fc2ブログ

舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

ライセンス生産なんかしなくても

第二次世界大戦後半。
ヨーロッパ上空で猛威を振るったのが、ノースアメリカン社製単座戦闘機P-51です。

抜群の航続力と空戦性能を持つこの戦闘機は、大戦中盤に戦場に現れてから、ドイツ空軍にとっては疫病神みたいな戦闘機だったかもしれません。

しかし、この優秀な戦闘機はアメリカ空軍の要求によって作られたものではありませんでした。

第二次世界大戦が始まったころ、アメリカ製の航空機はヨーロッパでは評価が低いものでした。
スピットファイアやBf109に匹敵するような戦闘機は無く、カーチス社のP-40のみがそれなりの評価を受けていたに過ぎませんでした。

そこで対独戦に備えて英国はP-40をアメリカに求めましたが、さすがのアメリカもカーチス一社では要求に答えられるものではありませんでした。

そこで英国は練習機などで好評を得ていたノースアメリカン社に、カーチス社からライセンスを受け取りP-40を生産しないかと持ちかけました。

しかし、ノースアメリカン社は自社の名誉にかけてP-40を上回る新型戦闘機を作って見せると言います。
英国はそれを了承。
ノースアメリカン社に新型戦闘機を任せます。

新型戦闘機は1940年の9月には初飛行し、すぐに生産に移されます。
英国空軍に配備された新型戦闘機はマスタングと呼ばれ、その長大な航続力と低空での運動性により、偵察機や地上攻撃機として使われました。

その後ロールスロイス製のエンジンを搭載することでマスタングは大幅に性能アップ。
高空での運動性能も素晴らしいものになります。

その性能に惚れ込んだ米軍もこの新型戦闘機を正式採用。
P-51という型式番号を与えられ、米軍の制空戦闘機として使用されることになりました。

B-17の爆撃行にも追随できる航続距離を持ったP-51は、ドイツ本土爆撃の護衛機として活躍します。

大戦後半の戦闘機として抜群の性能を持ったP-51はその後朝鮮戦争にも使われますが、さすがにジェット機が主力となった制空戦闘にはもう使えなくなり、対地攻撃などに使われました。

このP-51の成功はノースアメリカン社に自信を付けさせ、後にF-86という名ジェット戦闘機を生み出すもとになったんですね。

それではまた。
  1. 2006/10/02(月) 22:18:15|
  2. 趣味
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

カレンダー

09 | 2006/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

時計

プロフィール

舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

ブログバナー


バナー画像です。 リンク用にご使用くださってもOKです。

カテゴリー

FC2カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理人にメールなどを送りたい方はこちらからどうぞ

ブログ内検索

RSSフィード

ランキング

ランキングです。 来たついでに押してみてくださいねー。

フリーエリア

SEO対策: SEO対策:洗脳 SEO対策:改造 SEO対策:歴史 SEO対策:軍事

フリーエリア