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舞方雅人の趣味の世界

あるSS書きの日々

重駆逐戦車フェルディナント

今月号の「グランドパワー」はこれの特集でした。
ご存知の方にはいまさらの話ですし、私も知ってはいたのですが、後に改修されエレファントとなる車両ですね。
で、こいつの特色としてガソリンエンジンで発電機を動かし、そこで得た電気でモーターを動かして履帯を駆動するという誠にめんどくさい方式で動くようになっています。
以前の私はなぜそんな面倒くさい方式を使用しなくてはならなかったのかが理解できなかったのでありますが、理由を知って至極納得いたしました。

なんてことは無い、そうしなければ重過ぎてミッションが壊れてしまうだけなんですよね。
60トンにもおよぶ重量を機械的構造で動かそうとすると、ミッションに負荷がかかり壊れてしまうという状況に対処するために、モーターで動かすという画期的な考えだったんですね。
実際意外なほど機動性を発揮したとの資料もあるそうですし、やはりポルシェ博士侮れず。

でもなぁ・・・
運用がまずかったんだよなぁ・・・
重対戦車自走砲であるべきものを陣地突破用突撃砲として使えばいろいろと不都合が生じますよね。
さらにソ連軍の戦術も上達して、随伴歩兵を切り離されてしまい、各個撃破されちゃいましたね。
ケーニッヒティーガーと同じ71口径88ミリ砲は強力ですが、一対一の打ち合いができる状況にはなりませんでした。
人気はあるんですけどね。残念です。 [重駆逐戦車フェルディナント]の続きを読む
  1. 2005/08/31(水) 22:17:13|
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少し長めに

今日はゆっくりできたので、少し長めにアップしますね。
楽しんでいただければ幸いです。

24、
「キャー! いやぁっ!」
声を出さないようにとは思っていたものの、そんな決心は目の前の光景にもろくも崩れ去ってしまう。
「弘子!」
汀はすぐに弘子の口を押さえようとするが、もはや手遅れであることは明白だった。
ガラリと言う音がして教室の扉が開く。
すらりとしたスレンダーな姿の女教師がそこには立っていた。
紺のスーツの上下にベージュのストッキング。
それがガーターベルトで止められているのが持ち上げられたスカートから見て取れる。
彼女は別に手でスカートを持ち上げているわけではない。
彼女の茂った叢から伸びている三本の触手が鎌首をもたげているためにスカートが持ち上がっているのだった。
「あ・・・あああ・・・み、宮野先生・・・」
弘子は変わり果てた歴史科教師に目を見張る。
魔物も退魔師も物語の世界ではよく聞く言葉だ。
だから汀が退魔師と名乗っても弘子はそれほど奇異には思わなかった。
小説が好きで空想が好きな少女の弘子にとっては存在しても不思議ない存在だったのだ。
だが、それはやはり物語の世界のことだ。
現実に目の前に魔物がいて、それが普段見慣れている先生だったとしたら・・・
弘子はどうしていいのかわからなかった。
彼女にできることはただ立ち尽くすだけだった。

「あら、いけない娘ねぇ。授業を抜け出したのかしら? それとも遅刻?」
くすりと妖しく美しい笑みを浮かべる宮野香代子(みやの かよこ)。
意思を失い、ただ吸い取られるためだけに存在する他の人間どもとは違い、目の前にいる人間は自由意志を持っているようだ。
ご主人様の張り巡らした結界の中でどうしてそのような存在が許されるのかわからなかったが、排除するに越したことは無い。
それにここの学生以外のこの女性は何か強力な力を感じる。
ご主人様に危害を加える存在かもしれない。
「そちらの方はどなたかしら? 今は授業中ですのよ。部外者は立ち入り禁止ですわ」
ゆっくりと右手の黒く染まった爪をかざす香代子。
「あら、それはどうも失礼したわね」
すっと弘子と女教師の間にその身を置く汀。
ツナギのポケットに右手を差し入れ、すぐにでも妖刀を構えられるように身構える。
「うふふ。無断で入り込んだ方にはお仕置きをしなくてはなりませんわね。あなたの精気をいただきますわ」
しゅるっと言うかすかな音がして香代子のスカートが揺らめく。
「ハッ!」
床を蹴り、廊下の幅いっぱいに跳躍して足元を狙った触手をかわす汀。
すぐに柄を取り出し気を込める。
陽炎のような揺らめく刀身が形作られて汀は妖刀を手にしていた。
「な、何者?」
目の前の俊敏な動きと彼女の持つまがまがしい剣に香代子は気圧される。
「まあ、冥土の土産に教えてあげようか。私は破妖汀。ちょっとは知られた退魔師なんだけどね」
くすりと笑みを浮かべる汀。
その姿に弘子は心強いものを感じる。
「退魔師? おのれ・・・」
香代子の目に憎しみが走る。
退魔師ということはご主人様に仇なすものだ。
その存在を許すわけには行かない。
「てえーい!」
右手の爪をかざしながら汀に駆け寄る香代子。
だが触手を植えつけられ人外のものとなったとはいえ、戦いの訓練を受けているわけではない。
動きの素早さだけでは汀を傷つけることはできないのだ。
「ふんっ!」
汀の右手が一閃し、香代子の右手が宙を舞う。
「ぎゃぁぁぁぁ」
「せ、先生・・・」
香代子の悲鳴が廊下に響き、弘子が思わず前に出ようとしてしまう。
「弘子!」
振り返りもせずに汀は弘子を制止した。
「あ・・・」
「しっかりしなさい! こいつはもう化け物なのよ! 助けるには浄化するしかないの」
「浄化?」
弘子は意味を図りかねた。
浄化とは一体?
「殺すことよ」
「こ、ころ・・・」
言葉を失う弘子。

甘かったのだ。
いまさらながらに自分の甘さを知らされたのだ。
退魔師という仕事も・・・
魔物という言葉の重さも・・・
今学園で起こっていることも・・・
何もかもが弘子の考えとは違ったのだ。
ここで行なわれるのは命のやり取り。
倒すか倒されるかでしかない。
私はそんなところにのこのこと来てしまったのだ。
弘子はそう思い、改めて自分の甘さを恥じ入った。

「おのれー!」
右腕を失い、ぼたぼたとどす黒い液体が流れ落ちる。
少々の傷ならばすぐに回復するはずの躰が傷口をふさげない。
香代子は改めて目の前に立つ女の恐ろしさに気が付いた。
だが、それよりも憎しみの方が遥かにまさってくる。
この女・・・人間のくせに・・・
香代子にはもう人間は獲物に過ぎない。
その人間に傷付けられるなど許されることではない。
「えやー!」
香代子は左手の爪で切りつけるように見せかけ、触手を差し向ける。
三本の触手が汀の両腕を押さえつけるのだ。
動きを止めたあとでゆっくりと心臓を抉り出してやる。
香代子は精気を啜ることなど考えもしなかった。
ただ目の前の女を殺すことのみだった。

目の前で知っている人間が傷付けられるのはさぞ辛いことだろう。
汀はそう思ったが、いまさらどうしようもない。
危険だというのについてきた弘子が自ら招いてしまったことだ。
それにこの女教師・・・魔物に取り付かれているというより、すでに融合されている。
妖魔の能力を使いこなし始めているのだ。
このまま時を過ごせば完全なる妖魔となり、手強くなるに違いない。
今ここで切り伏せるしかないのだ。
汀は背後の弘子をかばうように妖刀を構えなおす。
そのとき女教師が飛び掛ってきた。
汀は妖刀を一閃した。 [少し長めに]の続きを読む
  1. 2005/08/30(火) 21:39:43|
  2. 退魔師
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プラモデル

