昨年も似たようなこと書いていましたが、今日でNHK大河ドラマ「山内一豊」が終わりましたねー。
一年間お疲れ様というところでしょうか。
まあ、さすがに上川隆也を六人揃えられなかったので、土佐入国以降、どこへ行くにも地元民の襲撃を恐れて影武者を五人連れて出歩いたというエピソードは描かれなかったようですが。(笑)
来年は「風林火山」ですね。
井上靖先生の作品が大河ドラマになるのは初めてだそうですが、武田家軍師山本勘助が主人公ということで、個人的には楽しみです。
武田家好きなんですよー。
で、この山本勘助。
最近まで実在を疑われた人物ということで、創作上の人物かと思われていたんですね。
そのためかつてエポック社から出ていたシミュレーションウォーゲーム「戦国大名」と言う傑作ゲームがあるのですが(のちサンセットゲームズより第二版発売)、このゲームでは山本勘助がサイコロの目により登場しないという事態が起こります。
このゲーム発売時点ではすでに勘助の実在は証明されていたのですが、まだまだ一般的に知られていなかったようですね。
武田家といえば、上杉家との信濃を巡る戦いが有名ですが、このゲームでは勘助の存在が結構重要になります。
と言うのも、上杉謙信の戦闘力が5なのに対し、武田信玄の戦闘力は4。
このゲームではその差がサイコロの修正になるので、この一の差は大きいのです。
このゲームの軍師の役割は、その戦闘力に修正ができるということなんですね。
つまり山本勘助がいると、武田信玄の戦闘力に+1、合計5となって上杉謙信と差がなくなるのです。
このように山本勘助がいるといないとでは武田家の戦闘力が大きく違い、是が非でも勘助は必要なのです。
しかし、先ほども言ったとおり、このゲームでは勘助チェックが必要で、二分の一の確率で勘助は出てきません。
たった一人の武将の存在がこれほど大きいゲームですが、面白いゲームです。
大学時代はずいぶんやったものでした。
懐かしいです。
来年の大河ドラマに思いを馳せつつ今日はこれにて。
それではまた。
- 2006/12/10(日) 21:53:35|
- ウォーゲーム
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軍師と云うのは面白い存在ですね。
乱世に在ってはすごく頼りになる奴なのに、平時には疎まれるのだから。
- 2006/12/11(月) 00:17:39 |
- URL |
- mas #d58XZKa6
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>>mas様
軍師は平時にもいろいろ仕事があるんですよー。
もっとも、それは軍師と言われないことがほとんどですけどね。
日にちや星の運行で吉凶を占ったり、政務の助言を与えたり・・・
これって軍師とは言われませんなぁ。
- 2006/12/11(月) 21:42:08 |
- URL |
- 舞方雅人 #-
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