今日はTRPGの話題。
舞方は大学時代がちょうど第一期のTRPGブームを迎えたころでした。
「D&D」や「ローズトゥロード」、「007」なんかが出版され、多くのプレイがなされておりました。
私も「トラベラー」を主にレフリーして楽しんでおりましたが、この「トラベラー」は発展して「メガトラベラー」へと進化していきました。

「メガトラベラー」は「トラベラー」のルールをすっきりさせ、よりプレイしやすくすると同時に、背景世界である「帝国(銀河帝国)」を分裂させて内戦状態に陥れるという思い切ったことも行われました。
これは賛否両論あったと思いますが、安定した「帝国」という後ろ盾をなくし、より冒険しやすい舞台にしようという意図があったのかもしれません。
私は安定した巨大星間国家である「帝国」もすごく好きなんですけどね。
この「帝国」を襲った内戦は、多数の皇帝候補を生み出し、そのいずれもが自己の権利を守るために戦闘を繰り広げました。
その結果「帝国」は完全に崩壊し、わずかばかりの安全地帯と、治安維持が行われなくなってしまった周辺地域、戦火によって荒廃してしまった荒野地域に分かれてしまいました。
かつては高いテクノロジーを誇った星系も、戦争で通商施設が破壊され、テクノロジーも低下の一途をたどり悲惨な状況に陥るばかりとなったのです。
そんな「帝国」崩壊後の宇宙をプレイするためのサプリメントが「ハードタイムズ」でした。

このサプリメントには、なんと、サイコロで各星系が内戦でどうなっていくかを表すルールがあるのです。
通商施設の能力が低下し、人口も減り、テクノロジーが格段に低下していく。
そんな星系の崩壊がサイコロを振るだけで生み出されていく。
これはこれで面白いんですよ。
なんせ「帝国」最先端テクノロジーの星が、わずか数年後に地球の15・6世紀程度のテクノロジーしか維持できなくなったりするんですから。
もうね、住んでいる人々はどんな状況なんだろうと想像するだけでも楽しめます。
残念なことに「ハードタイムズ」を使ってのプレイというのはほとんど経験がないんですが、「トラベラー」シリーズは背景世界の設定だけで結構遊べてしまう優れものですので、時々サイコロ振って星系を崩壊させていたりするんです。
でも、できればまたメンバーを集めてプレイしたいものですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2012/02/12(日) 21:10:00|
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昨晩は友人の家で何年かぶりのTRPGをプレイしてまいりました。
プレイしたのはD&D(ダンジョンズアンドドラゴンズ)です。
ルールはこちらを使用しました。

プレイヤーは四人で、戦士、魔法使い、僧侶、エルフというパーティ。
盗賊がいないのが難点ですが、まあ、そこはそれ。

シナリオは失踪した商人の妻の行方を追うというもの。
いつもの私ならつい寝取られと悪堕ちを入れてしまいそうなものですが、そこはグッと我慢我慢。(笑)
失踪した奥方はどうやら人相の悪い男たちと一緒らしく、しかもいやいやながらも自ら付いていっている様子。
はたしてプレイヤーキャラはその足跡を追って「カラメイコス大公国」内をあちらこちらへ。
結局無事に奥方を連れ戻すことに成功しましたが、予定していた遺跡でのダンジョン探索は行われずじまい。
ちょっとシナリオ展開にしくじってしまいました。
それでもまあまあ楽しんでもらえたのでよしというべきか。
今回でマスタリングの感触を思い出したので、次回はもう少しうまくやりたいところです。
本当に久しぶりのマスターでしたが、友人たちと楽しい時間を過ごせました。
大学時代はしょっちゅうやったものですが、今は年に一回できるかできないかというところ。
それでも顔を会わせると大学時代となんら変わらないバカ話が続出。
友人というのはいいものですね。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2011/09/25(日) 19:23:34|
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今日は札幌も暑い日でした。
最高気温は33.8度まで上がり、照りつける日差しがまぶしかったです。
皆様も熱中症や食中毒とかには充分お気をつけ下さいね。
今日はTRPGのクトゥルフの話題。
TRPG「コール・オブ・クトゥルフ」は、ハワード・フィリップ・ラブクラフトの一連の恐怖小説を基にしたTRPGです。
そのため、基本はラブクラフトの生きていた当時の「現代」である1920年代のアメリカが舞台になることが多いのですが、「クトゥルフ神話」(個人的にはこの呼称は好きではないのですが)と呼ばれるようになって多数の作者がクトゥルフに基づいた恐怖小説を書くようになってくると、クトゥルフ系小説の扱う舞台年代も大幅な広がりを見せるようになります。
TRPG「コール・オブ・クトゥルフ」も、その舞台年代の広がりに呼応するかのように、1980年代が舞台の「クトゥルフ・ナウ」(出版が1980年代でした)や、1980年代英国を舞台にした「クトゥルフ・バイ・ガスライト」などが出版され、こちらも舞台年代を広げて行きます。
そして2005年に日本版が発売されましたのが、「クトゥルフ・ダークエイジ」です。

