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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

大名もつらいよ

今日も江戸期のことを少し。

「江戸大名 知れば知るほど」大石慎三郎著 実業之日本社
と言う本があるんですが、これにちょっと面白い話が載っていたので紹介しますねー。

大名家の婚姻というものは、家と家との結びつきなので、お見合いで気に入れば結婚、気に入らなければ断るなどということは本来は無いと思うんですが、さすがに幕末ともなるとお見合いで相手を決めるという話もあったようです。

秋田佐竹二十万石の最後の当主佐竹義尭(さたけ よしたか)が嫁取りの時にお見合いをしたんですね。

相手は丹波篠山青山家。
当主青山忠良(あおやま ただなが)の娘とのお見合いはうまくいき、義尭は娘をもらうことになりました。

美しい姫をもらうことになった義尭は、輿入れを待ち焦がれておりましたが、輿入れ当日、まさに驚天動地の事態が起こりました。

なんと、お見合いで会った美しい姫君とは似ても似付かぬ醜女がやってきたのです。

驚いた秋田佐竹家では、事の真相を探ったところ、青山家ではお見合いに美しい奥女中を立てて替え玉見合いをしていたということだったんですね。

結局姫はすぐさま離縁を申し渡されたとのことでしたが、父親の青山忠良の策はうまく行かなかったということですね。

輿入れさえしてしまえばこちらのもの・・・という思いがあったんでしょうかね?


替え玉ということでもう一つ。

盛岡南部家第三十七代当主南部利用(なんぶ としもち)が家督相続直後に十六歳で急死しました。

実は利用は、江戸の将軍家との拝謁を済ましておらず、正式には家督を継いでいませんでした。

家督を継いでいなければ、相続者のいない家は取り潰されます。

そこで背格好の似た替え玉を用意し、江戸に連れて行って拝謁させたんですね。

もちろん情報の伝達能力のなかった江戸期ですから、利用の顔を知っているものは江戸にはおりません。

替え玉はまんまと利用として拝謁し、南部家の家督相続は認められました。

まあ、認められてしまえば、あとは養子を立てるなどして継がせてしまえばいいわけで、南部家のお家の危機は去ったのです。

大名家も大変だったんですよね。

それではまた。
  1. 2006/10/17(火) 21:26:11|
  2. 本&マンガなど
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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