今日はプロ野球ドラフト会議の日でした。
阪神はくじをはずしまくってしまったようですけど、各球団に選ばれた皆様、がんばってくださいませ。
私自身は今日はサッポロ辺境伯様とウォーゲームの平日対戦でした。
プレイしたのはエポック社の「砂漠の狐」です。
このゲームは、エポックのゲームの中でもリメイクされてない数少ないゲームでして、私の中ではリメイクされていない=面白いゲームではないのかも・・・というイメージがあったのですが、はたして実際はどうなのか。
実は私はこのゲーム初プレイです。
ソロプレイもしたことありません。
このゲームは、ダミーカウンターで両軍の部隊を隠蔽しながらの対戦となるので、ソロプレイにはあまり向かないのです。
なので、今日まで20年近くもユニット切っただけで済ませておりました。

まずは両軍の初期配置。
今日はイタリア軍ファンのサッポロ辺境伯様が英連邦軍を、英軍ファンの私が枢軸軍を受け持つという変則対戦です。
このゲームは、英軍のクルセーダー作戦で始まりますので、序盤は英軍が主導権を握る形となります。
枢軸軍は3ターンまで接敵することもできません。
英軍はハルファヤ峠やフォートカプッツォを一部歩兵師団で包囲し、そのほかの部隊はトブルク方面へと殺到して来ました。

一方独軍は、第15、第21の両装甲師団に加え、第90軽師団の強力な三つの師団とロンメル自身によるコラムシフトを駆使して、英連邦軍を各個撃破していかなくてはなりません。
特に第15装甲師団は、全戦力をスタックさせると30戦力にもなり、英連邦軍には単独で対抗できる師団がないため、使いようによってはかなり強力となります。
ハルファヤ峠やフォートカプッツォがぎりぎりの抵抗を試みている中、英連邦軍はあまりにもトブルクに目を奪われすぎておりました。
このゲームは英連邦軍の補給集積所を枢軸軍が破壊すると、枢軸軍の勝利となるのです。
ハルファヤ峠方面の歩兵部隊と、トブルク方面に向かった機甲師団との間はダミーがばら撒かれているだけといってもいい状況でした。
枢軸軍はチャンスとばかりに補給所へ向かって急進撃。
実体のないダミーを蹴散らして、第15、第21の両装甲師団が補給所に接近します。
サッポロ辺境伯様は、必死に部隊をかき集めてきますが、移動力を使いすぎた部隊は混乱する可能性があるというルールのために混乱する部隊が続出。
枢軸軍の足を止めることはかないません。

結局補給集積所を破壊した枢軸軍の勝利に終わり、機動戦のすごさを感じることができました。
あっけなく終わってしまったので、食事のあとで第二戦。
陣営は同じままで再戦です。

サッポロ辺境伯様は、今度はやや慎重にトブルクに部隊を向けてきました。
そこで私は今度こそ英軍の各部隊を各個撃破にかかります。
たまたま戦線のはじにいた二個部隊を独伊軍共同で包囲することができ、これを撃退。
これが英軍の主力二個機甲師団だったため、英軍の攻撃力が大幅に減退します。
枢軸軍はスタックの戦力の優位さと機動力を駆使して英軍を翻弄。
英軍は一時後退して態勢を立て直しに入ります。
枢軸軍としてはこのチャンスにまたしても補給集積所に接近。
補給集積所近辺で両軍の血みどろの殴り合いとなりました。
しかし、スタックの戦力の優位さがモノを言い、英軍はじりじりと後退。
ついに集積所を占領破壊され、再度枢軸軍の勝利となりました。

このゲーム、面白くないかも知れないなんて思っていたのがとんでもない誤りでした。
ダミーを駆使しての機動戦はなかなかダイナミックです。
面白いゲームでした。
次回は陣営を入れ替えての再戦を予定。
英連邦軍での勝利を得るにはどうしたらいいのか考えなくちゃなぁ。
それではまた。
- 2008/10/30(木) 20:47:08|
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