もう何年も作っていないんですけど、最近なぜか無性に作りたくなることがあります。
以前からタミヤの戦車が好きだったんですが、最近の35分の1スケールはけっこう値が張りますよね。
ティーゲルやパンターあたりだと三千円も四千円もしたりします。
そこで最近タミヤで出してきた48分の1スケールの奴を買おうかなと思っているのですが、あれってまだ見たことないんですよね。
キャタピラって昔のようなポリタイプなのかな。
それとも一枚一枚取り付けるタイプなのかな。
この更新が終わったらタミヤのホームページでも覗いてみようっと。

さて、SSも少々。

23、
静かな廊下を歩いていく汀と弘子。
時折教室の中を覗いてみるが、そこには無表情な少女たちが同じく無表情な教師と一緒に黙って座っているだけだった。
「こ、怖いわ・・・」
そのあまりにも異質な光景は弘子の背筋を凍らせる。
「ここはもう完全なる餌場だわ」
「餌場?」
「そう・・・魔物が自分のために家畜を飼っているようなものよ」
「家畜・・・」
弘子の言葉が失われる。
自分たちがそんなことになっているなんて、想像も付かなかったことだ。
「み、汀さん」
弘子が何気なく覗いた教室を指差す。
「な、何?」
汀もその教室を覗いてみる。
「えっ?」
汀の目に飛び込んできたのは異様な光景だった。

無表情のまま席に着いている女子学生たちの中で、一人の女性教師がスカートからどす黒く太いホースのようなものを三本も伸ばしているのだ。
そのホースのようなものの先端は三人の女子学生のスカートの中に吸い込まれており、女性教師には淫蕩な笑みが浮かんでいた。
そして、彼女が腰を動かすたびにドクンドクンとホースのような・・・いや、触手と言ったほうがいいようなものが脈動し、そのたびに女子学生は水分を抜き取られていくかのように干からびていく。
「あ・・・ああ・・・」
「弘子、見ないで!」
汀がしまったと思ったときには弘子の悲鳴が廊下に響いていた。 [プラモデル]の続きを読む
  1. 2005/08/29(月) 23:13:20|
  2. 退魔師
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今日も続きを

昨日の続きです。
読んでいただけると嬉しいです。

22、
「はん・・・は・・・ん・・・は・・・」
感じるままに腰を動かして快楽をむさぼっていた郁海だったが、触手が動きを止めたことに気が付いた。
「ああん・・・そ、そんなぁ・・・イ、イかせてくださいぃぃ・・・」
同じく動きが止まったことでお預けを食らってしまった恭子も腰を振っておねだりをする。
他にも二人ほどの女子学生が動きの止まった触手を恨めしそうに見ている。
「ご、ご主人様・・・」
「あ、あの・・・ご主人様・・・」
恐る恐る“それ”の方を見る郁海と恭子。
だが“それ”に動きは無く、郁海と恭子は互いの顔を見合わせる。
やがて秘部に差し込まれた触手から“それ”の意思が流れ込んできた。
「はああん・・・し、侵入者ですか?」
「あん・・・あん・・・な、何者でしょうか?」
二人と同様に触手で繋がっている二人の女子学生にもその情報は伝わっていく。
「ひゃん・・・はう・・・いい・・・はい・・・はい・・・かしこまりました」
「ご、ご命令のままに・・・はい・・・処分いたし・・・ます・・・」
「ああ・・・お、お任せを・・・ご主人様」
触手から伝えられる命令を快楽とともに受け入れる女たち。
淫らな笑みに嗜虐の笑みが加わっていく。
しゅるしゅると触手が離れていくと、彼女たちは真っ赤に濡れた唇を舌なめずりしながらゆっくりと立ち上がった。
「うふふ・・・ご主人様の邪魔する奴は殺してやるわ」
はだけたブラウスを直しながら郁海がつぶやく。
「ええ、私たちで始末しましょう」
恭子も黒く尖った爪をすっとかざす。
他の二人もそれぞれに闇の中で笑みを浮かべていた。



玄関の下駄箱で上靴に履き替える弘子。
外来者用のスリッパを見つめていた汀は首を振ると、靴の泥をとんとんと落としてそのまま土足で校内に上がる。
「スリッパじゃ・・・ちょっとね」
言い訳めいた汀の言葉に弘子はくすっと小さく笑う。
「仕方ないですね。黙っていてあげます」
「サンキュー。助かるわ。卒業してからも先生に叱られたくはないからね」
「それにしても・・・静かですね」
弘子が廊下の奥に目をやる。
授業中ということもあるのだろうが、廊下には人っ子一人いなかった。
「意思を奪われて授業を受けるだけになっているんでしょうね。何も考えて行動することができなくなっているのよ」
弘子はぞっとした。
ただ黙々と授業を受けるだけの学生たち。
やがて一人二人と魔物に食われていってしまう。
そんなことが現実に起こっているのだ。
何とか止めなければならない。
「汀さん・・・」
「うん、行きましょう」
汀が力強くうなずく。 [今日も続きを]の続きを読む
  1. 2005/08/28(日) 21:19:22|
  2. 退魔師
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お久し振りです

お待ちいただいた皆様、大変お待たせいたしました。
触手SSの続きです。

21、
すでに登校時間は終了し、校門は閉まっていた。
不気味なほど静寂を感じる校舎を見て、汀は表情を固くする。
「こっちです、汀さん」
校門の脇にある通用門を開く弘子。
「開いている?」
汀は不思議に思ったが、通用口が開いているのは考えてみれば当たり前のことだ。
「行きましょう」
弘子が先に入り、汀がそのあとに続く。
汀はそこをくぐったとたんに言い知れないプレッシャーを感じた。
「相当に強い結界だわ」
「汀さん・・・」
そばに立っている弘子も青い顔をしている。
一般人である弘子にすら異変が感じ取れるほどなのだろう。
「どうして・・・どうして気が付かなかったのだろう・・・」
「無理もないわ。あなたは影響下にあったんですもの。この学園に通っている娘は誰も気がついていないのでしょうね」
「みんな・・・みんなを助けなきゃ・・・」
思わず駆け出そうとする弘子の手を汀が引き止める。
「弘子、焦らないで。魔物がどこにいるか突き止めなくちゃ」
「魔物?」
弘子が思わず目を見開く。
「ええ、ここには魔物がいるわ。それは間違いない。この学園のどこかに巣があるはずよ」
「そんな・・・そんなことが・・・」
汀の言葉は普段の弘子なら信じられなかった。一笑に付していたところだろう。
だが、今は信じることができた。
何より学園の静けさと異様さがそのことを雄弁に物語っている。
「みんなを助けるには魔物を退治することが必要よ。わかるわね」
弘子はうなずいた。

「あん・・・はあん・・・あんあん・・・ああ・・・」
暗がりの中、上下に体を揺らしている女。
口からは涎が垂れ歓喜の表情に包まれている。
「ああ・・・最高・・・最高ですぅ・・・ご主人さまぁ」
黒革のタイトスカートからはガーターストッキングに包まれた脚と秘部に差し込まれた触手が見えている。
「ハアハア・・・いい・・・いいのぉ・・・イくぅ・・・」
その横でもう一人の女性も同じように腰を振っていた。
触手の動きにあわせるようにゆっくりそして激しく。
触手の表面はどくどくと脈打ち、ポンプが水を吸い込むように精気をすすり取っていく。
“それ”にとっても至福のひと時であった。
しもべたちが啜ってきた精気はいつもこの時間にもたらされる。
そのたびに“それ”は触手を使ってしもべたちを楽しませ、自分も精気を啜るのだ。
すでに十数人に膨れ上がったしもべたちは、それぞれ自分たちの好みの方法で精気を集めてくる。
それを分け与えられた“それ”はすでに充分な力を蓄えつつあった。 [お久し振りです]の続きを読む
  1. 2005/08/27(土) 21:54:25|
  2. 退魔師
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大航海時代

