当時録画しておいたNHKの大河ドラマ「真田丸」を、このところ見直しているわけですが、ちょうど大坂編の終盤で秀吉の死を迎えるあたりとなりました。
この作品を見ていた当時はちょうど父の介護をしていた時期にあたり、秀吉が認知症を患っていくあたりが非常に親近感を持って見ていたことを思いだしてしまいました。
父は腰を痛めていたこともあり、徘徊するようなことはなかったのは幸いでしたが、過去の話を昨日のようなことに捉えていたり、同じような話を繰り返したり、幻覚と思われるものを見たりするというようなのは秀吉と同じだったなぁと、見ながら思いだしてしまいました。
それにしても、当時まさか大河ドラマでこのような「人間の老い」を見せられるとは思いませんでしたねぇ。
ある意味珍しい時代劇だったのかなとも思います。
残りも20話ほどですが、大坂の陣に向けて一直線に進んでいく展開をもう一度楽しもうと思ってます。
司馬先生の「城塞」もあと少し。
ともに終わりが近いぞ。(笑)
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2020/03/18(水) 18:38:53|
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司馬遼太郎先生の「城塞」も、中巻を読み終えていよいよ下巻に入りましたが、これを読んでおりますと、やっぱり見たくなってしまいます。
ということで、録画してあったNHK大河ドラマ「真田丸」を再視聴開始です。
ちゃららららーちゃらちゃららららー♪
第一話見始めたら左上に1:05の時刻が。
おい、いきなり土曜日の再丸かよ。(笑)
本放送がなんかテロップでも入ったのかなー。
第一話の武田勝頼様よかったですねー。
新府城を落ちる時の列を見つめる信繁と、それを馬上から見据える勝頼様のシーンは好きですわぁ。

それにしてものっけから兄大泉信幸と弟堺信繁の扱いの差というか違いが面白かったですよね。
第三話では父にも騙されちゃいますけど、嫡男だからと言われて機嫌直しちゃったり。
大泉さんはいい役者さんだわ。
とりあえず第四話まで見たので、残り四十六話。(笑)
先は長いですが、もう一度最後まで見直したいものです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2020/03/06(金) 17:47:10|
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引越しとそれに伴うネット環境の喪失で、残念ながら「真田丸」の記事を最後まで書くことはかないませんでしたが、一応の区切りとして総集編のあった日に記事を書きますです。
「真田丸」には今年一年本当に楽しませていただきました。
最初から最後まで「こう来たか」と思わせられることも多く、毎回見るのが楽しみでした。
第49回「前夜」では室賀氏の子が登場し、彼に対して信之が「黙れ小童!」を言うあたり、一年間見続けてこその楽しみだと思いました。
最終回の第50回では、信繁も豊臣家の最後もともに描かれず、史実を視聴者は知っているものとしての見せ方がいいなぁと思わせられました。
もちろん、人間というのはどこまでも浅ましくなるもので、この「真田丸」においても、「あそこをこうしてほしかった、ここはこういうところが見たかった」などと注文をつけたくなってしまいましたが、それでも近年まれに見る良作の大河ドラマだったと思います。
本当に面白かったです。
できうればこの勢いのままに次の直虎が作られることを望みますが、まあ、そうもいかないでしょうね。(笑)
とはいえ、直虎も楽しみに拝見させていただくつもりです。
どんな大河になりますか、楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/12/30(金) 21:45:46|
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日曜日はNHK大河ドラマ「真田丸」の日。
第48回「引鉄」でした。
徳川方との和議により裸城となってしまった大阪城。
徳川方はさらに牢人たちの解き放ちを指示してきますが、牢人たちがいてこそ徳川も不用意に豊臣には手が出せないと主張する幸村に秀頼も賛成。
徳川との内通が露見した織田有楽斎は大坂城を退去し、大蔵卿局も発言力を失っていったことで、これで一枚岩として徳川に立ち向かえると思った矢先、じょじょに牢人たちに対するコントロールが効かなくなり、ついに武器の購入や堀の掘り返しなど戦支度と思われても仕方がない行為に及んでしまうことに。
これを知った徳川方は再度の大坂攻めを決定するのだった。
という話でしたが、まさか地面を掘ったら鉄砲が出てきましたなんてことをやってくるとは思いませんでした。
しかも利休印の鉄砲ですよ。
なんという因縁。
今回個人的に好きだったシーンが幸村と小山田茂誠の会話ですね。
高木渉さん好きというのもありますが、ああ見えて茂誠殿はなんだかんだ歴戦の武士なんだという感じでした。
よかったなぁ。
