今日は私の誕生日ということで、皆様から多くのお祝いの言葉やプレゼントなどをいただきました。
そのお返しの意味も込めまして、新作SSを一本投下させていただきますね。
「魔界の絶叫」様というサイト様をご存じでいらっしゃいますでしょうか?
以前はいくつもの女魔物の画像や、女魔物が男性を襲うようなSSを掲載されていらっしゃったものでした。
私もそういう画像やSSには大変楽しませていただいたもので、私の作品にもいくらかは影響を与えていただいたと思います。
先日ふと思い出し、そういえばずいぶんと楽しませていただいたよなぁと思い返しましたところ、私もそのようなエロさのあるSSを書きたいなと思いましたので、今回「魔界の絶叫」様オマージュという感じの作品を書かせていただきました。
タイトルは「吸精! 淫毒ヒトデ」です。
「魔界の絶叫」様の作品には足元にも及ばないとは思いますが、お楽しみいただけましたら幸いです。
それではどうぞ。
吸精! 淫毒ヒトデ
浜原慶子(はまはら けいこ)は32歳の主婦。
夫の幸介(こうすけ)の稼ぎがそれなりに良く、息子の直幸(なおゆき)がまだ小学校低学年ということもあって専業主婦をしている。
今日は家族そろって海水浴を楽しみに、海へとやってきていたのだった。
「ほらほらナオ君、あんまりはしゃいでいると転ぶわよ」
まだまだ美しいプロポーションが水着に映える。
マンションでも美人の若奥さんとして知られている慶子だ。
浜辺でも男たちの視線を集めていた。
「ママー! こっちこっち」
直幸が浮き輪に躰を通し、早くも海の中へと入っていく。
今日はいつもの砂浜ではなく、ちょっと足を延ばして磯の浜にやってきており、水がとてもきれいだ。
「もう、ナオ君ったら……そんなに慌てて海に入らないの!」
慶子は仕方なく水に足を浸けていく。
もちろんビーチサンダルは履いたままだ。
こういう岩場はちょっとしたことで足を切ったりしてしまう。
「二人ともー、気を付けるんだぞ」
ビーチパラソルを立て、敷物を敷いて荷物を置いていく幸介。
こちらも引き締まった躰が潮風にさらされている。
「ママー、こっち来てー!」
今日は波も穏やかで、浮き輪もあるからなのか、直幸は足の届かないあたりまで行ってしまう。
海面からは水中の岩が見え、そこには様々な生き物がいるのが見て取れる。
小さな魚も泳いでおり、見ていてとても楽しくなるのだ。
きっとママもこれを見たら楽しいだろう。
「もう……一人でこんなところまで来たら危ないでしょ」
ようやく慶子も直幸のところまでやってくる。
このあたりまでなら、なんとか彼女でも背が立つが、これ以上沖へ出られたら何かあった時に困るかもしれないのだ。
だが直幸はそんな心配などどこ吹く風という感じで楽しんでいる。
「ママ、見て見てー。お魚がいっぱいいるよ」
確かに岩場には小さな魚がたくさんいる。
人に慣れているのか、あんまり逃げようともしていないようだ。
夏場は人がいるのが当たり前なのかもしれない。
「そうねー。綺麗ねー」
慶子も思わず楽しくなる。
岩場にはさまざまな海藻が揺れ、小さなイソギンチャクなんかもいて、まるで上から見る小さな水族館のようだ。
だが……慶子は気付いていなかった。
ここには何かの間違いでこの場にいたとしか言いようがない、魔界の生き物が潜んでいたのだ。
それは星のような形をしたヒトデ。
赤褐色に紫をちりばめたような色の星形の魔界のヒトデが、何を思ったのかひそかに慶子に近づいていたのだった。
「さ、パパのところに戻りましょ」
「うん」
慶子が直幸を連れて浜に戻ろうとしたとき、魔界のヒトデはそっと慶子の水着の背中に張り付いていく。
そして、そのままお尻を伝い、足の付け根のところから水着の中へと潜り込んでいく。
実はこの魔界のヒトデは淫毒ヒトデと言い、幼生を産み付ける相手を探していたのだ。
「ひうっ!」
いきなり股間に入り込んで来ようとするものに驚く慶子。
な、なに?
なんなの?
慌てて手で股間にいるものを取り出そうとする。
だが、水着の上からではうまくいくはずがない。
「ママ?」
母親が突然棒立ちになったことに直幸も驚く。
「えっ? な、なんでもないのよ」
慌てて直幸に背中を向ける慶子。
いきなり子供の前で股間をいじっているのを見せるわけにはいかない。
あん……
な、なんなの?