「クトゥルフ・ダークエイジ」は、中世暗黒時代と呼ばれた西暦950年代から1050年代ごろまでの100年間を扱うサプリメントです。
この時代の欧州は、領主と教会の力が強く、民衆は慣習と迷信を中心として生活していた時代ですから、クトゥルフ的な魔物が活躍するにはうってつけです。
また、かろうじて剣と個人的勇気がヒロイックファンタジー的な活動をさせてくれる最後の時代でもあったでしょう。
つまり、クトゥルフで(やろうと思えば)剣と魔法のファンタジー的なTRPGを行うことも可能なのです。
残念なことに最近はTRPGを行っていないので、この世界でプレイしたことは無いのですが、いつかやりたいなと思う世界ではあります。
このサプリメントにはシナリオが一本付いておりまして、そこにはプレイヤーキャラにとって魅力的であろう女性NPCが出てくるのですが、実はその女性NPCは途中からプレイヤーキャラの敵になってしまいます。
ところが残念なことにこれは洗脳とか悪堕ちとかではなく、中身が入れ代わってしまういわば憑依のようなものなので、個人的にはがっかり。
やっぱりクトゥルフ系の魔物に操られてとか洗脳されてとかのほうがいいんですけどねー。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2011/08/11(木) 21:07:41|
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1994年発売ですので、もう20年近く前の発行になりますが、当時の第二期(だったかな?)TRPGブームの末期にホビージャパン社から発売されたのが「RPG福袋’94」です。

