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えーと、アメリカ南北戦争でのエピソードを一つ。
南軍の指揮官リーが南部の勝利を目指し、第二次ブル・ランの戦いで北軍のポープ将軍の率いる部隊を蹴散らしたことで、北軍は窮地に追い込まれました。
リーはこの勝利を確実なものにするべく、部隊を率いて北部侵攻を実行に移します。
北軍は平時の名将、戦時の凡将であるマクレランに部隊を集中し、リーの侵攻に対抗することになります。
リーは北軍を翻弄するべく、部隊を複数に分け(北軍に比べ少数の自軍部隊をさらに分けるという大胆な行動)それらに行動を指示した命令書を渡しました。
この指示書が何枚の複写を取られたのかは定かではありませんが、ある南軍兵士の手元にあったのは間違いありません。
なぜならその南軍兵士はその命令書の写しに自分の大事な葉巻タバコを包んで持ち歩き、それを落としてしまうのです。
その葉巻タバコを包んだ包みはある北軍兵士が拾いました。
開いてみてびっくりしたでしょうね。(笑)
敵の作戦命令書だったのですから。
その命令書は北軍の指揮官マクレランの手元に渡りました。
マクレランは喜び、これでリーの首を取ったも同然だと喜んだそうです。
しかしそうは事は運びませんでした。
南軍に味方する住民から北軍の情報を得ていたリーは、マクレランがなぜか命令書を手に入れたことを知り、再度部隊を集結させます。
一方マクレランは自分が育て訓練した部隊を危険に晒したくなかったのか、緩慢な動きでリーを打つ絶好のチャンスを逸してしまいます。
結局両軍はアンティータムで正面からぶつかり合いました。
南軍のほぼ二倍の兵力の北軍は終始押し気味でしたが、リーが戦場を撤退した時にまたしてもマクレランは自軍の損失が予想以上に多かったのに意気消沈し追撃をしないというお粗末な結果になったのです。
平時には有能でアメリカ連邦軍の若きナポレオンとまで言われ、写真もわざわざナポレオンのポーズを真似していたマクレランでしたが、戦場で有能さを発揮することはついに無く、リーの引き立て役となってしまったような気がします。
それでも戦場に残ったのは北軍であり、リンカーンはこれを北部の勝利として政治的な切り札「奴隷解放宣言」を打ち出して、政治的にも南部を追い詰めました。
しかし戦争はまだ後三年も続くのです。
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- 2005/10/14(金) 21:45:08|
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