今日も古ーーーい映画のご紹介。
例によって、私舞方の精神世界の形成に一役買った映画です。
原題がどうも二つ三つあるようでして、「The Freakmaker」とか「The Mutations」というらしいのですが、邦題はすごいです。
「悪魔の植物人間」
1973年の映画で、今ではこの邦題は使えないらしくて、DVDは原題で売られているようです。
実際のところ、これも私はTVで見たに過ぎません。
今はこういうの放映できないんだろうなぁ・・・
以下ねたバレです。
ノルター教授というマッド・サイエンティストが、人間と動植物を融合させて新種の生命体を作ろうと画策。
部下に適当な人間を誘拐させて連れてこさせます。
ところがそううまく行くはずも無く、何度も失敗。
失敗作は奇形として見世物小屋に売り払い、見世物として公開します。
(この見世物小屋には、実際の奇形の方々が出演なさっていて、そういう意味からもTV放映が難しいかも)
ノルター教授が講義をしている大学の女子学生も誘拐され、教授は教え子であることを認識しながらも改造してしまいまたも失敗。
彼女は「トカゲ女」ということで見世物小屋に・・・
次に実験材料になったのも教授の教え子の男子学生。
ノルター教授は彼を食虫植物であるハエトリ草と融合させ、ある程度の成功を収めました。
ハエトリ草と融合し「植物人間」となってしまった青年は、その食欲から人間を襲うようになってしまいます。
ノルター教授が彼の完成に味を占め、さらに完成度の高い植物人間をつくろうとしていることを危惧した青年は、友人の女性のそのことを伝えようとして、彼女に会いに行きます。
自分の姿を見られたくない以上に、彼女を食べてしまうことを恐れた青年でしたが、何とか教授の恐ろしさを伝えます。
しかし、彼女はノルター教授の次の改造素体になってしまい、教授の実験室に連れていかれてしまいました。
さまざまなチューブがつなげられ、まさに改造が始まったそのとき、植物人間にされた悲しさと怒りを教授にぶつけるべく青年が乱入。
教授を食べようと躰の捕虫葉に取り込みますが、暴れる教授とともに機械の爆発だかで炎上。
そこへやってきた彼女の恋人(だったかな?)が、手術台の上の彼女を確保。
二人の最後を見届けます。
目を覚ました彼女に、すべて終わったことを告げ抱きしめる恋人。
彼女もしっかりと彼を抱きしめ、こう言います。
「愛してるわ・・・食べちゃいたいくらいよ・・・」
そして彼女の腕はみるみる緑の植物に・・・
もうね、あらすじ書いただけで私の大好物だとわかってもらえるかと。(笑)
こういうバッドエンド系は大好きですよねー。
思いっきりB級ホラー映画ですが、私にとってはいい作品でした。
機会があれば見てもいいかも。
ただし、ちゃちいですぞ。
それではまた。
- 2008/10/31(金) 20:48:41|
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