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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

コメントが面白い

豊家滅亡という記事を連続掲載させていただいておりますが、資料本としていろいろな本を読んでおります。

その中に、「大坂の陣・なるほど人物事典」(PHP文庫・加賀康之著)という本がありまして、さまざまな武将のエピソードが載っている楽しい本なんですが、この本の特徴は著者の武将に対するコメントが面白いです。

大坂の陣の流れをざっと説明し、その上で豊臣方徳川方の各武将が著者なりの評価にそって紹介されていきます。
そのときに武将それぞれに対して著者がコメントを残しているんですが、武将の知られざるエピソードなどを交えているので面白いんですよね。

たとえば伊達政宗のエピソードで、彼が香合わせに招かれたときに、他の武将は鎧や弓矢などを賞品として差し出したのに、政宗だけはひょうたんを賞品としたそうです。
各武将が奇妙な賞品と思ってひょうたんは敬遠していたので、主催者の家臣がそれを受け取ったそうなのですが、香合わせが終わったあとで政宗は自分の乗馬を馬具ごと差し出し、「ひょうたんから駒」といってひょうたんを取った者に与えたとか。
しゃれ者の政宗らしいですね。

こうしたエピソードがコメントとともに載っていて楽しかったです。
豊家滅亡の記事内でも紹介できるものがあれば随時紹介していきますね。

今日はこのぐらいで。
それではまた。
  1. 2008/04/05(土) 20:19:47|
  2. 本&マンガなど
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戦車登場

1914年8月。
オーストリア皇太子暗殺に端を発した欧州全土を巻き込む大戦争が勃発いたしました。
のちに第一次世界大戦と呼ばれる戦争です。

オーストリアとともに同盟国軍として協商国軍に対し宣戦を布告したドイツは、前参謀総長シュリーフェンの立てた計画により、全ドイツ軍の八割をフランスにぶつけ、わずか六週間でフランスを撃破、返す刀でロシア軍を撃破するという時間差攻撃でこの戦争に勝利しようともくろみました。

しかし、この計画は最初から無理があったといわれ、独軍はパリ前面まで進出するものの、攻勢はストップ。
逆に英仏軍に押し返されるようになってしまいました。

そこでドイツ軍は押し返されることを防ごうと、各所に塹壕を掘り陣地を築きました。
そして、機関銃を据え付けて英仏軍を迎え撃ったのです。

機関銃の威力は10年前の日露戦争でもある程度は証明されておりましたが、当時の欧州各国は機関銃の恐ろしさを認識してはおりませんでした。
英仏軍は独軍の機関銃陣地に向かって一斉に突撃し、そして全滅に近い損害を受けて退却するのが常となりました。

英仏軍の攻勢が頓挫したため、今度は独軍が英仏軍に対して攻撃します。
英仏軍も塹壕を掘り、機関銃を据え付けて独軍を迎え撃ちました。
結果は同じようなものとなり、独軍の攻撃も頓挫しました。

両軍はスイス国境からフランスベルギーを通り大西洋まで長い長い塹壕を掘りました。
結局この塹壕が最前線となり、足掛け五年もの間膠着することになるのです。
(もちろん数キロ単位での前進や後退はありましたが・・・)

歩兵が散開して敵陣に攻撃しても機関銃に射すくめられ、騎兵は人馬ともどももっといい的にされてしまい、砲兵の攻撃では塹壕に篭る敵に大きな損害を与えることができないという、まったくの手詰まり状態。
これが第一次世界大戦の戦争でした。

各国はこの膠着状態を打開するために、さまざまなアイディアを練ることになりますが、そのうちの一つが戦車という形で結実することになるのです。

もともとの着想はSF小説に出てきた陸上戦艦だったと言われます。
機関銃の弾を寄せ付けない装甲版に囲まれ、搭載した大砲で敵を攻撃し、塹壕や鉄条網も踏み越えて行く陸上戦艦。
その空想の中の兵器がヒントとなり、第一次世界大戦早々の1914年には英国で陸上戦艦案は防衛委員会に提出されました。

しかし、当然のごとくこの計画には反対意見がだされます。
当時の技術では陸上戦艦の足回りと考えられていた、履帯(キャタピラ)で駆動するトラクターですらのろのろとしたものであり、そんなものが戦場に現れても大砲の餌食になるのがオチだと思われたのです。
(実際この反対意見は間違いではなく、現実に戦場で戦車は多くが大砲の餌食になることになるのですが、それはまたのちのこと)

陸軍上層部はこの陸上戦艦案に懐疑的で、大砲で撃破されるのがオチだという意見に傾いておりました。
陸上戦艦は日の目を見ないで終わりそうでした。

陸上戦艦案を推進したのは、以外にも英国海軍でした。
時の英国海軍大臣ウィンストン・チャーチル(第二次世界大戦時には英国首相)が、海軍の陸上部隊が装備していた装甲車の活躍を見て陸上戦艦も使えるものになるのではないかと支持したのです。

