毎日のように甲子園でも北京でも熱戦が続いています。
昨日は水泳の北島選手が金メダル。
今日は男子体操団体が銀メダルと、日本選手が健闘なさっておりますね。
甲子園もベスト16が出揃い、更なる熱戦が期待できそうです。
まさに熱い夏真っ盛りですね。
そんな中、ちょっとした時間があったので、ウォーゲームのソロプレイを久しぶりにしてみました。
数時間でできる手軽なものということで、「ベーシック3」(HJ)に含まれている「レニングラード」をやってみることに。
このゲームはかつてSPI社が出したカプセルゲームで、1941年のバルバロッサ作戦でのドイツ軍北方軍集団のレニングラードへの進撃をゲーム化したものです。
A3版といういわば雑誌を広げたぐらいのマップで独軍の快進撃が見られるわけです。
システムはいわゆるPGGシステムで、ソ連軍は裏返しに配置されます。
ドイツ軍には装甲軍団効果や空軍などがあり強力ですが、うじゃうじゃと現れるソ連軍にやがて進撃を阻まれていくことになります。

これが初期配置。
マップ右端にレニングラードがあります。
実は私はこのゲームを何度か対人プレイしたことがあるのですが、独軍でレニングラードまで行けたためしがありませんでした。
どうにもソ連軍に戦線を張られてしまうのです。
でも、それは単に私がへたくそなだけでした。
蹂躙攻撃を駆使するようなことができていなかったのです。
久しぶりなのでルールを再確認してプレイし始めました。
何というか自分ですごく驚きました。
こんなにドイツ軍って進めるのかぁ。
蹂躙攻撃を駆使して戦線の裏側に回りこみ、補給切れに追い込んで歩兵師団で攻撃する。
こんな初歩中の初歩のことが今まではできていなかったんですね。
今回ソロプレイではありましたが、蹂躙攻撃による電撃戦をまさに肌で感じることができました。
以前の対人戦ではほとんど除去することのできなかったソ連軍を、今回はこれでもかとばかりに除去して行くドイツ軍。
あれよあれよという間に前線のソ連軍はほぼ消滅します。
気持ちいいーーー!!
(ああ・・・やっぱりドイツ軍側に立っているなぁ)
前線を突破したドイツ軍は順調に進撃を続け、ソ連軍をどんどんレニングラード近辺に追い込んで行きます。

ソ連軍も必死に防戦しますが、ドイツ軍の進撃を止めることができません。
最後の頼みの綱の陣地帯もじわじわと突破されていきます。
しかし、このゲームはソ連軍有利といわれるゲームなだけあります。
レニングラードには次々と部隊が到着するのです。
ドイツ軍は進んでも進んでもソ連軍が立ちはだかります。

最終ターン、ドイツ軍は四へクスあるレニングラードの一ヘクスを奪うことができましたが、進撃もここまで。
ただ、勝利条件的には最後の攻撃で奪ったヘクスによりドイツ軍が勝利となりました。
(待て。補給が通じてないから占領したことになってないじゃん。やっぱり負けだよ orz)
このゲームってこんなに面白かったんだ。
以前対人戦で手詰まりになったので、それほど面白さを感じてなかったのですが、それは単に自分がへたくそなだけだったんですね。
カプセルゲームですので、そう何度もやるものではないかもしれませんが、ちょっとした時間があるときには楽しめるゲームのようです。
この雑誌を広げた広さが広大な戦場だというのも結構好き。
なんかあらためて良さを見直したゲームとなりました。
今度対人戦やってみよう。
それではまた。
- 2008/08/12(火) 20:04:22|
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