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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

ホワイトリリィ(22)

200万ヒット記念SS「ホワイトリリィ」も22回目です。
そろそろ次回作も考えないとなりませんね。

それではどうぞ。


22、
「もしもし・・・洞上です」
下着姿で電話に出る百合香。
しかもショーツは脱いでいるので、股間は晒されたままだ。
まさか電話の向こうではそんな格好をしているとは思うまい。
「あ、了史さん? どうしたの、こんな時間に?」
やはりか・・・
百合香が気になって電話をかけてきたのだ。
俺は無言で百合香の正面に回ると、そそり立つモノを見せつけて、そのまま百合香を抱きかかえる。
「ひゃん」
立位、いわゆる駅弁体位で百合香にいきなり挿入したため、思わず声が出たのだろう。
なんと言ってごまかすか見ものだな。
「あ・・・え、ええ・・・今お茶していたんだけど、こぼしそうになっちゃって・・・ええ・・・もちろん一人・・・あん・・・」
下から百合香の躰を突き上げていく。
「あん・・・ええ・・・今日ですか? これから買い物に行こうと・・・ええ、行きたいの・・・」
おいおい・・・
“イきたいの”の間違いじゃないのか?
俺はそのまま意地悪く突き上げていく。
百合香の股間からはもう愛液がだらだらと流れるまでになっていた。
「あん・・・あん・・・えっ? あ・・・ち、違うの・・・おトイレ・・・おトイレに行きたいの・・・ごめんなさい・・・もう切るわね・・・ええ、お仕事がんばって・・・ああーーん」
受話器を置いたとたんに大声でよがり声を上げる百合香。
多分、今回のことでいっそう了史の疑惑が深まったかもしれない。
百合香は電話を切りたがっていたからな。
「ふふふ・・・どうだ? 興奮しただろう」
「あふぅ・・・は、はいぃ・・・感じますぅ・・・イく・・・イきますぅ」
自由になった指をしゃぶり、興奮に打ち震えている百合香。
「了史はなんだって?」
「あん・・・なんだかよくわかりません・・・一人かとか、どうしてるとか、これからどうするとか・・・」
「ふふふ・・・あいつも百合香が浮気してないか心配なのさ」
「あん・・・いやな男・・・これは浮気なんかじゃないわ。私はもうあの男のものなんかじゃないもの。それにあの男だってホワイトリリィのほうが好きなくせに・・・」
俺は苦笑する。
あの映像は作ったものだ。
まったくの濡れ衣なんだがな。
「ああん・・・イく、イくぅぅぅ・・・」
背筋を伸ばして絶頂を迎える百合香。
俺もそのまま百合香の中に白濁液を放出してやった。

「ふう・・・最高だったよ、百合香」
自室のベッドに寝そべりながらタバコの煙を吐く。
予期していたとはいえ、最高のタイミングで電話をかけてくれた了史に俺は皮肉な思いで感謝した。
あのあと俺は百合香を部屋に連れ込んで、たっぷりとセックス漬けにしてやったのだ。
「うふふ・・・うれしいですお義父様。私ももう死んじゃうかと思いました。あんな激しいセックスは初めて。やっぱりお義父様とのセックスが最高ですわぁ」
セックスの余韻に浸りながらタバコを燻らせている百合香。
マニキュアを塗った指先やアイシャドウに口紅がとても美しい。
俺はそんな百合香に見惚れながら、こっそりと蜘蛛女に携帯電話でメールを送る。
すでに文章は入力していたから、送信スイッチを押すだけでいい。
さあ、お楽しみの時間の始まりだ。

俺はしばらく他愛もない話をしながら蜘蛛女からの連絡を待つ。
街では昨日に引き続きサソリ女とムカデ女の破壊活動が始まっているはず。
その映像をこちらのパソコンに転送する準備が整い次第、連絡が来る手はずになっている。
やがて俺の携帯にメールが入る。
どうやら準備が整ったらしい。
俺はタバコを吸いながら机に移動し、パソコンを立ち上げて映像を表示した。

「百合香。ちょっとこれを見なさい」
「えっ? 何ですか、お義父様?」
ベッドで気持ちよさそうに横になっていた百合香が、躰を起こして画面を見る。
俺はそのタイミングでパルスの照射を開始した。
もっとも、このパルスはもうほとんど用がなくなっている。
百合香の感情はほぼ俺の思うとおりに変わったからだ。
これは最後の一押しに過ぎない。