コーエーさんから出ておりますパソコンゲームにそのものずばりのタイトルがあるわけですが、最近廉価版も出て手に入りやすくなった「大航海時代Ⅳ」というゲームがあります。
私はこのゲーム好きなんですよ。
帆船を使って交易ができるというだけでもうたまらないものがあります。
人類が作り出したもっとも美しくかつもっとも重労働な乗り物。
それが帆船だそうです。
以前にも書きましたが私は船が好きです。
二次戦中の日本軍艦から始まり、宇宙戦艦ヤマトに向かい、宇宙船から再度地球上の船に戻り、海洋国家ということで英国に惹かれ、英国が主役の海洋小説で帆船の魅力に取り付かれと紆余曲折があるわけですが、帆船にはすごく魅力を感じます。
その帆船のゲームですからね。楽しませてもらいました。
小さな船で交易をし、金を溜めて中型船を手に入れ、さらに大型船で船団を組みといったふうに進めるわけですが、まあ、比較的たやすく金儲けができるところや、一旦航路を作ってしまうと自動で動けるので楽なところなどゲーム的なところもたくさんあります。
それにライバルを排除して行くと後半は作業となってしまうあたりはコーエーらしいといえましょう。
でも、前半から中盤は楽しめますよ。
好みがはっきりするので万人向けではないですが、船好きの人はお試し下さい。

ちなみにこのゲームにはMC的要素はございませんのでそのつもりで。(笑)
それではまた。
  1. 2005/08/26(金) 23:07:26|
  2. PCゲームその他
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健康診断

今日は健康診断に行って来ました。
私ももうそれなりの歳なので、自分の健康は気になります。

駅前のビルへ行き、受付を済ませて呼ばれるのを待ちます。
呼ばれたあとは検査用の服に着替え、身長体重を計測。
続いて視力聴力を診断。
血液を取り、尿を取り、眼底出血がないか確認します。
横になってエコー、続いて心電図。
心肺機能の確認、聴診器での診察。
そして最後に胸部と胃のレントゲン。

なんだかんだでけっこうやりましたね。
こうして書き出すとびっくりです。
後は結果を待つばかり。
なんとも無ければいいなぁ。

それにしても胃のレントゲンのために飲んだバリウム。
やはり不味いですね。(笑)
それと早く排出するために飲んだ下剤とでお腹の調子が悪いのなんの。
何回もトイレに駆け込む羽目になりました。
あーあ、しんどい。(笑) [健康診断]の続きを読む
  1. 2005/08/25(木) 21:39:23|
  2. 日常
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悪と正義

「アウシュビッツ」で行なわれたと言われることは紛れも無く虐殺であり、人権に対する悪事だと思われます。
しかし、当時それを行なっていた人たちにとっては、ドイツをユダヤ人が行なっている(と考えられていた)謀略から救うための正義の行動と信じていたようです。
ユダヤ人を抹殺することで自分たちの属する世界は救われる。
そう信じて虐殺を行なっていたのです。

このように正義と悪とは相対的なものであり、絶対的な善や絶対的な悪は定義しづらいのではないかと思うのですが、特撮番組の世界では以前は絶対的な悪の組織が存在していました。
最近の番組は見ていないので、最近の特撮で悪がどう描かれているかは知らないのですが、昭和の特撮世界では悪は絶対的な悪として描かれていたと思います。

「ショッカーは世界征服をたくらむ悪の組織である」
こうまですがすがしくキッパリと言い切っているのはある意味すごいのかもしれませんね。
たいていの悪事は、正しいことだと信じて行なったと欺瞞されるものですが、彼らは自分の行動は悪だと言い切ります。
そのある意味の潔さに私なんかは惹かれてしまうのかもしれませんね。

私の書くSSにも魅力的な悪の組織を作り出していきたいものです。 [悪と正義]の続きを読む
  1. 2005/08/24(水) 21:44:24|
  2. 趣味
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これも洗脳?

先日NHKで戦後60周年の番組の一つとしてドイツのユダヤ人虐殺のドキュメンタリー、「アウシュビッツ」が放映されていました。
ご覧になった方も多かったのではないかと思いますが、そのなかで収容所で働いている親衛隊員たちのことが触れられていました。

収容所には当然ユダヤ人の女性も居て、その人たちの看守として女性も親衛隊員にはいたようです。
その中の一人にスポットを当てていたようですが、彼女は純朴な田舎娘だったようです。
それがアウシュビッツの看守として採用され、日常的に虐待と殺戮に接しているうちにじょじょに変わっていってしまったようですね。
ユダヤ人女性を平気で撃ち殺したりすることができ、それを異常とも思わないようになってしまっていたようです。

これも一種の洗脳かもしれませんね。
ナチスの思想を植えつけ、ユダヤ人は排除するべき存在と認識するようにされてしまったのですから。
家をでる時には素直な優しい娘が、一歩収容所に入ると残虐なことを平気でできるようになる。
恐ろしいことなんですけど・・・
個人的には悪の組織にとられられ、女怪人に改造されてしまったようで思わず萌えてしまいました。 [これも洗脳?]の続きを読む
  1. 2005/08/23(火) 22:02:21|
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だっるー

体のだるさが取れないですね。
咳の方は収まったのですが、まだ痛みも残っています。
今日は早々に寝てしまおう。

録画したガンダムもまだ見ていないのになぁ・・・
明日はもう少し調子が良くなっていると思いますので、ご心配なく。
それではまた。
  1. 2005/08/22(月) 22:13:53|
  2. 日常
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ゲホゲホ・・・

体調不良。
朝起きたらのどがやられていました。

私はどうも寝ている時いびきをかくようなんですが、それって口で呼吸をしているんですよね。
それでなのかけっこうのどを痛めてしまうことが多いのですが、今朝もやってしまいました。
朝目が覚めたらのどがぜいぜい・・・
すぐに咳が出始めて痛みも出始めてしまいました。
身支度を整えている時も咳は止まらず、声もかすれてしまっていました。
こうなると仕事にも差し支えてしまうので、今日はおとなしくしていることに・・・
薬を飲んで、のどの痛みをとるのどスプレーを使いしゃべらないようにします。
咳が続くと体力も相当消耗するので、今日はゆったりと寝ていました。
ホント、参ってしまいますよね。

皆様も暑いからといっておなかを冷やしたりしないようにしてくださいね。
幸い薬が効いたのか、夕方には咳も止まりのどの痛みもかなり取れました。
明日は多分大丈夫でしょう。

皆様も夏風邪などには充分気をつけてくださいね。 [ゲホゲホ・・・]の続きを読む
  1. 2005/08/21(日) 20:59:50|
  2. 日常
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すごいですね

やりました。
駒大苫小牧高校夏の甲子園大会二連覇!
57年ぶりの快挙とか。
すごいですねぇ。
野球に興味を持ち、かつ北の大地に住むものとしては素直におめでとうを言いたいです。
本当にお疲れ様でした。

すみません。
今日はこれにて。
ではまた。
  1. 2005/08/20(土) 21:12:05|
  2. スポーツ
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大好きなシチュです

いつもコメントいただく空風鈴さんも楽しまれたというゲームなんですが、トライアングルというブランドさんの「魔法戦士プリンセスティア」というゲームがあります。
清楚で可愛いティアナ姫が正義の戦士として悪の幹部たるメッツァー(主人公でありプレイヤー)と戦うというゲームなのですが、エロゲーなのでティアナ姫は敗北することによりいろいろな責め苦を受けて行きます。
やがてティアナ姫は捕らえられメッツァーにより快楽の虜にされていきます。
エンドはいくつかあるのですが、私個人的に最高のエンドだと思うのがダークプリンセスエンドです。
メッツァーにより快楽と邪悪な心を植えつけられたティアナ姫は、黒いコスチュームを身にまとい、メッツァーの片腕となって地上侵略を進めていくのです。