残るはあと二回。
終わってしまうのは寂しいですねぇ。
はたして幸村の最後はどう描かれますか。
楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/12/06(火) 21:53:57|
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日曜日はNHK大河ドラマ「真田丸」の日でした。
今回は第47回「反撃」
徳川方の反撃が始まったってことですね。
天守を直撃した砲弾が淀殿の気を変えさせ、大坂方は和議を結ぶことに。
幸村は何とか和議を有利に進めるべく、有楽斎ではなくお初殿を使者として和議の細部をつめるように進言しましたが、これが逆に裏目に出てしまい、徳川方が有能な阿茶の局を投入してきたことで終始主導権を握られてしまう嵌めに。
ここできりちゃんがあられもなく足が攣ったーとおみ足をさらしての主導権奪還を試みますが、意味不明すぎて不発。
もう少しやりようはなかったのかー。(笑)
そしてついに和議は成りますが、条件の一つに堀の埋め立てと真田丸の破却があり、大坂城は堅城から一転して裸城になってしまいました。
もはや城に篭って戦うことはできず、幸村もここまでかと思われたとき、牢人衆から「策を立てろ、俺たちは戦うんだ」ときらきらした目で見つめられ・・・
ついに幸村は最後の戦いに赴くことになるのですね。
いよいよ夏の陣が始まります。
それにしてももうあと三回ですか。
寂しくなりますねぇ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/12/02(金) 21:09:26|
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日曜日の本放送も見ていたんですが、ちょっと記事を書くのが遅くなってしまいました今週の真田丸。
今回は第46回「砲弾」でした。
前回の「完封」で真田丸における大規模戦闘が描かれた反動か、今回はやや静かな展開。
徳川方も真田丸を直接攻めて被害を増やしても・・・ということで三交代で夜中に鬨の声を上げて大坂方にいつ攻撃があるかと思わせ、疲弊を誘う手段に。
同時に有楽斎を通じて大坂方に和議を申し込ませようとし、信尹を通じて幸村の調略も行うという二重三重の手を打ってきます。
このあたりはさすがに家康は老獪ですね。
実になることがなくても、打てる手はすべて打つという姿勢がいいですよね。
一方大坂方は上層部がやはり戦争終結の明確なビジョンを描き切れていないのか、みんな勝手なことばかりという印象。
幸村も秀頼に自分の言葉の重さを知れと言っておきながら、秀頼の言を覆すために淀殿を利用することもためらわないというなんともすごいことに。
そしてついに家康が用意した英国製の大砲が火を吹き、大坂城の天守閣を直撃。
これによって淀殿の侍女が死に、淀殿はショックを受けて・・・というところで次回に続く。
残りもあとわずか。
冬の陣も次回で和議が結ばれ、堀が埋め立てられるみたいですね。
裸城になる大坂城。
幸村の最後がどう描かれるのか楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/11/26(土) 20:37:32|
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日曜日はNHK大河ドラマ「真田丸」の日。
今回は第45回「完封」でした。
いよいよ始まった大坂冬の陣。
大坂方は隙を突かれていくつかの砦を失いますが、その隙の突かれ方から、味方の中に徳川方に情報を漏らしている者の存在を感じた幸村は罠を仕掛けます。
早速その罠に引っかかった有楽斎・・・とも見えるのですが、もう一ひねりありそうな気も。
徳川方は真田丸を押しつぶすために真田信幸の子供らと上杉家に真田丸を攻めさせようと画策しますが、同胞相打つことを避けるため、幸村は目の前にいる前田や井伊を挑発。
この挑発がまたあの第一次上田合戦で自分がやった高砂を謡うというもの。
今度は息子の大助君がその役目。
挑発に乗った前田や井伊が攻め寄せる中、真田丸はその堅固さを発揮して、次々と寄せ手を倒します。
このあたりは映画「203高地」を思わせるようなシーンでした。
NHKさんもここが見せ場ということで、エキストラさんも大量に投入。
しかし、それでもまだやや人数的な面ではちょっと足りないかなあと見ていて感じてしまいました。
こればかりは仕方ない部分もあるんでしょうけど、残念です。
結局徳川方の攻撃は頓挫。
真田丸は幸村の名声をいやがうえにも高めますが、実は幸村にとっては軍勢を指揮して戦う初の実戦というのがまたなんとも言えませんねぇ。
今回はなかなかにがんばった合戦シーンでした。
とは言うものの、過去の大河の合戦シーンと比べるといささか物足りなさも感じてしまったところです。
このあたり、さすがのNHKでももはや難しいのかもしれませんねぇ。
次回は冬の陣の和睦ということになりそうです。
