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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

ホワイトリリィ(11)

200万ヒット記念SS「ホワイトリリィ」
今日で11回目になりました。

このあたりからじょじょに百合香が変わっていくのを楽しんでいただけるかと思います。

それではどうぞ。


11、
誰もいなくなったリビング。
ソファーの上に百合香はそっと横たわる。
パジャマからはだける素肌がとても綺麗だ。
『ハア・・・だめ・・・寝られないわ・・・躰が火照っている・・・ああん・・・了史さんのが欲しかったのに・・・』
百合香はそうつぶやきながら指で股間をなぞり始める。
まさに一級品のアダルト映像といったところだが、俺は仕掛けを忘れない。
全ては彼女を俺のものにするためのことなのだ。
俺はリビングの発信機を作動させ、百合香にパルスを浴びせていく。
モニターの中では百合香がますます淫らに躰をくねらせている。
指が妖しく蠢き、躰が快感に震えていく。
『あ・・・ああ・・・いい・・・気持ちいい・・・了史さん・・・了史さん・・・』
チッ!
まったく癪だが百合香は了史を思ってオナニーをしているのだ。
そうはいかん。
俺はパルスをコントロールして、百合香の思いをゆがめてやる。
まさにクーライの洗脳技術の粋を集めた発信機だ。
特定パルスを脳に与えることで相手が考えていることに別な思考を割り込ませるのだ。
ある意味百合香を実験台に使っているようなものだが、これがうまくいけばクーライの洗脳はより完全に近くなる。
うまくいけば・・・だと?
うまくいくさ。

百合香の指がピクリと震える。
股間をいじっていた動きが止まる。
当然だ。
今、百合香は戸惑っているだろう。
妄想の世界で了史に気持ちよくしてもらうはずだったのが、思ってもみなかった男が脳裏に現れたことだろうからな。
『ど・・・どうして・・・』
ふふふ・・・
百合香よ受け入れよ。
今の事態を受け入れるのだ。
どの道今のお前は、気持ちよくなるには受け入れるしかないのだ。
『お義父様・・・』
ふふふ・・・
そうだ。
お前を気持ちよくしてやれるのは了史ではない。
俺だ。
俺こそがお前を絶頂に導いてやれるのだ。
さあ、続けよ。
火照る躰を解放してやるがいい。
さぞかし気持ちいいだろう。
パルスによって発情させられた今、絶頂を味わわなくてはおさまるまい。

『あ・・・ああ・・・ど、どうして・・・どうして私・・・』
百合香の指が動き始める。
百合香は俺のことを思いながらオナニーを始めたのだ。
『お義父様・・・私お義父様のことを・・・どうして・・・』
腰が浮き、指の動きが早くなる。
快楽をむさぼるように百合香はあえいでいる。
『ああ・・・いい・・・気持ちいい・・・いいのぉ・・・お義父様・・・お義父様ぁ』
ぐちゅぐちゅと水音が響き、形のよい胸がゆらゆらと揺れている。
やがてガクガクと躰が震え、つま先がぴんと張って絶頂を迎える百合香。
ふふふふ・・・
いいぞ、百合香。
これからお前は俺のことを考えてオナニーをするようになるのだ。
了史のことなど考えもしないようにしてやる。
お前は俺のものだ。

『ハア・・・』
余韻を味わっていた百合香が腕を額に乗せて目を開ける。
暗闇の中で気だるい躰をソファーに横たえているのだ。
『私・・・どうして・・・』
ふふふ・・・戸惑っているな。
気にすることはない。
いずれはそれが当たり前となるのだ。
『お義父様・・・私、お義父様のことをそんなふうに? 違うわ・・・今のは何かの間違い』
必死になって首を振り、自らの考えを否定する百合香。
何もそこまで否定しなくても良さそうなものだが・・・
『あのことがあったから・・・そうだわ・・・あのことがあったから・・・忘れたいのに・・・思い出したくないのに・・・』
オナニーの妄想に罪悪感を感じているのだろう。
俺に無理やりイかされてしまったと思っているのかもしれないな。

百合香は息を吐いて立ち上がる。
どうやらシャワーを浴びるらしい。
まだ混乱しているのだろうな。
ふふふ、それならもう一度昇りつめるがいい。
シャワーと一緒にパルスを浴びせてやる。
今度は純粋に肉欲を存分に楽しむのだ。
快楽をむさぼり、罪悪感など汗と一緒に流してしまえ。
俺のことも了史のことも考えずに、ただただ肉欲に身を任せるのだ。
背徳感に燃え上がるのはこれからだ。
明日以降も楽しませてやる。
俺は痴態を見せてくれた百合香への礼をかねて、百合香の躰を満足させてやる。
風呂場で大きな喘ぎ声を上げ、再び果ててしまった百合香の気配を確認して、俺はパソコンの電源を落とす。
今日はここまでだな。
充分すぎるほどの成果だ。
明日も楽しみだ。

ひんやりとした地下アジト。
俺は百合香が寝静まったのを確認してアジトに下りた。
パルス発信機は上々だ。
俺が思っていた以上の能力を発揮する。
技術戦闘員たちを褒めてやらねばなるまい。
それと、もう一つ。
おそらく言うまでもないのだろうが、今日の帰りのバカどもに思い知らせてやらねばならん。
まあ、俺に手を出したのが運の尽きだということだ。