もう、このエンドを見たときには震えが来ちゃいましたね。
もう最高の萌えシーンですよ。
嬉しかったですね。
私はヒロインが快楽の虜となりメス奴隷として主人公に尽くすというシチュも好きですが、やっぱりヒロイン自身が邪悪となるシチュはそれ以上に大好きです。
主人公の傍らで妖しい笑みを浮かべながら邪悪な行為を行っていくかつてのヒロイン。
それを見て微笑む主人公。
(・∀・)イイ!!ですよねー。

残念ながらそういったシチュはなかなかないので、出会ったときはすごく嬉しくなります。
と同時に、その少なさにやはり自分で書かねばと思うことも多くて、それが今に繋がっていると言ってもいいかもしれません。

トライアングルさん初めゲームメーカーの皆様、よろしくお願いいたしますね。 [大好きなシチュです]の続きを読む
  1. 2005/08/19(金) 23:14:03|
  2. PCゲームその他
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あとわずか

海人様の海人屋敷様と相互リンクの状態となりました。
海人様ありがとうございました。

その海人様が中心となって行なわれておりました蜂娘祭なんですが、いよいよ今月いっぱいで幕を閉じることになりました。

もともと期間限定で始めた企画でして、私もお声を掛けていただき、拙作を掲載していただきました。
お読み下された方々にはここで改めて御礼を申し述べさせていただきます。
本当にありがとうございました。

蜂女という題材を元に作品を寄せ合った形でしたが、それぞれに違った世界が広がりとても刺激を受けました。
できればまた何かを題材にしてこういったことをやってみたいものですね。

今回お世話になりました皆様、どうもありがとうございました。 [あとわずか]の続きを読む
  1. 2005/08/18(木) 22:54:00|
  2. ネット関連
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一ヶ月経ちました

本当は昨日だったのですが、めでたく一ヶ月過ぎました。
これからも続けて行きますので応援して下さいませ。

さて、今日はゲームの話を・・・
ゲームと言ってもいろいろとありますが、今回はパソコンゲームです。

もうかなり以前になりますが、コーエーからロイヤルブラッドⅡというパソコンゲームがでております。
廉価版も出ているのでご存知の方も多いと思います。
で、このゲーム。私にとってはかなりそそられるゲームでした。

善と悪のどちらかでゲームを進められるのですが、ゲームそのものはいわゆるシミュレーションで、国取り、拠点取りのゲームです。
しかし、このゲームの真髄は捕虜を捕った時なんです。
正義側でゲームを行なっている時は、邪悪に心を染められた敵のキャラを洗脳から解き、説得をして仲間に加えるのですが、悪側でゲームを行なっている時は、そのものずばり敵キャラを洗脳しちゃいます。
洗脳されたキャラはグラフィックも若干変わり、なかなか邪悪さを出してくれます。
こういったシミュレーションゲームはほかに例がないのではないでしょうか。
なかなか楽しませてもらいました。

まあ、万人向けとはいいがたいですが、そういったゲームもあるということで。
それではまた。 [一ヶ月経ちました]の続きを読む
  1. 2005/08/17(水) 22:30:52|
  2. PCゲームその他
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今日も映画の話を一つ

お墓参りやら何やらでけっこう忙しかった日でした。
本当ならSSも書きたかったんだけど、手が出ませんでした。
すみません。

宮城県を中心とする大きな地震がありましたね。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
最近多いですね。
皆様も充分お気をつけ下さい。

さて、私の好きな戦争映画の一つに「遠すぎた橋」があります。
コーネリアス・ライアンの原作を映画化した作品ですが、たくさんの豪華俳優を使った戦争スペクタクル巨編だそうです。
映画そのものは今どこの部隊が画面に出ていて、場所はどこなのかというのが、今いちわかりづらかったらしく、あまり評判はよくなかったようです。
ただ、マニア的な目で見ますとまた違った見方ができまして、「バルジ大作戦」が戦車の集中使用ならばこちらはC-47輸送機の集中使用です。
実際の空挺部隊を使用した降下シーンを始め、あれほどの数のC-47輸送機が登場する作品も例を見ないでしょう。
戦闘シーンもなかなか上手で、ドイツ軍の歩兵陣地に対し攻撃を開始する場面では、ちゃんと砲兵の弾着が徐々にずれて近づいていきます。
煙幕を張ったり航空支援を呼んだりと見ていて気持ちがいいくらいです。

ちょっと残念なのは車両ですね。
もちろん手を加えてそれっぽく見せていて、「バルジ大作戦」よりはよほど好感度がもてるのですが、さすがに実車のM4は残り少なかったのか、ランドローバーにM4の車体を載せたものが使われましたし、パンターに似ていると言う理由で選ばれたレオパルトを改造したドイツ戦車はどうやらティーゲルとなっていたようです。(もっとも劇中で車種は言ってませんが)

でも、なんだかんだ言っても楽しめる作品には違いないですし、私は好きな作品です。
よければ見てやって下さいませ。
それではまた。 [今日も映画の話を一つ]の続きを読む
  1. 2005/08/16(火) 23:02:26|
  2. 映画&TVなど
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一万超えちゃいました

カウンターをお見せできないので、証拠は? と聞かれると困ってしまいますが、本日ブログのアクセス数が一万を超えました。
これも皆様の応援のおかげです。
本当にありがとうございました。
これからも続けられる限りは続けて行きますので、応援よろしくお願いいたします。m(__)m

さて、今日仕事の帰りに寄った本屋でDVDを一枚手に入れてきました。
もちろん本屋にDVDショップが併設されているわけです。
で、何を買ってきたかというと、「バルジ大作戦」(変換前には原時代作戦とでましたww)なわけですわ。
この作品はご存知の方も多いでしょうが、ドイツの「ラインの守り作戦」をベースにした戦車戦映画です。
小学生当時の私はこの作品を見て、ドイツのキングタイガー戦車(まだケーニッヒティーゲルではない)はこんなんじゃないやいとプラモ片手に文句を言っておりました。(M4がM24だったことはどうでもいいらしい)
しかし、そんな私でもこの映画の中で歌われる「パンツァーリート」は強く印象に残りました。
今回DVDを買ったのもひとえにその「パンツァーリート」が聴きたかったからにほかなりません。
それに戦争映画としてはいろいろと突っ込みどころ満載の映画なんですが、あれほど大量の戦車を劇中に登場させた戦争映画も珍しいのではないでしょうか。
戦車の集中使用とはこういうものだという見本を見せてもらったような気がします。
結局好きなんですよね、この映画。
長い作品ですのでお暇があればどうぞ。

今度はまた違う映画の話でもしようかな。
それではまた。 [一万超えちゃいました]の続きを読む
  1. 2005/08/15(月) 21:35:15|
  2. 映画&TVなど
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個人的に気になること

明日は戦後60回目の終戦記念日だそうです。

皆さんもそうだと思いますが、私もずっとこの日八月十五日が太平洋戦争終結の日だと教わってきました。
でも、よく考えてみてください。
この日は昭和天皇陛下が連合国の発表したポツダム宣言を受諾する声明を発表した日に過ぎないのです。
あくまで天皇陛下及び日本政府が無条件降伏を受諾したに過ぎなく、連合国側にとってはまだ戦争中であるのです。
事実ソ連は陛下の発表も日本側の戦闘中止も無視し、満州及び千島列島で戦闘を続けていました。
日本が本当の意味で終戦を迎えるのは九月二日。
戦艦ミズーリの甲板上で降伏文書にサインをしたときなのです。
それまでは単に停戦に過ぎません。
だから本当はそれをきちんと知らしめるべきなのだとは思います。
明日が終戦ではなく、九月二日が終戦なんだよと。

