
またKV1重戦車もいましたので、この76ミリ砲を使ってドイツ軍歩兵を蹴散らして行こうという考えもありました。

序盤でドイツ軍のスタックを混乱させるようないい状況もあったのですが、頼みのKVは独軍歩兵との白兵戦で移動不能にされてしまい、ソ連軍の最高の指揮官である8-1指揮官がこちらも白兵戦に巻き込まれてしまうなど白兵戦で戦力をすり減らしてしまい、最後には無傷の分隊が二つだけということになってしまいました。

こうなると独軍の勝利条件を阻むのはほぼ不可能となるので投了し、こちらも負けてしまいました。


ASLはこれまでSK(スターターキット)ルールによる簡易版ルールでの対戦を続けてきたわけですが、ここ数シナリオはスタンダードルールでの対戦が続いてます。
最初はいろいろと戸惑いもありましたが、少しはスタンダードルールにも慣れてきたかなという感じです。
もちろんまだまだおっかなびっくりでの対戦ですが、これからもスタンダードルールでの対戦を続けていきたいものですね。

Goma様、Hiro様、対戦ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。

それではまた。
  1. 2011/05/31(火) 21:10:01|
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巡洋艦だけど敷設艦で輸送艦

第一次世界大戦後、英国では敵国近海の航路や敵国の港湾の入り口などに機雷を敷設することで、敵国の通商を混乱させることが戦争には有効であると考えられました。
しかし、敵国近海での機雷敷設はなかなか困難な任務であり、今までの通常の機雷敷設艦では敵の妨害に遭ってしまうことが予想されます。

そこで英国は、機雷を敵国近海で強行敷設することのできる高速で武装した機雷敷設艦を建造することにいたします。
このとき敵国の妨害として考えられたのは駆逐艦でした。
そのため、この強行機雷敷設艦は駆逐艦に勝る速度を持つことが大事とされ、船体を駆逐艦の大型化したようなものにすることとなります。

こうして第二次世界大戦直前の1938年・1939年計画で四隻建造されたのが、「アブディール」級敷設巡洋艦でした。
「アブディール」級は、基準排水量2650トンと日本の5500トン型軽巡の半分ほどの排水量しかなく、むしろ日本の駆逐艦「陽炎」級(基準排水量2000トン)に近い大きさで、巡洋艦というよりもまさに大型駆逐艦というほうが近いのですが、英国海軍はこの「アブディール」級を巡洋艦に区別しておりました。

全長は127.4メートル、最大幅は12.2メートルと大きさも「陽炎」級に近いもので、防御も重要な機関部だけを防御する程度の軽防御で済ませる代わりに高速を持たせるというものでした。
ただ、残念ながら計画時点では39.8ノットという驚異的な高速を出せる予定だったのですが、実際には36ノットほどと計画値には至りませんでした。
アブディール(アブディール)

1941年、第二次世界大戦が始まって二年目に「アブディール」級は四隻が続々と就役しました。
「アブディール」級は船体内におよそ150個もの機雷を持ち、これを持ち前の高速を生かして敵国近海にばら撒くのが任務でしたが、むしろそういった機雷敷設任務よりも意外な任務に就くことのほうが多かったようです。

それは地中海に浮かぶ島「マルタ島」への物資輸送任務でした。
イタリアの参戦で地中海も戦場になりましたが、その地中海の中央部にあるマルタ島は戦略的に重要な島であり、その保持は英軍にとって非常に重要なことになったのです。

しかし、地中海はイタリア海軍が「我らの海」と呼ぶほどであり、ドイツ軍もUボートの戦隊を送り込んでおりました。
英国海軍にとってもマルタ島への物資補給は容易ではなく、低速の輸送船ではたどり着けない可能性が大きいものでした。
そこで「アブディール」級の高速と機雷格納庫に目がつけられ、「アブディール」級は急遽高速輸送艦としてマルタ島への物資輸送に使われたのです。

「アブディール」級はその任務をよく成し遂げ、マルタ島の保持に大いに貢献いたしました。
英軍はその有効性からさらに二隻を追加建造いたします。
しかし、マルタ島への輸送は代償も大きく、最終的には「アブディール」級六隻のうち三隻が戦争によって沈められてしまいました。

「大型駆逐艦」のような船体で「巡洋艦」の名前を与えられ「敷設艦」として使われつつ「高速輸送艦」としての評価が高いという「アブディール」級でしたが、こうした高速万能艦というのは実に使い勝手がいいものだということを認識させてくれた艦だったかもしれませんね。

それではまた。
  1. 2011/05/30(月) 21:17:33|
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やっと勝った!

プロ野球の交流戦もたけなわですが、今日の北海道日本ハムは広島との対戦でした。

先発は武田勝投手だったわけですが、やりましたねぇ。
ついについにしばらくぶりの勝ち投手です。

しかも最少得点差の1対0での勝利です。
これまで五試合連続で味方が点が取れずに完封負けだったわけですが、今日もわずか1点しか取ることができなかったんですねぇ。

とはいえ、やっとやっと打線が取ってくれた虎の子の1点を守りきっての完封勝ちです。
武田勝投手の後を引き継いだ増井投手も8回のピンチを見事切り抜け、9回は武田久投手が締めましたが、最後までハラハラし通しでした。
きっと武田勝投手もドキドキだったんではないでしょうかね。

これで北海道日本ハムは交流戦6勝4敗ですが、上位にいる福岡ソフトバンクが8勝2分けと負けなしの状態ですので差が縮まりません。
まあ、このまま勝ち続けられるものでもないでしょうから、引き離されないようにしてほしいものです。

今日は阪神も金本選手のホームランで何とか勝ちました。
阪神はシーズン開始から厳しい状況が続いてますので、何とか上昇機運を捕まえてほしいものです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/29(日) 21:11:52|
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「機銃が直ったらまた会おう」

先日は第一次世界大戦のドイツの名機「アルバトロス」をご紹介いたしましたが、今日はその「アルバトロス」に対抗した連合軍側の機体を。

大戦二年目の1915年から三年目の1916年にかけて、フランス空軍の主力戦闘機は「ニューポール」社製の「ニューポール11」及び「ニューポール17」でした。
両機とも戦闘機として悪い機体ではなかったものの、ドイツの新鋭機「アルバトロス」に対抗するにはやや力不足であり、空戦では「アルバトロス」に一歩リードを許す形となっておりました。

そんな中、彗星のごとく現れたのが、「スパッド」社の新鋭機「スパッドⅦ」(スパッドS.Ⅶとも)です。

「スパッドⅦ」は、それまで航空機レースに出場する機体の設計で名を上げていたルイ・ベシュローの設計で、レーシング機同様に強力なエンジンによる速度性能を重視した機体でした。

その設計を生かすにふさわしい「イズパノ・スイザ8Aa」という150馬力の強力エンジンにも恵まれた「スパッドⅦ」は、木製布張りの機体にしては頑丈な機体構造と合わせて高速戦闘機として完成します。
最高速度は時速200キロを超え、最高時速が160キロそこそこの「ニューポール17」とは桁違いの速度性能を見せたうえ、旋回性能も速度のわりには小回りが利くというものでした。

試験飛行で優秀な成績を見せた「スパッドⅦ」は、すぐに大量生産が命じられ、1916年9月には早くも最初の量産機が戦場に姿を現します。
その後も量産は順調に続き、1916年末まででなんと500機も生産されました。
スパッドⅦ

優秀な「スパッドⅦ」はドイツの「アルバトロスD.Ⅱ」及び「アルバトロスD.Ⅲ」にも充分対抗でき、それどころか逆に圧倒するようになるのです。
しかも「スパッド」社は機体の改良も続けており、180馬力のイスパノ・スイザ8Acエンジンに変更した機体はさらに強力な戦闘機としてフランスだけではなく英国やベルギー空軍でも使用されるなど連合軍の主力戦闘機になっていくのです。
その優秀さはドイツ側も認めており、捕獲した「スパッドⅦ」をドイツ空軍でも使用するほどだったといいます。

この「スパッドⅦ」、多くの人が存じなかった機体だと思いますが、実は結構多くの人が目にしていた機体かもしれません。
かく言う私自身も、はるか昔、この機体をあるマンガで目にしていたらしいのです。

1975年連載開始といいますから、もう35年も前の作品になりますが、「なかよし」というマンガ雑誌に一人の少女の物語が掲載されました。
その少女の名はキャンディ。
そう、水木杏子原作、いがらしゆみこ作画のマンガ、「キャンディ・キャンディ」です。

この「キャンディ・キャンディ」の作中にはさまざまな登場人物がおりますが、その中に「アリステア・コーンウェル」という青年がおりました。
いろいろな発明が好きでさまざまな機械を発明するものの、いずれもがあまり役に立たないという彼でしたが、キャンディに対する思いも深く、彼女をさまざまな面でサポートしてくれた青年でした。
その彼は第一次世界大戦の勃発に心を痛め、航空機にも思い入れのあった彼はついには義勇パイロットとして第一次世界大戦に身を投じてしまいます。

パイロットとしての腕は確かだった彼は、ドイツ空軍のエースと一騎打ちを挑みますが、相手側の機銃に故障が生じているのを知ると仕切りなおしを考え表題のセリフを言ってその場を離脱しようとしました。
しかし、そのときに生じた隙を別のドイツ機に襲われ、残念ながら戦死してしまいます。

このアリステア・コーンウェルの乗っていた機体がこの「スパッドⅦ」だったらしいのです。
らしいというのは、当時妹のコミックを読んでこのシーンは印象に残ったものの、手元に残っているわけでもないので確認できないからですが、ツイッターの知り合いからどうも「スパッドⅦ」らしいと教えていただきました。

「スパッドⅦ」は最終的には6000機近くも製造された大ベストセラー戦闘機となりました。
1917年以降の連合軍の航空優勢は、この「スパッドⅦ」あってのものだったと言っても過言ではないでしょう。

「スパッド」社はのちにより強力な「スパッドⅩⅢ」を開発し前線に投入いたしますが、「スパッドⅦ」は完全に入れ代わることなく終戦(停戦)まで使い続けられました。
強力なエンジンと頑丈な機体という「スパッドⅦ」は、第一次世界大戦時の最優秀戦闘機の一つに間違いなく数えられる機体だったのです。

それではまた。
  1. 2011/05/28(土) 20:55:25|
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今号も面白かった

毎号読んでおります学研の「歴史群像」誌ですが、その最新号を先日読み終えました。

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こちらが表紙
いやぁ、いつもそうですが、今号も楽しい記事がいっぱいでした。

