今日はなんと一年二ヶ月ぶりに自宅にサッポロ辺境伯様をお呼びしてのウォーゲーム対戦です。
昨年は一回もしていなかったんだなぁ。
プレイしたのはこちら。

エポック社の「日露戦争」です。
先日までNHKで「坂の上の雲」を放送していたので、やるにはちょうどよかったかも。
陣営はサッポロ辺境伯様がロシア軍を受け持ち、私が日本軍を受け持ちました。
満州の荒野からロシア軍を駆逐してやりますよー。
序盤、日本軍は順当に朝鮮から北上開始。
ロシア軍は鴨緑江から山地帯へと後退して行きました。
ですが、これはロシア軍にとっては予定の行動に過ぎません。
遼陽近辺の部隊と合わせ、山地帯で防衛線を張ってきます。
二ターン目からは日本軍は内地(日本本土)から部隊を海上輸送です。
この時ロシア軍はウラジオストック艦隊や旅順艦隊を使って輸送妨害を行うことができます。
ですが、日本軍の反撃で艦隊を失ってしまう可能性もありますので、出撃は諸刃の剣です。
ロシア軍はウラジオストック艦隊で輸送妨害を行おうとしますが効果なし。
旅順艦隊は出撃しませんでした。
そのため日本軍は順調に部隊を送り込むことができました。
日本軍は半島の付け根にある南山を攻撃。
なんと、損害をまったく受けることなくロシア軍を蹴散らします。
これには攻撃をした日本軍も驚きでした。
山地でロシア軍の遅滞戦術に翻弄されてしまう日本軍第一軍に対し、旅順攻略に向かった第三軍は大連も占領。
ついに旅順要塞の外側に取り付きました。
内地からの28センチ榴弾砲も届き、いよいよ旅順攻略を開始。
ここでも日本軍の勇猛果敢さが発揮され、大損害を受けてしまうもののロシア軍は後退。
この調子で旅順要塞はわりとあっけなく陥落していきました。
この大戦果に国民は熱狂し、「神様仏様乃木様」と乃木将軍を崇める声が巷に響きます。
一方山地帯を突破できない第一軍と、牛荘・海城ラインを突破できない第二軍に対する風当たりは強く、総司令官を乃木にしろという意見まで出る始末でした。

戦争も終盤になり、旅順攻略に向かっていた第三軍や28センチ砲も前線に投入され、明石大佐の謀略も効果を発揮してストライキや暴動がロシア国内で発生しましたが、サッポロ辺境伯率いるロシア軍は精強なるヨーロッパ師団を使い捨てにしてでも前線を保持し続けます。
日本軍も正面攻撃しか行なえず、損害ばかりがかさみます。
結局日本軍は遼陽を占領することはできず、ロシア側の提示した屈辱的な講和を受け入れるしかありませんでした。
「日露戦争」は日本軍の敗北に終わったのでした。
いやぁ負けました。
途中までは旅順もそれほど苦労せずに落とせたので、何とかなるかと思いましたが、やはり山地帯を突破できなかったのが痛かったです。
でも、やっぱりおもしろいゲームでした。
また次回やりたくなる魅力があるゲームですね。
サッポロ辺境伯様とも再戦を約束してお帰りになりました。
次回は何とか勝ちたいですね。
今日はこれにて。
それではまた。
- 2010/01/04(月) 21:21:06|
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