でも、いまさら変えるわけにもいかないでしょうね。
ただ個人的にはずっと気になっているものですから。
一応ここに書かせていただきました。
それではまた。 [個人的に気になること]の続きを読む
  1. 2005/08/14(日) 21:37:15|
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暑くてちょっとへばりぎみ・・・

暑いですねぇ・・・
私の住む地域はそれほど暑さの厳しい地域ではないはずなのに、今年はいつもより暑い気がします。
夜寝ていても暑くて寝苦しく、目を覚ましてしまうこともしばしば。
おかげで寝不足がたたって体力が落ち気味です。

まあ、もう少ししたらまた寒い季節がやってきちゃうんですけどね。
それまでの辛抱ですね。

さて、いつものSSを投下します。
今日はどうにか書けたので、お楽しみいただければ幸いです。


20、
「あ・・・」
「おっと!」
通りへ出て角を曲がったところで弘子はいきなり人にぶつかってしまった。
「ごめんなさい」
無意識的に頭を下げて通り過ぎようとする弘子。
「待って!」
「えっ?」
急に声を掛けられて弘子は立ち止まる。
今までぶつかった相手が男か女かもわかっていなかったが、振り返るとそこには黒革のツナギを見事に着こなしたスタイルのよい黒髪の女性が立っていた。
「何か?」
弘子は何か文句を言われるのかと思ったが、相手の口から出たのは意外な言葉だった。
「あなた・・・そのままだと・・・死ぬわよ」
「え・・・?」
「あなたは今思考能力を奪われているわ。そのままだと何も考えられなくなって死ぬことになるわ」
弘子は驚いた。
確かに最近何も考えたくないし、何も考えられなくなっている。
学校へ行っても授業を受けている記憶すらない時があるのだ。
最初は疲れているのかとも思ったが、最近ではそんなものだろうと思い気にならなくなっていた。
「ちょっと来なさい」
革ツナギの女性は弘子を呼び寄せる。
何も考えられないまま弘子はその言葉に従った。
女性は弘子をそばに呼び寄せると、印を組み破魔の言葉をつぶやく。
ぽうっとその手が光ると弘子の頭の中の靄がすうっと消えていった。
「あ・・・」
「うふふ・・・どうかしら?」
彼女の言葉を聴くまでもなく、弘子は全てをはっきり認識していた。
学園の中で何かが起こっており、いく人かの姿が消えてしまったことも・・・
そう・・・彼女の親友の由紀美も最近は様子が変わってしまって、妖しい笑みを浮かべながら後輩を誘っているのを見たことがあった。
「あ・・・ああ・・・あああああ・・・い、いやぁぁぁぁぁ」
弘子は頭を抱えてうずくまる。
「ちょ、ちょっと、大丈夫? しっかりして」
心配してくれる声を余所に弘子は頭を振り続けた。
「怖い・・・怖いよぉ・・・怖いよぉ・・・」
「だ、大丈夫。大丈夫だから」
そっと優しく弘子は抱きしめられる。
弘子はしばらくすがり付いて泣き続けるしかできなかった。

しばらくして落ち着きを見せた弘子を彼女はそっと解放する。
「どうやら落ち着いたようね。ごめんね、自己紹介が遅れて。私は破妖汀。退魔師をやっているわ」
「破妖さん? 退魔師なんですか? 私は酒本弘子です」
「そうか、よろしくね酒本さん」
「はい、ありがとうございました破妖さん」
弘子はぺこりと頭を下げた。
「早速なんだけど、どうしてそんなことになったのか教えてくれない? あなた、あの白鳳学園の学生さんでしょ? あの学園で今何が起こっているの?」
「わからない・・・わからないんです。でも、何かが起こっているんです。何人もの人がいなくなっているのに誰も変に思わないなんて・・・」
弘子は首を振る。
「そう・・・やっぱり行って調べてみるしかないわね・・・」
汀は決意した。
白鳳学園へ乗り込み、学園に巣くう魔を打ち払うのだ。
「わかったわ。あなたは今日は帰りなさい」
「いやです」
弘子はきっぱりと断る。
「へ?」
思わず目が点になる汀。
この娘は危険がわかっていないのだろうか。
「が、学校は危険なのよ」
「わかっています。でも・・・何かお手伝いできればと思って・・・」
「お手伝いって言っても・・・」
汀は渋い表情を浮かべた。
この娘にはこの娘なりの思いがあるのだろうが、危険には違いない。
「破妖さん私の学校は初めてですよね? どこに何があるかわかりますか?」
「ウッ・・・」
「不案内なところで何かあったら困るじゃないですか」
「それは・・・そうだけどね・・・」
弘子は引き下がらない様子だ。
「だから・・・連れて行ってください。足手まといなら見捨てられても構いません」
しっかりと汀を見つめる目には決意がみなぎっていた。
「ふう・・・まずったなぁ・・・声をかける相手を間違ったか」
汀も説得をあきらめた。
「いい、何があっても私のそばから離れないでね」
「はい、破妖さん」
弘子がうなずく。
「汀でいいわ。よろしくね酒本さん」
「あ、それなら私のことも弘子って呼んでください」
「わかったわ、弘子」
汀はうなずき、手を差し出す。
弘子はしっかりと受け取って握手をした。
  1. 2005/08/13(土) 20:00:42|
  2. 退魔師
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やっぱり面白いわ

TRPGをやってきました。
前回のメンバーに入れ替わりが少々。
ある洞窟へヒカリゴケを取りに行ったパーティ。
狼を倒し、蜘蛛を倒し、蛇を倒して(レベル1だからね)何とかヒカリゴケを手に入れる。
たったそれだけのことなんだけど、なんだかとても楽しい。
またやりましょうね。
  1. 2005/08/12(金) 22:39:27|
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戦国自衛隊

すみません。
新しく作られた方はまだ見ておりません。
ですので、比べることはできないのですが、どうもいろいろな意見を聞くと今回の新しく作られた「戦国自衛隊1549」はあまり評判が良くないらしいです。
本物の自衛隊車両や兵器が出てくるのはいいのだが、肝心のストーリーがいまいちという話ですね。

かえって千葉真一主演の「戦国自衛隊」の方が見直されているとか。
陸上自衛隊では使用されていない大型ヘリをオリーブドラブに塗り、一から製作した61式戦車もどきを画面で走らせているところは、確かに本物には劣りますが、かなり力を入れて作られた作品であることは間違いないでしょう。

それに私はあの作品で作中に流れるジョー山中さんの音楽が大好きです。
音楽を聴くためだけにDVDを借りたりすることすらありますよ。
切ないようなあの主題歌はもう聞いていてたまりません。
また借りてこようかな・・・

さて、明日はTRPGです。
シナリオを考えなくちゃなぁ。
それではまた。
  1. 2005/08/11(木) 22:06:52|
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うーん・・・ネタがない

ということで、趣味のTRPGの話を一つ。
一応週末にTRPGをする予定なんですが、やっぱり無難なところでファンタジーということになる。
20年前の日本ならファンタジーと言ってもピンと来る人は少なくて、指輪物語を読んだことがある人ぐらいしかわからなかったかもしれない。
アニメでも「聖戦士ダンバイン」を放映してみたものの、バイストンウェルは人気がなくて、やむなく地上編を製作したとか。

ところがファミコンでドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのコンピュータRPGが人気を博し、それに伴って書籍や雑誌などでファンタジー世界が紹介されるようになり。
ロードス島戦記のような小説やアニメも作られるようになって、ファンタジーは市民権を勝ち取った。