第一特集は「本能寺への道」
いろいろ取りざたされる明智光秀の裏切りですが、今回はその謎を解くというのではなく、明智光秀の人物像とはどういうものだったのかという記事でした。
よく彼は旧時代側の人間だったといわれますが、この記事にもあるとおり、実はそうではないんだよというのがわかります。

第二特集は「激突! 珊瑚海海戦」
まるで「ゲームジャーナル」誌の付録ゲームのタイトルになりそうな記事タイトルですが、史上初の空母同士の戦いとなった「珊瑚海海戦」の詳細です。
巻頭の「銘艦Story」にも取り上げられた空母「レキシントン」もこの海戦で沈没しております。

第三特集は「オデッサ包囲戦」
第二次世界大戦の東部戦線におけるルーマニア軍のオデッサ攻撃の詳細です。
枢軸側で戦ったルーマニア軍とソ連軍との激闘が感じられます。

他にも北アフリカの戦いの一場面「コンパス作戦」や、ドイツ軍の山岳猟兵の記事、エジプト史などいつもながら楽しい記事がいっぱいでした。
フリードリッヒ大王の記事や七年戦争の記事なんかを読むと、アバロンヒルの「フレデリック・ザ・グレート」がやりたくなりますね。
ホント、いつもこの雑誌を読むとウォーゲームがやりたくて仕方なくなりますです。

次号は「ノモンハン事件」や「シャンパーニュ・アルトワ会戦」の記事が載る模様。
次号も楽しみです。

それではまた。
  1. 2011/05/27(金) 21:06:17|
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死の翼アルバトロス(2)

1915年夏のいわゆる「フォッカーの懲罰」と呼ばれたドイツの「フォッカーEⅢ」戦闘機による制空権の確保に対し、英仏連合軍は「F.E.2」「DH.2」「ニューポール11」といった新型機をそれぞれ1916年の序盤に投入することで、ようやくドイツ軍から制空権を奪い返しつつありました。

もちろんドイツ側としてもこの状況を座視しているつもりもなく、すぐさま新型機の投入が行われます。
それが「アルバトロス社」の一連の戦闘機シリーズでした。

第一次世界大戦時のドイツ空軍の戦闘機というと、フォッカー社が有名ではありますが、このアルバトロス社も優秀な戦闘機を送り出しており、特に大戦中盤の1916年及び1917年にかけてはアルバトロス社の戦闘機が主力と言っても過言ではありませんでした。

アルバトロス社は新型戦闘機に合板を使ったセミモノコックボディを採用し、今までの木骨布張りの一般的な航空機に比べて軽量かつ強靭な胴体を作ることに成功しました。
しかもこのセミモノコックボディは形を整えるのもやりやすく、流線型の空気力学的に優れたボディを作ることができました。
そのためアルバトロス製の戦闘機は実に優美な姿をしており、強力エンジンとも相まって速度も高速を発揮することができたのです。

さらに強力なエンジンを積んだことで、機関銃を二挺積むこともできました。
今までの戦闘機は重い機関銃を二挺も積むと性能の低下は免れませんでしたが、アルバトロス製戦闘機は性能がほとんど低下しなかったのです。

こうしてアルバトロス製戦闘機の第一段「アルバトロスD.Ⅰ」が1916年8月に実戦投入されました。
戦場に現れた「アルバトロスD.Ⅰ」は、すぐにその強力さを発揮し、英仏軍の戦闘機を圧倒して行きます。
連合軍はまたしてもドイツの強力な戦闘機に悩まされることになりました。

「アルバトロスD.Ⅰ」を送り出したアルバトロス社は、すぐに前線での運用結果をフィードバックしていきました。
強力な戦闘機といえども、どこかしらの不都合な箇所はあるものなので、それを改善して行くのです。
改良はただちに行われ、早くも1916年後半には改良型の「アルバトロスD.Ⅱ」が完成いたします。
アルバトロスD.Ⅱ

「アルバトロスD.Ⅱ」の出現に英仏は新型機の導入を急ぎますが、高性能な新型機が一朝一夕に配備できるはずもなく、前線での主力は今まで同様「F.E.2」「DH.2」「ニューポール11」と、その改良型「ニューポール17」あたりしかありません。
性能的に「アルバトロスD.Ⅱ」に対抗するのは厳しいものでした。

アルバトロス社はさらに改良型の「アルバトロスD.Ⅲ」を1916年の12月に実戦配備いたします。
アルバトロス社はこの「アルバトロスD.Ⅲ」を500機以上の生産し、オーストリア・ハンガリーでもライセンス生産が行われました。
「アルバトロスD.Ⅲ」は下側の翼が弱いという欠点はありましたが、D.Ⅰ、D.Ⅱ同様強力な戦闘機であることに違いはなく、1917年前半にはドイツ空軍の主力戦闘機として君臨しておりました。
アルバトロスD.Ⅲ

1917年4月、連合軍はドイツ軍に対し地上で攻勢を仕掛けました。
これに呼応し、英仏空軍は戦場上空に多くの偵察機と着弾観測機を送り出して地上軍を支援します。
このとき英軍だけで365機が投入され、その三分の一は戦闘機でした。

これに対しドイツ軍は八個戦隊80機の戦闘機を投入。
その大半は「アルバトロスD.Ⅱ」と「アルバトロスD.Ⅲ」でした。

「アルバトロス」戦闘機の前に英軍機は無力でした。
英軍は1917年4月のわずか一ヶ月間で245機もの軍用機を撃墜されてしまいました。
このため英軍はこの一ヶ月を「血の4月」と呼んでその損害の多さに恐れおののいたのです。

残念なことにこれだけの損害を英軍に与えたにもかかわらず、戦場の制空権をドイツ側が得るまでには至りませんでした。
そして「血の4月」からわずか二ヶ月ほどで英仏はようやく「アルバトロス」に対抗できる新型戦闘機を次々と戦場に投入し始めました。
「アルバトロス」の天下は終わりを告げ、それと同時にドイツ軍が制空権を得ることもついに終戦(停戦)までもうありませんでした。

それではまた。
  1. 2011/05/26(木) 21:09:16|
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死の翼アルバトロス(1)

1914年から始まった「第一次世界大戦」は、その最初の思惑とは裏腹に塹壕を作ってにらみ合う長期戦となっていきました。
英仏独がにらみ合う西部戦線では、お互いに砲撃を行い突撃を繰り返しては、機関銃の銃火に食い止められ大損害を出すという繰り返しでした。

そんな中、ライト兄弟の発明した航空機は戦場の上空を飛ぶことができるという点から軍によって利用され、敵軍に対する偵察や、味方砲兵の砲弾がどこに落ちているかを確認する着弾観測の任務に使われるようになって行きます。

そうなると、敵軍の航空機が味方の行動を偵察したり、味方陣地への砲撃を誘導したりしてくるのを防ぐために、敵の航空機の行動を邪魔しようという動きが当然生まれてきます。
最初は偵察機のパイロットや偵察要員が持っていた拳銃や狩猟用の猟銃を敵機に向けて撃つぐらいでしたが、やがて航空機にも機関銃を搭載して武装するようになって行きます。

ここで問題になったのが、航空機にとって大事なプロペラを傷付けないようにしながらどうやって前を撃つかということでしたが、ドイツがプロペラ同調装置付き機関銃を開発し、プロペラの動きにあわせて機関銃を撃つことができるようになりました。

この同調装置付き機関銃を搭載した戦闘機「フォッカーEⅢ」は、その威力をまざまざと見せ付けて英仏連合軍の偵察機を次々と撃墜していきました。
フォッカーE3
英仏軍の航空機はこの「フォッカーEⅢ」に対抗できず、1915年の夏は「フォッカーの懲罰」と言われるほど「フォッカーEⅢ」の天下だったのです。

英仏は「フォッカーEⅢ」に対抗するために新型機を送り出しました。
英国は「F.E.2」や「DH.2」といったプロペラを後ろ向きにつけた戦闘機を作りました。
こうすれば機関銃を前に撃ってもプロペラは傷付きません。
ただし、これはどうしても機体が脆弱になるので、できればエンジンを前に置いた機体にしたいというのが本音でした。
FE2.jpg  DH2.jpg

一方フランスでは「ニューポール11」という小型戦闘機が作られました。
この機体は一般的な複葉でエンジンを前に置いた形でしたが、機関銃の装備位置を上の翼のさらに上に載せてプロペラの回転半径を銃弾が通らないようにするという苦肉の策を取り入れました。
ニューポール11
プロペラ同調装置の無い英仏はこうした形を取り入れるしかなかったのです。

それでもプロペラ同調装置以外は平凡的な性能だった「フォッカーEⅢ」に対し、「F.E.2」「DH.2」「ニューポール11」は充分対抗することができました。
これらが登場した1916年初期にいたり、ようやく連合軍も「フォッカーの懲罰」から逃れることができたのです。

ですが、ようやく切り抜けた「フォッカーの懲罰」も長くは続きませんでした。
連合軍パイロットをまたしても恐怖のどん底に突き落とす優秀な戦闘機を、ドイツは送り込んできたのです。
その名は「アルバトロス」といいました。

続く
  1. 2011/05/25(水) 21:19:00|
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江草投手お疲れ様でした

昨晩はFC2のサーバートラブルがあったらしく、しばらくうちのブログにつながらなかったみたいですね。
先日いつもお世話になっている方のブログ記事が一時的に消滅したということがありましたので、なんともなくてよかったです。

バックアップはとるようにはしておりますが、実際記事が消滅するてこともありえるんですよね。
もしそうなったら・・・多分ブログやめちゃうかもしれないなぁとふと思いました。
日常続けていることが変化するって、結構気持ち的に影響大きいですよね。

などと思っていると、阪神タイガースでも環境の変化を受ける方が現れました。

左投げの中継ぎ投手として活躍なされてきました江草仁貴投手が、西武ライオンズにトレードで移籍することが決定です。
換わりに西武からは黒瀬春樹選手が阪神へとやってまいります。

江草投手は上にも書きましたが阪神の貴重な中継ぎ左腕として活躍された投手です。
昨年はあまり登板の機会が無かったようですが、2007年、2008年、2009年と三年連続で50回以上も登板しているという投手です。
おそらく新人の榎田投手の調子がいいことと、平野鳥谷両選手の怪我などで内野手不足を感じたことから、黒瀬選手の獲得となったということでしょう。

