マタンゴの原作になった小説ではありません。
「闇の声」はブラックサイク様の出世作となったアダルトゲームです。
もともとのコンセプトは、よくある脱出モノが閉じ込められた洋館からいかにして脱出するかというのを描いているのに対し、脱出されてしまったらバッドエンドという館側の視点で何か作れないかというものだったそうです。
そのコンセプトに基づき、プレイヤーは館の主「闇の声」となって、手駒である館の女主人「小夜子」と可愛い美少女メイドの「K」を使って、館に迷い込んできた六人の人間を堕落させ、館にとどまることが幸せと思うようにしていくというものです。
期間は一ヶ月ですが、一人一人の行動は一日一回誰かに接触させるというものですので、一回のプレイはそれほど時間はかからないかも。
最初は小夜子とKだけを使い、それぞれを六人の誰かに接触させることで堕落させていくわけですが、堕落度が一定レベルを超えますと、その人間も手駒として使えるという、非常にMC好きにはたまらない内容となっております。
堕落の度合いも徐々に落ちて行く感じが素晴らしく、異常な行動を取り始めることに本人は気が付かないというか、それが当たり前だと感じてしまう状態になるので、まさに洗脳と言ってもいいでしょう。
ただ、効率よく堕落させないと、途中で脱出してしまう人物も出ちゃいますし、最終的に全員落とすのは慣れるまでは大変です。
まあ、パズルの要領ですので、いっぺんわかってしまえばだいぶ楽にはなりますけどね。
堕落させられる六人それぞれが、二通りの堕落の方向を持っています(特別編のみ、初回版は土屋と久保は一通りしかない)ので、それぞれの組み合わせが膨大になります。
その一つ一つを確かめるのが作業でもあるんですが楽しいんですよね。
亜梨栖:猫耳少女or女王様
喜美江:自堕落or淫乱
萌 :派手好きor自慰中毒
冬姫 :女装好きor女性化
土屋 :性豪orアナル好き(アナル好きは特別編のみ)
久保 :卑屈orフェラ好き(フェラ好きは特別編のみ)
このようになりますので、猫耳亜梨栖と派手好き萌の時と女王様亜梨栖と自慰中毒の萌では当然展開が違うわけです。
楽しい組み合わせもあればパッとしない組み合わせもありますので、これとこれはどうかなーと組み合わせを楽しむことができますよ。
古いゲームとなっちゃいましたが、ダウンロード販売で安く手に入れられますし、雑誌「メガストア」に付録(初回版の方)として付いたりしましたので手に入れやすいほうではないかなと思います。
私の大好きなゲームですので、一度お試し下さいませ。
嵌まりますよー。(笑)
それではまた。
- 2007/03/03(土) 19:46:10|
- PCゲームその他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:5