今ではTRPGをやろうと言えばメンバーが集まるかどうかはともかく、ファンタジーのTRPGを思い浮かべる人が多いだろう。

かく言う私もマスターの端くれとして、数多くのTRPGをこなしてきたが、やはりファンタジーがシステムの多さとも相まって回数が多いと思う。

ここまでファンタジーが浸透してくれたことは喜ばしいことではあるのだが、たまにはSFやホラーもやろうぜ。

宇宙船を使って貿易したり、銃や剣では倒せないモンスターに狂気を感じながら知恵をめぐらすのも悪くはないよ。

SF系やホラー系のTRPGもやりたい舞方雅人でした。 [うーん・・・ネタがない]の続きを読む
  1. 2005/08/10(水) 22:10:06|
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今日は長崎の原爆の日

あれから60年がたつんですね。
私はもちろん戦争を知りません。
戦後の混乱期も知りません。
ですが、今こうやってネットで楽しめる平和な日本はあの時が元になっているんですよね。
平和な日本であることがどれだけ素晴らしいものなのか、ちょっとしたことで私は忘れてしまいそうになりますが、忘れてはいけないことだと思います。
世界中にはまだまだ核兵器があふれておりますが、戦争に使われたのが後にも先にもこの二発だけで終わって欲しいものですね。

さて、いつものSSを少々。

19、
「きえぇぇぇぇぇ!」
一人の少女が黒く鋭い爪をかざして汀に挑む。
「甘い!」
汀は柄だけの刀をすっとかざした。
すると揺らめく陽炎のようなものが刀身を形作り、見事な刀を形成して行く。
「いやぁっ!」
気合を込めて刀身を一閃する汀。
あっという間に襲い掛かってきた少女は右手を肘から先で失ってしまう。
「えっ?」
「ええっ?」
一瞬あっけに取られる少女たち。
立ち止まってぼたぼたと黒い液体を右腕からたらしている少女はやがてそれが何を意味するかに気がついた。
「う、うぎゃぁぁぁぁ・・・」
「き、紀美ちゃん・・・」
悲鳴を上げてうずくまる少女をもう一人がなすすべもなく見つめている。
「あぐぐうぅぅぅぅぅ・・・」
「ちっ、踏み込みが浅かったか。調子悪いな」
揺らめく陽炎の刀身を持つ刀を手にした汀がゆっくりとうずくまる少女に近づく。
「よ、よくも紀美ちゃんを!」
もう一人の少女が憎しみをむき出しにしてにらみつける。
だが汀は薄く笑みを浮かべていた。
「あなたでは私には勝てないわよ。おとなしく滅ぼされなさい」
「だまれぇっ!」
股間から黒く太い触手を伸ばし、汀の足元に絡みつかせる。
そうして動きを封じておいて爪の一撃を食らわせるつもりだったのだ。
「ハッ!」
「えっ?」
その声を発した時すでに事は終わっていた。
ゴトリという音とともに学園の制服姿の少女の上半身が地面に転がっていた。
「あ、ああああ・・・・茜ぇ!」
物言わぬ塊となった友人を目の当たりにする少女。
右腕を失いながらもぎりぎりと唇を噛み締めて汀をにらむ。
「ふん・・・次はあなたよ」
「うるさーい!」
左手をかざして突進する少女。
汀の手にした妖刀がきらめいた。

「ふう・・・」
汀は息を吐き、妖刀の陽炎のような刀身に手をかざす。
すると陽炎は揺らめくように消え、汀の手には柄だけが残った。
「さて、後始末をしないとね」
汀が印を組むところがっていた少女たちの遺体が青白い炎を上げて燃えて行く。
これほどの事をしていたにもかかわらず、通りを行きかう人々はまったく彼女を意識していない。
何事もなかったようにそのあたりを通過して行くだけだった。
やがて炎が収まるとそこにはただ灰が残るのみとなる。
それも風に吹き払われるように舞散って行き、あとには静寂だけが残っていた。
「終わったか。結界を解かなきゃ。それにしてもこいつらは雑魚。本体を倒さねば・・・」
汀はそうつぶやくとその場を後にした。

「あ・・・朝・・・か・・・」
目覚ましの音に弘子は目を覚ます。
布団をよけて起きだすものの、どうも頭がすっきりしない。
まるで頭の中に靄がかかったような感じがこのところずっと続いているのだ。
弘子は頭を振ってすっきりさせようとするが、鈍った頭は一向に冴えてはくれなかった。

「おはよう・・・」
パジャマ姿のままリビングに顔を出す弘子。
「おはよう。早く支度しなさい。学校に遅れるわよ」
トーストにバターを塗って父親に手渡している母の姿。
いつもと変わらぬ朝の風景だ。
「ハーイ・・・」
弘子はそう言うと洗面所へ行き顔を洗う。
いつものように部屋へ戻って身支度を整えているとあっという間に時間は過ぎていった。
「弘子、パン焼けているわよ。早くしなさい」
「あ、ハーイ」
制服を着込んでリビングに戻ってくる弘子。
テーブルにはトーストとサラダ、それにホットミルクが用意してある。
「いただきます・・・」
もふもふと機械的に食べて行く弘子。
何も考えたくない。
何も思い出したくない。
ただ機械的にいつもの行為をしているに過ぎなかった。
「ご馳走様・・・」
食事を終えた弘子は立ち上がると鞄を携えて玄関へ行く。
靴を履いて玄関を出て行く弘子。
それはただ学校へ行くように命令されたロボットのようだった。 [今日は長崎の原爆の日]の続きを読む
  1. 2005/08/09(火) 18:07:40|
  2. 退魔師
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政局混迷

郵政民営化法案が否決されました。
これで衆議院が解散総選挙だそうです。
なんだか良くわからない状況ですね。
でも選挙はきちんと行かなくては。

仮面ライダーfirst、女怪人さん出るようですね。
改造シーンは無いだろうなぁ。
それがあるなら真っ先に見に行くんですけどね。

今日は短いけれど勘弁してください。
それではお休みなさい。 [政局混迷]の続きを読む
  1. 2005/08/08(月) 23:51:45|
  2. ニュース
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もうすぐお盆ですね

今週末から世間的にはお盆に入りますね。
残念ながら私の仕事はお盆は関係のない仕事ですので、休みも通常の休日のみ。
連続した夏休みが欲しいよぅ。

まあ、仕事をして収入を得ている以上贅沢は言えませんね。(笑)

さて、皆様もうご存知の方もいらっしゃるでしょうけど、あの仮面ライダーが劇場映画として公開されますね。
仮面ライダー一号本郷猛、仮面ライダー二号一文字隼人が帰ってくるのは嬉しいのですが、当然俳優さんは違うわけでして、そこが複雑と言えば複雑な気持ちです。

あと、改造好き、洗脳好きの身としては、女性がショッカーに拉致されて改造人間にされてしまうようなシーンが欲しいのですが、ちょっと無理だろうなぁ。
手術台に寝かされた裸の女性が、怪しげなカクテル光線に晒されると画面がぼやけて妖艶な女性怪人になっているなんてのでもOKなんですけどね。(笑)
女性怪人でてくるんでしょうかね?

今の世の中ショッカーのような組織は存在しづらい世界ですから、劇中でのショッカーの扱いに期待です。
あの不気味さが出ているといいですね。

さて、今日はSSはお休みです。
楽しみにしている方ごめんなさい。
それではまた。 [もうすぐお盆ですね]の続きを読む
  1. 2005/08/07(日) 21:19:11|
  2. 映画&TVなど
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グッハー! 見逃してもうたー!

放送時間が変更になっているのを忘れていて、ガンダムSEEDを見逃してしまいました。
それほど楽しみにしているわけではないのですが、それでもいつも見ている番組を見逃すというのはちと辛いですね。

それに今日はパクリドムがでてきたはず。
見てみたかった。
残念!

