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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

リリス

「戦隊司令理梨子」最終話です。
なんかうまくまとまったようなまとまらなかったような。

イェーガー隊の設定やルビーたち三人ももう少し使ってやりたかったなぁ。
また別の話で使ってやろうかなぁ。

ともあれこれで完結です。
お読みくださってありがとうございました。

7、
放出後の気だるい疲労感。
すでに触手ペニスは役目を終えて理梨子の内膣に消え去っている。
あ・・・
理梨子はベッドの上で目を開けた。
わ・・・私・・・また・・・
理梨子は上半身を起こてベッドに腰掛けるような姿勢を取る。
「くすっ・・・お目覚めですか? 理梨子様」
向かい側の椅子に腰掛けている朱鷺恵が振り向いた。
「ドクター?」
理梨子はそのドクターの表情にいつもとは違う妖しさを感じ取る。
「知りませんでしたわぁ。理梨子様がこんな素敵な触手ペニスをお持ちなんだとは・・・うふふ・・・私も理梨子様のおかげで生まれ変われましたわぁ」
そう言って立ち上がる朱鷺恵。
乱れた白衣を脱ぎ捨て、ブラウスもスカートも脱ぎ捨ててしまう。
女性らしい滑らかなラインが理梨子の目の前であらわになって行く。
あ・・・
綺麗・・・
下着を脱ぎ捨てて生まれたままの姿になった朱鷺恵は美しかった。
白い肌がまるで石膏で出来ているかのよう。
「うふふ・・・」
朱鷺恵は薄く笑みを浮かべる。
「あ・・・や、止めて・・・止めてぇ!」
理梨子が悲鳴を上げる。

ゆっくりと朱鷺恵の姿が変わっていく。
ぬけるような白い肌は青みを帯びていき、青白く変色していく。
髪の毛に隠れていた耳はその先端が尖り始め、髪の中から姿を現す。
背中からは巨大なコウモリ型の羽が伸びていき、両側に広がって形を整える。
お尻には尾てい骨のあたりから黒く細い尻尾が生えてきて、先端が返しの付いたかぎ状に尖っていく。
両手の指先も爪が鋭く伸びて黒く変色し、足の指先も爪が黒くなる。
唇は濡れたような真っ赤な色を湛え、同じく赤い舌先が舌なめずりをする。
紛れもない悪魔の姿。
リリムの姿がそこにあった。

「ああ・・・」
目を伏せる理梨子。
わかっていたこととはいえ、目の前で変化していくのを見るとやはり苦しい。
私は・・・
私はまた悪魔を生み出してしまったんだわ・・・
もう・・・
もう・・・私は生きてちゃいけないんだわ・・・
理梨子の目から涙があふれる。
悪魔を阻止するイェーガー部隊。
その司令官が悪魔を作り出すなんてなんという皮肉だろう・・・
「うっうっ・・・」
両手で顔を覆い、声を押し殺して泣き始める理梨子。

「理梨子様。何を悲しまれているのです?」
そっと理梨子の隣に腰掛けるリリム。
その腕が優しく理梨子を抱き寄せる。
「うっ・・・うっ・・・私は・・・私はあなたを・・・」
「クスッ・・・ええ、私は悪魔に生まれ変わりましたわ。とても感謝しているんですよ、理梨子様」
幼い赤子を抱くように優しく胸で理梨子を抱きかかえる。
「止めて・・・私は悪魔を生み出しちゃったのよ・・・もうこれ以上生きていけない・・・」
「理梨子様、どうしてですか? 理梨子様は素晴らしい力の持ち主なんですよ。私たち悪魔の母なんですから」
はっとして顔を上げる理梨子。
「そ、そんなこと言わないで! そんなのはいや!」
理梨子は首を振る。
「おかわいそうな理梨子様・・・人間としての意識がまだ根強いんですね・・・」
「当たり前じゃない! 私は人間よ!」
「クスッ・・・違いますわ。理梨子様は素敵な悪魔なんですよ」
「違うっ! 私は悪魔なんかじゃない!」
必死に理梨子は否定する。
そうしなければもう何がなんだかわからなくなっていたのだ。
「理梨子様。何も躊躇うことはないんですわ。欲望のままに生きるんです」
リリムが微笑む。
その笑みはすごく素敵で、気持ちが温かくなる。
「止めて! 私を誘惑しないで!」
目をつぶって首を振る理梨子。
もうこれ以上欲望に流されて悪魔を生み出してはならない。
「理梨子様・・・ご覧下さい」
「ひゃうっ!」
理梨子の躰に電気が走る。
スカートの中に差し入れられたリリムの手が、理梨子の股間を刺激して触手ペニスを引き出したのだ。
「素敵ですわぁ。こんな立派な触手ペニス、とても素敵だと思いませんか?」
リリムによって引き出され、目の前に差し出される触手ペニス。
その先端はヒクヒクと蠢いている。
「あ・・・」
理梨子の目が釘付けになる。
可愛い・・・
リリムの手によってむき出しにされた触手ペニスはとても愛しく、キスしたくなるほどだ。
「うふふ・・・可愛いと思いませんか?」
リリムはそっと理梨子の手を取って触手ペニスを握らせる。
「あ・・・」
理梨子の右手に触手ペニスのたぎりが伝わる。
熱い・・・
ヒクヒクしてる・・・
うふふ・・・
可愛い・・・
理梨子は触手ペニスの先端にそっとキスをする。
「ひゃあ・・・」
背筋を駆け抜ける快感。
ああ・・・
これよ・・・
なんて気持ちいいんだろう・・・
理梨子の目がとろんとなる。
触手ペニスの先端に舌を這わせてその味と形を楽しんでいく。
「理梨子様・・・理梨子様はただ楽しめばいいんですわ。そう・・・何も考えずに・・・」
口の端から垂れる涎を舌で舐め取るリリム。
理梨子はいつの間にか触手ペニスを咥えていた。
いいの?
楽しんでもいいの?
何も考えずに?
この可愛い触手ペニスで・・・
楽しんでもいいんだわ・・・
理梨子の手と口の動きが激しくなる。
触手ペニスが踊るように前後する。
下腹部から突き上げてくる快感。
口の中に広がる粘る液体。
のどの奥に絡まりながら落ちていく。
美味しい・・・
理梨子は淫蕩な笑みを浮かべて舌なめずりをした。