西武の黒瀬選手につきましては申し訳ありませんが存じませんでした。
2003年のドラフト2位ですから結構期待されていたんでしょうけど、伸び悩んだというところでしょうか。
環境が変わることで大化けする選手もいますので、黒瀬選手にもがんばってほしいものです。
内野ならどこでも守れる(守らされた)ようなので、スーパーサブとして一軍に置いておくつもりなのかもしれません。

また、昨年東北楽天を戦力外になっていた中村紀洋選手が横浜に入団が決まりました。
どこからもお呼びがかからなかったのでどうなのかなと思ってましたが、もう一花咲かせて欲しいですね。
長打力はまだまだ魅力だと思いますので。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/24(火) 21:06:53|
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借りてみたよー

昨日は「札幌歴史ゲーム友の会」にお伺いしてきましたが、サッポロ辺境伯様から朝日ソノラマの「スペイン戦争」という文庫本をお借りしてまいりました。

サッポロ辺境伯様とは、GMT社の「The Spanish Civil War」を以前対戦させていただきましたが、「スペイン内戦」そのものにも過去に記事を書くぐらい興味がありましたので、この本を貸していただけたのはありがたいです。

「スペイン内戦」の資料本としては、やや正確さに欠けるという話もありますが、手軽に読めるガイドブック的役割は充分に果たしてくれるそうなので、今から読むのが楽しみです。
サッポロ辺境伯様、ありがとうございます。

ところで、昨日対戦した「Norway1940」の対戦後の感想ですが、やはり古いゲームだけにルールがアバウトな感じはありますね。
駆逐艦等の小艦艇は、数隻で一ユニットになっているのですが、戦闘結果での「撃沈」はユニットの除去となるのか、それとも普通のヒットと同じく艦隊中の一隻のみの沈没(ユニットは残る)なのかが不明瞭だったりします。
そのあたり明確化されたQ&A等はあるんでしょうかね?

今日は短いですがこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/23(月) 21:21:10|
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ノルウェー侵攻はきついなぁ

今日は「札幌歴史ゲーム友の会」の会合に顔を出してまいりました。

先日よりの対戦のお約束をしておりましたHIRO様と「Norway1940」(HJ)を対戦いたしました。
昨日の記事でも書きましたが、このゲームの対人戦は本当に初めてと言っても過言ではなく、とても楽しみでした。

20110522(1)
陣営は私がドイツ軍、HIRO様が連合軍で開始。

戦略目標はサイコロの目3で三隻の通商破壊艦を大西洋に逃がすこと。
ノルウェー侵攻も選べましたが、まずはルール把握のためにも通商破壊艦の脱出シナリオで対戦しようと思いました。

画像はドイツ軍側のマップです。
このゲームはドイツ軍側と連合軍側がそれぞれのマップを見ながら対戦するので、どこに敵がいるのかは索敵しないとわかりません。
ピンクのコマは連合軍の予想位置に置いたものです。
わかっているのはノルウェー軍の固定されている配置のみと言っても過言ではありません。

ドイツ軍は足の速い巡洋戦艦をひとまとめにして第一艦隊を組み、足の遅い「リュッツォー」のみで第二艦隊を組んで大西洋へ向かいます。
他の巡洋艦やUボートはそれらを支援。

このシナリオはHIRO様のルールの勘違いもあって連合軍側が戦力をうまく活用できず、ドイツ軍はほぼ何の妨害も受けずに大西洋への脱出を果たします。
英軍は数は多いのですが、ドイツ軍を捕捉するには数が足りないので、脱出シナリオはドイツ軍に分があるのです。

第一戦目がお昼に終わりましたので、第二戦を対戦することに。
陣営は変えずにそのままやりました。

戦略目標のサイの目はまたもや3。
とはいえ同じでは面白くないため、いつでも選ぶことのできるノルウェー侵攻を行うことにします。

しかし、このノルウェー侵攻はドイツ軍にとっては非常に厳しい作戦でした。
ノルウェーの各都市を占領することが必要なのですが、そのためには各都市に最低でも2ユニットのドイツ軍艦艇を突入させなくてはなりません。
ドイツ軍の艦艇は少ないので、各都市に2ユニットずつ振り分ければ、予備はほんのわずかしかないのです。

しかも今回は英軍も艦隊を広く散開させてこちらの位置を探ってきます。
そのため、ノルウェーに侵攻する前に、すでに軽巡「ケーニヒスベルク」と「ヒッパー」が沈められてしまいます。

さらにドイツ軍の最強ユニットである「シャルンホルスト」と「グナイゼナウ」の二隻の巡洋戦艦(「ビスマルク」は使いませんでした)も、英軍の索敵に見つかってしまい砲撃戦に。
幸い英軍の巡洋艦を蹴散らしたものの、その後でまたしても英軍の「レナウン」と砲撃戦になり「シャルンホルスト」が損傷してしまいました。

それでもドイツ軍はノルウェー侵攻を諦めるわけには行きません。
ドイツ軍の各艦はタイミングを合わせていっせいにノルウェーに襲い掛かりました。

20110522(3)
(ノルウェー侵攻直前のドイツ軍側マップ。各艦艇がノルウェーの南北に展開中)

こうして各地のフィヨルドに侵入してきたドイツ軍艦艇に対し、ノルウェーの反撃はさまざまでした。
あっけなく降伏してしまう都市、必死の反撃でドイツ軍に痛撃を与えてくる都市と反応が分かれ、ドイツ軍も反撃で何隻もの艦艇を失います。

さらにノルウェーの救援に駆けつけた英軍の戦艦隊と「シャルンホルスト」「グナイゼナウ」が、狭いフィヨルド内で一大砲撃戦を展開。
英軍の戦艦と巡洋戦艦に多少のダメージを与えるものの、「シャルンホルスト」と「グナイゼナウ」はフィヨルドの海底に沈んでしまいました。

というところで時間切れ。
得点的にはノルウェーの都市占領で多少の点数を稼いだものの、ドイツ軍艦艇の損害がとても多く、英軍の勝利といったところだったでしょう。

初めてと言っていい対人戦でしたが、「Norway1940」の楽しさを大いに味わうことができました。
ただ、古いゲームでもあるので、ルールに若干のあいまいさが感じられるのが難だったでしょうか。

20110522(2)
こちらはもう一卓でサッポロ辺境伯様と柿崎唯様が対戦なさっていらっしゃった「不幸な王様チャールズ君」(GMT)

両軍ともに相手側よりも不利だと感じていらっしゃった模様。
特に柿崎様率いる王党派は、何度も包囲戦に失敗していらっしゃったようでした。

今回も楽しい時間を過ごすことができました。
またよろしくお願いいたします。

それではまた。
  1. 2011/05/22(日) 21:13:42|
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明日はなんと

私は遠足や運動会といった学校行事をそれほど楽しみにしたことはなかったので、いわゆる前の日に楽しみで眠れないほどのワクワク感というのはそれほど味わったことは無いのですが、今晩はなんだかワクワクして眠れなくなりそうです。

というのも、明日は「札幌歴史ゲーム友の会」の会合がございまして、そちらにお伺いすることになっているのですが、そこでなんと、対人プレイは一回あるかないかという「Norway1940」(HJ)の対戦が実現するのですー。
(ドンドンパフパフ♪♪)

ノルウェー
こちらが「Norway1940」
かつてホビージャパン社がシミュレーション・ウォーゲームをライセンス生産していた時代に発売されたゲームです。

ゲームの内容につきましては、過去記事に書きましたので「こちら」をどうぞ。
(「こちら」をクリックすることで過去記事に飛べます)

ドイツ軍対連合軍という形ですが、ドイツ軍は通商破壊艦を北海から大西洋に脱出させるか、ノルウェーに侵攻して占領しなくてはなりません。
一方、連合軍はドイツ軍の通商破壊艦を脱出させないか、ノルウェーの占領を邪魔しなくてはなりません。

どちらの陣営を担当してもドキドキの対戦になるだろうことは論を待たないわけですが、何せこのゲームの対人戦は経験が乏しいので、なおドキドキです。
明日はどちらの陣営を担当することになるのかなぁ・・・
時間的には二戦ほどできそうなので、陣営を入れ替えての対戦もできそうです。

今から明日がとても楽しみな舞方でした。

それではまた。
  1. 2011/05/21(土) 20:58:56|
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蜂のひと・・・刺され?

1922年(大正11年)に締結したワシントン海軍軍縮条約は、各国の海軍力整備に大きな影響を与えました。
列強各国は戦艦と航空母艦について、その合計排水量の上限を決められてしまい、その制限の中で建造することを余儀なくされたのです。

それはアメリカ合衆国とて同様でした。
アメリカは航空母艦について合計13万5千トンまでしか持てなくなってしまったのです。
(これは英国と同トン数であり、日本は8万1千トンまでに制限されました)

アメリカは給炭船を改造した最初の空母「ラングレー」に始まり、巡洋戦艦を改造した「レキシントン」「サラトガ」に続いて小型空母「レンジャー」を建造しましたが、この「レンジャー」は搭載機数はともかく小型ゆえに防御力に難がある空母でしたので、これまでの空母運用のノウハウをつぎ込んだ傑作中型空母「ヨークタウン」級を二隻(「ヨークタウン」と「エンタープライズ」)を建造します。

この時点で条約で制限された排水量にあと1万5千トンほどとなってしまったため、バランスのいい「ヨークタウン」級(2万トン)をこれ以上作ることはできなくなってしまいましたが、アメリカはこの1万5千トンを無駄にするつもりもなく、この制限内で小型空母一隻を作ろうと考えます。
(のちに条約の期限が切れたあと、「ヨークタウン」級の三番艦「ホーネット」が建造されました)

当初は1万4500トンの「レンジャー」の同型艦を造ろうという案も出ましたが、やはり「レンジャー」にはいろいろと問題点もあったため、使い勝手のいい「ヨークタウン」級を小型化した感じの空母にすることで設計がまとまり建造が開始されました。

こうして基準排水量1万4700トンという小型空母「ワスプ」が1940年4月に完成します。
全長は226メートル、最大幅は33メートルと、「ヨークタウン」級に比べて全長が20メートル短いぐらいの大きさで、搭載機数も80機ほどと遜色ないものでしたが、最高速度は「ヨークタウン」級の33ノットに対して29.5ノットとやや落ち、何より「レンジャー」同様どうしても防御力は低いものにならざるを得ませんでした。
ワスプ