まあ、見逃してしまったものは仕方が無いですね。
とりあえずSSの続きです。

18、
「ねえ、おじさん。一緒に楽しまない?」
「私たちも二人だからちょうどいいよ」
会社帰りの二人組みのサラリーマンが制服姿の女子学生に呼び止められる。
「き、君たちは?」
サラリーマンの一人がいぶかしげにするが、二人の女子学生はニコニコと微笑みながら近づいてくる。
「お金なんか要らないから。私たち楽しみたいだけなの」
「天国へ連れて行ってあげるよ」
二人の女子学生はぬめるように真っ赤な唇で黒いマニキュアをした指を舐め、もの欲しそうに彼らを見ていた。
「ど、どうする?」
「ほ、本当にただなんだな?」
一人が念を押しそう聞いた。
「もちろん」
「お金なんて要らないわ」
二人はにやりと笑みを浮かべて舌なめずりをする。
「い、行くか・・・おい?」
「あ、ああ、そうするか」
サラリーマンたちは二人の女子学生の誘いに応じ、ゴクリとのどを鳴らしてその後に従った。

「くすくす・・・どうだった?」
「うふふふ・・・今回はお尻の穴から吸い取ってやったわ。ちょっと変な感じだった」
「そうなんだ。あたしはいつもの通りのどの奥に突っ込んでやったわ。ひいひい言われなくてすむもんね」
笑みを浮かべながらホテル街を歩いている二人の女子学生。
先ほどサラリーマンを誘った娘たちだ。
「これで今日は二人。どうする? もう一人ぐらい食べちゃおうか?」
「うーん・・・今日はもういいんじゃない? 明日学校でクラスの娘食べればご主人様への貢物は充分でしょ」
「そうだね。そんじゃあたしは恵美ちゃんもーらい。あの娘美味しそうだもん」
「ずるーい。あたしも恵美ちゃん狙っていたのにな」
もう一人が頬を膨らませる。
「うふふ・・・それじゃ一緒に食べちゃおうか。あたしが前で茜が後ろ」
「うん、そうしようそうしよう」
その光景だけを見ていると仲のいい女子学生のたわいない会話に思えてくる。

「ふーん・・・なんかおかしいと思ったら妖魔が巣くっているんだ」
革のツナギを着た若い女性が二人の女子学生の前に立ちはだかる。
「どうやら同化されちゃっているみたいね・・・潰すしかないか・・・」
腰まである黒髪をなびかせ、鋭い眼光で二人を見据えている。
黒革のツナギはその着ている彼女の体のラインを隠しもしない。
「な、何よあんた」
「あたしたちになんか用?」
二人の女子学生は相手の様子に少したじろいだ。
「ん? 私? 私は退魔師。つまり、その道のプロって訳」
「退魔師?」
「そ、破妖汀(はよう みぎわ)っていえばそれなりには知られているんだけどなぁ」
そう言って汀は笑みを浮かべた。
「あんたたちを救ってあげるわ。残念ながら生かしてってわけには行かないけれど」
汀はすっと何かを取り出す。
それは日本刀の柄だけのような物だった。
だが、二人の女子学生にはそれがまがまがしい代物であり、彼女たちにとっては致命的なものであることが直感的に理解できた。
「う、ううう・・・」
「お、おのれ・・・」
黒く尖った爪をかざし、汀に対峙する二人。
だが、二人には相手の力が圧倒的であることがわかっていた。
  1. 2005/08/06(土) 22:04:41|
  2. 退魔師
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今日は暑かったですね

各地で軒並み今年最高を記録したようですね。
皆様の地域はいかがでしたでしょうか。
私の住んでいるのは北の方ですが、それでもとても暑いです。
エアコンが無い自宅は蒸し風呂状態です。
扇風機だけが便りですね。

さて、「世界の傑作機」という雑誌をご存知でしょうか?
文字通り世界のさまざまな軍用機にスポットを当てた本なのですが、今回はなんと戦後の英国が生み出したVTOL機ハリアーです。

今でこそいろいろと性能的に物足りない点が取りざたされますが、冷戦真っ盛りの頃は滑走路の要らない神出鬼没の航空機としてもてはやされたものです。

大型の空母が無くても艦隊で航空機を運用でき、フォークランドでは縦横無尽の活躍をしたハリアーは英国びいきの私にとっても好きな航空機ですので、早速買ってきました。

内容についてはこれから読みますが、この素敵な機体もそろそろ引退だと思うと寂しさを感じますね。

そろそろこのラインナップにMIG-19とF-14が入ってもいい気がするんですけどね。
文林堂さんお願いします。m(__)m [今日は暑かったですね]の続きを読む
  1. 2005/08/05(金) 22:33:20|
  2. 本&マンガなど
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今はこれが精一杯 (笑)

えーと、すみません。
今日はほんのちょっとの更新です。
楽しみにされている方申し訳ありません。m(__)m

17、
「うふふふ・・・逃がしはしないわ。お前の精気をおよこし」
「キャァー! やめてください、村友先生!」



「おほほほ・・・私の触手のお味はいかがかしら?」
「むぐ・・・むぐぐぐぐ・・・」



「ああん・・・いい・・・気持ち・・・いい・・・」
「うふふふ・・・これであなたもご主人様のしもべよ」
「宮野先生、これで留美ちゃんも私たちの仲間になるんですね?」



“それ”によって白鳳学園はじょじょに闇に染められていく。
すでに数十人の生徒と教師が行方不明になっていたが、しもべたちは構わなかった。
なぜなら精気を得ることで力を増した“それ”は学園に結界を張ることに成功していたからだ。
学園内の人間たちは思考力を低下させられ、身の回りのことに意識を払わなくなってきていたのだ。
昨日まで居た友人が姿を消しても、風邪で休んでいるぐらいにしか感じず、行方不明となった生徒や教師の家族はしもべたちが“家庭訪問”を行い、楽しんできているのだった。



学園はまさに“それ”にとっての餌場と化していた。 [今はこれが精一杯 (笑)]の続きを読む
  1. 2005/08/04(木) 22:10:31|
  2. 退魔師
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帆船の戦い

またしても趣味の話を少々。

私は船が好きだったりします。
やはりご多分に漏れず軍艦が好きです。
若い頃は(いつのことやら)日本海軍の艦船が好きでした。
戦艦大和に始まり、空母赤城、大鳳、巡洋艦、駆逐艦のプラモなどを作っておりました。

で、船の資料をあさっているうちに、近代海軍の鋼鉄の軍艦よりももっと以前の、
そう、船が帆で動いていた頃の帆走軍艦に興味を持ち始めました。

きっかけはやっぱりシミュレーションウォーゲームで、「帆船の戦い」というゲームでした。
一隻一ユニットで表されるこのゲームは、その大きさにより一等戦列艦から小型のフリゲート、ガンボートまで表現することが可能でした。
当時近代海軍の戦艦やら空母やらという艦種しか知らなかった私には、戦列艦やフリゲートとは一体なんぞや? という状態でした。

幸い、ゲームのルールもそれほど複雑ではなく、私はこのゲームを楽しむことができました。
そうなるとこの帆走軍艦の世界をもっと知りたくなり、いくつかの書籍を読みふけるにつれてその魅力にのめりこんで行くことになったのです。

幸い、最近は日本でも帆走軍艦が出てくる海洋物の映像がそれなりに見ることができるようになりました。
先日DVDになった「マスター&コマンダー」などはけっこうお薦め。
人間が生み出した最も美しく最も重労働な乗り物である帆船。
たまにはそんな世界もあるんだということを思っていただければ幸いです。