股間をうねうねと刺激してくるような動き。
なんだか感じて気持ちよくなってしまいそう。
慶子はなんとか水着の隙間から手を入れ、股間にへばりついているものを引きはがす。
えっ?
ヒトデ?
見ると慶子の手の中には、赤褐色の星形の生き物が蠢いていた。
だが、すぐにそれは砂のように崩れて水の中に消え去っていく。
ええっ?
な、なんなのいったい?
なんだったの、今のは?
慶子の手の中には、もう何も残ってはいなかった。
「ママ?」
「えっ? あっ? ご、ごめんね」
自分が直幸をほったらかしていたことに気付く慶子。
だが、さっきのヒトデはいったい何だったのだろう?
あそこに潜り込もうとするなんて、いやらしいヒトデだわ……
「ママ、もしかしておしっこ?」
「えっ? ち、違うわよ! 絶対違うわよ!」
思わず顔が赤くなる慶子。
確かに股間を抑えてもじもじしていたのでは、そう見えてもおかしくないかもしれない。
「違うわよ。海の中でおしっこしたりしてないからね」
慶子は慌てたように直幸を連れて浜へと戻っていった。
******
「疲れたのかい?」
帰り道、ハンドルを握る幸介が助手席の慶子に声をかける。
「えっ? あ……ううん、別に疲れてないわ」
ぼうっとしていた慶子は、ハッと我に返ると笑顔でそう答える。
後部座席では一日楽しんだ直幸が、すうすうと寝息を立てている。
確かに正直言ってやや疲れはあるものの、それよりも慶子がぼうっとしていたのは、先ほどから何となく股間がうずくような感じがしていたからなのだ。
なんだかもやもやしてエッチな気分になってしまう。
しばらく夫ともご無沙汰だったし、先ほどヒトデがそこを刺激してきたので、そういう気分が湧いてきてしまったのかもしれない。
とはいえ、直幸が今寝てしまっているとなれば、夜はかえって遅くまで起きてしまっているかもしれないし、夫の幸介も今日は運転等で疲れているので早く寝たいだろう。
残念だけど、今晩は二人で楽しむというわけにはいかなさそうだ。
慶子は窓外を流れる景色を眺めながら、何となく悶々とした思いを感じていた。
慶子は気付いてはいなかったが、彼女にはすでに淫毒ヒトデの幼生が産み付けられていた。
幼生たちは慶子の体内に潜り込むと、慶子の肉体と融合し、彼女を淫毒ヒトデの成体とするべく活動を始めていたのだ。
だが、幼生たちの活動には彼女の性欲が必要だった。
そのため、幼生たちは慶子の肉体に自らの淫毒を流し込み、慶子の性欲を高めているのだった。
「はあ……ん……」
思わず手がスカートの中に伸びてしまいそうになる。
いけないわ……
こんなところでこんな気分になるなんて……
隣では夫の幸介が車を運転しているのだ。
とてもその横でオナニーをするわけにはいかない。
かと言って、どこかで休息してというのも、直幸を連れている以上は難しそうだ。
早く家に戻って、直幸が早く寝てくれるのを祈るしかないかもしれない。
はあん……
どうしてぇ?
どうしてこんなにエッチな気分になっちゃうのぉ?