当時はまだRPGはTRPGが主で、コンシューマRPGが従のような位置関係だったので、TRPGではなくRPGという表記になっていたんですね。
この「RPG福袋’94」、前年に発売されました「RPG福袋’93」の第二弾なわけですが、福袋の名の通り、複数の(軽めの)RPGシステムの詰め合わせというものでした。
で、この「RPG福袋’94」の中に、「バトルエンジェルRPG」というシステムが載っておりまして、この「バトルエンジェルRPG」というのが表題のようにシステム中に「悪堕ち」が取り入れられていたのです。
この「バトルエンジェルRPG」、どういうものかといいますと、当時大いに話題になりました「美少女戦士セーラームーン」をベースに変身美少女モノをロールプレイしようというRPGでして、プレイヤーはバトルエンジェルというヒロインたちになるわけです。
バトルエンジェルたちは、普段は普通の女性たち(幼女からキャリアウーマンまでプレイ可能)ですが、いったん(ゲームマスターの操る)悪の軍団に遭遇すると、掛け声とともに変身し「バトルエンジェル」となるわけです。
バトルエンジェルたちはそれぞれが魅力的かつ魅惑的なさまざまな衣装を身に着けるわけですが、この衣装がこの「バトルエンジェルRPG」のキモでして、衣装によってさまざまな能力が与えられるわけです。
各バトルエンジェルには基本の能力値はありますが、そこに衣装の能力が加わっていくわけで、たとえば「セーラー服」ですとチャーム+1となり、「チャイナ服」ですとチャーム+1・女王様+1、「レオタード」ですと敏捷+1・チャーム+2、「ボンデージ」ですとパワー+3・女王様+3・ダークサイド+2といったように能力値を上下させるのです。
チャームというのはこの「バトルエンジェルRPG」では重要でして、このチャームが高ければ高いほど攻撃を受けづらくなります。
つまり可愛いので攻撃できないよーってわけですね。(笑)
また、女王様値は相手にダメージを与えたのち、相手がまだ生きている場合にこの数値のチェックに成功すると、相手がバトルエンジェルを女王様と認め足元にひざまずいてしまいます。(笑)
そしてダークサイドというのがまさに悪堕ちに関連しておりまして、「ボンデージ」や「ハイヒール」、「網タイツ」などはバトルエンジェルに力を与える反面ダークサイド値も上げてしまいます。
そして戦闘中に敵のダークサイドに引き込むような攻撃を受けてしまうと、このチェックで失敗するとダークサイドに堕ちてしまい、悪の女戦士になってしまうのです。
そうなった場合は仲間にリフレッシュをしてもらわなくてはなりません。
実際プレイの最中にダークサイドに堕ちるキャラがいたかどうかはわかりません。
私もさすがにこのシステムはプレイしませんでした。
野郎どもが複数集まってわいわいとヒロインをプレイするというのはさすがにすさまじいものがあると思うので。(笑)
でも、このシステムを生かしてなんかSSを書いてみたいなーって思うことはありますね。
悪堕ちをシステム上で規定しているのは私の持っているTRPGシステムでは珍しいかな。
ああ、でもファンタジー等で吸血鬼に噛まれて吸血鬼化というのも悪堕ちと言えないこともないですか。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2011/07/21(木) 21:30:17|
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「ワトソン君、君はこれがなんだかわかるかい?」
「ん? いや、よくわからんな・・・何かひづめの付いた動物の足跡のようにも見えるし・・・いったいこれはなんなんだい、ホームズ?」
「これこそが悪夢とも言うべきシュブ=ニグラスの生みし森の黒い仔山羊の足跡さ。どうやらこれはただごとではない事件のようだ・・・」
ということで、シャーロック・ホームズの生きていた1890年代ヴィクトリア朝の世界でクトゥルフを楽しんでしまおうと言うのが、「クトゥルフバイガスライト」というTRPGサプリメントでした。

こちらが箱絵。
このサプリメントは、TRPG「クトゥルフの呼び声」の世界に1890年代英国を取り込んでしまおうと言うもので、シャーロック・ホームズやワトソン博士といったキャラクターのほか、切り裂きジャックやドラキュラ伯爵、はてはウォーマシンに乗ってやってくる火星人までも(キーパーが)取り入れようと思えば取り入れられるようになってます。
もちろんメインは、1890年代のロンドン(英国)におけるさまざまな社会環境を提示したものであり、当時の社会生活の大雑把な感触はつかめるようになってます。
私がかつてクトゥルフのキーパー(いわゆるゲームマスターのこと)をやっていたころは、主に1920年代米国を舞台にしていたので、このサプリメントはさほど使うことはありませんでした。
ですが、上にも書いたようにヴィクトリア時代の社会を知る上では結構いい資料になるので、先日購入した「シャーロック・ホームズの冒険」を読むにあたっての資料になってくれそうです。
欲を言えば、この1890年代クトゥルフのTRPGをやってみたいものですが、今はもうプレイヤーも集まらないだろうなぁ・・・
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2011/05/13(金) 21:41:16|
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首の痛いのはややよくなってきましたです。
ご心配をおかけしました。
今日は先日に引き続き、TRPG「Call of Cthulhu(コール・オブ・クトゥルフ)」の萌えシナリオをご紹介。