陸上戦艦という名の響きから、陸での戦いにまで海軍がでしゃばることを危惧した英国陸軍は、やむを得ず陸上戦艦の実験をしますが、当然のごとく失敗という結論ありきで行われたものでした。

陸軍が乗り気でなかったために、やはり海軍が中心となって陸上戦艦を開発することになりました。
そしてチャーチルの支持の元で車輪型のタイプと履帯型のタイプの二種類が試験されることになったのです。

このときの秘匿名称に水運搬車という名称がつけられたために、水槽(タンク)という呼び名が英語で戦車を呼ぶ正式名称TANK(タンク)となったといわれます。

試験の結果は車輪型の陸上戦艦ではだめということになり、履帯を装備した陸上戦艦が開発の中心となります。
そして、塹壕を越えるのに都合がよいと考えられたひし形の車体の外周に履帯を装備した車両が完成し、試験で好成績を収めました。

陸軍はこのひし形戦車をマークⅠとして採用。
海軍が中心となって開発した陸上戦艦でしたが、やはり陸軍が運用することになったのです。

マークⅠと名付けられた戦車は、1916年9月15日に始めて実戦に投入されました。
60両用意されたマーク1でしたが、やはりまだまだ技術的な問題が多く、戦場でドイツ軍に向かって突撃できたのはわずかに9両。
しかも、最後まで動いていたのはたった3両という体たらくでした。

しかし、これが現代にまで連なる陸上最強兵器戦車のデビューだったのです。

それではまた。
  1. 2008/04/04(金) 19:34:14|
  2. 趣味
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「真月譚月姫」6巻出てたんだー

しばらくぶりに本屋行ったら出てましたよ。
「真月譚月姫」の第6巻。
月姫6巻

もうね、月姫大好きなもので、このマンガもずっと継続して購入しているんですけど、佐々木少年氏の描くキャラは武内氏のキャラを上手に昇華していて素敵だと思いますねぇ。

5巻のハンバーガーを食べるアルクェイドにはもう見事にやられました。
惚れ直しましたよ。(笑)
6巻では秋葉が「私の兄さんは貴方なんかじゃないんだから!」にもやられましたし、闇シエルの妖艶さも大好きです。

また再び「月姫」やりたくなっちゃいますね。
残念なことに私のPCですとXPですので思うように動いてくれないので、98マシンを引っ張り出すことになるかなぁ。
リメイクしてくれないかなぁ。

なんかあらためて「月姫」という物語が好きだなぁと再認識してしまいました。
今日は短いですけどこれにて。

それではまた。
  1. 2008/04/03(木) 20:33:30|
  2. 本&マンガなど
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豊家滅亡その23

慶長16年(1611年)6月。
豊臣家にとって万一の際には頼みとしていた武将が相次いで世を去りました。
「表裏比興の者」と呼ばれ、戦国時代をたくみに生き抜いてきた真田昌幸と、「賤ヶ岳の七本槍(しずがたけのしちほんやり)」と呼ばれた七人のうちの一人で太閤子飼いの猛将加藤清正です。

真田昌幸は、「関ヶ原の戦い」の折には上田城で徳川秀忠の軍勢を食い止め、関ヶ原の戦場に遅参させるという大仕事をやってのけ、徳川との一戦には欠かすことのできない人物と豊臣方には考えられておりました。
昌幸自身も、いずれ大坂方と江戸との間には戦が起こると考えており、その機に乗じて再び真田家を盛り返そうと虎視眈々と狙っていたとも言われます。
昌幸には大坂方に勝機をもたらす策も持っていたといわれ、死に望んで息子信繁(幸村)にその策を教えたとも言われますが、その際には天を仰いで、策を教えるのはいいがお前にはこの策は使えないと告げました。
天下に名高い真田昌幸が自ら述べる策であれば、大坂のプライドの高い連中も言うとおりに動くだろうが、昌幸の息子という立場の信繁(幸村)では、たとえ昌幸の策だといっても大坂の連中がいうことを聞いてくれないだろうというのです。
はたしてその言葉は後々の信繁(幸村)に重くのしかかることになりました。

加藤清正も3月に行われた秀頼と家康の二条城での会見ののちにわかに発病。
領国熊本へ帰る途中の船の中で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。

加藤清正の死は、真田昌幸の死などよりも大坂方に衝撃を与え、会見後すぐの発病だったことから徳川家康による毒殺説が取りざたされるほどでした。
大坂方にとっては柱が一本抜けたかごときの衝撃だったことでしょう。
また一つ、家康にとって障害となるものがなくなったのでした。

また、太閤秀吉の五奉行の一人であった浅野長政も4月(5月とも)には亡くなっており、豊臣政権時代の中心人物はくしの歯が抜けるようにこの世を去って行っておりました。
これ以後豊臣家は孤立の度合いをさらに深めて行くことになります。

慶長16年(1611年)と慶長17年(1612年)の二度にわたって、徳川家は各地の大名家に対し幕府にはそむかないという旨の誓詞を出させることに成功します。
江戸幕府の基盤が着々と固められるこの時期、家康は焦ることなく豊臣家の出方をうかがっていたのかもしれません。
豊臣家にはまだ二年の時間がありました。