火照る躰を持て余しつつも、なんとか家に帰って家族の夕飯を済ませる慶子。
思ったとおり車の中で寝た直幸は、夜遅くなるにつれて目がさえていき、逆に幸介は明日の出社に備えて早く寝るという。
仕方なく慶子は叱り付けるようにして直幸を寝かせ、悶々とする躰を抱えながら、眠れない一晩を過ごす羽目になってしまった。
******
「ふわぁ……行ってらっしゃい、パパ」
大きなあくびをしながら、玄関で出社する幸介を見送る慶子。
結局昨晩はほとんど眠れなかったのだ。
「行ってくるよ。眠そうだねぇ。大丈夫か?」
思わず妻の眠そうな顔に幸介は苦笑する。
「ええ……大丈夫よ。なんだか夕べは全然眠れなくて。ナオ君を送り出したら少し寝かせてもらうわね」
「それがいい。おーい、直幸、お前も早くしないと遅れるぞ」
「うん、今行くー」
奥から元気な声が聞こえてくる。
幸介がドアを開けたところで、学校へ行く支度を整えた直幸も玄関にやってきた。
「行ってきます、ママ」
「行ってらっしゃい。気を付けてね」
二人を笑顔で見送る慶子。
慌ただしい朝の時間がやっとひと段落する。
「ハア……ハア……」
二人を送り出してリビングに戻ってくる慶子。
その息が荒い。
「もうダメ……我慢できない……」
すぐにベッドルームに駆け込み、スカートを脱いでいく。
起きたときからずっと我慢に我慢を重ねていたのだ。
二人が出ていくまではと必死に……
「はあん……」
ベッドに横たわり、ショーツを脱ぎ捨てて股間に指を這わせていく。
これよぉ……
これが欲しかったのぉ……
どうしてか、昨日からずっと性欲が高まりっぱなしなのだ。
本当は幸介とセックスをしたかったのだが、そうもいかず、ただただ悶々と過ごしてきた昨晩。
やっと思い切りオナニーができるのだ。
慶子の指は優しいながらも激しくおマンコを刺激する。
快感の高まりとともに、慶子の体内では淫毒ヒトデの幼生たちが活発に活動を始める。
慶子の肉体と一体になり、慶子の躰を変化させるのだ。
快感とともに慶子の躰は淫毒ヒトデへと変わっていく。
背中には赤褐色の外皮が広がっていき、両手も先のとがったヒトデの星形の先端部分に変わっていく。
形の良い両胸は、乳首から淫毒をまき散らす器官となり、おマンコもまるで獲物を捕食するかのようにパクパクと口を開くようになっていく。
頭や両足も背中側の外皮が広がって覆っていき、大きな星型のヒトデの形へと変わっていく。
お腹には先端が吸盤になった小さな管足(かんそく)がびっしりと広がり、それらがうねうねと蠢いていく。
「はあ……ん……ああん……感じるぅ……イ……イく……イくぅ……イッちゃうぅぅぅぅ」
オナニーの絶頂とともに、慶子は淫毒ヒトデへと変わってしまうのだった。
「ハア……ハア……気持ちいい……オナニーがこんなに気持ちいいなんて……」
ゆっくりと躰を起こす慶子。
その腹部では管足がうねうねと動いており、乳首からはたらたらと紫色の淫毒が垂れている。
おマンコも淫毒を垂らすヒトデマンコとなり、男のチンポに吸い付くのにふさわしいものになっていた。
頭部も髪の毛はすべて抜け落ち、ヒトデの外皮が頭を覆うように被さって、三角頭巾をかぶったような形状となり、黒い目と切れ込みのような口だけになっていた。
「うふふふふ……とっても気持ちいいわ……なんだか生まれ変わったみたい……」
異形となった躰を見ても違和感を覚えない慶子。
慶子の躰はすでに幼生たちによって淫毒ヒトデの成体へと変えられており、彼女の思考も淫毒ヒトデのものになってしまったのだ。
「ああん……お腹がすいたわぁ……なんだか“あれ”が欲しくなっちゃった……うふふふ……」
紫色に染まった舌でぺろりと舌なめずりをする慶子。
それはもはや獲物を求める淫毒ヒトデそのものだった。
この家の男が帰ってくるまでには、まだ相当時間がある。
とてもそんなには待っていられない。
慶子はフラフラと窓に近づくと、窓を開けて壁に躰を這わせていく。
ヒトデとなった躰は、壁に張り付くようにへばりつき、そのままうねうねと壁を這い上っていくのだ。
彼女の部屋は七階建てマンションの五階にある。
落ちたらひとたまりもないが、ヒトデになった慶子にとっては壁を這い上るなど簡単なこと。
やがて慶子は六階の部屋を外から覗き見始める。
三つほどの部屋には誰もいなかったが、四つ目の部屋を覗き込んだ時、慶子の口元に笑みが浮かんだ。
「見ぃつけた」
紫色の舌がべろりと垂れ、獲物を見つけた喜びに震える。