ホビージャパン社が最初に出した「Call of Cthulhu」日本語版ボックスタイプには、ルールブックと1920年代の資料集、それにシナリオ集が入っておりました。
このシナリオ集には入門用シナリオが三本、初級シナリオが四本入っているのですが、いくつか悪堕ちや異形化好きにとっての「萌えシナリオ」とも言うべきシナリオが入っています。
そんな中で個人的に一番の萌えシナリオが、初級シナリオの一つ「ロッホ・ファインの謎」です。
「ロッホ・ファインの謎」は、時代こそ1920年代ではありますが、舞台はいつもの合衆国ではなく英国スコットランドになってます。
探索者(プレイヤーキャラのこと)たちは、このスコットランドに現地調査に行ってそこで殺されてしまったギブソン教授のことを調べてほしいという依頼を、教授の娘のエレインから受けるなどでスコットランドに赴くことになりますが・・・
シナリオの詳しい内容はもちろんネタばれになるので書きませんが、このシナリオに探索者たちの邪魔をする側としてでてくるのが、現地のある一族です。
その一族はもちろんすでに正気度が0になってしまっている狂気の一族で、ある邪神(のようなもの)を崇拝している一族です。
彼らは同族結婚を平気で行ってはおりますが、一族を維持するためには外部からの血の導入も行わなくてはなりません。
そこで彼らは目を付けた男女を拉致し、無理やり一族に加えるのです。
目を付けられた若い男性もしくは女性は、一族に監禁され監視の下に置かれます。
そして無理やり強制的に邪神崇拝の儀式に参加させられたり、一族の風習を教え込まれていくのです。
どんなに精神の強い人でも、二十四時間強制的に一族の監視下で暮らさせられ、邪神と一族の影響を受け続けていれば、いつしか精神はゆがんで狂信的な一族の一員になってしまうというわけです。
これはもう、実に萌える設定ではありませんか。
たとえば、以前に自分が淡い恋心を寄せていた女性が、しばらく会わなかったうちに彼女自身が毛嫌いしていたはずの一族の男の妻になっていて、怪しげな邪神に対する崇拝をうっとりとした表情で語るようになっていたとしたら・・・
もう、たまりませんですね。(笑)
シナリオでは教授の娘のエレインが一族に狙われる形にしてもいいとされています。
もしくはプレイヤーキャラの一人が狙われる形でもOKとのこと。
しかし、TRPGのシナリオ的にはプレイヤーキャラたちがその一族のたくらみを打ち破り、危ういところでエレイン(か狙われたキャラ)を救出するというのがいいんでしょうね。
悪堕ち好きとしてはちょっと残念。
こういう一族、いずれどこかでSSのネタにするかもしれません。
そのときは、ああここからぱくったなと笑ってやってくださいませ。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2011/02/19(土) 20:31:08|
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舞方は大学時代よくTRPGを楽しみました。
当時よくプレイしたTRPGは、第一に「トラベラー」でしたが、それに匹敵するぐらいプレイしたのが「コール・オブ・クトゥルフ」でした。

私は主にキーパー(ゲームマスター)をやりまして、プレイヤーキャラにいろいろと楽しんでもらったものです。
当時「コール・オブ・クトゥルフ」はホビージャパン社から日本語版が発売され、私もそれを購入していたわけですが、アメリカを舞台にした多くのサプリメントに対し、ホビージャパン社が独自に日本を舞台にしたシナリオも出していたのです。
それがこの「黄昏の天使」でした。

