昨日でこの「舞方雅人の趣味の世界」は、通算200万ヒットを達成いたしました。
そこで、ふと200万と言うのはどれぐらいの数字なのか、ちょっと調べてみました。
人口200万人以上の都道府県数。(2005年)
47都道府県中20都道府県。
人口200万以上の都市。(2001年)
東京都区部、横浜市、大阪市、名古屋市の四ヶ所。
人口200万人以上の国と地域数。(2008年)
231ヶ国及び地域中146ヶ国及び地域。
発行部数200万冊を越えた絵本の一つ。
「大きなかぶ」
うんとこしょ、どっこいしょ・・・まだまだかぶは抜けません。
まだまだあるでしょうけど、とりあえず調べたところではこんな感じ。
人口200万人に満たない国と地域が90以上もあるんですね。
さて、今「フォークランド紛争」の記事を書いているわけですが、その中に出てきました英国海軍の原子力潜水艦「コンカラー」を今日はご紹介。
2010年1月現在、世界で唯一の原子力潜水艦による敵国艦船の撃沈記録を持っているのが、英国の原子力攻撃潜水艦「コンカラー」です。
「コンカラー」は、1971年11月に「チャーチル」級原子力攻撃潜水艦の二番艦として就役いたしました。
「チャーチル」級は、英国初の原子力潜水艦「ドレッドノート」に次いで建造された「ヴァリアント」級のもともと一部となる予定でした。
しかし、「ヴァリアント」級二隻が建造されたのち、戦略ミサイル型原子力潜水艦の建造が優先されたために三番艦「チャーチル」の建造まで間が開いてしまいました。
そこで、この間に得られた原子力潜水艦の運用ノウハウをもとに、「チャーチル」の仕様を一部修正することにしたのです。
そのため、「チャーチル」以降の三隻は「チャーチル」級として別扱いとなり、「コンカラー」はその「チャーチル」級として建造されたのです。
排水量は水上で4000トン。
水中では4900トン。
全長は86.9メートル。
最大幅は10.1メートル。
15000馬力の加圧水型原子炉一機を搭載し、蒸気タービンを動かすことで、水上で約20ノット、水中では約28ノットの速度を出すことができました。
乗員は103名。
魚雷発射管を6門装備し、魚雷26本を搭載しておりました。
「コンカラー」は英国機動部隊の一部としてフォークランド紛争に参加し、アルゼンチン巡洋艦「ヘネラル・ベルグラノ」を撃沈します。
この時は新型の誘導型魚雷ではなく、多少旧式の無誘導型魚雷を使用しました。
フォークランド紛争ののち、「コンカラー」は原子炉の炉心交換工事と近代化改装を行います。
遮音タイルの装備やソナーの新型への交換、装備の追加などが行なわれ、魚雷発射管からのハープーンミサイル運用能力も付加されました。
近代化改装は1987年に完成し、「コンカラー」はまだまだ働けるはずでした。
しかし、「ヴァリアント」級に原子炉冷却水管の亀裂が見つかったために、「ヴァリアント」級及び「チャーチル」級の早期退役が決定します。
近代化改装からわずか三年後。
1990年8月に「コンカラー」は退役しました。
20年に満たない生涯でした。
今日はこれにて。
それではまた。
- 2010/01/21(木) 21:43:17|
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おなかすきました!はぅぅ~、舞方雅人さんって帰ってくるのおそいですよ~。料理冷めちゃいます。
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ブログペットのココロが書いてます♪
- 2010/01/21(木) 10:25:58|
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