部屋には、大学生くらいの青年がおり、パソコンに向かって何かをしているところだったのだ。
突然バリンと窓が割れる音が響き、青年は驚く。
何事かと思って窓の方を見た青年の目に、大きな赤褐色のヒトデが窓からゆっくりと入ってくるのが映る。
「わぁっ! な、なんだ?」
思わず椅子から立ち上がる青年。
「オホホホホ……美味しそうなオスがいるわぁ。さあ、お前のザーメンを味わわせてちょうだい」
部屋に入り込み、ゆっくりと立ち上がる慶子。
漆黒の目が青年を見つめ、赤い口から紫色の舌が覗いている。
腹部には無数の管足が蠢き、股間のヒトデマンコがパクパクと口を開いていた。
「わぁっ!」
目の前にいるのがヒトデと女性を掛け合わせたような化け物と知り、青年は恐怖におびえる。
だが、慶子が乳房を揺らして甘い淫毒を振りまくと、頭がぼうっとなってくる。
これこそ、淫毒ヒトデが獲物を捕獲する淫毒なのだ。
「オホホホホ……どう? 気持ちよくなってきたでしょ? さあ、いらっしゃい。アタシがもっともっと気持ちよくしてあげるわ」
「う……ううう……」
淫毒ヒトデの声に引かれるように、青年はフラフラと近寄っていく。
「うふふふ……」
やってきた青年の前にかがみこみ、ズボンを下ろしていく慶子。
すでに青年のチンポは、はちきれんばかりに大きくなっている。
「うふふふ……美味しそう」
慶子は味見とばかりにパンツから取り出した青年のチンポを咥え込む。
「うっ……」
なにがなんだかわからないうちに、青年は固くなったチンポを淫毒ヒトデにフェラされてしまっていた。
ねっとりとした舌遣いが、たちまちのうちに青年を絶頂へと導いていく。
すぐに慶子の口内に熱いザーメンがほとばしる。
「ん……んん……」
流し込まれた白濁液を味わうようにして飲み干していく慶子。
夫のチンポをフェラすることさえ好きではなかった以前の彼女からは、考えられないことだ。
「んふ……美味しいわ。さあ、今度はこっちよ」
パクパクと口を開けているヒトデマンコを指先で撫でると、慶子はそのヒトデの躰で青年を押し倒す。
「あ……」
両手両足を広げて星形のヒトデの形になると、そのまま包み込むようにして青年の躰に圧し掛かり、チンポをヒトデマンコに導いていく。
淫毒のせいで青年のチンポは再び大きく勃起しており、管足に導かれるままに、慶子のヒトデマンコにするりと入れられてしまうのだった。
「あん……いいわぁ……」
慶子が熱い吐息を漏らす。
オスのチンポは最高の御馳走。
淫毒ヒトデにとっては、大好物の食べ物なのだ。
うねうねと蠢くヒトデマンコ。
青年のチンポは先ほど出したばかりというのに、早くも射精のための突き上げが起こってくる。
淫毒ヒトデの淫毒が、青年のチンポに作用して射精を促しているのだ。
「あ……あああ……ああああああ」
淫毒ヒトデに組みし抱かれながら、青年は再びザーメンをほとばしらせる。
「ああん……熱いわぁ……ザーメン熱いわぁ……気持ちいい……」
紫色の慶子の舌が、青年の頬をぺろりと舐める。
「まだよ……もっともっと出すの。アタシの中にたっぷりと出しなさい。オホホホホ……」
淫毒ヒトデとなった慶子は、さらに青年のザーメンを求めていく。
「あうう……」
もうやめたいのにやめられない。
青年はまさに淫毒ヒトデの餌食だった。
ジュルッジュルッジュルッ……
液体をすするような音が部屋に響く。
「ん……」
ゆっくりと立ち上がる慶子。
その姿はまさに女とヒトデが一体となった異形。
彼女の足元には青年の着ていた衣服が落ちている。
いずれも何かねばつくような粘液で濡れていた。
「うふふ……ごちそうさま」
ぺろっと舌なめずりをする慶子。
ザーメンを出し続けた青年は、やがて命も肉体も溶かされて吸い取られてしまったのだ。
これもまた淫毒ヒトデの食事だった。
青年を食べて満足した慶子は、そのまままた入ってきた窓から外に出る。
そして壁を這い降りて、自分の部屋へと戻っていった。
******
「ただいまぁ」
学校を終えて帰ってくる直幸。
ドアを開けた瞬間に、中からなんだか甘い香りが漂ってくることに気が付く。
「あれ? なんのにおいだろう?」
もしかしたらママが何かお菓子でも作ってくれたのかな?
そんな淡い期待を胸にリビングに入る直幸。
だが、そんな期待は一瞬にして消え去ってしまう。
リビングには赤褐色をした大きなヒトデが立っていたのだ。
えっ?
なんで?
なんでこんなのがうちにいるの?