「黄昏の天使」は日本を舞台にしただけではなく、時代も1920年代ではなく現代(発売当時の現代ですので1980年代)にしたのが特徴で、まさに今そこにある恐怖を楽しむためのTRPGシナリオでした。
私は当時は1920年代のアメリカを舞台にしたシナリオを主に楽しんでいたので、このサプリメントは残念ながら活用しなかったわけですが、このシナリオには当時から強くそそられるものがありました。
それは性魔術によって女性を支配するというものと、プレイヤーキャラが洗脳されるというものだったのです。
「黄昏の天使」シナリオには、プレイヤーキャラの前に立ちはだかる敵役としてG・O・T(東方薄暮騎士団)という正気度を失った秘密結社やナチの残党、旧日本軍の残党(今ではあまり考えられませんが、1980年代はまだまだ彼かが活躍する余地があったのです)などがでてきますが、その中の魔術師の一人に「炎のコロナ」というオヤジがおりまして、彼が駆使するのが性魔術でした。
「炎のコロナ」は目を合わせることで女性を催眠状態にし、その女性と性的交渉を行うことで完全に支配下としてしまうのです。
支配された女性は、普段は自分の意思で行動しておりますが、いったんコロナの精神支配を受けると、彼の分身とも言うべき状態となって彼の命じるままに行動するのです。
そのため、プレイヤーキャラクターに心から協力してた女性ノンプレイヤーキャラが、いつの間にかプレイヤーキャラの行動をコロナに伝えるスパイになっているのです。
さらにコロナは自分の忠実なしもべ兼ボディガードとして、四人の女性戦士を従えています。
プレイヤーキャラにとっては充分な脅威なのです。
風采の上がらない中年オヤジに心から忠誠を誓う女性たち。
これだけでもぞくぞくするではありませんか。
そしてシナリオが進むと、プレイヤーキャラに女性キャラがいた場合、彼女は捕らえられることになります。
その時点で多分そのまま続けるのは難しいために新キャラに交換することになるとは思いますが、とらわれた女性キャラは終盤に洗脳されて敵キャラとして登場します。
プレイヤーは苦労して彼女を救うことになるでしょうが、やむを得ず彼女を死なせてしまうと、それでまた正気度を失ってしまうというつらい展開に。
それにしてもさらわれた仲間が敵キャラにというのは、悪堕ち好きの私にはたまらない展開ですよねぇ。
もっとも、シナリオを進めていくうえで、プレイヤーはそう簡単には捕らえさせてくれないでしょうし、プレイヤーに愛着のできたキャラと新キャラとの交換を求めるのも難しい場合があるので、ノンプレイヤーキャラがさらわれてってことが多いかもしれませんけどね。
それはともかく、この「炎のコロナ」の使う性魔術。
いいなぁって思うのは私だけでしょうかね?(笑)
それではまた。
- 2011/02/16(水) 21:38:18|
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今日はTRPG「クトゥルフの呼び声」のシナリオ集のご紹介。
ちょっと異色のシナリオ集「13の恐怖」です。

こちらが表紙
この「13の恐怖」は、「クトゥルフの呼び声」システムで行なうTRPGのシナリオ13本を収めたシナリオ集なのですが、ちょっと変わっているところがありまして、実はこのシナリオ集はH・P・ラブクラフトの世界を楽しむためのシナリオ集ではないのです。
では、何を楽しむためのシナリオ集なのか?
実はこれは、よくあるホラー映画の世界を楽しむためのシナリオ集なのです。
そのため、13本のシナリオの題材は、それぞれ皆さんもよく知っている映画のモンスターが題材となっております。
一例を挙げますと、シナリオの一つ「アンクルティモシーの遺言」は、幽霊が取り付いた家、いわゆる幽霊屋敷がモチーフですし、「ミイラの花嫁」は文字通りエジプトのミイラがモチーフとなっています。
ほかにも吸血鬼やゾンビ、映画「ハロウィン」にでてきたような殺人カカシ、さらにはオペラ座の怪人のようなモチーフもあります。
もちろん、元ネタを知ってしまうと、プレイヤーもなーんだってことになるので、そこはなるべく元ネタが後半までわからないほうがいいでしょう。
でも、うまいゲームマスター(キーパー)であれば、きっと映画の中の登場人物の恐怖(もしくは楽しさ)を味わうことができるかもしれません。
13のシナリオの中には、結構いいものもあるのですが、私が個人的に残念だったのは、吸血鬼をモチーフにしたシナリオ「血の誓い」でした。
せっかくの吸血鬼ネタなのに、出てくるのがむさくるしいギャングの野郎ばかり。
シナリオ作った方に、なぜ美人の襲われるキャラを出さなかったのか、小一時間問い詰めたくなりました。(笑)
まあ、それはともかく、超自然的なクトゥルフの神話的存在を相手にするのもいいですが、よく知られている映画的モンスターを相手にするのもいいものですよ。
それではまた。
- 2009/10/23(金) 21:34:04|
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先日掲載いたしましたSS「トマト」の中に、その舞台がどこなのかということを暗示するつもりで、“アーカム・ガゼット紙”という新聞社を出しました。
ご存知の方やニヤッとしてくださった方がいたかどうかわかりませんが、コメントなどで突っ込みを入れてくださった方がいなかったのがちょっと残念。(笑)
“アーカム・ガゼット紙”は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州アーカムという小さな町(市)にある新聞社の一つでして、もちろん架空の町(市)の架空の新聞社です。
アーカムという町(市)は、ハワード・P・ラブクラフトという作家が書かれました一連の「クトゥルフ」小説のシリーズ(「クトゥルフ神話」とは言いたくないですね。彼の書いた時点ではまだ神話とはなっていませんでしたので)において、重要な舞台となる小規模な町(市)であります。
この町(市)がなぜ重要なのか?
それはもう、この町(市)にはあの魔道書「ネクロノミコン」(架空の書)を所蔵した図書館を持つミスカトニック大学(架空の大学)があり、「クトゥルフ」の世界における闇の世界とのつながりとなる場所だからにほかなりません。
今回私も、その架空の町(市)アーカムをイメージして「トマト」を書かせていただきました。
私は今でもときどきTRPGを行いますが、TRPGの中に「クトゥルフ」世界を楽しむホラーTRPG「クトゥルフの呼び声」シリーズがあります。
かつてはホビージャパン社からいくつかのサプリメント(ゲーム資料集)が日本語版として出され、現在でもエンターブレイン社から再販されたりしています。
そのサプリメントの中に、この架空の町(市)アーカムをゲーム背景として設定した「アーカムのすべて」というサプリメントがありました。