その24へ
  1. 2008/04/02(水) 20:11:40|
  2. 豊家滅亡
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久もまた

今日は4月1日でしたので、エイプリルフールネタでもと思ったのですが、たいした面白いネタが思い浮かびませんでした。
それにそんなものよりも、少しでもSSを書いたほうがいいやと思いまして、「帝都奇譚」を少しばかりですがお送りいたします。
お楽しみいただければ幸いです。

24、
まだ信じられない・・・
昨日まで笑いあっていたというのに・・・
昨日まで会話を交わしていたというのに・・・
昨日まで・・・
知らず知らず涙が浮かぶ。
「ん・・・くっ・・・」
布団をかぶり、声を殺して泣く。
人間というのはなんてはかないのだろう。
昨日まで笑いあっていた友人が今日はもういない。
なんてことだろう・・・
姉川久はただ泣くしかできなかった。

『せ・・・ぱい・・・』
えっ?
『あ・・・がわ・・・ぱい・・・』
まさか・・・
そんなまさか・・・
『どう・・・たんですか・・・がわ・・・ぱい』
ぞっとする久。
思わず布団を跳ね除ける。
バカな・・・
そんなバカな・・・
『あけて・・・ませんか・・・あねがわ・・・ぱい』
死んだはず・・・
あなたは死んだはずなのよ・・・
久は耳を押さえて首を振る。
そんなはずない・・・
小夜ちゃんが生きているはずがない・・・
でも・・・
でも・・・
『先輩・・・姉川先輩・・・』
窓の外から声がする。
間違いない。
あの娘の声だわ・・・
生きていたんだ・・・
死んでなかったんだ・・・
死んでいなかったんだわ。
久はゆっくりと起き上がる。
そしてゆっくりと障子を開ける。
窓の外にたたずむ小夜。
月明かりに照らされたせいか、目が赤い。
『こんばんは、姉川先輩』
ああ・・・小夜・・・
小夜の赤い目を見た途端、久は何がなんだかわからなくなる。
『窓を開けてください姉川先輩。一緒に夜を楽しみませんか?』
小夜の言葉にゆっくりとうなずく久。
そして、久は無言で窓を開けるのだった。

「おや、月子さん、まだ起きていたのかね?」
鷹司家の現当主鷹司昭光が、廊下にたたずむ女性の姿を目に止める。
背中で束ねた長い黒髪が月明かりに照らされる姿は、なんとも言えず美しい。
「これは昭光様。今晩は何やら胸騒ぎがいたしまして・・・」
コーヒーカップを片手に窓の外を覗いていた月子がにこやかに振り返る。
「胸騒ぎ? それはまた穏やかじゃないな。特に君のような退魔師からそういう言葉を聞くとはね」
多少表情を曇らせて鷹司の現当主は月子を見る。
長い洋装のロングスカートは躰に張り付くように月子のボディラインを覗かせ、昭光はドキッとした。
「ご心配には及びません。昭光様にも鷹司家のどなた様にも決して悪いことの起きぬよう、私がここにいるのですから」
昭光は気を落ち着かせるようにうなずいた。
「頼みましたよ月子さん。私は先に休ませてもらおう」
「お休みなさいませ、昭光様」
一礼をする月子の脇を昭光は通り過ぎた。
再び月子は窓の外を見上げる。
「今晩あたり・・・来るかしらね・・・」

「ああ・・・なんて美味しいの・・・」
獲物ののど笛を噛みちぎり、飛び散る真っ赤な血しぶきを口で受け止める。
どくどくと流れ込む血を思う存分飲み干していく。
「うふふふふ・・・美味しいですか? 姉川先輩」
セーラー服に身を包んだ真木野小夜が口元に妖しい笑みを浮かべている。
先ほどたっぷりと姉川久の血を飲み干し、代わりに自分の血を垂らしてやったのだ。
思ったとおり久は自分と同様に死の縁から蘇り、こうして家族だった者たちを襲っている。
「ええ・・・美味しいわ。こんな美味しいものは飲んだこと無かったわ・・・」
手当たり次第に食いちぎり、血まみれになりながらその血をのどに流し込んでいく姉川久。
父も母も祖母も関係が無い。
今の久にとってそれらはただの獲物。
“新たな世界に生きる者”となった今、彼女にとっては獲物に過ぎなかったのだ。
「うふふふ・・・先輩もこれで私の仲間。他にもいっぱい仲間を作りましょう。そして・・・私たちの女王様をお迎えしなくては・・・」
口元に手を当ててくすくすと笑う小夜。
赤く輝く瞳にはもはや人間らしさはかけらも残っていなかった。
  1. 2008/04/01(火) 20:18:02|
  2. 帝都奇譚
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04月01日のココロ日記(BlogPet)

にこっ◇にこっ◇きょうはなんだか多いです!えへへ……☆

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪
  1. 2008/04/01(火) 08:41:28|
  2. ココロの日記
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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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