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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

SS投下です

間が開いてしまってすみません。
仕事の関係で休みが変わってしまったものですから。

それでは投下です。

31、
汀が観念したようにうな垂れる。
その様子を見た少女たちは薄く笑みを浮かべて汀に近づいていく。
左右にピンと張った触手が心なしか緩んだように見える。
「うふふ・・・観念したようね。おとなしくしていれば苦しまずに快楽の中で死なせてあげるわ」
恭子は汀の顎を持ち上げて、キスをする。
汀はそれを何の抵抗も無く受け入れ、入り込んでくる恭子の舌に自分の舌を絡めていく。
やがてそっと離れた唇からつうっと唾液の糸が伸びていった。
「ああん、先生ずるい」
「私たちにもこいつの精気を吸わせてください」
両脇で汀の両腕を絡めている少女たちが不満を言う。
その表情は淫らな欲望でいっぱいだった。
「うふふふ・・・人気者ねぇ、退魔師さん。これから私たちが前からも後ろからもあなたを吸い尽くしてあげるわ」
「うふふふ・・・」
「美味しそう・・・ふふふ・・・」
三人が充分に近づいたことを確認した汀は薄く笑みを浮かべる。
「ごめんこうむるわ」
「なにっ!」
汀は素早く左手の袖口に挟みこんであった呪符を引き出し、呪文を口ずさむ。
「や、やめろぉ!」
恭子の絶叫が響く中、呪符は光と灼熱を発し汀の両腕に絡み付いている触手を焼き尽くして行く。
「きゃぁぁぁぁぁ・・・」
「うぎゃぁぁぁぁ・・・」
触手から全身に火がまわり、真っ赤な炎が少女たちを包み込む。
「あうっ」
はじかれるように恭子は尻餅をついてしまう。
見る間に少女たちを包む炎は青白く変わり、ぐずぐずと崩れて行く。
「晶、愛美!」
郁海にも一瞬のことで何が起こったのかわからない。
だが目の前ではご主人様に選ばれた二人の少女があっけなく燃え落ち、恭子がなす術もなくそれを見ているというだけ。
汀は両腕に少し焦げ跡を残したまま床に転がると妖刀を手に取る。
「恭子!」
「えっ? 何?」
郁海は己を呪った。
声をかけるべきではなかったのだ。
声をかけたばかりに恭子の注意は一瞬逸れた。
その結果は・・・

「がはっ・・・」
恭子の口からどす黒い液体がこぼれ落ちる。
それは床に広がって黒い水たまりを作り上げる。
「あ・・・あは・・・」
「恭子・・・」
恭子の胸からは何かが突き出ていた。
ゆらめき、まるで陽炎のよう。
「ひ・・・ひがし・・・わ・・・た・・・し・・・」
恭子の目が宙を泳ぎ裏返る。
どさっと言う音とともに恭子は倒れた。
「恭子!」
郁海は駆け寄ろうとした。
だがその背後に立ち上がった人影が彼女を立ち止まらせる。
「退魔師・・・」
「ふう・・・ちょっとてこずったかしらね」
汀が右手を押さえつつ妖刀をかざす。
「貴様ぁ! 何をした!」
「フラッシュ&バーニングってところかしらね。呪符を使わせてもらったわ」
「呪符・・・」
郁海の顔に激しい怒りが表れた。
「ええ、呪符よ。退魔師なら当然のね」
「なぜお前は?」
「魔に反応するのよ。当然でしょう?」
ぎりっと音がして郁海の唇からどす黒いものが流れる。
「赦さない・・・八つ裂きにしても赦さない」
郁海がスカートの中から触手を覗かせた。
「うぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
五本の触手をうねらせながら郁海は汀に向かって行く。
その爪は黒く輝き、太陽を照り返していた。

暗闇の中うっすらと目を覚ます。
「う・・・ん・・・こ、ここは?」
「目が覚めた? 弘子ちゃん」
呼びかけられた弘子が見上げると、そこには由紀美が妖しい笑みを浮かべて立っていた。
「ゆ、由紀美ちゃん・・・」
「うふふ・・・弘子ちゃん喜んで。ご主人様は弘子ちゃんをしもべにしてくださるそうよ」
口元に手の甲を当てて薄笑いをする由紀美。
その様子は以前の由紀美にはありえないことだった。
「由紀美ちゃん・・・あなたはすでに・・・」
絶望にかられる弘子。
「ええ、私はもう人間なんかじゃないわ。ご主人様に選ばれた忠実なしもべ。見て、私の触手」
由紀美はスカートを持ち上げる。
するとその影からしゅるしゅると三本の触手が伸びてくる。
「!」
弘子は息を呑んだ。
とっさに後ずさるが、壁が背中にあたりそれ以上下がれない。
「くすっ。恐がらないで。すぐに弘子ちゃんにもご主人様が分けてくださるわ」
「い、いやよ・・・いやぁっ!」
ゆっくりと近づいてくる由紀美に弘子は恐怖を覚える。
「ダーメ、弘子ちゃんは私と一緒にご主人様にお仕えするの・・・」
しゅるしゅると言う音を立てて触手が弘子の足に絡みつく。
そのまま左右に引っ張られ、弘子は床の上で股を広げさせられてしまう。
「いやぁっ! や、やめてぇっ!」
何とかスカートを押さえて股間を隠そうとするが、近寄ってきた由紀美が両手で弘子の腕を持ち上げる。
「うふふ」
そのまま由紀美は弘子の両腕を壁に押し付け、弘子は万歳をしたような格好になってしまう。
「いやぁ、いやよぉっ!」
両手を万歳させられ、両足を触手に広げられてしまった弘子は、まったく無防備な状態で晒されてしまう。
「うふふ・・・可愛いわ、弘子ちゃん」
由紀美は黒く染まった舌で弘子の頬を舐める。
それはまるで味見をされているようで、弘子の背筋は凍りついた。
「ひいぃぃぃぃぃ」
弘子の悲鳴が用具室内に響く。
「あん・・・恐がらないで、弘子ちゃん。すぐにとっても気持ちよくなるんだから。ご主人様、お願いします」
由紀美が振り返り、暗闇に声をかけた。
そこにはただ闇がわだかまっているだけに弘子は思えたが、やがてそこからずるずるという音が聞こえ、何かが蠢くのが見て取れた。
「いいやぁっ!」
弘子の広げられた股間から覗く白いショーツにはみるみる染みができ、白い湯気が上がってしまった。

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  1. 2005/09/20(火) 21:39:46|
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プロフィール

舞方雅人

Author:舞方雅人
(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
どうぞ楽しんでいって下さいませ。

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