メディカルルームに向かう館花美紅。
「うう・・・なんだろう。ドクターから呼び出されるなんて・・・」
思わずちょっと腰が引けてしまう。
イェーガーの隊員は厳しい健康管理が義務付けられている。
それは司令部要員としてオペレーターである彼女としても例外ではない。
きっと先日の健康診断で何か引っかかったんだわ・・・
不安を感じながら美紅は廊下を歩いていた。

「館花美紅です。入ります」
『どーぞー』
いつもの気の抜けたようなドクターの返事。
思わず美紅の表情がほころぶ。
やはり緊張感をほぐすには最適な声なのかもしれない。
「失礼します」
スライドドアを開けて室内に入る美紅。

「いらっしゃい、館花さん」
机に向かっていた長夜朱鷺恵が椅子を回して美紅の方を向く。
「いらっしゃい。美紅ちゃん」
「えっ?」
美紅は驚いた。
診察用のベッドに、玖薙理梨子が腰掛けていたのだ。
「あれ? 司令がどうして?」
「うふふ・・・可愛いわぁ・・・」
ぺろりと舌なめずりをする理梨子。
その妖しさに美紅はただならぬものを感じる。
「ど、どうしたんですか? 司令」
美紅が後ずさる。
カチン。
スライドドアが音を立てる。
鍵の掛かった音。
「嘘・・・」
美紅は驚いた。
ドクターも司令も身動きをしていない。
にもかかわらずドアの鍵が掛かったのだ。
念動力?
東堂恋に備わっている能力だ。
離れたところから物体をコントロールできる。
エメラルドのダガーが舞うような攻撃をするのは恋のその能力に負うところが大きい。
だけど・・・
この二人が持っているはずないよぉ・・・
美紅は動かなくなったスライドドアに背中をつける羽目になった。

「待っていたのよ館花さん。理梨子様があなたを選ばれたの」
すっと立ち上がる朱鷺恵。
その足元に脱ぎ散らかされた衣類が落ちている。
「あ、えっ?」
美紅は朱鷺恵の姿を見る。
どうみても服を着ているのに、彼女の足元には白衣とかが落ちているのだ。
朱鷺恵がその視線を察する。
「ああ、これね。片付けるのを忘れていたわ。だめねぇ。服を着るなんて必要なくなっちゃったから気が付かなかったわ」
「えっ?」
「うふふふ・・・」
朱鷺恵の躰から黒い靄のようなものが現れる。
「ええっ?」
その靄は朱鷺恵の躰を包み込むと、すぐに晴れていった。
「ヒッ!」
美紅は息を飲んだ。
出現回数は少ないものの、強力な悪魔としてデータ登録されている悪魔サキュバスの姿がそこにあったのだ。
「サ、サキュバス! 司令、逃げてください!」
「うふふ・・・だめよ美紅ちゃん」
「えっ?」
美紅が振り向く。
妖艶な笑みを浮かべ人差し指を口元に当てている理梨子の姿が目に入る。
「彼女はサキュバスの上位種。リリムと呼んであげなくちゃ」
「しれ・・・い・・・」
美紅の背中に冷たいものが走る。
「うふふ・・・ごめんなさい美紅ちゃん・・・私・・・我慢できないのよ」
そう言って理梨子は立ち上がる。
「ちょっとだけ・・・ちょっとだけだから入れさせてね」
理梨子のスカートが持ち上がり、中から太いホースのようなものが現れる。
「ひいっ!」
美紅は蒼白になった。
「うふふ・・・これ、とっても素敵でしょ。すごく気持ちいいのよぉ」
ホース状の物体を手に取り、その先端を理梨子は舐める。
それはまさに男のモノを舐める淫蕩な女の顔だった。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」
美紅は目の前が真っ暗になった。