完成した「ワスプ」は、すでに第二次世界大戦が始まっていた欧州方面に派遣され、英国の戦闘機を地中海のマルタ島に運ぶなど航空機運搬の任務についておりましたが、太平洋戦争が始まると日本海軍との戦いでアメリカは空母「レキシントン」「ヨークタウン」を沈められてしまうなど一時的に稼働空母が二隻しかいない状況に陥ってしまったため、防御力が低いことを承知の上で「ワスプ」を太平洋に回さざるを得なくなってしまいます。

1942年6月、「ワスプ」は太平洋に回航され、対日戦に参加します。
その後日本軍のガダルカナル島上陸により、「ワスプ」はソロモン海方面に進出し、「サラトガ」「エンタープライズ」とともに「第二次ソロモン海戦」を戦います。

この「第二次ソロモン海戦」では、日本の小型空母「龍驤(りゅうじょう)」を撃沈し、ガダルカナル島への輸送作戦を阻止したものの、空母「エンタープライズ」が損傷して修理のために後退。
また、空母「サラトガ」も日本軍の「伊26」潜水艦の攻撃を受け損傷。
これまた修理のために後退せざるを得ず、「ワスプ」は米軍にとって本当に貴重な空母になってしまいます。

1942年9月15日。
「ワスプ」はサンクリストバル島沖を遊弋しておりました。
14時30分ごろ、日本軍の潜水艦「伊19」の潜望鏡がその姿を捉えます。
「伊19」の木梨艦長は攻撃を命令。
魚雷6本が「伊19」から放たれました。

14時45分ごろ、「ワスプ」の舷側に3本の水柱が立ち上ります。
「伊19」の放った魚雷6本のうち3本が命中したのです。

1万5千トンほどの小型空母に魚雷3本の命中はダメージが大きく、「ワスプ」は搭載機の燃料や弾薬が誘爆し、手の施しようがなくなります。
炎上するワスプ

15時20分、シャーマン艦長は乗員に「ワスプ」からの退艦を命令。
「ワスプ」は味方駆逐艦の魚雷で処分されました。

ちなみにこのとき「伊19」の放った6本の魚雷のうち残りの3本は、1本が戦艦「ノースカロライナ」に命中し損傷させた上、駆逐艦「オブライエン」にも1本が命中、「オブライエン」はのちに沈没というすさまじいものでした。

ジガバチの名を冠した空母「ワスプ」ですが、残念ながら蜂の一刺しならぬ魚雷の一刺されで沈んでしまいました。
米軍はこれで稼働空母が「ホーネット」のみという非常事態に陥りますが、残念なことに日本軍はこの状況をうまく利することができませんでした。

なお、「ワスプ」の名は現在強襲揚陸艦に受け継がれております。

それではまた。
  1. 2011/05/20(金) 21:55:56|
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また内野手がー

昨日のプロ野球、阪神はオリックスとの交流戦の二戦目でしたが、ここでまたしてもアクシデントが・・・orz

初回、2番バッターの上本選手のヒットでホームに突入した平野選手がオリックスの捕手鈴木選手と交錯し、左太ももの内側を負傷してしまいました。
平野選手はそのまま退場し、セカンド守備には関本選手が着くことに。
試合も0-2と負けてしまいました。

阪神は先日ショートの鳥谷選手が負傷したばかりです。
ここで平野選手までしばらく試合に出られないということになれば、二遊間が離脱という厳しい事態になってしまいます。

バックアップとして鳥谷選手の代わりに上本選手が、平野選手の代わりには関本選手が出ましたが、もし彼らにアクシデントがあればもう代わる人がいません。
どうやら二軍から新人の荒木選手が一軍の昇格するようですが、本来ならこういった場合に代役になってくれるはずの大和選手も坂選手も負傷しているという最悪の状況。

そこで急遽トレードも画策するとの話ですが、まずは平野選手の怪我の状態が気がかりですね。
本当に怪我だけは注意してほしいです。

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2011/05/19(木) 21:35:59|
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魚雷がいっぱーい(2)

日本海軍が開発した高性能の酸素魚雷(九三式魚雷)は、射程はおよそ四万メートルにも及びしかも航跡が見つかりにくいというきわめて優れたものでした。
そのため、わざわざ駆逐艦隊である水雷戦隊で危険を冒して夜襲をしなくても、戦艦隊の砲撃戦の最中にその補佐をする巡洋艦隊が、搭載する酸素魚雷で敵艦隊を攻撃することもできると考えられました。

もちろん戦艦の数は最初から敵のほうが多いわけですから、決戦の前に減らしておくのは重要ですので、水雷戦隊による夜襲も無くすわけではありませんが、敵艦隊はこちらに対して戦艦の砲撃のみで攻撃してくるのに対し、こちらは戦艦の砲撃と巡洋艦の魚雷攻撃で対抗することができるわけです。
(敵の魚雷は射程が短いので届かない)

ただ駆逐艦と違って巡洋艦は、魚雷攻撃に特化した艦種ではありません。
魚雷は搭載しておりますが、その数は決して多くないのです。
魚雷のそう高くはない命中率のことを考えると、一門でも多い魚雷発射管があるに越したことはありません。

そこで日本海軍は、旧式化しつつある5500トン型の軽巡を改装し、たくさんの魚雷発射管を装備しようと考えます。
しかも通常では考えられないほどの発射管数を搭載しようといたします。

改装に選ばれたのは、5500トン型の中でも一番古いタイプの「球磨」級の「大井」、「北上」、「木曽」の三隻でした。
「球磨」級は、大正6年(1917年)に計画された5500トン型軽巡の第一陣で、五隻が大正9年と10年に完成しました。
5500トン型と言われますが、基準排水量は5100トンで、全長で162メートル、最大幅で15メートルほどの細長い艦形をしています。
特徴は船体中央部の三本煙突で、5500トン型といえばこの三本煙突をイメージする方も多いでしょう。
軽巡北上
(軽巡時代の「北上」)

「球磨」級の主砲は15センチ単装砲7門、魚雷発射管は連装4基8門でしたが、改装ではこのうち魚雷発射管は全部まず撤去し、主砲も船体前側の4門以外は撤去するという徹底したものでした。
そしてまっさらになった船体中央部の両側を少し幅を広げ、そこに酸素魚雷用に少し太くなった魚雷発射管のしかも四連装の奴をどんどんどんと前から5つ、両舷で10基も搭載したのです。
つまり一隻の片舷だけで4X5=20本もの酸素魚雷を撃ち出し、その後ターンをしてもう片舷の20本をさらに射出することができるのです。

昭和16年、アメリカとの戦争が避けられなくなってきたことで、海軍はこの大量に魚雷を搭載する「重雷装艦」への改装を実際に開始いたしました。
改装に選ばれていたのは三隻でしたが、実際に改装に着手されたのは「大井」と「北上」の二隻でした。
二隻は太平洋戦争開始直前に改装が終了し、二隻で80本という大量の酸素魚雷を搭載することになったのです。

日本海軍はアメリカとの戦いは戦艦同士の決戦が大きな意味を持つと考えておりました。
で、あれば、この二隻の80本もの酸素魚雷は大きな戦力になったかもしれません。
しかし、戦争の推移はそうは行きませんでした。
海戦場の主力は航空機と、それを運用する航空母艦だったのです。

百キロ以上かなたから航空機を飛ばしてくる航空母艦には、たとえ四万メートルの射程がある酸素魚雷でも届きません。
「重雷装艦」に改装された「大井」も「北上」も、その魚雷を射出する機会はまったく訪れなかったのです。

活躍の場を見出せなかった「大井」と「北上」は、せっかく搭載した魚雷発射管を減らして物資や人員を搭載するスペースにし、その高速を生かした高速輸送艦として使われることになりました。
ガダルカナル島での消耗戦には、そういった役目の艦が必要だったのです。

皮肉なことに「大井」も「北上」も、こうした高速輸送任務で活躍し欠かせない艦になりました。
こうして輸送任務についていた両艦のうち、「大井」が昭和19年7月に米潜水艦の攻撃で沈没。
「北上」のみが残ります。

戦争末期になると、もはや「北上」は高速輸送艦としても使い道がなくなってしまい、本土決戦用に再度改装されることになります。
今度は特殊兵器「回天」(いわゆる特攻兵器で人間が乗り込む人間魚雷)を搭載する「回天母艦」への改装でした。

この改装で「北上」は、「回天」8基を搭載する母艦として本土決戦に投入されましたが、空襲で大破し、結局は戦局になんら寄与することなく終戦を迎えました。

大破した「北上」でしたが、戦後は復員支援任務に使われました。
数多く作られた5500トン型で生き残ったのは唯一この「北上」だけでした。
「軽巡洋艦」から「重雷装艦」、「高速輸送艦」、そして「回天母艦」と数奇な運命をたどった「北上」でしたが、少なくとも生き残ることができたのだけはよかったのではないでしょうか。

それではまた。
  1. 2011/05/18(水) 21:40:27|
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魚雷がいっぱーい(1)

大正初期、日本海軍は駆逐艦を中心として敵艦隊に魚雷攻撃を仕掛ける「水雷戦隊」の旗艦(司令官が座乗して指揮を取る艦)として、基準排水量3500トンほどの軽巡洋艦を建造しました。
欧州海軍では、こういった水雷戦隊の旗艦には巡洋艦ではなく一回り大型に作った「教導駆逐艦」という艦を充てるのが一般的だったので、さらに一回り大きな軽巡を使うことで砲撃力で優位に立とうとしたのかもしれません。

ところが、アメリカ海軍で建造中の新型軽巡洋艦(オマハ級)が予想以上に大型であることから、排水量3500トンでは小さいということになり、基準排水量を5500トンにアップした軽巡洋艦を建造することにします。

この通称5500トン型と呼ばれる軽巡は使い勝手がよかったのか、「球磨」級、「長良」級、「川内」級と三タイプ14隻もが建造されました。
5500トン型はいずれも細長い船体に三本から四本の煙突を持つ似たような艦形をしており、15センチ単装砲7門、魚雷発射管連装4基8門を搭載するという武装を持っておりました。
軽巡大井
(5500トン型軽巡の一隻「大井」)

5500トン型軽巡はいずれも大正中期から末期にかけて建造され、昭和に入っても長らく水雷戦隊の旗艦として使われましたが、太平洋戦争が近づいた昭和10年代に入ると、さすがに旧式化が目立ってきます。