このサプリメントは、アーカム市で起きた事件のシナリオやアーカム市の地図、アーカム・アドヴァタイザー紙一部、それにアーカム市を網羅した資料が入っておりまして、まさにアーカムを舞台としてゲームが行なえるようになっておりました。
資料の中には市役所やデパート、商店などの概略や、そこに勤務する人々、またいかにも怪しい人物や怪しい場所などが書いてあり、ちょっと想像を膨らませるだけで、いくつもシナリオを作れるようになっているのです。
私も「クトゥルフの呼び声」のキーパーは何度もやったことがあり、このサプリメントは大いに活用させていただいたものでした。
今回「トマト」を書いたことで、久しぶりに見返してみましたけど、これを作るのは大変だっただろうなぁと今でも思います。
アーカムはいい町(市)ですよー。(笑)
それではまた。
PS:モリシ様、悪堕ちキッド様、拍手コメントありがとうございました。
- 2009/10/19(月) 21:13:04|
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「あなたは優しい目 だけどとってもブルー 凍り付いてしまうほど・・・」(渡辺真知子 ブルー)
という歌を思い出してしまうのですが、TRPGの一つに「RUNE QUEST:ルーンクエスト」というのがあります。
以前(
2005年11月30日)の記事で、このルーンクエストの登場モンスターの一つにスコーピオンマン(スコーピオンウーマン)というのがいて、人間の上半身と巨大サソリの下半身を持つ種族だが、女王が人間などの他種族を食べることでその上半身を持つ(場合によっては記憶も)スコーピオンマンを作り出すことができることを紹介しました。
このルーンクエストはさまざまな種族が出てくることで有名なファンタジーTRPGなんですが、このスコーピオンマンのほかにもプレイヤーをうげっと言わせる種族やモンスターがいます。
その一つが「ブルー」という種族でして、ここから表題の歌を思い出してしまうのですが、これはスコーピオンマンとは逆に頭部がヤギやヒツジ、鹿などの人間型の種族なのです。
彼らは混沌の申し子とも言うべき存在で、まさにその繁殖は混沌そのもの。
というのも、純粋なブルーのメスというものは極端に数が少なく、ほぼオスの十分の一程度しかいないのです。
そのため、彼らは他の種族のメスに自らの子を孕ませるのです。
彼らの繁殖にはメスがどんな種族かは関係ありません。
人間だろうが、エルフだろうが、オーガだろうが、果ては馬や牛だって関係ありません。
交尾さえできれば相手にブルーの子を孕ませさせることができるのです。
また、彼らはあらゆる毒や病気に耐性を持っており、そのために逆に病原体を躰にまとわり付かせていることが多く、戦っても病気をうつされかねません。
彼らが通った後は女性や家畜が犯されるわ、病気は撒き散らされるわとたまったものじゃありません。
まさにルーンクエスト内では疫病神的なモンスターなのです。
スコーピオンマンとは違い、孕ませ系が好きな方にしか萌え要素がないかもしれませんが、異形の相手に仲間が孕ませられてしまうというのも好きな人は好きなシチュかも。
またルーンクエストやりたいなぁ。
それではまた。
- 2009/03/28(土) 20:46:43|
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