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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

戦車の装甲板で卵が・・・

1940年。
大ローマ帝国の栄光を再び取り戻そうと、イタリア軍が北アフリカでエジプトに向かって進撃を開始いたしました。

約八万の兵力を持って、リビアからエジプトに侵攻したイタリア軍は、最初のうちはエジプト駐留英軍の対応が悪かったこともあり、順調にアレキサンドリアめがけて進撃を続けました。

しかし、英軍の態勢が整うと、イタリア軍は押し戻され、エジプトとリビアの国境に撤退する羽目になります。
それどころか、リビア国境も英軍に抜かれ、北アフリカの要衝トブルクも英軍の手に落ち、イタリア軍は壊滅的な打撃を受けてしまいました。
北アフリカはほぼ英軍が手にしたも同然だったのです。

イタリアはドイツに泣きつきました。
北アフリカを失えば、イタリアは枢軸国同盟から脱落しかねません。
ドイツはやむを得ず小規模の部隊を、ある男に託してアフリカに送りました。
エルウィン・ロンメルです。

以後、ロンメルは英軍との砂漠の戦いを戦うことになるのですが、アフリカはドイツにとってはあくまで支戦線でありメインの戦いではありませんでした。
地中海を挟むという地理的事情もあり、ロンメルは常に物資の不足に悩まされるのです。

せめて少しでも国民およびヒトラーにアフリカの戦いの厳しさを伝えたい。
そうして少しでも支援してもらいたい。
そう考えたロンメルは、ちょっとしたことを行いました。

熱砂の北アフリカ。
じりじり照りつける太陽で、日中の気温は40度をゆうに超えます。
直射日光は兵士の肌を焼き、戦車の装甲板はフライパンのごとくに熱せられて、その上で卵が焼けるほどでした。
我がアフリカ軍団の兵士たちは、こんな悪環境の中で戦い続けているのです。

という砂漠の灼熱のイメージを決定付ける戦車の装甲板での卵焼き。
これを見たドイツ国民は、もうアフリカの戦いのすさまじさを脳裏に刻みつけられました。

ですが、これはやらせでした。
確かに直射日光は戦車の装甲板を熱して、不用意に触るとやけどします。
しかし、卵を焼けるほどにはならなかったのです。
ロンメルは、カメラに映らない下側にバーナーを置いて、そのバーナーで装甲を熱して撮影させたのでした。

戦意高揚写真にやらせは付き物です。
この映像も、かなりのインパクトを与えたことは確かでした。
もっとも、このおかげで補給が増えたかどうかは定かではありません。

少しでも自軍の益になりそうなことは何でもやる。
ロンメルという人はいろいろと考えていたんですねぇ。

それではまた。
  1. 2008/01/16(水) 19:57:21|
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舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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