                          ******

『ぐぎゃぁぁぁぁ』
「第一師団特殊戦闘団損害70%。戦闘行動続行不能」
『応援を・・・応援頼む! 助けてぇ!』
「第一空挺団特殊大隊戦闘力消失。人員の損耗は約80%」
スクリーンに首都圏各地の戦闘状況が映し出されている。
いや、これはすでに戦闘ではない。
虐殺に過ぎなかった。
『あはははは・・・死ね死ね死ねぇっ!』
炎を纏わりつかせたソードを振るう赤いレオタードスーツの女。
背中には漆黒の羽根を持ち、赤い瞳が殺戮を楽しむかのように細められている。
『あはははは・・・私の雷はいかがかしら?』
杖を振るう青いレオタードスーツの女。
彼女も背中からは漆黒のコウモリ型の羽根が生えている。
空の高みから繰り出される雷は何者も止める術を持たなかった。
『キャハハハハ・・・食らえっ!』
ダガーを縦横無尽に飛び回らせる緑のレオタードスーツの女。
背中の漆黒の羽根が舞い、身軽な彼女がさらに軽々と宙を舞っている。
その様子をスクリーンで見ていた理梨子は満足そうにうなずいた。
「うふふふ・・・私の可愛いリリムたち。存分に暴れなさい」
「ひゃあ・・・ううあ・・・ああ・・・」
司令官席の下からうめき声がする。
航空自衛隊の女性隊員が四つん這いで机の下にいる。
そのスカイブルーの制服のスカートの中に理梨子の触手ペニスが入り込んでいるのだ。
「うふふふ・・・あなたもすぐにリリムとして生まれ変わるわ。わたしの可愛い娘としてね」
「ああ・・・ああん・・はあん・・・」
ぐちゅぐちゅと水音を立てながら腰を前後に動かす隊員。
涎をたらし人外の快楽のその身を捧げてしまっている。
「うっふふふふ・・・世界は私たち悪魔のもの。抵抗など無意味なのにね・・・」
舌なめずりをする理梨子。
オペレーター席では漆黒の羽根を生やし身も心もリリムとなった美紅が戦況を表示している。
すでに首都圏の戦闘部隊は壊滅。
清掃局も機能していない。
闇の世界の訪れは目の前だ。
「あ、理梨子様、通信に割り込んでくるものが」
「何者?」
理梨子の表情が険しくなる。
「スクリーンに出ます」
美紅の言葉と同時にスクリーンは暗くなり、一人の青年が現れる。
あ・・・
理梨子は胸が熱くなる。
「ル、ルシファー様」
理梨子は彼を様付けで呼ぶのに何も抵抗は感じなくなっていた。
それはそうだろう。
彼女は悪魔であり、ルシファーは悪魔の一大実力者なのだから。
すぐに立ち上がって一礼する理梨子と美紅。
『さすがだな、玖薙理梨子』
すっと手を振って座るように指示するルシファー。
「お褒めのお言葉ありがとうございます。ルシファー様」
頭を下げて席に着く理梨子。
『イェーガーたちもすっかり生まれ変わったようではないか』
「ハイ。あの娘たちも私の触手ペニスをたっぷりと味わわせてやりましたわ。今ではわたしの可愛い子供たちですわ」
邪悪な笑みが浮かぶ。
『ククク・・・それでこそ悪魔の聖母。我が妻に相応しい』
「えっ?」
理梨子は心臓が高鳴った。
私が・・・
私がルシファー様の妻に?
嬉しい・・・
なんて嬉しいお言葉かしら・・・
『お前は選ばれたのだ。さあ、我が元に来るがいい。悪魔リリスよ』
リリス・・・
理梨子にはもうそれ以外の名前は考えられなかった。
私はリリス・・・
悪魔の聖母・・・
ルシファー様の妻・・・
「ハイ。ルシファー様。私は悪魔リリス。永遠にルシファー様のおそばにお仕えいたしますわぁ。うふふふふ・・・」
イェーガーの司令室にリリスの邪悪な笑いが響いていた。

[リリス]の続きを読む
  1. 2006/05/09(火) 20:02:12|
  2. 戦隊司令理梨子
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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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