画面の中では昨日と同じような光景が展開されていた。
ムカデ女とサソリ女が暴れだし、逃げ惑う人々を恐怖に落とし入れていたのだ。
「お義父様、これは?」
「クーライの女怪人が暴れているのさ。どうだい? 気持ちよさそうだろう?」
一瞬俺の顔を見る百合香。
だが、すぐにその口元に冷たい笑みが浮かぶ。
「うふふ・・・ええ、ホント、気持ちよさそうですわぁ」
ベッドに腰掛け、脚を組みなおしてタバコを吸う百合香。
その姿は妖艶で、以前の百合香とはまったく違うものを感じさせる。
「ふふふ・・・そうだろう。逃げ惑うおろかな人間どもが切り刻まれていくのは、見ていて気持ちがいいはずだ」
「ああ・・・はい。お義父様の言うとおりです。うふふふ・・・こんな連中を守ろうとしていたなんてバカみたい。こいつらのような下等なクズどもは、虫けらのように殺されるのがお似合いだわ。うふふふふ・・・」
笑いながらタバコの煙を吐く百合香。
「そうだ。人間どもなど下等なクズだ。こいつらは支配されなければ生きていくことができないクズどもなのだ」
「ええ、そう思います。人間なんてクズ。誰かにすがり付いて生きているだけの下等な連中だわ」
俺は百合香の目が真剣であることを見て取った。
百合香の価値観は変わったのだ。
今の百合香がホワイトリリィになることはもうないだろう。
俺はあらためて、一呼吸を置いてこう言った。
「百合香。クーライの一員となって、この地上を支配したいと思わないかい?」

「お義父様・・・」
きょとんとした表情で俺を見る百合香。
だが、すぐに先ほどの冷たい笑みが浮かんでくる。
「ええ・・・思いますわ。こんな下等なクズどもにいいように利用されていたなんて赦せない。私もクーライの一員となって、クズどもを支配したいです。生かすも殺すも思いのままにしてみたいわ」
「うむ。よく言ってくれたね百合香。俺はうれしいよ。さあ、付いておいで」
俺は百合香に手を差し伸べた。
「お義父様・・・どこへ行くのですか?」
「今から百合香を生まれ変わらせてあげる。さあ、俺に付いてくるんだ」
百合香はタバコを消すと、おずおずと、しかしはっきりと手を伸ばした。
俺はその手を受け取り、百合香を立たせる。
そして下着姿のままで、アジトに通じる押入れの中へと誘い込んだ。

薄暗くひんやりとした空間。
押入れの床が降下し、こんな空間につながっているとは思いもしなかっただろう。
百合香は驚きの表情を浮かべている。
「お義父様・・・ここはいったい?」
「ん? ここはクーライのアジトさ」
「えっ? クーライの?」
「そうだ。我が家の下にはクーライのアジトがあったというわけだ。ふふふふ・・・」
俺はなんとなく笑いがこみ上げる。
驚いた顔の百合香を見るのは気持ちがいい。
「お義父様・・・お義父様はいったい?」
「黙って付いてくるんだ、百合香」
「はい、お義父様」
口をつぐむ百合香。
それでいい。
これからは首領と女幹部という上下関係ができるのだ。
そのあたりはきちんとさせねばな。

俺は百合香を連れて控え室に入ると、いつものように黒いがっしりとしたアーマーを身に着け、襟の高い赤のマントを羽織り白い髑髏のマスクを付ける。
クーライの首領ドスグラーの姿だ。
百合香はその間中ずっと驚きの表情で俺を見つめていた。
ホワイトリリィはドスグラーの姿を直接的には見ていないが、かつてクーライの首領として、日本征服の宣言を出したときにこの姿を一般に見せているので、百合香がそれを知っていたとしても不思議はない。
「お義父様・・・お義父様はまさか・・・」
「ああ、今まで黙っていて悪かった。俺がクーライの首領ドスグラーだよ、百合香」
白い髑髏のマスクの奥から響くくぐもった声。
おそらく意識していない限り普段の俺と結びつけるのは困難だろう。
録画などで何度もドスグラーの声を聞いていたとしても、それが洞上健一の声だとわかる者などまずいない。

「嘘・・・お義父様が・・・お義父様がクーライの首領だったなんて・・・」
口元に両手を当て、驚愕の表情を隠せない百合香。
「驚かせたね。だが、これが本当の俺の姿だ。俺はクーライの首領ドスグラー。百合香・・・俺のしもべになりなさい」
「ああ・・・はい・・・お義父様。私は・・・洞上百合香はお義父様の・・・クーライの首領ドスグラー様のしもべになります」
驚愕の表情がじょじょに失せ、うっとりとしたような表情に変わっていく。
「よろしい。さあ百合香、来なさい」
「はい、お義父様」
俺はマントに包むようにして百合香を寄り添わせる。
百合香も俺に寄り添うようにして歩き出す。
俺は百合香を連れ、控え室から司令室へと向かうのだった。