「ああーん……お帰りなさい、ナオ君。あふぅーん……」
甘い吐息を吐き出す慶子。
美味しそうな男がやってきたのだ。
なんて美味しそうなかわいい男。
でも、残念ながらちょっと幼すぎる感じもする。
食べるのをためらってしまいそう。
「わぁ! お化け!」
あまりのことに言葉を失っていた直幸が、我に返ったようにそう叫ぶ。
「ああーん……ひどいわナオ君。アタシはママよぉ。ママの顔を見忘れちゃったのぉ?」
ヒトデの化け物がニタッと笑っている。
「えっ? ママ?」
よく見ると、ヒトデの胸のあたりにはママのような丸いおっぱいが二つ付いており、声もママの声によく似ている。
でも、明らかにどう見ても人間じゃない。
「そうよぉ。ママよぉ。どう? 素敵でょ? ママは変わったの。今のママは淫毒ヒトデなのよぉ」
紫色の舌がぺろりと唇を舐める。
黒い目が欲望にギラつき、股間のヒトデマンコは男を求めてひくひくと蠢いていた。
「インドク……ヒトデ?」
直幸はなんだか頭がくらくらしてくる。
ムワッとする甘い香りが直幸を包み込んでいるのだ。
慶子の胸や股間から垂れる淫毒が部屋に充満し、直幸から思考を奪っていく。
「そうよぉ。ママは淫毒ヒトデなの。さあ、いらっしゃい。ママにナオ君の味を味わわせてちょうだい」
誘うように広げた両手を前に出す慶子。
直幸は何がなんだかわからなくなり、フラフラと淫毒ヒトデに引き寄せられていく。
「オホホホホ……いい子ねぇ、ナオ君。おいしそうだわぁ」
近づいた直幸を抱き寄せ、その頬に舌を這わせる慶子。
直幸は頭がぼうっとしてしまい、なすがままにされていく。
「うふふ……」
片手で直幸の顎を持ち上げ、口付けをする慶子。
その口からとろとろと淫毒が流し込まれていく。
「んぐ……んぐ……」
流し込まれた淫毒をのどを鳴らして飲み込んでしまう直幸。
躰がかあっと熱くなり、なんだかおちんちんがムズムズしてしまう。
「あっ……あっ……」
思わず手で股間を抑えてしまう直幸。
未知の感覚が直幸の背筋を駆け抜けていく。
「オホホホホ……ちょっと早いけど、ナオ君のおチンポもこれで美味しいザーメンを出せるようになったのよ。さあ、ママにナオ君のザーメンをちょうだい」
「あ……あああ……」
慶子は直幸をそっと床に寝かせると、逆向きになってその上に乗り、直幸のズボンを下ろしていく。
すっかり大きくなってパンツの中で膨らんでいる直幸のチンポに、慶子の黒い目が輝きを増す。
「オホホホホ……いいわぁ……まだ若いけど美味しそう。いただきまーす」
パンツから直幸のチンポを取り出し、その口に含んでいく慶子。
唾液と舌を絡ませ、その肉棒をおいしそうにしゃぶっていく。
「あ……ああ……」
慶子の下にされ、初めてチンポをしゃぶられて衝撃を受ける直幸。
だが、流し込まれた淫毒が強い快感を感じさせていく。
「ああ……ああああああ……・」
あっさりと初めての精液を慶子の口の中に放出してしまう直幸。
そのまだ未成熟な味を慶子はたっぷりと堪能する。
「オホホホホ……気持ちいいでしょ? ママはこのザーメンが大好物なの。今度はこっちにちょうだい」
躰の向きを入れ替え、直幸に向き直って股間のヒトデマンコを開いて見せる慶子。
紫色の淫毒をとろとろと溢れさせ、物欲しそうにひくひくしている。
それを見た直幸は、またチンポがむくむくと大きくなってしまう。
自分でもどうしようもないのだ。
慶子は不気味な笑みを浮かべて直幸の上に覆いかぶさっていく。
そして包み込むようにして、直幸のチンポをヒトデマンコに取り込んでいくのだ。
「ああ……ん……いいわぁ……まだ熟してないけど美味しい……うふふふふ……」
「あ……あああ……」
ぬちゅぬちゅとヒトデマンコにチンポを凌辱されていく直幸。
淫毒による快感が直幸を闇に染めていく。
「オホホホホ……怖がることはないわ。ナオ君はこれからアタシのペットになるの。アタシのためにザーメンを出すザーメンペットになるの。たっぷり可愛がってあげるからね。オホホホホ……」
べろりと慶子の舌が直幸の頬を舐める。
直幸はただどうしようもなく、慶子のヒトデマンコに精液を流し込むのだった。
ぐったりと床に横たわる直幸を見下ろしている慶子。
その口元には笑みが浮かんでいる。
さっきの男のようにこの子を食いつくすつもりはない。
この子はかわいいザーメンペット。
これからも美味しいザーメンを出し続けてもらわなくては。