次回も楽しみですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/11/15(火) 21:42:36|
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風邪のために遅くなりましたが、日曜日はNHK大河ドラマ「真田丸」の日でした。
今回は第44回「築城」でした。
城外への出撃策を却下された幸村は、大坂城の防御上の弱点となる南側に出城を作ることを進言。
案の定織田有楽斎や大蔵卿には牢人は信用ならんとして却下されますが、大野修理が一存で築城を許可。
しかし、これもまた有楽斎によって中止の憂き目に。
このあたり本当に大坂方の思惑が見えないです。
勝つつもりなら牢人衆の力抜きでは難しい。
しかし、牢人衆を好き勝手にやらせると徳川方と修復不能な戦になるという感じでしょうか。
もっといえば、そんなことすら考えていないような気も。
とはいえ、最後は秀頼が牢人衆を信じるべきとして出城の築城を続けるように指示。
ついに出城が完成します。
同時に真田の軍勢に着せる赤い鎧も勢ぞろい。
真田の赤備えも完成です。
すべてがそろった幸村は、意気揚々と出城の名を「真田丸」と宣言。
そしてここでOPが流れるという小憎らしさ。
まさに鳥肌が立つ思いでした。
次回はついに大坂冬の陣が始まります。
最後の戦いの第一ラウンドの始まりですね。
楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/11/11(金) 20:58:36|
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日曜日は大河ドラマ「真田丸」の日。
今回は第43回「軍議」でした。
大坂城で徳川の大軍を迎え撃つ準備に入った幸村。
しかし、単に篭城するのでは後がない。
ここはやはり打って出ることも必要と軍議に図りますが、幸村以外は篭城の一辺倒。
幸村は自分の策を訴えるものの、幸村以外の五人衆が反対する。
それは大野修理が裏で手を回していたからでもあった。
とはいえ、毛利勝永が策に乗ってくれたことや、木村重成も出撃に納得してくれたおかげで幸村の主張が最終的に受け入れられることに。
このあたりの流れは会議シーンを得意とする三谷さんの真骨頂らしいですね。
なかなか引き込まれるものがありました。
大野修理も最終的にはかっこよく決めてくれましたねぇ。
しかし、秀頼が意気揚々と出撃に決したことを淀殿に告げたところ、牢人たちは信用ならんの一言で退けられ、結局は篭城ということに。
秀頼としては母に逆らうことができなかったんでしょうねぇ。
でも、視聴後のツイッターでの意見を見るに、統制の取れていない烏合の衆である大坂方では京への出撃はほぼ無理ということで、現実的には篭城しか取りえる手段はなかったのではないかとも。
結果的には淀殿が正しかったのかもしれませんね。
さてさて、家康と戦う前にまず身内をどうにかしなくちゃならない幸村。
五人衆は何とか一つになれたようですが、今後どうなりますか。
次週が楽しみです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/10/31(月) 21:06:18|
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日曜日はNHK大河ドラマ「真田丸」の日。
今週は第42回「味方」でした。
大坂城に入った幸村を迎えた大坂勢でしたが、その思惑はさまざま。
秀頼はりりしい若武者ですが、その実は裸の王様といった感じ。
後藤又兵衛も毛利勝永も実力は充分にあるものの、総大将として大坂方を取りまとめるには役者不足。
それは幸村も同じで、その意味では大坂方に実力のある大大名がいないのがどうにもつらいところですね。
加藤清正、福島正則あたりがいればまったく違ったんでしょうけど。
一方の兄信之は、息子たちを送り出すものの、大坂に弟幸村が入ったことに危機感を感じます。
この時点ではむしろ大坂方よりもふすまガタガタの家康や兄信之のほうが真田の名を担いだ幸村が大坂に加わったことを評価しているんですね。
そして配下の作兵衛が大坂にはせ参じようとするのを実力で止めにかかりますが、肝心のところで手にしびれが走ってしまい刀を取り落とす嵌めに。
それを見逃してくれたと作兵衛は勘違いするのですが、違うと情けない声を出す信之。
なんといいますかまぁ、このために大泉さんなのかと思わせるような演出で笑ってしまいます。
さすがは三谷さんですね。
それにしても大坂方五人衆は一癖も二癖もありそうな連中ばかりですね。
確かにまとめていくのは大変そうで、五人がそれぞれにというのも無理ないかなと。
戦場での槍働きには定評のある連中ですから、彼らがどう描かれるのか見ものだと思います。
今後が楽しみですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2016/10/26(水) 20:59:26|
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