一方、日本海軍は「ワシントン海軍軍縮条約」や「ロンドン海軍軍縮条約」により、砲撃戦の主力である戦艦の数を制限されてしまいました。
そこで、主力の戦艦同士の砲撃戦になる前に、航空攻撃や水雷戦隊の魚雷攻撃で敵国の戦艦の数を減らし、戦艦同士の砲撃戦では互角もしくはそれ以上の優位さを持って戦いたいと考えます。
そのため、遠距離から発射することができ航跡も見つかりづらい酸素魚雷(九三式魚雷)を開発しました。

この酸素魚雷は通常一般的な魚雷が七千メートルほどの射程しかないのに比べ、約四万メートルもの長射程があるため、二万五千メートル前後で行われる可能性が高い戦艦同士の砲撃戦にも魚雷を使うことができると考えます。

一般的には魚雷は駆逐艦の主武装であり、その射程の短さもあって敵艦に接近することが必要でしたが、防御力の低い駆逐艦では敵艦に接近するには夜間でないと難しく、それゆえ魚雷は夜間戦闘で用いられるのが普通でした。
しかし、射程が長く航跡も見つかりづらいのであれば、夜陰にまぎれて接近する必要が無いため昼間でも魚雷を使うことができます。
であれば、駆逐艦より大型の巡洋艦あたりに魚雷をたくさん積んで決戦のときに敵艦隊に向けてぶっ放そうという考えが起こるのは当然だったのでしょう。

この巡洋艦に魚雷をたくさん積んでぶっ放したいという考えと、旧式化してきた5500トン型軽巡洋艦をどうするかという問題が一つになるのもまた当然のことでした。
日本海軍は太平洋戦争に向け、5500トン型軽巡の「大井」「北上」「木曽」の三隻を、大量の魚雷発射管を持つ「重雷装艦」に改造することにしたのでした。

続く
  1. 2011/05/17(火) 21:21:11|
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まさに怪我の功名

今日はプロ野球の話題。

昨日は阪神はデーゲームで中日との対戦でした。
甲子園三連戦ですが、一戦目二戦目と中日に敗れてしまい、負ければ三連敗の危機です。

ところが初回の守備で阪神の鳥谷選手が指に負傷してしまい、そのまま退場となってしまいました。
内野守備の要でありクリーンアップの三番を打つバッターですから、これは大ピンチ。

ここで急遽守備に就いたのが入団三年目の上本博紀(うえもと ひろき)選手でした。
上本選手は広島の広陵高校出身で、センターを守る俊介選手とは先輩後輩の間柄どころか、高校時代には人数の関係で捕手もやった上本選手と、外野手ながら投手も兼ねた俊介選手とは春の甲子園でバッテリーを組んだ間柄でもあるそうです。

もともとセカンドを本職とする上本選手ですが、練習でノックを受けるときにはショートでも受けたり二軍戦ではショート守備に付いたりもしていたそうなので、守備は無難にこなしていたようです。

それよりも驚きはバッティングでしたね。
勝ち越しのタイムリー二塁打と三点目のきっかけになる二塁打という三打数二安打の大活躍。
守備の人というイメージでしたが、がむしゃらに食いついていったのがよかったんでしょうね。

おかげさまで昨日の試合は3-1で阪神の勝利でした。
昨日勝つと負けるでは大違いだったので、勝ってよかった。

明日からプロ野球は交流戦です。
鳥谷選手の負傷は痛いですが、当面はショート上本選手ということになりそうですね。
俊介選手ともども若い力で阪神を引っ張って行って欲しいです。

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2011/05/16(月) 21:19:39|
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さすがに低速すぎた

第一次世界大戦で多いに発展した航空機は、各国の海軍にも影響を与えました。
列強海軍は最初水上機を運用する水上機母艦を整備いたしましたが、水上機はやはり海上の波などの条件に左右されることが多かったため、陸上機を運用できる航空母艦を整備するようになって行きます。

第二次世界大戦で航空母艦を運用した国というと米英日の三ヶ国が有名ですが、実はフランスも航空母艦保有国でした。
第一次世界大戦前、フランスはノルマンディー級戦艦五隻を起工しましたが、第一次世界大戦の勃発にともない工事は中断。
戦後、建造は再開されましたが、1922年に列強海軍の間で「ワシントン海軍軍縮条約」が締結され、ノルマンディー級戦艦は結局建造中止、完成前に廃艦となってしまいます。

ところが、「ワシントン海軍軍縮条約」では、戦艦を改装して航空母艦として保有してもよいことになったため、建造中止となったノルマンディー級戦艦のうち、五番艦の「ベアルン」だけは日本の「加賀」やアメリカの「レキシントン」などと同様に、航空母艦に改装されることになったのです。

1923年に航空母艦として建造が再開された「ベアルン」は、1927年にフランス海軍最初の航空母艦として完成し就役します。
ベアルン
基準排水量は22150トンと日本の航空母艦「飛龍」よりも5000トンも重く、「翔鶴」級に迫るものだったにもかかわらず、全長は182.6メートル、最大幅35.2メートルと「飛龍」よりも全長で40メートル短く、逆に幅は10メートルも太くなっておりました。

これはもともと「ベアルン」が「加賀」同様に戦艦を航空母艦へと改造したため、速力よりも航続力や防御力を優先した船体だったためのもので、「加賀」同様最高速力が低いという欠点を持っておりました。
最高速度はわずか21.5ノットに過ぎなかったのです。

しかし、「ベアルン」が完成した1920年代後半では、まだ搭載航空機も複葉機の軽いものしかなく、金属製の重い艦載機を発進させるために必要な高速も必要なかったため、さほど問題にはなりませんでした。
むしろ、「ベアルン」には、当時の航空母艦としては先進的な技術が取り入れられておりました。

障害物の無い平らな飛行甲板や、煙突と一体型の艦橋構造物、排煙を海水で冷やして上空を漂わないようにし、艦載機の運用の妨げにならないようにするなど、日米英の空母でその後取り入れられた技術を「ベアルン」はすでに取り入れていたのです。

一方、格納庫が狭く艦載機をわずか40機ほどしか搭載できないことや、対巡洋艦用に主砲を搭載したりと空母としては不都合な面もいくつか持っており、特に速力の低さは致命的でした。
新型になりどんどん大きく重くなっていく航空機に対し、「ベアルン」ではそれらを艦載機として運用することができなくなっていったのです。

フランス海軍もそのことは理解しており、より新型の航空母艦を建造する予定でしたが、第二次世界大戦の勃発と、その翌年のドイツによる侵攻によりフランスが降伏してしまったことで、新型空母は幻となってしまいました。

「ベアルン」はフランス降伏により連合軍側に抑留されたのち、自由フランス軍の航空母艦として連合軍側として運用されることになりました。
そしてアメリカで装備を整えたあと、航空機輸送艦として使用されることになります。
さすがに21.5ノットの速度では、航空母艦として運用することはできず、アメリカ大陸から航空機をヨーロッパまで輸送する輸送艦として使われたのです。

「ベアルン」は第二次世界大戦の終戦まで生き残り、その後は輸送艦や練習船として使用され、退役したのはなんと1966年でした。
約40年の長きに渡って使用された「ベアルン」
もしこの「ベアルン」が航空機運用のしやすい高速艦であったとしたら、もしかしたら前線に投入され大戦で沈んでいたかもしれません。
最高速度がわずか21.5ノットという低速だったことが、もしかしたら、もしかしたらこの「ベアルン」を長生きさせたのかもしれませんね。

それではまた。
  1. 2011/05/15(日) 21:41:52|
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また負けたー・・・

日曜日からはじめましたHiro様とのVASLでのスタンダードASL対戦。
昨晩で決着が付きました。

対戦しましたシナリオはWCW5=G44「ABANDON SHIP!」
谷あいにある村の前面に陣取る米軍が、独軍の攻撃をかわしつつ盤の西端から脱出するというもので、米軍としては足止めと脱出を考えなくてはなりません。
攻撃側の独軍をHiro様が、防御側の米軍を私が担当しました。

独軍にはパンターをはじめとする車両が四両もあり、米軍としては脅威なんですが、対装甲用兵器としては二種類のバズーカが四本あるのみなので、心もとないと言えば心もとない状況です。

G44初期配置
こちらが両軍の初期配置。
ドイツ軍(水色)は盤外から入ってくるので、米軍(緑色)も全部隊が隠蔽状態です。

米軍は右側のラインにいる部隊がドイツ軍を足止めし、左側の部隊をできるだけ盤外(左端)に向けて逃走させるつもりでした。

G443ターン目
3ターン目開始時点です。
米軍の最前線はもろくも崩れ去り、迫撃砲も戦果を挙げることなく無力化されてしまいました。
また、8-1指揮官のところにいる部隊は、すべて混乱してしまってます。

G444ターン目
4ターン目開始時点です。
この時点で米軍の頼みの綱の10-2指揮官が独軍の射撃で負傷混乱してしまいました。
率いていた二個分隊も混乱してしまいます。
(中央部のDM)
これで米軍はドイツ軍の圧力を防ぎきれなくなってしまいました。

G44終了時
米軍投了時です。
戦車にバズーカを撃つもことごとくはずし、逆に米軍は次々と部隊を失ってしまいました。
指揮官も負傷した指揮官一人となり、健在の分隊も一個になってしまったことで投了となりました。

残念ながら負けてしまいました。
まだまだルールの運用の未熟さもあり、うまい手を打つことができませんでした。
士気チェックなどで6ゾロを出しまくったのも痛かった。

とはいえ、ゲーム自体は白熱し楽しいものでした。
Hiro様対戦ありがとうございました。

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2011/05/14(土) 21:14:55|
  2. ウォーゲーム
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ガス灯脇のクトゥルフ

「ワトソン君、君はこれがなんだかわかるかい?」
「ん? いや、よくわからんな・・・何かひづめの付いた動物の足跡のようにも見えるし・・・いったいこれはなんなんだい、ホームズ?」
「これこそが悪夢とも言うべきシュブ=ニグラスの生みし森の黒い仔山羊の足跡さ。どうやらこれはただごとではない事件のようだ・・・」

ということで、シャーロック・ホームズの生きていた1890年代ヴィクトリア朝の世界でクトゥルフを楽しんでしまおうと言うのが、「クトゥルフバイガスライト」というTRPGサプリメントでした。

ガスライト
こちらが箱絵。

このサプリメントは、TRPG「クトゥルフの呼び声」の世界に1890年代英国を取り込んでしまおうと言うもので、シャーロック・ホームズやワトソン博士といったキャラクターのほか、切り裂きジャックやドラキュラ伯爵、はてはウォーマシンに乗ってやってくる火星人までも(キーパーが)取り入れようと思えば取り入れられるようになってます。