で、今日はSSの更新はお休み。
どうもすみませんです。m(__)m
  1. 2005/08/03(水) 23:02:56|
  2. ウォーゲーム
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少しだけ追加

今日はゆっくりできました。
少しだけ書きましたので投下しますね。

16、
かつかつと廊下を歩く村友恭子。
胸元を少し覗かせ、濡れたように赤い唇が艶めかしい。
わずか数時間で恭子の世界は一変した。
ご主人様に植え付けていただいた触手が彼女を生まれ変わらせたのだ。
目に映るものは全て獲物。
恭子は含み笑いを浮かべながら授業に向かう。
そこにはたくさんの獲物が彼女を待っているはずだった。
「ああ・・・うふふふ・・・犯したいわぁ・・・」
恭子は思わず舌なめずりをしていた。


「ああ・・・いい・・・気持ちいい・・・もっと・・・もっとぉ・・・」
“それ”は郁海が連れてきた女を再び犯していた。
この女にも自分を同化させ、自分のために獲物を連れてくるしもべにするのだ。
しもべの効果は抜群だった。
わずかの間に“それ”は精気を吸収し力をじょじょに蓄えつつあったのだ。
このまま力が増えればこの周囲に結界を張り巡らせて支配することができるようになるだろう。
そうなればここは新たな繁殖場になる。
そのためにもまずはしもべを増やすことが必要だった。
「はあん・・・いい・・・いいのぉ・・・」
「うふふふ・・・宮野先生もご主人様のしもべになるのよ。素敵でしょう?」
初めにしもべとなった女が笑っている。
“それ”はその出来栄えに満足し、女の細胞を同化していった。
  1. 2005/08/02(火) 21:59:23|
  2. 退魔師
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高性能<数量

戦車の話が出ましたので少し続きを。

やっぱり私もミーハーなわけでして、ドイツ戦車が好きだったりします。
今でこそ4号戦車や3号突撃砲の魅力も充分わかりますが、以前はやはりタイガー、キングタイガーといった高性能戦車の大ファンでした。

タミヤのプラモで目の前にしたときのその迫力たるや素晴らしいもので、この戦車(タイガー)が戦場を埋め尽くす様を想像しては悦に入っていたものでした。

ところが、時がたち、知識が増えるにしたがって、タイガーでは無くティーガーであり、戦場を埋め尽くすどころか常に数の不足に泣き、ドイツは敗れ去ったということを知りました。

勝ったのは一対一ではティーガーよりも性能で劣る(総合的には劣っているとはいえないでしょうが)T-34であり、M4であったのです。

どんなに高性能なものでも数が揃ってこその兵器であり、そこそこの性能でも数さえ揃えられれば充分な活躍をすることができるのです。

これをアニメで描いたのはガンダムが最初かもしれないですね。
どんなにドムやゲルググが高性能であっても、充分な数量を揃えた連邦のGM及びボールの前には無力だったのです。

そうやって考えるとガンダムというアニメがミリタリー系のオタクにもそれなりに受け入れられたのもわかりますね。
すごいアニメでした。

さて、続きを投下します。

15、
暗闇の中恭子は目を覚ます。
ちゅく・・・くちゅ・・・ぴちゅ・・・
何かの音がする。
こ、ここはどこ? あの音は何?
恭子は横たわったまま首をめぐらせた。
薄く光が差し込む中、女性特有の柔らかいシルエットが見えてくる。
それは何かに跨るように中腰で、その下腹部には何かの太いロープのようなものが絡み合っているようだった。
「はん・・・はあん・・・いい・・・すごくいいです・・・ああん・・・ご主人さまぁ・・・」
艶めかしい女の声。
恭子は相手が何をしているのか思い至る。
セックスをしているのだ。
な、なんてこと・・・学園でこんな・・・
「ああ・・・い、いかがですか、ご主人さまぁ? 私が溜め込んだ精気はいかがですかぁ?」
たぷたぷと豊満な胸を揺らし、腰を振りながら女が尋ねる。
だが相手の返事は無い。
それどころか男がいる様子がないのだ。
「ああ・・・嬉しいですぅ・・・これからも・・・ああん・・・もっと・・・」
恭子はそこにいるのがあの東倉郁海であることに気がついた。
「ひ、東倉先生! そこで何を・・・」
恭子が身を起こすと、郁海が薄く差し込む光の中で淫らな笑みを浮かべて振り向いた。
「あら、村友先生。お目覚めかしら?」
「一体何をしているのですか! ここは学園ですよ」
「ええ、ここは学園の体育用具倉庫。しているのはご主人様に私が奪ってきた精気を分け与えること」
郁海が人差し指の先を舐める。
それはとても淫らでいやらしい仕草だ。
「ご、ご主人様って、あなた・・・」
郁海の様子に不気味なものを感じる恭子。
しかしそれ以上にここには濃密な闇と淫らな気が満ちているような感じがする。
「うふふ・・・あなたには見えていないのかしら? ここはご主人様の巣なのよ」
郁海が立ち上がる。
するとその下半身に巻きついていたものがするすると解かれて床を這い始めた。
「きゃーっ!」
恭子は悲鳴を上げた。

床に大の字に押し付けられ黒い触手が恭子を襲う。
器用にシャツをめくりあげ、スカートも下ろされていく。
「いやぁぁぁぁっ!」
大声で悲鳴を上げるが、まったく逃れることができない。
「くすくす・・・騒ぐことは無いですわ。すぐに素敵な気分になりますわよ。死ぬかどうかはご主人様次第ですけどね。おほほほほ・・・」
手の甲を口元に当てて笑う郁海。
その表情には恭子に対するものはまったく無い。
「お願い、やめて! 助けて!」
恭子の哀願もむなしく触手はブラジャーとパンティをむしりとり、器用に胸を愛撫し始める。
「あ、ああ・・・や、やめて・・・」
触手は次にさわさわと秘部をマッサージするように周辺を優しく愛撫し、ゆっくりと侵入する。
「ひやぁっ! いや・・・むぐ・・・」
異物の侵入に悲鳴を上げようとした恭子の口に触手が突っ込まれる。
「むぐ・・・むぐぐぐ・・・」
「うふふ・・・どう? ご主人様の触手は。素敵でしょう?」
「た・・・たふけて・・・」
恭子は股間とのどをまさぐる触手に翻弄される。
だが、やがて恭子は気持ちよくなってきた。
え?
のどの奥の痛みも股間を掻き回す痛みも薄れてきたのだ。
代わりに得体の知れない快感が沸きあがってくる。
それは触手が彼女を改変し始めたことを示していたが、恭子にはもはやそんなことはどうでもよかった。
ああ・・・気持ちいい・・・もっと・・・もっとしてぇ・・・
ジュプジュプと音を立てて触手を飲み込む恭子の秘部。
いつの間にかその表情には愉悦が浮かび、口からは涎が滴っている。
目はうつろになりアイシャドウをつけたように妖しくなり、両手の爪は黒く染まって鋭く尖ってくる。

やがてゆっくりと恭子は立ち上がる。
その笑みは郁海と同じく妖艶であり、スカートの中からはうねうねと黒い触手が蠢いていた。
「うふふ・・・どうやら恭子先生もご主人様に選ばれたようね」
「はあん・・・ええ、これからは私もお手伝いいたしますわぁ、郁海先生」
うっとりと自分の指を舌で舐める恭子。
そこには先ほどまでの堅物だった女性教師は存在していなかった。 [高性能<数量]の続きを読む
  1. 2005/08/02(火) 11:54:55|
  2. 退魔師
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(まいかた まさと)と読みます。
北海道に住む悪堕ち大好き親父です。
このブログは、私の好きなゲームやマンガなどの趣味や洗脳・改造・悪堕ちなどの自作SSの発表の場となっております。
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