「うふふ・・・なんか変な気分ですね」
ふと小さく笑う百合香。
「どうした?」
「クーライの首領とホワイトリリィがこうしていっしょにいるなんて・・・でも、私はお義父様の部下を何人も倒してしまったんですね・・・」
過去を思い出しうつむいてしまう百合香。
「それは仕方がない。以前の百合香は異星人や民衆に操られていたようなものだ。気にしなくてもよい」
失ったものは痛いが、それを言ったところでもとに戻るわけではないのだ。
「そう言ってくださると少しは心が軽くなります。ありがとうございますお義父様」
「なに、本当のことを言ったまでだ。着いたぞ」
俺は正面の扉を開け放った。

薄暗い部屋の床にスモークが広がっている。
俺は百合香を連れて室内に入っていく。
ここはクーライのアジトの司令室。
いわば中心だ。
そこは広めのホールになっていて、壁を背にした一段高い位置に首領の椅子が置いてある。
そしてその正面に、蜘蛛女と女戦闘員たちが跪いている。
俺は彼女たちの前を横切り、首領の席に腰掛ける。
脇には下着姿の百合香を立たせた。
ちょっと恥ずかしいかもしれないが、まあ我慢してもらおう。
真っ赤なブラジャーとショーツ、それに同色のガーターベルトとストッキングという姿は、俺にしてみれば百合香にふさわしい衣装だがな。

「お帰りなさいませ、ドスグラー様」
「「お帰りなさいませ、ドスグラー様」」
照明が少し明るくなり、蜘蛛女と女戦闘員の唱和が響く。
「うむ、ご苦労。蜘蛛女、ムカデ女とサソリ女は無事に撤収させたか?」
俺はまず先ほどの作戦行動が無事にすんだかを確かめた。
「はい。現在アジトに向かって撤収中です。警察や自衛隊の妨害もなく無傷でございます」
蜘蛛女が立ち上がり報告する。
蜘蛛女の報告は簡潔明瞭だ。
部下からの報告はこういうものがいい。
「うむ、ご苦労だった。あとでサソリ女とムカデ女が戻ったら俺が褒めていたと言ってやるがいい」
「かしこまりました。二人も喜ぶと思います」
蜘蛛女自身もうれしそうに微笑んでいる。
俺からの褒め言葉は彼女たちにとっては最高のご褒美なのだ。
「さて、蜘蛛女。改めて紹介しよう。俺の隣にいるのが百合香だ。かつてはホワイトリリィとして我らの前に立ちふさがったこともある」
俺は脇に立つ百合香を紹介する。
「いらっしゃいませ百合香様。お噂はかねがねドスグラー様よりお聞きしておりました。クーライへようこそ」
蜘蛛女と背後に控える女戦闘員たちが揃って百合香に一礼する。
なかなかいい感じだ。
「初めまして蜘蛛女さん。それと皆さんも。洞上百合香です。こんな格好ですみません。まさか皆様がいるところへ連れてこられるとは思っていませんでしたので・・・」
少し恥ずかしげに挨拶をする百合香。
まあ、下着姿だから仕方ないか。
「お気になさらず。むしろとてもよくお似合いです。ドスグラー様が惚れ込まれるのも無理はありません」
「ありがとうございます、蜘蛛女さん」
百合香の顔に笑顔が浮かぶ。
「蜘蛛女と呼び捨てになさってください。百合香様はこれより我がクーライでも重要な位置に就かれるお方なのですから」
「えっ? 重要な位置?」
「当然だろう。百合香は俺の女だ。それ相応の位置についてもらわなくてはな」
俺は驚いている百合香にそう言ってやる。
「お義父様。でも私は・・・」
「心配はいらない。百合香は黙って俺の言うとおりにすればいい」
「はい。わかりました、お義父様」
百合香は俺の言葉に力強くうなずいた。

「蜘蛛女、準備はどうだ?」
「はい。いつでも開始できるよう手はずは整っております」
俺の質問にすぐに答える蜘蛛女。
俺はそれにうなずくと、すぐに百合香に向き直る。
「百合香。これよりお前の検査をおこなう。お前からホワイトリリィのシステムを切り離すためだ」
「えっ? 私からホワイトリリィを? そんなことができるのですか?」
百合香が驚愕する。
「ああ、これからきちんと調べてからにはなるが、おそらく我がクーライの技術で可能だろう。やつらの技術レベルはわれわれが手に入れたものと同じだろうからな」
「ああ・・・うれしいです。これでやっとあのいまいましいホワイトリリィから解放されるんですね」
両手を胸のところで組んで目を閉じる百合香。
「ああ、その上でお前にクーライの一員としての強化改造を施す。いいな」
「はい。ありがとうございます、お義父様。よろしくお願いいたします」
「うむ。蜘蛛女、頼んだぞ」
俺は百合香を蜘蛛女に預ける。
「かしこまりましたドスグラー様。百合香様、こちらへ」
蜘蛛女は俺に一礼すると、百合香を連れて司令室を出て行った。
あとは結果待ちということだな。
俺は大きく息を吐いた。
  1. 2010/03/13(土) 21:21:21|
  2. ホワイトリリィ
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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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