もちろんメインは、1890年代のロンドン(英国)におけるさまざまな社会環境を提示したものであり、当時の社会生活の大雑把な感触はつかめるようになってます。

私がかつてクトゥルフのキーパー(いわゆるゲームマスターのこと)をやっていたころは、主に1920年代米国を舞台にしていたので、このサプリメントはさほど使うことはありませんでした。
ですが、上にも書いたようにヴィクトリア時代の社会を知る上では結構いい資料になるので、先日購入した「シャーロック・ホームズの冒険」を読むにあたっての資料になってくれそうです。

欲を言えば、この1890年代クトゥルフのTRPGをやってみたいものですが、今はもうプレイヤーも集まらないだろうなぁ・・・

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/13(金) 21:41:16|
  2. TRPG系
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505号が来た

タミヤニュースの505号が到着しました。

news505.jpg
こちらが表紙。
今回は米海兵隊の航空隊のマークのようです。
下の奴なんかバットマンのようでかっこいい。(笑)

今回の「博物館をたずねて」は英国の「イーデンキャンプ第二次大戦史博物館」
チャーチル戦車やT-34/85、Sd.kfz251などの車両のほかに、日本軍のスペースもあるそうで、日の丸の日章旗に武運長久の願いを込めた寄せ書きが書かれたものが展示されているそうです。
この寄せ書き日章旗は戦死者のものではなく、終戦で引揚者となった持ち主が、収容所等で厚遇してくれた英国海兵隊員にお礼として渡したものだそう。
戦死者のものではないと知り、なんとなくホッとした気持ちです。

また、アメリカのカリフォルニアに名機スピットファイアやP-51マスタングのエンジンとして名高いマーリンエンジンの再生工場があるという記事も。
今でも飛行可能なスピットファイアやマスタング用にマーリンエンジンの再生は必要で、こういう工場もあるんだなぁと納得。

新製品は1/35ミリタリーミニチュアにドイツ軍のトラック「クルッププロッツェkfz70兵員輸送型」が登場。
6輪のトラックで、低いボンネットの中に水平対向エンジン(ピストンが向き合って前後するためボクサーが殴り合っているっぽく見えるので、ボクサーエンジンと言われる)を積んでいるため、クルップボクサーと呼ばれていたトラックです。

実はこのトラックは1978年にミリタリーミニチュアシリーズとしてでているのですが、今回リメイクでの発売とのこと。
前作は私も作ったことありましたが、懐かしいですね。
あれからもう30年以上ですか。
時の流れは速いですねぇ。

ちょっと気になるのはカーモデルのほうでしょうか?
どうも80年代ごろの車(F1やスポーツカー)の模型が多くなっている気がします。
ウォーゲーマーもそうですが、プラモの世界も高齢化が進んでいるようで、懐かしい青春時代のアイテムに人気が出ているのかも。
趣味の多様化で、プラモを作る人もウォーゲームをする人も若い人は少ないんでしょうね。
ガンプラはまた別なんでしょうけど。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/12(木) 21:11:23|
  2. タミヤニュース
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兄妹トーク

今日は妹(すでに人妻)が遊びに来ました。
何でも旦那は飲み会だそう。

久しぶりに兄妹トークを楽しみました。
お互いプロ野球が好きなので、最近の野球系の話で大いに盛り上がり、酒も入ってないのにハイテンションでした。(笑)

その後は夕食を一緒に食べて料理の話をあれこれ。
凝ったものは作れませんが、夕食のおかずを作るぐらいはするので、いろいろな調味料のことなど教わりました。

今日は遅くなりましたのでこのぐらいで。
それではまた。
  1. 2011/05/11(水) 22:31:49|
  2. 日常
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初めての・・・

先日書店に行ったとき、これを見かけたのですぐさま購入してしまいました。

10116.jpg
「シャーロック・ホームズの冒険」(創元推理文庫)です。

実は私、この有名な探偵のお話をまったく読んだことがなく、これが初めてのシャーロック・ホームズの本となります。
なので、今から読むのが楽しみです。

私にとってシャーロック・ホームズとは、映像作品でしか知らない存在でした。
特に最高のシャーロック・ホームズ役者と名高いジェレミー・ブレット氏が演じられましたグラナダテレビ製作の「シャーロック・ホームズの冒険」を、NHKが放送してくださったおかげで、あのシャーロック・ホームズがすぐに脳裏に浮かぶほどです。
声を吹き替えられました露口茂氏の声の渋さと相まって、とても印象深いシャーロック・ホームズだったと思います。

そしてもう一つ、アニメの「名探偵ホームズ」でしょうか。
もちろん、これがホームズだとは認めないシャーロキアンの方も多いとは思いますが、まあ、別の作品として楽しむ分にはいい作品かと。(笑)
今は亡き広川太一郎氏の声がこれまたよくて、モリアーティ教授役の大塚周夫氏の声も素敵で、楽しい作品でした。

この「シャーロック・ホームズの冒険」の文庫本は、昨年新たに出版されたもののようですね。
今までシャーロック・ホームズの文庫本は気になって探してはいたのですが、なかなか見つけることができなかったので、ホントに見つけたときはうれしかったです。

うーん・・・これでしばらくは1890年代英国にまたはまりそう。
1890年代ヴィクトリアンなSSでも考えてみようかな。(笑)

それではまた。
  1. 2011/05/10(火) 21:10:38|
  2. 本&マンガなど
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どひゃー

本日、北海道日本ハムの高橋信二選手がトレードで移籍が決まりました。
移籍先は読売巨人ということにまず驚きました。
おそらく出場機会を求めてのことと思いますが、巨人はこの数試合代打の層が手薄に感じていたと思いますので、代打の切り札的な使われ方をするのかなという気がしますね。

それにしても金銭トレードとはまた驚きです。
日本ハムも選手層が厚いというわけでもないと思うので、交換トレードかなと思ってはいたんですが、金銭とは予想外でした。

とはいえ今現状高橋選手の使いどころに悩む部分はありましたので、出場機会のあるチームへの移籍はいいことではないでしょうか。
巨人と日本ハムは結構トレードが活発なので、日本ハム出身の選手も多いですし、高橋選手も馴染みやすいと思います。

これで巨人は戦力アップですね。
阪神ファンとしては阪神戦では活躍してほしくないというところでしょうか。(笑)

一方昨日の試合で途中降板した斎藤佑樹投手ですが、どうやらわき腹の肉離れらしいです。
全治2~3週間ということですので、復帰は来月になりそうですね。
交流戦での投球があるかどうかというところでしょうか。
きちんと完治させて戻ってきて欲しいですね。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/09(月) 21:16:48|
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対戦のGW

今日でゴールデンウィークもお終いですね。

おかげさまで今回のゴールデンウィークはウォーゲームの通信対戦三昧で過ごすことができました。

菊蔵様とはVSQLでのSquad Leader対戦を楽しみました。
シナリオ1を終え、今はシナリオ2の途中。
久しぶりのSquad Leaderは楽しいです。

Goma様とはVASLでのAdvanced Squad Leader(ASL)対戦を楽しみました。
こちらはシナリオASL77の入れ替え戦。
このところ負けが込んでますので、今回はなんとか勝利に持ち込みたいところです。

最後はHiro様にお誘いを受けこちらもVASLでのASL対戦。
こちらは今日の昼間から始まったもので、シナリオはWCW5を米軍側でプレイ中です。
このシナリオの米軍はドイツ軍を食い止めながら盤外へ脱出しなくてはなりませんので、計画的な移動が大事です。
現在2ターンまで進んでおり、今晩再度対戦予定です。

このゴールデンウィークで5回も対戦できたのはとてもうれしいこと。
対戦していただきました菊蔵様、Goma様、Hiro様には感謝感謝です。
これからもよろしくお願いいたします。

そんな中、プロ野球ではちょっと気になることが。
北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が左のわき腹を痛めて途中で降板とのこと。
登録も抹消とのことで、気がかりです。
軽症だといいのですが。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/08(日) 20:05:15|
  2. ウォーゲーム
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ちょっとどころではなく残念

今日の横浜-阪神戦はデーゲームでした。
途中からのテレビ観戦だったのですが、残念ながら今日も阪神は負けてしまいました。
本当に残念でした。


で、終わるわけには行かないような敗戦です。
負け方が悪すぎます。
なんですか、あの小林投手のピッチングは。
FAで数億という金額をもらっている投手の投球ではないでしょう。
四球、四球、死球で満塁。
挙句に暴投で一点献上し、とどめはタイムリーヒット。
ヒット一本しか打たれてないのに三点もこの回に取られたんですよ。
何をやっているんですか!

先日の巨人戦もそうでしたが、小林投手は安定していません。
必ずと言っていいほどランナーを背負います。
一点差ぐらいでは投げてもらうのがおっかないです。

まだ、セ・リーグのストライクゾーンとかに対する戸惑いがあるんでしょうか?
それとも今の投球が実力なんでしょうか?
監督や投手コーチはどう思っているのでしょうか?
修正点は無いのでしょうか?

大枚はたいて来ていただいた投手です。
ちょっと調子が悪いからって使わないというわけには行かないのかもしれません。
しかし、まだ序盤だからと言って調子が上がるのを待ち続けるだけではまずいような気もします。
まあ、今20試合ですので、あと10試合ぐらいは動かないと監督は決めてかかっているようですけどね。

せめて三連敗だけは避けて欲しい。
今年の横浜は順位はどうあれ調子がいいんだと引き締めてかかるぐらいでいて欲しい。
明日は勝って下さい。

一方阪神が負けたからか、日本ハムはソフトバンクに勝利。
中田選手が今日もホームランを打ってチームに活気をもたらしてくれました。
二岡選手にもホームランが出ていい感じです。
このままいい調子を維持していって欲しいですね。

今日はついつい野球のことを書いてしまいました。
それではまた。
  1. 2011/05/07(土) 19:23:11|
  2. スポーツ
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これまたちょっと残念

本当はこっちの記事を昨日書けば、「ちょっと残念」三連荘ということになったんでしょうけど、そこはまあご勘弁を。

で、残念なのは何かというとこちら。

2e2746020ea05357c9c84110_L.jpg
プレイステーション(2でも3でもありません)のゲーム、「蒼魔灯」(テクモ)です。

この「蒼魔灯」、過去に記事にもいたしました「刻命館」「影牢」に続く「トラップシミュレーションゲーム」の第三弾として発売されたゲームです。

前作「影牢」の流れを引き継ぎ、トラップを複数絡めるコンボで相手を倒すのを楽しむゲームとなっており、「影牢」では一定だった罠の効果が、この「蒼魔灯」ではリングやオーブなどを罠に組み合わせることでまるっきり別物にしたり効果を強化したりすることができるようになってます。

私は個人的にはゲームのシステム面が気になるほうではないので、このゲームで行われた前作からの改善改悪はそれほど気にならなくてすみ、とりあえずのクリアも全エンディングをクリアしてしばらく放置してあったのですが、最近になって前作「影牢」でのトラップコンボの面白さをあらためて感じ、こちらにも久しぶりに手を出してみたというしだいです。

おかげさまで今まではトラップは瞬殺するためのものと思っておりましたが、実はこのトラップコンボを楽しむゲームとはできるだけ相手に与えるダメージを調節していくゲームなんだと知りました。
以前は上からロック系の罠を落として相手をつぶしておりましたが、今ではカビン系で相手をふらふらと歩かせることが次の罠につなげる楽しさなんだと知りました。(いまさらかよ!!)