そのためにも、母乳のような淫毒を与え続け、この子のチンポを成長させ続けるのよ。
慶子はそう思う。
直幸はもう慶子にとっては美味しいザーメンを出すザーメンペットにすぎなかったのだ。
両手でお腹をさする慶子。
うまい具合に、そろそろ幼生ができてきたようだ。
あとはこれを植え付ければ……
「うふふふふ……」
慶子が小さく笑う。
さあ、行きましょう。
淫毒ヒトデを増やすのよ……
******
慶子は窓から外へ出る。
壁を這って別の部屋へと向かうのだ。
外はそろそろ夕暮れ。
誰かが上を見上げれば、壁に大きなヒトデが張り付いているのが見えるだろう。
だが、そんなことはもうどうでもいいし、それにここは裏通りに面している。
人影はない。
三階に降りたあたりで、窓から中を覗き込む慶子。
学校から帰ってきたと思われる高校生ぐらいの少女が、制服から私服に着替えている最中だ。
なんていいタイミング。
彼女ならちょうどいい。
ガラスの割れる音に振り向く少女。
その目が恐怖に見開かれる。
部屋の窓が割られ、そこからゆっくりと赤褐色の大きなヒトデが入ってきたのだ。
「ひぃっ!」
着替え途中の下着姿のまま逃げ出そうとする少女。
だが、慶子の手がその脚を捕まえてしまう。
「あっ!」
倒れ込んだ少女に、慶子はゆっくりと乗っていく。
「い、いやっ! いやぁぁぁっ!」
悲鳴を上げる少女。
だが、その姿はじょじょに淫毒ヒトデの下に隠れていく。
「オホホホホ……お前も淫毒ヒトデになるのよ」
慶子は器用に管足を使い、少女の躰を仰向けにする。
そしてその口をふさぐように自分の口を重ね合わせ、淫毒と化した唾液を流し込む。
「あ……」
すぐに少女の躰は火照り、声を上げることもできなくなる。
全身に快感が走り、股間がうずいてくる。
「ホホホホ……さあ、お前にも淫毒ヒトデの幼生をあげるわ。たっぷり受け取りなさい」
「あ……あああ……」
少女のショーツがはぎとられ、まだ誰も受け入れたことのない股間があらわになる。
そこにこすりつけるように慶子のヒトデマンコが押し付けられ、幼生が潜り込んでいくのだ。
それと同時に言葉にできないほどの圧倒的な快感が少女を包み込んでいく。
「はあ……ん……はあん……」
快楽に押し流されて甘い吐息を漏らす少女。
初めての感触に何も考えられなくなる。
「オホホホホ……気持ちいいでしょう? お前の中で幼生が成長し融合していくの。気持ちよさの中でお前は淫毒ヒトデになるのよ」
「はあん……はあ……ん……」
身もだえしながら幼生を取り込んでしまう少女。
その様子に慶子は満足の笑みを浮かべていた。
やがてぐったりとなった少女から慶子は離れる。
少女の躰は慶子の出した淫毒に塗れていた。
「うふふふ……あとでたっぷりとオナニーしなさい。そうすれば……うふふふふ……」
慶子はそう言うと、また窓から外へと這い出していく。
次の相手を探しに行くのだ。
「はあぁん……ああん……」
次は二階の主婦が甘い声を上げる。
そろそろ晩ご飯の支度にとりかかろうとしていたところを、慶子に襲われたのだ。
甘い淫毒を流し込まれ、自ら股間をこすりつけていく彼女。
そこに慶子から幼生を送り込まれ、体内に潜り込まれていく。
「ああぁぁぁぁぁん」
頭の中が真っ白になるぐらいの絶頂とともに、彼女もまた幼生を受け入れるのだった。
******
「うふふふふ……」
日も暮れて自室へと戻ってくる慶子。
床にはまだ下半身をむき出しにした直幸が眠ったままだ。
かわいそうに、これでは風邪を引いてしまう。
慶子はそっと包み込むように直幸の上に覆いかぶさる。
そしてゆっくりと抱え上げ、子供部屋のベッドに寝かせてやる。
これでいい。
この子はかわいいザーメンペット。
明日になればまた美味しいザーメンを出してくれるはず。
そのザーメンを使えば……
オホホホホ……
今日は二人に幼生を植え付けた。
早ければ今晩にも二人は淫毒ヒトデになるだろう。
そうすれば……
ああん……
またお腹が空いてきちゃったわ……
やがて、仕事を終えた幸介が自宅に戻ってくる。
今日も一日頑張り、くたくただ。
月曜日は特に疲れるような気がする。
早くお風呂に入って晩酌を楽しみたいものだ。
「ただいまぁ」
玄関のドアを開けて入ると、部屋の中は真っ暗だ。
明かりが点いていないうえに、なんだか甘い香りがする。
嗅いでいるとなんだかくらくらして、エッチな気分になってくるような感じだ。
これはいったい?
