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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

呉越同舟・・・ちょっと違うかな

第二次世界大戦時ドイツの占領下にあったチェコスロバキア(当時)はドイツの軍事産業にとっても重要な地でした。
何せヒトラーはベルリンを護るよりもチェコを護れと言っていたぐらいであり、ベルリンを失ってもチェコが顕在ならまだ戦争は継続できると思っていたようです。

そのチェコスロバキアは戦後もドイツ製兵器を作って輸出をしていたわけですが、その恩恵にあずかったのがイスラエルでした。

先日チェコスロバキアよりスピットファイアを手に入れたことはお話しましたが、それはイギリスがチェコスロバキア義勇軍に与えたものでした。
それを再整備の上でイスラエルに渡したわけですが、今度は自国で生産したアヴィアS199戦闘機をイスラエルに売り渡します。

写真がないのでわかりづらいかもしれませんが、このアヴィアS199戦闘機はメッサーシュミットBF109と瓜二つであり、それもそのはず、この戦闘機はメッサーシュミットBF109をチェコスロバキアで改良生産した代物だったのです。

このアヴィアS199戦闘機により強化されたイスラエル空軍は先に述べたスピットファイアとアヴィアS199=メッサーシュミットBF109という大戦時に敵味方として戦った名機同士が一緒にアラブ軍と戦うという奇妙な光景が現出することになりました。

この大戦中の敵味方の兵器が一緒に味方として戦うというのは、何もイスラエルに限ったことではなく、アラブ軍でもその武器の供給源によっては同じように現出したのです。

例えばシリア軍は機甲兵団の装備として接収されたドイツ軍の四号戦車や四号駆逐戦車を装備していましたが、友好国であったソ連からT-34/85の供与を受けて同一の機甲部隊で運用しています。
もしドイツ軍人やソ連軍人が見たらさぞかし奇妙な思いにかられたでしょうね。
何せ四号戦車とT-34/85がM4やオチキスH-39(フランス軍の戦車)と撃ち合うのですから。

このように第一次中東戦争は両軍ともが第二次世界大戦の余剰兵器をそれぞれ購入して戦った第二次世界大戦型の戦争だったんですね。

その後イスラエルは当てにならない大国からの武器購入に見切りをつけて自国生産に切り替えて行くようになりますが、そういった技術力を持たない(持たせてもらえない?)アラブ諸国は東西両陣営の冷戦により主としてソ連製兵器で装備を固めて行きます。

第三次及び第四時中東戦争では西側技術を導入したイスラエル軍とソ連製兵器のアラブ軍による新兵器の実験場と化して行くことになります。

そして東西冷戦の終結とともに中東も一応の平穏を見せることになりますが、現在でも中東は次の戦争に備えて各国とも牙を研いでいる状態といえるでしょう。

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  1. 2005/12/15(木) 21:52:07|
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Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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