そのかいあって昨日はワンミッションで67000を越えるArk(いわゆる点数)を稼ぐことができ、かつては10000を超えることすらそうなかったことを考えると雲泥の差といえます。
もちろん、このゲームをやりこんでいる方は67000など一瞬にしてたたき出すことのできるArk数なんですけどね。(苦笑)

それでは何が残念だったのかと言いますと、ゲームのシステム的なこととかではまったくなく、このゲームのストーリー展開が個人的に残念だなぁと思うわけなのです。

 reinahf.jpg
このゲームはこちらの彼女、レイナ(名前変更可能)がさらわれてきたことから始まりますが、彼女を助けに来た少年が彼女にトラップの使い方を教え、彼女はトラップを使って逃げ出すことに成功します。
ですが、彼女の持つペンダントには秘密があり・・・

ということで、彼女は彼女を狙ってくる侵入者たちをトラップを使って撃退するというのがゲームの流れになるわけですが、このレイナをさらってきた人攫い組織AUOというものの首領を務める女ボスクリスティーナは、なんと洗脳されて人攫い組織のボスをやっているというじゃありませんか。

つまり、この世界には洗脳で一般人女性を人攫い組織で働くようにすることができる技術があるのです。
おそらくそう簡単にできるものではないのでしょうが、この洗脳をぜひともレイナにも使って欲しかった。(笑)

ゲームのルート分岐によっては、レイナは彼女を付けねらうこの国の王妃にお仕えしなくてはならないというルートがあるのですが、実はクリスティーナを洗脳したのはこの王妃様らしいので、悪堕ち好きとしてはレイナも最終的に王妃に敗北し洗脳されてしまって、王妃の命に嬉々としてトラップで王妃の邪魔になる人を殺していくというENDがあってもよかったなぁと思ってしまうのです。

せっかく洗脳という美味しい手段があるのですから、レイナを洗脳してしまう「王妃完全勝利END」みたいなのがあってもいいじゃんねぇ。
と、まあ、悪堕ち好きのちょっとした残念な思いでした。

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2011/05/06(金) 21:21:44|
  2. PCゲームその他
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スタンダードシナリオを対戦したよ

昨晩はGoma様とのVASLによる恒例のASL対戦。
数週間に渡る対戦に決着が付きました。

Goma様とはいつもはスターターキットルールのシナリオを対戦するのですが、今回はついにスタンダードルールでの対戦となりました。

シナリオはASL77「LE HERISSON」
1940年のフランス戦における一場面で、石造建物の立ち並ぶ町に立て篭もるフランス軍に対し、150ミリ歩兵砲を搭載した一号自走砲三両の支援を受けた独軍部隊の攻撃を表したものです。
私が防御側のフランス軍を、Goma様が攻撃側の独軍を担当いたしました。

お互いスタンダードルールには習熟していないこともあり、なかなかうまい具合にはいきません。
ルールブック片手にあーでもないこーでもないと言いながらの対戦です。

ASL77初期配置
こちらが両軍の初期配置。
マップ上側の濃い青色がフランス軍、下側の水色が独軍です。
ASLでは基本的にはスタート時点で隠蔽状態にあるため、こうして?マークの隠蔽ゴマが載せられます。

ASL77独3ターン開始時
独軍の3ターン目の開始時です。
独軍はマップ左側からの攻撃を主に進めており、すでにフランス軍防御陣の一角を突き崩してます。

ASL77独軍5ターン開始時
独軍5ターン目の開始時です。
この時点で独軍は三両の自走砲の内二両が弾薬欠乏に陥っておりますが、歩兵の侵攻は順調に進んでおり、フランス軍はかなり押し込まれております。

ASL77独軍7ターン開始時
独軍7ターン目開始時です。
フランス軍は歩兵による白兵戦で右側に進んできた独軍自走砲を撃破しましたが、もはや確保している建物は5個しかなく、このうち2個を奪われると敗北です。

ASL77終了時
ゲーム終了時です。
最後はマップ上側の建物2つを白兵戦で奪われ、フランス軍の負けとなってしまいました。
それでもぎりぎりの状況だったので、最後まで粘ることはできたかな。

次回は入れ替え戦。
Goma様フランス軍は手ごわそうですが、なんとか勝利を達成できるようにがんばります。

Goma様、今回も対戦ありがとうございました。
  1. 2011/05/05(木) 21:09:07|
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こちらもちょっと残念

昨日の札幌は風が強く5月に入ったにしてはとても寒い日だったんですが、そんな中寒さにもめげずに街中までスクーターを走らせて購入してきましたのがこちら。

サークルさんかくエプロン様の新作同人誌「DelusionM2(デリュージョンM2)」です。
デリュージョンM2
こちらが表紙。

皆様ご存知山文京伝氏のサークルの新作でして、以前当ブログでも記事にさせていただきました「DelusionM(デリュージョンM)」の待望の続編でございます。
(作品名クリックで過去記事に飛べます)

前作で罠にかかりムザーン帝国のメス奴隷になってしまったみゆき。
今作は彼女のその後が描かれているわけですが、いやらしいコスに身を包んだみゆきの痴態がこれでもかとばかりに全編通して見ることができます。

すっかり洗脳されてしまったみゆきでしたが、それでもかつての想い人タクミの言葉に一度は正気を取り戻しますが、それも相手の計算どおり。
より深い洗脳を受けてしまい、みゆきは身も心も完全にムザーン帝国のメス奴隷として完成するのです。

いやらしくセックスを行いながらムザーン帝国への忠誠を誓うみゆき。
洗脳好きならたまらないシチュだと思います。

ただ、私個人的にはどうにも残念でならないのが、洗脳されたみゆきのムザーン帝国の手駒としての活動シーンが今作には一つもなかったことです。
やはりここは、ムザーン帝国の一員となって行動する喜びを感じるみゆきの姿というものを見たかったと思うのが、悪堕ちファンとしての私の偽らざる思いでしょうか。
もし可能であれば、次作にはそういった面もつぎ込んでいただければなと思います。

とはいえ、洗脳されエロエロになってしまったみゆきの姿もそそられるものには違いなく、価格から見ても充分以上に良作であると思います。
正気に戻りそうになっての更なる洗脳もポイント高いです。
洗脳好きエロ堕ち好きの方なら購入してもよいと思います。

うん、私もヒロイン洗脳モノなんか書きたくなってきましたよ。(笑)

今日はこれにて。
それではまた。
  1. 2011/05/04(水) 20:47:33|
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今日はちょっと残念

今日は「札幌歴史ゲーム友の会」に顔を出してまいりました。

前もっての対戦予定は組んでいなかったのですが、どなたかお見えになるかなーと思っていたんですけど・・・

お伺いしたときにはすでに対戦予定の三卓で準備が行われておりました。

20110503(1)
こちらは鈴木様とfsino様の「Triumph of Chaos」(CoA)
ロシア内戦のゲームで、赤軍対白軍の激戦が繰り広げられたことでしょう。

20110503(2)
こちらは柿崎様とVAL様の「Normandy '44」(GMT)
上陸第一陣の戦車部隊にかなりの損害が出ていたようでした。

20110503(3)  20110503(4)
こちらはサッポロ辺境伯様とHIRO様の「CAESAR」(AH)
かなり古いアバロンヒル社のゲームですが、温故知新とも言うべきでしょうか。
ガリアの地でのローマ軍対ガリア軍との戦いです。
中央の砦に立て篭もるウェルキンゲトリクスのガリア部隊をカエサルのローマ軍が包囲し、その包囲の外からガリア軍が包囲を破ろうとするゲームで、砦を脱出するウェルキンゲトリクスが盤外に逃げ延びればガリア軍の勝利となります。
二枚目は盤外からガリア軍の部隊がローマ軍に攻め込んだところでした。

私のほうは午後までそれらのゲームの観戦と楽しい会話で過ごしておりましたが、残念ながらどなたもいらっしゃらないようでしたので二時ごろで会場をあとにいたしました。
もともと対戦はできないかなとは思っていたんですが、ちょっと残念でした。
でも、いつものメンバーと楽しい時間を過ごすことができましたので、ありがたかったです。

今日はこんなところで。
それではまた。
  1. 2011/05/03(火) 20:58:56|
  2. ウォーゲーム
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久しぶりの戦闘指揮官(Squad Leader)

昨晩はMustAttackというコミュで知り合いました菊蔵様とVSQLという通信対戦ソフトを使ってSquad Leader(スコードリーダー:邦題 戦闘指揮官)を対戦いたしました。

日ごろ私がよく対戦しておりますASLはAdvanced Squad Leader(アドバンスドスコードリーダー)と申しまして、その名の通りこのSquad Leaderを発展させたゲームであります。
そのため細かい部分が明確化されたりルール化されているなど、ゲームとしての完成度ははるかに高いわけなのですが、そのぶん敷居が高くなってしまっており、スターターキット(通称ASL-SK)シリーズが発売されて初心者が取り付きやすいようにと配慮されてます。

ASLに対すると、やはりSquad Leader(以後SLと略)はルール的なあいまいさも多く、多くのSLファンはASLへと流れていったのも事実です。
ですが、私個人はSLの手軽さも捨てがたいと感じており、ASLとは別のゲームとして楽しめるかなと思っておりましたので、今回菊蔵様に対戦していただけたのはとてもありがたいことでした。