疑問に思いながらリビングに入る幸介。
真っ暗だが、ここにも甘い香りが濃く充満している。
香りに包まれていると、だんだん頭がぼうっとしてくる
部屋の中央には何か人影のようなものが立っているようだが、なんだかよくわからない。
幸介は手探りで、部屋の入口にあるスイッチを探し、明かりを点ける。
これは何だろう……
リビングには赤褐色をした巨大なヒトデが立っていた。
星形に手足を広げ、細い管足がうねうねと蠢いている。
胸のところには形良い乳房が二つあり、乳首からは甘い香りのする紫色の液が垂れている。
股間のところにはパクパクと口を開くヒトデマンコが、こちらも淫毒を垂らしていた。
「お帰りなさい、あなた」
ヒトデの化け物の言葉を幸介はぼうっとした頭で聞いていた。
妻の慶子の声のような気もするが、どうにも考えがまとまらない
部屋の明かりを点けたあたりから、頭がぼうっとしてどうしようもないのだ。
それと同時に、股間がビンビンにたぎってくる。
今すぐにでもチンポを扱いて出したいくらいだ。
「オホホホホ……アタシの淫毒が効いてきたみたいね。もう出したくてたまらないでしょ?」
「あ、ああ……はい」
ヒトデの化け物の言うとおりだ。
幸介はもう早く出したくてたまらなくなっていた。
「オホホホホ……さあ、いらっしゃい」
慶子が夫を呼び寄せる。
カバンを放り出し、フラフラと淫毒ヒトデに近づいていく幸介。
もはや妻のその姿に疑問を持つこともできないのだ。
そばにやってきた夫に笑みを浮かべ、慶子はその場にかがみこむ。
ヒトデとなったその手で幸介のズボンを下ろし、パンツも脱がせて屹立したチンポをあらわにする。
「はあ……ん」
うっとりとそれを見つめる慶子。
淫毒ヒトデにはたまらないごちそうなのだ。
「はむっ」
慶子は幸介のチンポを咥え、舌を絡めて味わっていく。
「ああ……」
幸介の躰を快感が走り、思わず声が出てしまう。
「んぷっ……さあ、たっぷり出しなさい。お前のザーメンを味わわせて」
そう言って再びチンポを咥える慶子。
はちきれんばかりに固くなった幸介のチンポは、慶子の舌の刺激にすぐに白濁液を出していく。
「んぐっ……んん……」
心ゆくまで美味しいザーメンを味わう慶子。
やはりある程度熟成したザーメンの方が味わい深い。
子供のザーメンはフレッシュすぎるのだ。
もちろんどっちも捨てがたい。
「さあ、次はこっちに」
立ち上がって指先でヒトデマンコを広げてみせる慶子。
「ハア……ハア……」
淫毒に犯された幸介は、再びチンポを固くしていく。
出し尽くすまで出させられる淫毒なのだ。
慶子は幸介を床に横たえ、やはり覆いかぶさるように上に乗る。
そして再び固くなったチンポにヒトデマンコで吸い付くのだ。
「うっ……」
「オホホホホ……アタシのヒトデマンコはいかが? とっても気持ちいいでしょ? さあ、いっぱい出しなさい」
獲物を捕食するかのようにチンポに絡みついて扱いていく淫毒ヒトデのヒトデマンコ。
にゅぷにゅぷと音を立てて蠢く慶子のヒトデマンコに、幸介はただなすすべなく搾り取られていく。
「ああ……あああ……」
やがて何度目かのザーメンを放出し、幸介はがっくりと息絶えた。
「あん……もう死んじゃったの? だらしない男ねぇ。でもちょっともったいなかったかしら。ザーメンペットにしてあげてもよかったのに。まあいいわ」
がっかりしたようにつぶやく慶子。
そのまま幸介の躰を包み込みながら溶かしていく。
あとは溶けた躰を吸い尽くすだけ。
「うふふふ……美味しい。男を食べるのは美味しいわぁ」
静かになった部屋に、慶子の声だけがかすかに響いた。
******
「ん……」
ベッドの中で目を覚ます直幸。
部屋の中は真っ暗だ。
どうやらいつの間にか眠ってしまったらしい。
「よいしょ」
直幸は起き上がってベッドから出る。
なんだかお腹が減ってしまった。
そういえば晩御飯食べたっけ?