いつものようにスモークが焚かれ、俺が姿を現すと、司令室に詰めている者たちが一斉に跪く。
もうすでに深夜だったが、司令室にはムカデ女と三人の女戦闘員たちが当直任務についていた。
女戦闘員たちの全身を包んでいる黒い全身タイツがすべすべして美しい。
頭部も口元だけを残して全てマスクに覆われているため、表情はうかがい知れないものの、いずれ劣らぬ美人と言っていいだろう。
無個性を絵に描いたような彼女たちだが、一糸乱れずに動き回る様は見ていてとても気分がいい。
「お帰りなさいませ、ドスグラー様」
「「お帰りなさいませ、ドスグラー様」」
俺に忠実であることが当たり前であり、それが嬉しいとさえ思うように洗脳された連中。
クーライの改造人間たち。
ただ、洗脳はどうしても思考の柔軟性を損ねるところがある。
ないものねだりだが、彼女たちに物足りなさを感じることもあるのだ。
「ご苦労。ムカデ女よ、蜘蛛女を呼べ。そしてお前たちは一時部屋を出よ」
俺は首領の席に付くと、ムカデ女に命じる。
寝ているところを悪いが、なに、改造された肉体はそれほど睡眠を必要とはしない。
人間だった頃の習慣を引きずっているに過ぎないのだ。
寝不足になることもないし、行動に支障をきたすようなこともない。
多少、機嫌は悪くなるかもしれないがな。
まあ、滅多に夜中に呼び出すなどしないことだし、今回は赦してもらうさ。

ムカデ女と戦闘員たちはすぐに司令室を出て行き、入れ替わるように蜘蛛女が入ってくる。
俺の前に跪いた彼女は機嫌が悪いどころか上機嫌のようだ。
「お呼びでございますか、ドスグラー様?」
顔を上げ、額の三つと通常位置の二つの計五つの赤い単眼で俺を見つめてくる蜘蛛女。
牙がのぞく口元は薄く笑みが浮かんでいて、俺に呼び出されたのが嬉しいらしい。
「帰宅途中にバカどもに絡まれたのは知っているな?」
「はい。存じております」
クーライの首領ドスグラーが、普段は洞上健一(どうがみ けんいち)などという名で製薬会社で部長をしているなど、知られるわけにはいかない。
これはクーライに属する改造人間たちですら知らないことだ。
知っているのはこの蜘蛛女と、いまだ人間の姿のままの田神紫乃だけ。
それだけ俺はこの蜘蛛女には全幅の信頼を置いていた。
いずれ百合香をクーライに迎え入れたとしても、実務面で蜘蛛女の重要性が損なわれることはないだろう。
戦闘用として改造したために、彼女は充分すぎるほどの戦闘力を持ってはいるが、管理能力も充分すぎるほどである。
その彼女にしてみれば、肉体改造をしてあるとはいえ、クーライの首領である俺に万一の事態が起こった場合のことを想定しておくのは必須のことである。
俺の行動を逐一チェックしているのは当たり前のことなのだ。
当然あの一件も監視していたことを俺は知っている。
「あのようなバカどもを放っておくつもりにはなれん。わかるな?」
「もちろんです、ドスグラー様。ご安心下さいませ。今頃はコオロギ女が彼らに子守唄を歌って差し上げている頃でございましょう。うふふ・・・アイドル歌手の歌う死の子守唄ですわ」
冷たく微笑む蜘蛛女。
こいつめ。
すでに手配済みだったか。
頼もしいやつだ。
「ふふ・・・いい娘だ。首尾よくすんだらあとで報告しろ。コオロギ女にも一声かけてやろう」
「ありがとうございます、ドスグラー様。きっと大喜びいたしますわ」
ふふふ・・・
自分こそ喜んでいるくせに。
目の前で嬉しそうにしている蜘蛛女を見ているだけで、俺も気分がよくなる。
あのガキどもにも感謝しなくてはなるまいな。

さらに俺はパルス発信機の予想以上の上出来さを蜘蛛女に伝え、技術戦闘員たちに数日の自由時間を与えるよう指示をする。
洗脳改造され、技術戦闘員とされてしまった彼女たちは、堂々とショッピングなどに出歩くことなどはできないが、それでも自由時間はありがたいものなのだ。
お金などに執着などない彼女たちにとっては、知的好奇心を満足させるものがいいらしく、読書やネットサーフィンに時間を費やすことが多いらしい。
飴とムチとは言わないが、怪人も戦闘員も適度に緩めるところは必要だ。
たとえ洗脳で自我を奪ったとしても、楽しみまで取り上げるつもりはない。
俺に忠実であればいいのだ。
蜘蛛女はうやうやしくかしこまりましたと一礼し、司令室を出て行こうとする。
指示を伝えに行くつもりなのだろう。
俺はその腕を取り、引き止める。
「ド、ドスグラー様?」
一瞬驚いた表情の蜘蛛女。
無理もない。
こんなことなどそうは無いからな。
「蜘蛛女。指示を出したら戻って来い。シャワーを浴びてな」
俺の言いたいことを理解したのだろう。
蜘蛛女は驚いたような顔をした後、少し赤くなってこくんとうなずく。
可愛いやつだ。

そそくさと司令室を出て行く蜘蛛女の後ろ姿を眺めながら、俺は苦笑する。
百合香の代わり?
ああ、そうかもしれない。
だが、蜘蛛女はそれを理解したうえで、俺に喜んで抱かれるだろう。
それに、俺は自慢じゃないが、自分のものは大事にする。
蜘蛛女とて同じことだ。
あれも俺の大事な女。
だから俺はたっぷりと可愛がってやる。
蜘蛛女もそれを楽しみにしているだろう。
ふふふ・・・
どうやら戻ってきたようだ。
さて、楽しませてもらうとするか。
俺は蜘蛛女をともなって司令室を後にした。
  1. 2010/03/02(火) 21:16:06|
  2. ホワイトリリィ
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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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