と、言うことで今回の対戦をリプレイとしてまとめてみたのが以下の記事です。
攻撃側のソ連軍(茶色の駒)を菊蔵様が、防御側のドイツ軍(水色の駒)を私が担当いたしました。

シナリオ1初期配置
こちらが初期配置。
このシナリオはSquad Leaderの一番最初のシナリオ(シナリオ1)で、1942年のスターリングラードでの独ソの市街戦の一場面をあらわしたものです。
双方とも歩兵と指揮官と機関銃ぐらいしか出てこないシンプルなシナリオです。

ソ連軍はドイツ軍が配置されている石造建物(グレーの建物:+3の防御力を持つので防御しやすい)を二つ以上占領しなくてはなりません。
また、自分の占領していた建物をドイツ軍に奪われると、そのぶん余計に占領することが必要になります。
つまり、最終的にドイツ軍の占領している建物よりもソ連軍は二つ多くの建物を占領していることが必要なのです。

とはいえ、ソ連軍には充分のその目標を達成できるだけの強力な兵力があります。
左上の建物に陣取る628の歩兵たちです。
彼らは親衛赤軍のエリートたちで、強力です。
ちなみに数値の読み方は左から火力、射程、士気値となっており、彼らは6火力と8の士気値を持っていて、火力が4、士気値が7のドイツ軍よりも優秀です。
(士気値は高いほうがよい。士気チェックではその数値以下を出せばチェック成功になる)

さらに彼らを指揮するのは10-2の能力を持つBerki大佐で、こちらもとても優秀です。
Squad Leaderはそのシステム上サイコロ二個の合計が低いほどよい結果となりますので、彼の持つ-2の能力はサイコロの合計値を2も下げてくれるためとても頼りになるのです。
(ちなみに10-2の10は士気値。こちらもとても高い。サイコロ二個で10以下なら士気チェック成功になる)

彼らの圧倒的な攻撃力を前に、ドイツ軍はできるだけ抵抗しなくてはなりません。
はたしてどこまで持ちこたえられるのか。
私たちは対戦を始めました。

ソ連1ターン目
Berki大佐の指揮の下でー2の修正をもらった628三ユニットがヘクスH5(以後ヘクスを略)を射撃。
サイコロの目がよく3MC(相手の士気チェックに3を足せる。そのため相手が士気チェックに失敗しやすい。士気チェックに失敗すると戦闘不能になり、指揮官に回復してもらうまで何もできなくなる)の結果となるも、独軍の目もよく士気チェックに成功、無傷で切り抜けた。
このことに動揺したのか、ソ連軍は628三ユニットを道路を移動させてしまい、F6にいた独軍のKelso軍曹(9-1指揮官)率いる467分隊と持っているLMG(軽機関銃)が火を噴いて、たちまち除去へと追い込みました。
(道路や開豁地を移動すると、射撃を受けたときに-2の修正を受けるので大変不利)
また、I7にいたWetzelberge大尉(独軍最優秀の9-2指揮官)率いる467三個ユニットがM5を射撃して1MCの結果を得、そこにいたソ連軍447三個のうち二個を混乱状態(DM)に陥れます。
さらにJ4とK4のドイツ軍467が射撃グループを作ってK2を射撃。
ここでも1MCの結果がでて、Dubovich中尉(9-1指揮官)はかろうじて士気チェックに成功するものの、指揮下の447は士気チェックに失敗して混乱状態に。
ドイツ軍にとってはまさに最高ともいえる出だしでした。
1ターン表終了時

ドイツ1ターン目
N4のCohenov政治士官(8-0指揮官)のところへ逃げていったソ連軍の447二個ユニットでしたが、なんとここで回復チェックで6ゾロを出してしまい除去。
政治士官に粛正されてしまったのかもしれません。
追い討ちをかけるようにまたも独軍Wetzelberge大尉(9-2)のI7がM5を射撃して、残った447も混乱状態に。
ソ連軍は各所で防御射撃を行うもサイコロの目が振るわずにドイツ軍にダメージを与えることができません。
1ターン裏終了時

ソ連2ターン目
ここでまたしてもDubovich中尉(9-1)指揮下の447が回復チェックで6ゾロを出してしまって除去。
ソ連軍に不運が続きます。
それでも準備射撃はそれなりに効力を発揮し、G6の467とN4に進出していた467が相次いで混乱。
こちらもL6のHamblen軍曹(8-1)率いる467二個+MMG(中機関銃)が防御射撃でM4にいた447を混乱させますが、移動してきたソ連軍447二個が混乱したN4の467を射撃。
混乱した467は再度の士気チェックに失敗して除去となります。
ドイツ軍初の除去ユニットでした。
さらにソ連軍は628の親衛赤軍を三ユニットF6に突撃させ、白兵戦を挑んできます。
この白兵戦でドイツ軍はKelso軍曹(9-1)と467一ユニットを喪失。
貴重な指揮官を失います。
2ターン表終了時

ドイツ2ターン目
N3に逃げていたソ連軍447二個はCohenov政治士官(8-0)により二個とも回復。
独軍はL6のHamblen軍曹(8-1)と467二個+MMGが準備射撃でF6の628を一個混乱させるものの、次の移動でソ連軍の支配していた建物を奪いに行った467一ユニットが防御射撃を受け除去される始末。
さらにJ4にいた467も2MCの射撃を受け混乱状態に。
じょじょにソ連軍が盛り返してきました。
2ターン裏終了時

ソ連3ターン目
この回はソ連軍の準備射撃がまったく効き目なく、一方独軍の防御射撃もあまり振るいませんでした。
しかし、Wetzelberge大尉(9-2)のI7がBerki大佐(10-2)指揮官のいるG6を射撃。
結果は2MCでしたが、ここでBerki大佐(10-2)が士気チェックで1ゾロを出してしまい凶暴化。
(ソ連軍は射撃を受けての士気チェックで1ゾロを出すと凶暴化し、独軍を白兵戦で葬ろうとむちゃな突撃をするようになります)
ソ連軍にとって幸いなことに凶暴化したBerki大佐(10-2)とともに凶暴化する分隊はおらず、628が一個混乱したにとどまりましたが、突撃で隣のH5にいる独軍467に突っ込んでくるのは明白でした。
はたして突撃でH5にはBerki大佐(10-2)と628二個ユニットが突っ込んできて白兵戦に。
ここでなんと驚いたことに、圧倒的不利だった独軍467が白兵戦で1ゾロを出して双方全滅(ソ連側もこちらを除去の目を出していた)するというとんでもない結果に。
ソ連軍最優秀のBerki大佐(10-2)が戦死するという、ソ連側にとって痛い状況となりました。
3ターン表終了時

ドイツ3ターン目
このターンはソ連軍がN4で447が一個回復したぐらいで、独軍の準備射撃もソ連軍の防御射撃もまったく振るわず双方損害無しでした。
3ターン裏終了時

ソ連4ターン目
残りはこのターンを入れてあと2ターン。
今度は独軍に回復で6ゾロが出てしまい、J4の混乱状態の467が除去されてしまいます。
また、このターンはソ連軍の準備射撃が効果を発揮し、G6とF6の射撃グループがI7に3MC、N5とM5の射撃グループがL6に1MCの結果を出します。
このためI7ではついに独軍最優秀のWetzelberge大尉(9-2)が467二個とともに混乱。
L6でもHamblen軍曹(8-1)と467二個が混乱してしまいました。
これでドイツ軍は戦力の過半を無力化されてしまったことになります。
さらに悪いことにはこちらの防御射撃で6ゾロを出してしまい、K4の467が持っていたLMG二丁が相次いで故障。
火力が減ってしまいます。
4ターン表終了時

ドイツ4ターン目
故障を修理しようとしたK4のLMG二丁は二丁とも6の目を出してしまい修理不能で除去。
序盤でソ連軍を襲っていた不運が完全にドイツ側にやってきたようでした。
このターンはJ4にいたPollack伍長(8-0)が混乱したWetzelberge大尉(9-2)の回復を助けるためにI8まで走ったぐらいで、ソ連軍独軍双方とも射撃は振るわず相手にダメージはありませんでした。
4ターン裏終了時

ソ連5ターン目
ソ連軍の最終ターンです。
このターンにソ連軍はどうしても石造建物をもう一つ取らなくてはならず、目標としては真ん中のK5の建物を狙ってくるであろうと予想してました。
ドイツ軍としてはなんとしても混乱したWetzelberge大尉(9-2)に立ち直ってもらわなくてはなりません。
ところがまたしてもここでとんでもないことが。
Wetzelberge大尉(9-2)が回復チェックで6ゾロを出し、なんと傷が悪化して戦死してしまったのです。
Wetzelberge大尉(9-2)の死によってショックを受けた467二個も一緒に除去。
ここでドイツ軍は痛い痛い損失を受けることになったのです。
ソ連軍は準備射撃でI7に残っていた467を混乱させると、親衛赤軍628が二個J4まで移動。
その後の突撃でJ4に飛び込み、白兵戦で独軍467を除去してK5の建物を占領しました。
5ターン表終了時

ドイツ5ターン目
ドイツ軍の最終ターンです。
もはやソ連軍の勝利条件を阻むためには、守備兵のいなくなったソ連軍支配の建物を奪いに行くしかありません。
I8で467を回復させたPollack伍長(8-0)に、回復した467とともに路上を走らせてF3の建物に向かわせます。
彼らが生き残ってF3の建物に入ることができればドイツ軍の勝利。
ソ連軍の防御射撃で混乱や除去になってしまえばソ連軍の勝利。
(と、このときは思ったんですが、よくよく考えると独軍は彼らが生き残ってもソ連軍との比率1:3以下になっていたので勝てなかったんですよね)

ソ連軍の射撃の結果はKIA(除去)。
Pollack伍長(8-0)たちは生き残ることができませんで、ソ連軍の勝利となりました。
5ターン裏終了時

序盤はかなり有利だったんですが負けてしまいました。
やはりこのシナリオは、ドイツ軍がかなり不利なようです。
ドイツ軍が勝つには相当な幸運が必要なのかもしれません。

対戦時間はだいたい3時間ぐらいだったでしょうか。
負けましたがとても楽しい時間でした。
菊蔵様には本当に感謝です。

ASLに比べて大雑把ではありますが、SLにはSLのよさもある気がいたしました。
また機会があればシナリオ2以降も対戦したいです。

今日は長々とリプレイにお付き合いいただきましてありがとうございました。
少しでもSquad Leaderの楽しさをわかっていただければうれしいです。

それではまた。
  1. 2011/05/02(月) 21:03:54|
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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