食べないで寝ちゃったのかな?
パジャマにも着替えてないし。
変だなぁ……
気が付くと下半身がむき出しになっている。
慌てて部屋の明かりを点け、タンスからパンツを取り出して穿いていく直幸。
どうしてパンツを脱いだのかさっぱりわからない。
いったいどうしたんだろう。
とにかくお腹が空いた。
ママはまだ起きているだろうか?
何か食べるものはあるだろうか?
そんなことを考えながら部屋を出る直幸。
廊下に出ると、リビングの方から声が聞こえてくる。
なんだろう?
パパとママがまだ起きているのかな?
リビングに近づくと、甘い香りが漂ってくる。
その香りを嗅ぐと、なんだか頭がぼうっとしてくる。
ボクは何をしていたんだっけ?
どうしてボクは起きてきたんだっけ?
よくわからなくなりつつも、躰はフラフラとリビングへと向かっていく。
それと同時に、痛いくらいにおちんちんが大きくなって、何かが出てきそうになってくる。
「ハア……ハア……」
直幸はなにがなんだかわからないうちに、リビングの前へと来てしまっていた。
「ああ……ん……ケイコ様ぁ……」
「ハアァン……ケイコ様ぁ……」
リビングでは、赤褐色をした三体の淫毒ヒトデたちが躰を絡み合わせていた。
慶子の手で淫毒ヒトデの幼生を植え付けられ、淫毒ヒトデの成体へと変化してしまった女たちだ。
彼女たちは壁を這い上り、慶子の部屋へと集まってきていたのだ。
「オホホホホ……二人ともすっかり淫毒ヒトデになったわね。もう男は食べたんでしょ?」
その躰を彼女たちと絡ませながら、慶子は二人の耳元でささやいていく。
「はい……ケイコ様。アタシは帰ってきた夫をぺろりと」
「ああん……アタシはパパを食べちゃいました。うふふふふ……」
三体の淫毒ヒトデは、その柔らかい躰を絡め合わせてお互いのヒトデマンコや淫毒を垂らしている乳房を愛撫しあっている。
「オホホホホ……それでいいのよ。それが淫毒ヒトデの楽しみであり、栄養源なの。わかるでしょ?」
「はい、ケイコ様ぁ」
「アタシたちは淫毒ヒトデですわぁ、ケイコ様ぁ」
三体のヒトデたちが淫毒をまき散らしながら絡み合っている。
その光景を、直幸はただ股間を固くして見ているだけだった。
「オホホホホ……ナオ君ったら、そんなところで覗き見かしら?」
慶子は入り口から顔をのぞかせている息子に気が付く。
どうやら起きてきたらしい。
昼間にたっぷり搾り取ってしまったので、回復に時間がかかったのだろう。
おそらくザーメンも溜まってきたころだ。
「ケイコ様、あの子は?」
「ケイコ様のお子様ですか?」
二体の淫毒ヒトデも直幸に気が付く。
二人はすでに慶子の支配下であり、慶子を女王のように思っているのだ。
「オホホホホ……ええそうよ。あの子にはアタシの淫毒をたっぷりと流し込んで、ザーメンペットにしてやったの。そろそろザーメンが溜まったころよ」
慶子はぺろりと舌なめずりをする。
長い紫色に染まった舌だ。
その唾液も男を狂わせる淫毒である。
「ああん……素敵ですわぁケイコ様」
「アタシもザーメンペットを一人くらい作ろうかしら」
二体の淫毒ヒトデはうらやましそうに慶子の躰に絡みつく。
「オホホホホ……そうしてもいいわよ。でも、気を付けないと吸い尽くしちゃうからね」
「はい、ケイコ様。うふふふふ……」
「うふふふふ……」
欲望の目で直幸を見つめる淫毒ヒトデたち。
「さあ、ナオ君、いらっしゃい。ママがまたたっぷりとザーメンを吸い取ってあげる。オホホホホ……」
慶子の呼ぶ声に、直幸はフラフラとリビングへと入っていく。
その股間はもうはちきれんばかりに勃起している。
あとは淫毒ヒトデにその身を任せるだけ。
また目くるめく快楽の世界が少年を待っているのだった。
永遠に……
END
いかがでしたでしょうか?
「魔界の絶叫」様に少しでも恩返しとなるような作品となっておりましたらうれしいです。
今日はこんなところで。
それではまた。
- 2021/06/09(水) 21:00:00|
- 異形・魔物化系SS
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